ユーゲント・シュティール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 02:26 UTC 版)
その他
- 1897年から1914年までドイツの租借地だった青島には、ドイツ総督官邸(現青島迎賓館、1907年竣工)などの典型的なユーゲント・シュティール様式の建築が残っている。
- 日本でもドイツ出身の建築家ゲオルグ・デ・ラランデ(Georg de Lalande, 1872年-1914年)などがユーゲント・シュティール風の作品を造った。関東大震災で倒壊したり、その後、取壊されたものが多く、日本国内では、1904年に建てられた神戸市風見鶏の館(日本の重要文化財に指定)が残っている。ゲオルグ・デ・ラランデの横浜時代の事務所にいた、ヤン・レッツェル(Jan Letzel, 1880年-1925年)も、ユーゲント・シュティール色の濃い建築を造っていた。
ギャラリー
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ミュンヘン分離派展覧会ポスター
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ユーゲント・シュティールのタイポグラフィによる醸造所の看板
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1900年頃のローゼンタールの壺
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ウィーン分離派会館のオブジェ
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ウィーン分離派会館側面
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コトブス国立劇場
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ウィーン・ボグナー通りの「白衣の天使」薬局
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ダルムシュタット芸術家村の結婚記念塔
「ユーゲント・シュティール」を代表するポスター画家、イラストレーターの作品
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雑誌 Panの表紙絵
(画)ヨーゼフ・ザットラー (1895) -
Jugendのイラスト
(画)ベルンハルト・パンコック (1896) -
Jugendの表紙絵
(画)オットー・エックマン (1896) -
Jugendの表紙絵
(画)オットー・エックマン (1896) -
Jugendの表紙絵
(画)ヨーゼフ・ルドルフ・ヴィツェル (1896) -
ポスター
(画)ヨーゼフ・ルドルフ・ヴィツェル (1896) -
Jugendのイラスト
(画) ハンス・クリスティアンゼン (1898) -
「ジンプリチシムス」の表紙絵
(画) トーマス・ハイネ (1905)
主な日本語文献
- 『ドイツの世紀末』全5巻、国書刊行会、1986-87年。池内紀・平井正ほか編
- ハンス・ホーフシュテッター『ユーゲントシュティール絵画史』種村季弘・池田香代子訳、河出書房新社、1990年
- 『ウィーン世紀末の文化』東洋出版、新版1993年。木村直司編
- ヘルマン・バール『世紀末ウィーン文化評論集』西村雅樹編訳、岩波文庫、2019年
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