メタルギアシリーズの装備一覧 マシンガン・ライトマシンガン

メタルギアシリーズの装備一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 03:54 UTC 版)

メタルギアシリーズの装備一覧は、コナミデジタルエンタテインメント(KDE。旧・コナミ)のステルスゲームメタルギアシリーズに登場する装備品を詳細に解説する。

なお、名称の後のカッコ内表記は作品名の略称である。登場しただけでプレイヤーが使用できないものは掲載しない。また、通常版と完全版・リメイク版で仕様に変更がない場合には特記しない。

各名称の後には、わかりやすく下記のように記載する。その他については、単にそれぞれ作品名の後に略称する。

  • MGS2TK - MGS2タンカー編のみの登場
  • MGS2PL - MGS2プラント編のみの登場
  • MGS2SUB - MGS2サブスタンスのみの登場
  • MGS3SUB - MGS3サブシスタンスのみの登場

近接武器

CQCナイフ(MGS3)
ネイキッド・スネークザ・ボスが左胸に装備している小型のナイフ。名称通りCQCに使用するナイフで、拘束した状態で敵に突きつけ尋問したり、喉を掻き切って殺害したりすることができる。単体で使用することは不可能だが、スネークが使用する武器の一部で「CQC可能」と設定されているものを装備した状態でCQCを行う場合に使用する。
スネークはこのナイフを持っていないとCQCが使えない。『MGS3』でグロズニィグラードの収容所を脱出した直後はCQCナイフを含めた全ての武器・装備品を取り上げられているので、CQCは使用不可である。
サバイバルナイフ(MGS3、MPO 、MGSV: GZ、MGSV: TPP)
ネイキッド・スネークが右足首に装備している、戦闘用の大型ナイフ。刀身が中空になっており、峰がノコギリ状になっている。武器ボタンを軽く押すと「斬り」、強く押し込むと「突き」が可能。連打することでコンボを繰り出すこともできる。このナイフでCQCを行う事も可能。
最も基本的な武器であるとともに食料の調達、銃弾摘出など外科治療にも使用できるなど、戦場では必要不可欠な装備品である。また、突きを受けた相手は即死判定といってよいほどの大ダメージを受ける。
『MGSV: GZ』、『MGSV: TPP』では後ろ腰に挿しており、柄の形状も以前のものとは異なるが、大きさや刀身の峰に鋸があるなどの特徴からここに記述する。『MGSV: GZ』ではCQCナイフ同様、CQC拘束時の尋問および殺害にのみ使用可能で武器としての装備はできないが、殺害を行えば武器を使用したとみなされ、「最短ミッションクリア時間(武器未使用)」のトライアルはキャンセルされる。
フォーク(MGS3)
ごく普通の食事用フォーク。グロズニィグラードの収容所で入手できる。サバイバルナイフの代用品として使用できるが、本来、武器ではないため、サバイバルナイフに比べると威力は低い。また、フォークを持っていてもCQCができるが、収容所脱出時はCQCナイフを取り上げられている為CQCができない。
フォーク独自の機能として、動植物をキャプチャーすると瞬時にその場で食べることができる。そのため、有毒な動植物をフォークでキャプチャーしてしまうとそのまま被毒する。
松明(MGS3)
シラカバ材に松やにを染み込ませたもの。洞窟内で入手できる。本来の用途は照明器具だが、武器としても使用できる。CQCボタンを押すと殴りつけ、連打すると振り回す。
振り回すことでコウモリを追い払ったりすることもできる。また、武器ボタンを押すことで着火・非着火を切り替えることができる。
燃えている部分を敵兵の体に当て続けると服に燃え移り、倒すことができる。着火状態で仮死薬を使って死んだフリをし、死んだフリのスネークを敵兵にチェックさせることで、火がちょうど敵兵の体に当たり続けるのでそのまま燃やすという芸当が可能。
ただし、シギントが「松明の明かりは遠くからでも目立つ」と言っている通り、着火状態だと非常に目立ってしまい、カムフラージュ率が大きく下がる。
タバコ型麻酔ガス銃(MGS3)
KGB諜報活動用に開発した、タバコに偽装した麻酔ガス銃。
□ボタンを押すと口にくわえて構え、放すと麻酔ガスを噴霧する。5本入りのシガレットケースに入っており、一回使い捨てのため、リロードも5本ごとになる。
変装する必要がある場面で敵に怪しまれずに携行できる数少ない武器の1つで科学者・メンテンスクルーの服とライコフの制服を着ている時でも使う事ができる(通常時も使用は可能)。
銃弾では無くガスを噴霧するので、射距離は短く至近距離でしか使用できないという欠点があるが、ガスを吸引した敵を即座に眠らせることができる。
所持した状態でヴォルギンの尋問を受け収容所に入れられると、看守に食料をいくつか渡した際に、看守がスネークの装備から通常のタバコと誤認し、内緒でくすねたものを返してもらうことができる。
麻酔ハンカチ(MGS3)
普通のハンカチに麻酔薬を染み込ませたもの。装備した状態でCQCを使用し敵を拘束すると眠らせることができる。これもタバコ型麻酔ガス銃と同じく、変装時に怪しまれない武器。麻酔薬の入った瓶とセットで、瓶にはクロロホルムと書かれている。
また、武器ボタンを押すとハンカチを振り、効果範囲は狭いが麻酔薬を散布することが可能。だが、1箇所で連続使用すると散布された麻酔薬により、スネーク自身が眠ってしまう。使用するたびに麻酔薬が減っていく。
また、スパーッツァという麻酔効果をもつキノコから得られる麻酔薬を使っており、スパーッツァをキャプチャーすると麻酔薬も同時に入手することが可能。
研究所など敵の施設に変装して潜入する場合は、使用する武器も偽装する必要があるため、麻酔ハンカチやタバコ型麻酔ガス銃が役に立つ。
スペツナズナイフ(MPO)
ソビエト連邦の特殊任務部隊(スペツナズ)が使用していたといわれるナイフ。内蔵されたスプリングの力で刀身を射出することができる特殊武器。
装備して構えボタンを押した状態で武器ボタンを押すと射出、構えボタンを押さずに武器ボタンを押すと「斬り」、「突き」ができる。威力はサバイバルナイフと変わらない。
残弾が0の状態だと刀身がない、つまり柄だけなので攻撃が一切できなくなるので少なくとも1発は残しておかないと装備枠を喰うだけになる。
(MPO、MGSPW、MGSV: TPP)
防弾効果のある盾。装備すると正面からの攻撃を防げるようになる。弾数の代わりに耐久力のゲージがあり、これが0になると壊れてしまう。装備している間はホフクができなくなるが、□ボタンを押せば盾で相手を吹き飛ばすことができる。なお、『MGS2』『MGS3』『MPO』においても敵兵士は盾を装備(『MGS2』のものは強化プラスチック製)している。『MGSPW』ではハンドガンなどの片手武器を構えると自分の前方に盾を構え、ミサイルマシンガンなど両手武器を構えると盾を背負い後方からの攻撃を防ぐことが可能。また、通常の盾の他に5種類の色つき盾の計6種類が存在し、色つきの方が若干耐久性が高く、黒が一番高い。
『MGSV: TPP』では耐久力が撤廃されたが、相手を吹き飛ばすことはできなくなった。また、ランクによって変わるが、スナイパーライフルの弾や戦車砲が直撃すると落とす。盾は数種類存在するが、どれも能力値は同等となっている。FOBでは警備設定が近距離に設定されている場合、サブマシンガンと一緒に警備兵が装備する。
スタンナイフ(MGS4)
ソリッド・スネークが腰のホルスターに装備している。刀身に電流を発生させる事のできるナイフ。スネークはCQCナイフとしても使っている。L1で構えてR1で通常攻撃(刃で斬りつける殺傷攻撃。R1長押しで突き)、R2でスタン攻撃する(電流を発生させて峰を押しつける。殺傷能力はなく、敵を気絶させる)ことができる。スタンで攻撃したあとは、数秒の充電時間が必要。
スタンロッド(MGSPW)
先端に電流を発生させられるロッド。スネークはCQCナイフの代わりに敵を脅す手段としても使っている。構えて攻撃ボタンでスタン攻撃をすることができ、敵を気絶させる。CQCよりも敵が気絶している時間が長く、気絶している敵に使うと時間を延長できる。スタンで攻撃したあとは、一定の充電時間が必要。開発による強化はできないが、使い込むことで武器レベルを上げることができ、威力が上昇。それによって得られる称号や勲章もある。レベル3まで上げるとCQCよりも有用性が高くなる。地形によっては水や鉄を利用して間接的に感電させることもできるが、威力が低い。
高周波ブレード(HF.BLADE)(MGS2PL、MGR)
刀身を超高周波の交流電流により金属結合を強化しつつ、共振により対象物を構成する原子同士の結合力を弱める事で、振動切断力を強化した、日本刀、その中でも忍刀を模した武器。『MGS』でサイボーグ忍者が使用していた"カタナ"もこれである[注 1]。『MGS2』では、プラント編において忍者に変装したオルガ・ゴルルコビッチおよび雷電が装備し、ソリダス・スネークも二刀流(「民主刀」と「共和刀」。こちらは忍刀とは異なり刀身が反っている)で使用している。右スティックを倒すことで上下左右への「斬り」、回転させることで「回転斬り」、押し込むことで「突き」が可能。また、L1ボタンを押している間は「防御」になり、敵の銃弾を弾くことができる。正面からの攻撃のみに有効。さらに、武器ボタンを押すごとに刀身の向きを変えることができ、峰打ちで敵を傷つけることなく気絶させることもできる。ただし、「突き」だけは刀身の向きは関係なく殺してしまう。
『MGS4』でサイボーグ忍者として登場した雷電も同様のものを使用するが、見た目は日本刀ではなく長いマチェットナイフのようになっている。『MGR』でも同じ物を使用していたが、ジェットストリーム・サムに敗北後、雷電が特殊作戦用の新型義体に換装した際は、以前の物よりも日本刀に近い鐔無しの湾刀形状となった新型を初期装備として使用。ドクトルによって、斬ったサイボーグの燃料電池の電解質を吸収する機能が追加されており、電力消費しながら、高速で振り抜く事で更に切れ味が増す斬撃モードも備わっている。
スタンブレード(MGR)
データストレージを20個全て集める事で、20000BPを用いてメインウェポンとして購入可能。200万ボルトもの高電圧により、一定確率でサイボーグのBMIや無人機の光ニューロAIに一時的な機能停止(スタン状態)を生じさせ、チャンスアタックを出す事が出来る武器。刃物でもあるため、通常の殺傷力も有している。
アーマーブレイカー(MGR)
ID(サイボーグの左腕)を30個全て集める事で、20000BPを用いてメインウェポンとして購入可能。兜割型武器で、通常の殺傷力だけで無く、大型無人機等の分厚い装甲に効果的な衝撃を与え、一定確率で装甲を破壊し、切断可能状態にする武器。
高周波木刀(MGR)
Men In Boxes(ダンボール箱に隠れたサイボーグ)を5人全員見つける事で、5000BPを用いてメインウェポンとして購入可能。最も高周波と相性の良いホンジュラスマホガニーを使用した木刀。非殺傷装備で、金属製で無い故に切断力こそ無いが、高周波を流す事で、折れる事の無い理想的な鈍器に仕上がっており、サイボーグも殺さず、無力化する事が可能となっている。
高周波マチェーテ(MGR)
データストレージを10個集める事で、5000BPを用いてメインウェポンとして購入可能。マチェーテ型の高周波ブレードで、通常の高周波ブレードと比較すると、ややリーチは短いが、攻撃に関しては速く振る事が出来る。
高周波ムラサマブレード(MGR)
ジェットストリーム・サム(サムエル・ホドリゲス)の愛刀である高周波ブレード。本編では終盤でのスティーブン戦で使用するが、本編クリア後、10000BPを用いて購入も可能。新陰流の裏太刀を元に発展したブラジリアン剣術、ホドリゲス新陰流の宗家であるサムの家に代々受け継がれてきた名刀を彼が高周波ブレードとして改造した物である。玉鋼特有の原子配列が高周波に共鳴する事で刀身が赤く輝いており、元の金属の特性をそのまま強化する高周波の性質から、雷電が使用する高周波ブレードを遥かに凌駕する切断力を持つ。鞘はライフルのような形状で鯉口下部にはトリガー、その後方にはマガジンが備わっており、トリガーを引く事で火薬の爆発力によって、刀本体を高速で打ち出す抜刀が可能な機構を備えている。斬撃モード中の電池消費速度は速いが、リーチが長く、攻撃力も高い。
サムの死後は、IDによるロック機構から使う事は叶わず「形見にしたい」という思いからブレードウルフが預かっていたが、終盤でのスティーヴン・アームストロングとの最終決戦で高周波ブレードを折られ、窮地に陥った雷電に対し、ブレード自体に録音されていたタイムリミットが掛けられたIDロックの事を教え、後の事を自分に託したサムのメッセージを聞いたウルフはミームの継承を望んでおり、自分が従うべき規範は雷電のそれと一致すると考えて手渡し、彼の手で使われた。
高周波野太刀(MGR)
VRを20個全てランク1stにする事で、20000BPを用いてメインウェポンとして購入可能。野太刀型の高周波ブレードで、攻撃の振る速度は遅いが、通常の高周波ブレードよりも長大な分、リーチが長く、攻撃力も高い。
木刀 蛇魂(MGR)
DLC購入特典として、10000BPで購入可能。ソリッド・スネーク(『MGR』では、故人故に登場しない)の言葉を後生に伝えていくべく、最新のスピリチュアルテクノロジーに基づいて、製作された木刀。基本的な能力は高周波木刀同様、非殺傷装備だが、戦闘の際はその場に合わせて一定確率でソリッド・スネークの台詞が流れる。音声は大塚明夫
ポールアームエトランゼ)(MGR)
ミストラルの使用武器。R-01をクリアする事で10000BPを用いてユニークウェポンとして購入も可能。仔月光のアームをポール状に繋ぎ合わせたポールアーム。両端の手にナイフを持たせる事で双刃の薙刀のように使える他、腕の力を抜く事で、鞭のようにしならせての攻撃も可能。プレイヤーが使用する際は、強攻撃がエトランゼによる物に変化し、攻撃範囲が広いのが特徴である。
戦術(ディストピア)(MGR)
モンスーンの使用武器。R-03をクリアする事で、10000BPを用いてユニークウェポンとして購入も可能。磁力で操る釵型武器で、フレミングの左手の法則に基づき、モンスーンの義体より発せられる磁界と、釵本体から流れる電流によってローレンツ力を発生させ、先端を伸長させる事で自在に操る事が可能である。プレイヤーが使用する際は、強攻撃がディストピアによる物に変化し、一定時間で先端が紫色になる事で、その状態で敵に攻撃を当てると、一時的に動きを止める事が出来る。
人斬り鋏(ブラッドラスト)(MGR)
サンダウナーの使用武器。R-04をクリアする事で、10000BPを用いてユニークウェポンとして購入も可能。二振一対のマチェーテ型武器で、組み合わせる事で巨大な鋏型武器としても使用出来る。プレイヤーが使用する際は、強攻撃がブラッドラストによる物に変化し、振る速度は遅いが、溜め攻撃時には防御力が向上するスーパーアーマー状態になる他、その状態で攻撃すると敵を装甲毎破壊する等、攻撃力が非常に高い。
バイオニックアーム(MGSV: TPP)
ヴェノム・スネークの左腕に着用している筋電義手。血に塗れたような赤色が特徴。『MGSPW』では似たような義手をザドルノフが装着していた。ミッションを進めて開発者を回収すると改造ができるようになる。改造された義手はそれぞれ性能やカラーリングが異なる。また、開発によってアクティブソナーを搭載できるようになり、その他にも移動速度の向上やダメージ軽減などができるようになる。
種類は敵を電撃によって気絶させることができる「スタンアーム」、腕につけたアームを発射して操縦できるミサイルのようになる「ロケットアーム」、アームが爆発するようになるロケットアームの進化版「ブラストアーム」、照準を合わせて人間を引き寄せる兵器を放つことができる「ハンドオブジェフティ」がある。また、条件を満たすと金や銀色のバイオニックアームを手に入れることが可能。

ハンドガン

ベレッタ M92F(MG、MG2)
1985年アメリカ軍で制式採用された、イタリアベレッタ社製の9mm口径ハンドガン
武器ボタンを押すと1発発射される。サプレッサーの装着が可能。『MG2』での表記は前作同様「ハンドガン」。
M9(MGSTTS、MGS2)
M9は、92FSのアメリカ軍制式採用名である。本来は9mmパラベラム弾を使用するアメリカ軍の制式拳銃だが、ゲームに登場するのは麻酔弾発射用に改造されている。装弾数は15発。□ボタンを押すと構え、放すと発砲。サプレッサーとレーザーサイトを標準装備している。発砲時の作動音を抑えるためにスライドロック機構が取り付けられているので、1発撃つごとに手動でスライドを引いて送弾しなければならず、連射はできない。
『MGS2』タンカー編でオタコンがスネークのために用意したものでタンカー編の初期装備。
プラント編でも雷電が同型品を拾う。プリスキン(スネーク)いわく「タンカー事件でスネークが使ったものを、彼のファンが真似て作ったもの」であるらしいが、その後プリスキン(スネーク)は全て実弾の武器を使い、M9を使う場面は全く無い為、同一品である可能性もある。
SOCOMピストル・Mk23(MGS、MGS2PL、MGS4、MPO+)
USPの発展型で、SOCOM(アメリカ特殊作戦軍)が採用するドイツH&K社製大型ハンドガン。.45口径で、装弾数は12発。日本では「SOCOMピストル」と呼ばれているがこれは日本国内のみであり、アメリカでは制式採用名の「Mk23」で呼ばないと通じない。
『MGS』では、スネークがPhaseIIテスト段階のモデルを使用し、□ボタンを押すと構え、放すと発砲。専用のLAM(レーザー・エイミング・モジュール)が標準装備されている。また、構えると自動的に敵に狙いを定める「ロックオン機能」がある。サプレッサーを入手して装着すれば銃声で敵に気付かれる事は無い。
作中で使用しているのはスネークのみだが、サイボーグ忍者と決闘する部屋へ向かう廊下で忍者に斬殺された敵兵の一人が本銃を握りしめたまま絶命している。
『MGS2』では、プラント編で雷電がプリスキン(スネーク)から渡されたものを使用する。
USP(MGS2TK)
『MGS2』タンカー編でスネークが使用するH&K社製ハンドガン。作中に登場するのは9mm口径仕様。元はオルガ・ゴルルコビッチが使用していたものをスネークが奪い、そのまま使用した。
装弾数は15発。使い方はSOCOMピストル(Mk23)と同様。フラッシュライトが装着されており、暗い場所で構えると自動的にライトが点灯する(暗闇でも先が見通せるようになるが、敵にも見つかり易くなる)。フラッシュライトとは別にレーザーサイトも装着されているため、この銃でもロックオン機能が使える。サプレッサーの装着が可能。
M1911A1(オリジナル)(MGS3、MGSPW、MPO)
1911年アメリカ陸軍に制式採用されてから約70年間その座を守り、幾度もの改良がなされた、アメリカのコルト社製の傑作ハンドガン。『MGS3』スネークイーター作戦でスネークが使用する。
ゲーム中では、スネークイーター作戦開始当初の初期装備にあるもの(標準的な第二次世界大戦モデル)と、作戦序盤でEVAから受け取った、様々な改修を施したカスタムモデル(後述)が登場する。初期装備の方は、作戦開始直後に遭遇したザ・ボスに分解されて紛失したため、後述のカスタムモデルを主に使用する事になる。
装弾数は7発。基本的な使い方は他のハンドガンと同様であるが、よりリアルな操作感を追求した結果か総合的な使い勝手は悪くなっている。まず、レーザーサイトが無いので狙いが付け辛くなっている。この武器を使用中に接敵しないためロックオン機能の有無はわからない。
『MGSPW』では開発を進めるとサプレッサーが装着され、設計図を入手すれば、カスタムモデルも開発が可能になる。
その他、サプレッサーに関する仕様変更もある(オプションパーツの項を参照)。
M1911A1(カスタム)・1911 CUSTOM(スネークマッチ SNAKE MATCH)(MGS3、MGS4、MGSPW)
『MGS3』スネークイーター作戦において、スネークがEVAから受け取ったカスタムモデルの1911。ソ連の西側兵器保管庫から持ち出された物で、元は西側の将校の物だったと推測されている。サプレッサーが装着可能。
主なカスタム内容は、
  • 給弾不良を起こしにくい鏡面仕上げのフィーディングランプ。
  • 精度を上げるべく溶接や切削を繰り返すことでフレームとの噛み合わせをタイトにし、フロントコッキングセレーションを設けた強化スライド。
  • チェッカリングを施し、ハイグリップ用に付け根を深く削り込んだトリガーガード。
  • マガジンを挿入し易くするために、標準よりも広く拡張されたマガジン導入部。
  • 誤動作によるマガジン落下を起こしにくい様、低く切り落とされたマガジンキャッチボタン。
  • 滑りにくく、且つ握り込める様、ステッピングが施されたフラットタイプメインスプリングハウジング等を備えたグリップ。
  • 大型フロントサイトを持つ、視認性の高いオリジナルの3ドットタイプのサイトシステム。
  • コッキングの操作性を上げ、ハンマーダウンの速度も確保されたリングハンマー。
  • 上述のハンマーに合わせて形状を加工し、プロ仕様を前提にセーフティ機能をキャンセルしたグリップセーフティ。
  • 指を掛けやすくすることで確実な操作が可能なロングサムセーフティ、ロングスライドストップ、約3.5ポンドと標準よりかなり軽いトリガープルを持つ滑り止めグルーブ付きのロングタイプトリガー。
など。
もはや別物と言って良いほどの改修が加えられており、詳細はデモムービーやシギントとの無線でスネーク自身も熱く語っている。スライドに打たれたナンバーは"NM7267719"。コナミ側2人・シェリフ側2人のスタッフの間ではスネークマッチと呼ばれていた。
このカスタム1911には、現在アメリカ特殊部隊が使用するガバメントの基礎となる設定が盛り込まれている。
『MGS4』にもパスワードでのみ入手できるボーナスウェポンとして再登場する。BIGBOSSがスネークイーター作戦で使用した伝説のハンドガンとして登場し、レーザーサイトは無いものの、高い性能を発揮する。
2010年10月にトイガンメーカー「ウエスタンアームズ」が同モデルを再現したスネーク・マッチ1911渋谷試作少量限定ガスガンで発売した。
Operator/オペレーター(MGS4)
ゲーム序盤にオタコンから手渡されるハンドガン。スプリングフィールド社製のコルト・ガバメントのカスタムモデルである。SOP施工前に奇跡的に回収を免れたシステム管理外の物で、オールド・スネークはCQCナイフと併用する構えで使用する。これは、ネイキッド・スネークのCQCスタイルと同様である。フレームにはリングハンマーにアンビデクストラウスセーフティ、ダストカバー部にピカティニー・レールを備え、リコイルスプリングガイドにレーザーサイトを内蔵しており、サプレッサーも装着可能。
GSR(MGS4)
シグ社が開発したコルト・ガバメントのコピーモデル。PMCのサイドアームとして登場。最終組立工程はガンスミスの手で仕上げられ、工場生産品でありながら、カスタム銃並のクオリティを持つ。初期のトレイラーではスネークのメインアームになっていたが、製品版ではOperatorに変更されている。メイ・リンが所持している事から、アメリカ軍のサイドアームとして使用されている模様。
Thor45-70(MGS4)
イタリアタンフォリオ社が販売しているラプターというガバメントのフレームを改造し、スライド後端を開けて1発のみ装填する事ができる狩猟用に開発した単発式ハンドガン。トール(Thor)とは、輸入販売を行っていたアメリカのEAA社がつけた製品名。『MGS4』では.45-70弾という強力なライフル弾を使用するが、この他にも様々な弾を発射できる。『MGS4』で登場するハンドガンの中では最も威力が高いが、装弾数は1発である。Act3の終盤、リキッド・オセロットが使用する。
RACE GUN(MGS4)
SVインフィニティ・ファイヤーアームズ社製作のHi-CAP(ハイキャップ)・ガバメントクローン。コルト・ガバメントの競技用であるハイキャップモデルをベースにしている。ハイキャップと呼ばれるモデルはオリジナルのM1911とは違い、フレームとグリップが一体ではなく、グリップが別パーツになっている。そして、グリップは多弾倉タイプになっているので分厚くなっている。
『MGS3』のSAAのように跳弾性能があるため、遮蔽物の後ろに隠れた敵にも攻撃する事が可能。
2011年3月にトイガンメーカー「ウエスタンアームズ」が同モデルを再現したスネーク・リミテッド Hi-CAPが渋谷店試作少量限定ガスガンで発売された。
シングル・アクション・アーミー(MGS3、MPO)
アメリカの西部開拓時代を支えたリボルバー拳銃。SAAと略されることが多い。1885年アメリカ陸軍で制式採用され、1911年のM1911採用まで使用された。
ゲーム中に使用できるのは「ブラックパウダー・アーティラリー」モデルである。『MGS3』では、オセロットが持つ内の1丁がザ・ボスの計らいによりスネークの手に渡った。□ボタンを押すと腰だめで構え、放すと発砲。狙いをつけて撃つ場合はL1ボタンを押す必要がある。主観画面で右スティックを倒す(『MGS3D』ではニンテンドー3DS本体を回す)とガンプレイができる。「薬莢を手動で一個ずつ排出した後、手で銃弾を一発ずつ装填する」という独特なリロード方法であるため、リロードに時間が掛かるのが欠点(タクティカルリロードをすれば即時にリロードできる)。
この武器を装備すると打撃攻撃のアクションが他の片手武器と異なるものになる。最後の一撃には敵を大きく吹き飛ばす効果があり、敵は後ろへ大きく仰け反るため柵などを乗り越えて高所から転落死させる事もできる(キル数にはカウントされない)。
この銃の最大の特徴は、オセロットと同様に「跳弾」が使える事である。敵を直接狙わなくても、敵の近くの障害物を撃って間接的に銃撃を加える事ができる。これを利用すれば、直接狙えない場所にいる敵を攻撃することが可能である。また、跳弾は障害物に当たった瞬間に補正がかかり、敵のいる方向に軌道がある程度修正されて飛んでいく。そのため跳弾角を正確に計算する必要は無い。
イベントで入手する武器であるが、ある条件を満たしてゲームをクリアすると、スペシャルアイテムとして次周以降に初期装備品に加えられる。スペシャルアイテムとはなっているものの、無限ペイントやステルス迷彩などとは違い、使用してもプレイ評価には影響しない。
また、『MGS4』と『MGSV: TPP』を除けば、シリーズを通してオセロットの愛銃である。これは、『MGS3』におけるネイキッド・スネークの影響が強い(当初はマカロフ拳銃を愛用していたものの、肘を曲げる癖を見抜いたスネークから「リボルバー向き」と指摘されて以降、使用するようになった)。
初期に所持していたのは全体的に白色でエングレーブ(彫刻)が入れられた観賞用の物だったが、スネークから戦闘においてその装飾は無意味でありなおかつ「高貴な銃だ、人を撃つ物じゃない」と批判をされて以降、現在のブラックパウダー・アーティラリーへ持ち替える。またその際に、銃の種類を換えたことによる残弾の把握ミスを指摘されたため、銃自体を一丁から二丁へと増やし、12発の残弾を把握できるようになっている。
バイクで逃走するスネークとEVAを追撃する際にはスケルトン・ストックを銃把(グリップ)に装着し、カービン銃のように安定させて構えて使用する他、打撃に使用する。その後は『MPO』でもブラックパウダー・アーティラリーを引き続き愛用しているが、ソリッド・スネークとの初めての出会いにして本銃を愛用し始めてから31年後の『MGS』では先述の白色の観賞用を所持しており(映像上ははっきりしないが、『MGSTTS』では同一の銃であることがわかる)、ソリッド・スネークとの戦闘でも使用する。この時、かつてのネイキッド・スネークの言葉に因んで本銃を「世界で最も高貴な銃」と呼んでおり、もはや観賞用の銃を使っても自分は負けないと言わんばかりの堂々とした姿勢で戦うが、突如乱入したサイボーグ忍者(グレイ・フォックス)に右腕を切り落とされる重傷を負い、戦闘は中断となった。その後の『MGS2』では愛銃を2丁のブラックパウダー・アーティラリーに戻している。
M19(MGSPW)
S&W社製のリボルバー拳銃。特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発を行う事で使用可能になる。.357マグナム弾を使用しているため反動が強いが、敵兵を吹き飛ばすほどの威力がある。装弾数は6発。開発を進めるとロングバレルタイプになり、レーザーサイトが装着される。
Mk22(ハッシュパピー)(MGS3、MPO、MGSPW)
S&W社製のハンドガンであるM39をベースに、特殊部隊用の改修を施した暗殺用ハンドガン。ゲーム中では、これをさらに麻酔弾発射用に改造したものを使用する。『MGS3』は1964年の設定だが、本銃は1969年に制式採用されているため、1964年当時は記録上は実戦投入されていない。『MGS2』のM9と同様スライドロック機構を採用しているため連射は利かないが、『MGS3』では主観攻撃中もクイックチェンジが可能であるため、連続してクイックチェンジと射撃を繰り返すことで、強引に連射力を上げることが出来る。
麻酔は1発でも命中させれば敵を眠らせる事ができるが、命中させた箇所によって眠るまでの時間が異なる。頭部が最も早く、四肢が最も遅い。麻酔弾を撃ち込んだ敵にローリングをすると即座に眠らせる事ができる。サプレッサーを装着可能。『MGSPW』では研究開発によって麻酔弾の効力が上がり、サプレッサーの耐久性が強化される。
EZ GUN(MGS3、MGSPW)
シギントが諜報作戦用に開発した銃。『MGS3』では麻酔弾、『MGSPW』ではライフ、気力回復弾を使用している。外見はシギント本人の趣味でGM社が第二次大戦中に製造したFP-45(リベレーター)に似せている。単発式だが、消音機能が付いている。これはサプレッサーを使用するのではなく、使用する弾自体に消音機構を組み込む事によって消音を実現している(薬莢の内部に、発射ガスと弾頭に挟まれる形でピストンが内蔵されており、ガスの爆発によってピストンが押され、更に弾頭が押されて発射されるという仕組み。ガスはピストンが蓋となって外に漏れないため、音も漏れない)。また、レーザーサイトが標準装備されている。
『MGS3』では 難易度「VERY EASY」でのみ初期装備として使える(「EASY」以上では、特定の条件を満たす事でスペシャルアイテムとして入手できる)。弾数は無限で、装備中はカムフラージュ率が常に80%以上に保たれスタミナも自然回復する。L1ボタンでズームできるので、狙いはかなり付け易い。機能的にまさに至れり尽くせりの初心者向け武器。
『MGSPW』では、特定のミッションで設計図を拾って研究開発する事で使用可能になる。『MGS3』での機能はほとんど無くなっており、麻酔弾ではなく撃たれた対象の体力または気力を回復する弾を使用するため、CO-OPS専用武器である。
 シギント曰く、前述の機構を組み込みながらリベレーターに似せる事が一番苦労したらしい。
ルガーMk.2(MGS4)
.22LR弾を使用するハンドガン。Mk.2を改良して制作された簡易麻酔銃。銃身内蔵型のサプレッサーとグリップ内蔵式のレーザーサイトを備えている。作中では手動で排莢するように改修が加えられているが、実銃は他のハンドガンとは違い、自動小銃のようにボルトを動かす事で作動する。本来は競技用として開発されたが、特殊部隊などで暗殺用として用いられている。2周目以降、ドレビンショップで笑い、怒り、哀しみ、叫びといった感情に効果がある弾丸を購入できるようになる。
NRS ナイフ型消音拳銃(MGS2)
『MGS2』タンカー編ムービーシーンにてオルガ・ゴルルコビッチが一度だけ使用。ファイティング・ナイフに単発のハンドガンを組み込んだもの。PSS 消音拳銃でも使用される7.62x41.5mm SP-4 サイレンサー弾という特殊なカートリッジ(射撃時に膨張する発射ガスがケース内のピストンを移動させ、ピストンが弾頭を押し出す。発射ガスはカート内に閉じ込められる。これはEZGUNの弾の構造と同じものである)によって行われる。
オルガがスネークに向けて発砲し、後方へ逃げながらナイフを投げる。スネークは投げられたナイフをM9で撃ち弾き飛ばした直後に「スカウトナイフとはな。スペツナズ出身か」と言い放つが、スペツナズナイフとは異なる。
デザートイーグル(MGS)(MGS4)
イスラエルIMI社製の大型ハンドガン。いくつかバリエーションが存在するが、作中で登場するのは.50AE弾を使用しているモデルのみである。重量は2kgほどであるが反動が凄まじく、威力と合わせ、世界最強の自動拳銃である。メリル・シルバーバーグの愛用ハンドガンでもある。『MGS』で登場するものは、シャドーモセス島の武器庫からメリルが調達した.50AE弾モデル。メリルは8歳の時から本銃を愛用しており、本人いわく「ブラジャーよりも付き合いが長い」とのこと。
『MGS4』でも引き続きメリルの愛銃として登場し、仔月光の中にも所持している者がいる。それを奪うか、ショップで購入すればプレイヤーも使用可能。
D.E.(L.B)(MGS4)
.50AE弾モデルのデザートイーグルに3-10可変倍率スコープを装着、ロングバレルに換装したモデル。『MGS4』本編でメリルがサイドアームとして装備している。パスワードで入手可能。
G18C(MGS2PL、MGS4)
オーストリアグロック社製マシンピストル。同社が製造するG17の発展型であり、最大150発の弾丸を入れられるロングマガジン装備のマシンピストル。
『MGS2』ではファットマンが使用しており、プレイヤーが使用することはできない。
なお、実銃だと純正ロングマガジンは33連までしか存在しない。反動が強いため制御が困難だが、ファットマンは片手で使用する。彼は常に手先を動かしていないと落ち着かない性格から、暇な時は銃本体の解体と組み立てを繰り返している。
C96(MGSPW)
19世紀末に発売されたモーゼル社のハンドガンをベースにワルサーP38などに使用される9mmパラベラム弾用に改造したモデル。
特定のミッションをSランククリアで手に入る設計図で研究開発する事で使用可能になる。装弾数は10発だが、開発を進めるとフルオートになり、装弾数20発の弾倉に強化される。しかし、フルオートで撃つと反動で照準が上にズレていくので扱い難い。なお特殊な給弾構造のため、本来は残弾数を空にしないとリロードできないのだが、『MGSPW』ではタクティカルリロードが可能になっている。
十七式拳銃(MGS3、MGS4)
『MGS3』でEVAの愛銃として登場するモーゼル M712の中国製コピー品。上部からクリップで挟んだ弾丸を装填するという構造を持つ。口径は7.63mm口径からトンプソン短機関銃に使用されている45口径に大型化されている。左側面の「壹柒式」、右側面の「民国拾捌年晋造」の刻印とトリガーガード下で広がる大型の10連マガジンが特徴。EVAは「馬賊撃ち」と呼ばれる、銃を水平に構え反動を利用して横薙ぎに撃つ方法を好む。
なお、この銃の存在は、彼女の正体の伏線となっている。
『MGS4』においても引き続き登場。EVAは半世紀経っても大事に使っていたようである。死亡後は彼女の形見としてスネークが受け継ぐ事になる。
特殊な給弾機構のため、残弾数が空になるまでリロードできないという欠点を持つ。フルオート可能。
ファイブ・セブン(MGS4)
ベルギー製の軍用ハンドガン。P90と同じ5.7mm弾を使用するので、ハンドガンとしては世界でもトップクラスの貫通性を有する他、小口径弾を使用した事で装弾数も20発と多い。
P90を装備するヘイブントルーパーのサイドアームとして登場する。P90を奪われると取り出すので、その時に奪えばプレイヤーも入手する事ができる。
ゲームボーイカラー専用のスピンオフ作品『MGGB』では、主人公ソリッド・スネークが使用する形で登場。
PMM(MGSPW、MGS4)
「マカロフ拳銃」として有名なロシアソ連)製の小型軍用ハンドガン。ソ連時代から現在のロシア連邦軍でも引き続き採用されている。「マカロフ」の愛称は、本銃を設計した技師、ニコライ・フェデロヴィッチ・マカロフに由来する。弾薬9x18mmマカロフ弾を使用し、携帯性や取り回しなどの評価からサブウェポンとして優秀な火器と言える。
『MGS2』ではオルガおよびセルゲイと、その配下のゴルルコビッチ私兵がサブウェポンとして装備している。『MGS3』ではKGB兵とヴォルギン配下のスペツナズ、および山猫部隊がサブウェポンとして装備し、オセロットはラスヴィエットで初めてスネークと対峙する時に、このハンドガンを愛用していた。この時にオセロットはスネークに倒され、敗因がジャム(弾詰まり)だった事と、スネークの「リボルバー向き」という言葉からか、次回からの対峙ではSAAに持ち替えている。
このように、『MGS2』の段階で敵の武装として登場はしていたが、実際にプレイヤーが使用できるようになったのは『MGS4』からである。
『MGSPW』では「PM」として登場。特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発をする事で使用可能になる。「潜入行動の妨げになり難い」という説明通り、装備してもカムフラージュ率が下がらないのが特徴だが、サプレッサーが付いていないのが難点。
PB/6P9(MGSPW)
ソ連が特殊部隊向けに開発した消音ハンドガン。PM(マカロフ拳銃)をベースに開発された事から、『MGSPW』ではPMの派生となっている。PMが使用可能の状態で、かつ特定のミッションで設計図を手に入れて研究開発をする事で使用可能になる。使用回数無制限のサプレッサーを装備しているが、威力は低め。PM同様、装備してもカムフラージュ率が下がらないのが特徴。
PSS(MGS4)
ソ連が特殊部隊向けに開発した暗殺用消音ハンドガン。開発者の名前から「レフチェンコ拳銃」とも呼ばれる。この銃の最大の特徴は使用弾薬にある。使用する7.62x41mm口径のSP-4 サイレンサー弾は、弾薬そのものに使用消音機構が組み込まれている。そのため、サプレッサーを必要としない。しかし、装弾数は6発と少ない。弾薬のメカニズムは、『MGS3』のEZGUNと似ている。また、他の拳銃に比べ、売却価格が5,000DPと高価であるため、発見し辛い位置に置かれている。
カンプピストル(MGSPW)
ワルサー社の26.6mm信号拳銃をベースに、滑腔砲の銃身にライフリングを入れた小型グレネードランチャー。信号拳銃と似ていて区別を付けるために銃身左横に「Z」の刻印がある事から、「Zピストル」とも呼ばれている。OUTER OPSの報酬として設計図を手に入れた後、研究開発を行う事で使用可能になる。1発ごとのリロードが必要だが、擲弾を使用しているので威力は高い。開発を進めるとストックが装着され、ブレが少なくなる。
太陽銃・ナイト(MGS4)
太陽光をエネルギーとする武器。日光のある所で太陽エネルギーを補給する。元ネタは同じく小島プロダクション作品の『ボクらの太陽』。エネルギーを補充する時に「太陽ォォォ!」と叫ぶが、叫び声で敵に気づかれることは無い。しかし、発射音や発射時の光により敵に気づかれやすい。
発射時は天に向かって銃を掲げ、太陽光をチャージして放つ。非殺傷武器であり、被弾した敵は気絶し、全ての所持品をその場に落とす。また、各ビューティーや(吸血鬼つながりで)ヴァンプに大ダメージを与える事ができる。
支援補給マーカー射出器(MGSPW)
銃で射出するタイプのダンボール支援補給用マーカー。EZGUNと同じ形状をしている。射出後に攻撃ボタンを押すとマーカー付近に装備が入ったダンボールが投下され、弾薬や回復アイテムなどを入手する事ができる(支援ランクをあげれば、ダンボールに入っている装備の数が増える)。ただし、他の支援マーカーと同様に連続して使用できない上に、使用し続けると英雄度が下がってしまう。また、投下されたダンボールには当たり判定があり、投下地点でダンボールに直撃した敵やプレイヤーは気絶してしまう。
支援攻撃マーカー射出器(MGSPW)
銃で射出するタイプの支援攻撃用マーカー。こちらもEZGUNと同じ形状をしている。射出後に攻撃ボタンを押すとマーカー付近にミサイル攻撃を行う(支援ランクをあげれば1回での攻撃回数が多くなり、命中精度も上がる)。ただし、他の支援マーカーと同様に連続して使用できない上に、使用し続けると英雄度が下がってしまう。動き回る機会が多く、投擲型や設置型で攻撃を命中させるのが困難な相手に適している。
バナナ(MGSPW)
コスタリカ名産のバナナ。何の変哲もないごく普通のバナナであるため発砲はできないが、通常のハンドガンと同様、死角から突き付けられた敵はハンドガンと誤認し、そのままホールドアップ成功となる。バナナだけを使用して敵兵を全員ホールドアップさせるミッションも存在する。なお、当該ミッションの説明文には「これは任務です。食べ物で遊んではいけません。」という注意書きがある。武器として扱うため、食べられない。
また、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では「バナナガン」という特殊な武器として登場する。一発のみだけ強カなバナナの弾を発射はできるが、その後バナナの皮になる。
WU SILENT PISTOL(MGSV: GZ、MGSV:TPP)
架空の会社「ウィンダージャ社」で製造されている内蔵型サプレッサー装備の銃。外見はルガーMk.2に酷似している。
MGSV: GZでは麻酔銃のみ、MGS: TPPでは最初は麻酔銃のみでサプレッサーの耐久力も有限だが開発を進めることサプレッサーの耐久力を無限にできるほか、麻酔弾窓ガラス貫通化、麻酔弾即効化、カービン化が可能になり、殺傷の9mm実弾化も可能となる。
静音性を高めるため弾丸の初速が遅く、射程も短い。
また、麻酔弾は壁などに着弾しても銃撃と認識されないため、わざと壁などに撃って敵の視界をそらすのに役立つ。
URAGAN-5 PISTOL(MGSV: GZ、MGSV:TPP)
正式名称は「ウラガン-5 ピストル」。外見上はトルナード6 リボルバー拳銃に似ている。MGSV: GZでは非殺傷銃のみ、MGS: TPPでは最初は散弾のみだが開発を進める事でより威力を高めるスラッグ弾、非殺傷のエアショック弾を発射できるようになる。
架空の設計局である「BTS器械製造設計局」で製造されたもので、装弾数は5発。
WU S333と異なり開発を進めてもスピードローダーは使用しないため、リロードには時間がかかる。
不活性ガスを充填した120気圧ボンベ弾を使用するリボルバー式銃で、発砲時のガス放出ノイズが抑えられていないため、発砲音で周囲の敵に気づかれてしまう。
なお、人間にしか効果が無いため、スナッチャーには効かない。
AM D114 PISTOL(MGSV: GZ、MGSV:TPP)
架空の会社「アームズマテリアル社」で製造されている大口径ハンドガンで、正式名称は「デルタ114 コンバットピストル」。
MGSV: GZではキューバ南端のアメリカ軍収容キャンプ「キャンプ・オメガ」に駐屯しているアメリカ海兵隊員が、MGSV: TPPでは中央アフリカのPF兵やXOF兵、FOBの警備兵がサイドアームとして使用している。
弾薬は.45口径。 大口径ゆえに近距離ではライフルに匹敵する威力・敵の動きを制止させるほどのストッピングパワーを持つが、サプレッサーが付属していないため、発砲音で周囲の敵に気づかれてしまう。
MGS:TPPでは開発を進める事でカービン化、ロングバレル化や敵兵のヘルメットを貫通できる貫通弾が扱える9mm化などが可能となる。
また、ゲオでのMGSV:TPP早期購入者特典として手に入るコードを入力することで、「ADAM-SKA SP.」という名称の特別仕様が入手できる。MGS3でオセロットが使用していたシングル・アクション・アーミーのように高貴なエングレーブが施してある。またMGSV:TPPのゲーム内では、訓練でこれと同じカスタムが施された銃を使って早撃ちを行っていたダイアモンド・ドッグズの兵士に対して、オセロットが「リボルバー向きだ」「こんな彫刻には……何の戦術的優位性もない」「だが早撃ちは見事だった。いいセンスだ」といった風に、MGS3でのネイキッド・スネークとのやり取りを彷彿とさせるような説教を行うムービーがある。
大まかなモデルとなったのはコルトM1911A1で、フレームはP220、スライドはブローニングハイパワーに近い外見をしている。
BURKOV(MGSV: TPP)
正式名称は「ブルコフ拳銃」。マカロフ拳銃に酷似している。ゲーム中ではソ連軍のサイドアームとして登場する。威力や反動などのバランスがとれており、開発を進めるとサプレッサーの耐久力を無限にする事ができる他、麻酔弾化する事も可能。
GEIST P3(MGSV: TPP)
正式名称は「ガイスト P3」。従来の設計思想に囚われない9mmハンドガン。軽量化されたスライドによりハンドガンの中では最速の連射速度を誇り、複列弾倉により装弾数も最も多いが、射撃精度はやや低い。開発を進める事で更にベレッタM93Rのように3点バースト化する事ができるようになるほか、カービン化も可能になる。3点バースト化するとスライド側面にセレクターが追加されるが、ゲーム内では切り替えはできず3点バーストで固定。
WU S333(MGSV: TPP)
正式名称は「ウインダージャ S333 リボルバー」。スターム・ルガー スーパー・レッドホークに似ている。.44マグナム弾を使用する為、1発あたりの破壊力はずば抜けて高い。しかし、あくまでリボルバー拳銃である為、開発を進めても装弾数は6発以上には増えないが、スピードローダーを使用するようになるためリロード速度が自動拳銃並みになるほか、ロングバレル化やスナブノーズ化が可能になる。
また、ゲオでのMGSV:GZ早期購入特典として入手できるコードを入力することで、「WU S333 CB SP.」という名称の特別仕様が入手できる。
ZORN-KP(MGSV: TPP)
正式名称は「ツォルン戦闘拳銃」。カンプピストルに似ている。擲弾を発射する事ができるハンドキャノン。ハンドグレネードより命中精度や射程が優れており、威力もハンドガンの範疇を超えた性能を持つ。開発を進める事で擲弾の代わりにスモーク弾やスタン弾、睡眠ガス弾を発射できるようになる。
WATER PISTOL(MGSV: TPP)
銃口から水を発射する事ができるAM D114 PISTOLを模した水鉄砲。殺傷力はないが、特定の敵には効果がある他、兵士の顔面に撃つ事で一瞬目を眩ます事ができたり、通信設備等の電子機器を破壊する事もできる。発射された水は近い距離で極端に下に落ちる為、あまり離れていると命中させる事が困難となる。
TORNADO-6(MGSV: TPP)
正式名称は「トルナード6リボルバー拳銃」。リボルバー・オセロットが愛用する銃。WU S333同様リボルバーである為1発あたりの威力は高い。また、スピードローダーを使用するためリロード速度も自動拳銃並みに速い。最大の特徴は発射した弾丸が壁などに当たると跳弾する事。跳弾した弾丸はある程度敵の頭部を目掛けて飛ぶ。この跳弾は1発につき1度しか発生しない。FOBで操作キャラクターにオセロットを選んでいる時この銃を装備すると二丁拳銃モードで戦う事が可能。モデルとなった銃はマテバ 2006M及びウェブリー MkVI
アームズマテリアル アルファ114 ライオットピストル(MGSV: TPP)
着弾すると睡眠ガスを散布する単発式の小型麻酔ガス銃。FOBイベントで入手したポイントで交換した設計図を入手し、GMPを消費して開発することで手に入る。
着弾するとライオットスーツを着用している兵士も眠らせるほどの即効性がある強力な睡眠ガスを発生させるが、ガスマスクを被っている相手には効果がない。また、睡眠ガスを他の兵士に目撃されると警戒態勢に移行される。

サブマシンガン

M1928A1(MGSPW)
“トミーガン”の名で知られるアメリカ製サブマシンガンの数あるバリエーションの一つ。大戦期に米軍に広く使用された。特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発することで手に入る。両手で使用するため盾を装備しながらの使用は出来ないが、命中精度が高くリロードの時間が早い。ただし1発の威力は低めなので連射して狙うことが推奨。開発を進めるとグリップが装着され、最大ランクまで開発を進めるとドラムマガジンとなり装弾数が50発になる。
なお、『MGS3』でザ・ペインが時々蜂から召喚するトミーガンとはこれのことである。
イングラムM10(MGSPW、MGS4、MPO)
アメリカ製の小型9mm口径サブマシンガン。イングラムM11の前身であり、より強力な弾薬を使う関係でサイズも大型化している。『MGS4』では強力な.45ACPモデルになっている。
『MGS4』ではサプレッサーの着脱が可能。
『MGSPW』では、特定のミッションで設計図を手に入れた後研究開発することで使用可能になり、サプレッサーの他に、バレルジャケットを装着した仕様も登場。バレルジャケットを装着した場合は消音性は得られないが銃の前方を重くする事で射撃時のマズルジャンプを多少抑え、命中精度が上がる。
イングラムM11(MG、MG2)
イングラムM10の380ACP口径モデル。武器ボタンを押し続けるとフルオートになる。
サプレッサーの装着が可能。前方に広く発射されるため、フルオートでは命中しづらい欠点がある。
『MG2』作中での表記は前作同様「サブマシンガン」だった。
MP5A2(MGSPW)
ドイツのH&K社製のサブマシンガン。MP5は世界中の特殊部隊で使用されているシリーズで、同社のG3アサルトライフルをサブマシンガンとして設計したもの。特定のミッションで設計図を入手後、研究開発することで手に入る。開発を進めるとサプレッサー付きになる。総合的に高い性能を持つが、特に命中精度が優れている。
MP5SD2(MGSPW、MGS4)
MP5に固定式サプレッサーを装備した発展型。
『MGS4』ではMP5SD2が登場、例の如くサプレッサーが標準装備されている。反動が抑えられて命中率もよくなっているが、威力は低め。本編では弾薬もあまり入手できない。
『MGSPW』では特定のミッションをSランククリアで手に入る設計図で、かつMP5A2が開発されている状態で研究開発することで手に入る。MP5A2と比べると威力が上がっているうえ、サプレッサーが劣化しないのでこちらの方が扱いやすい。
MP5SD5(MGSINT)
MP5SD2に3点バーストを追加したモデル。『MGSインテグラル』では、難易度「VERY EASY」でのみ初期装備として使用できる。サプレッサー標準装備で、弾数も無制限である。
Vz.61(MGS3、MGSPW、MPO)
チェコスロバキア製の小型サブマシンガン。ストックが折り畳まれる様がサソリの尻尾に例えられ、“スコーピオン”の通称を持つ。本来は戦車兵などの狭い空間で活動する兵士の護身用火器であるが、利便性が高いためKGB(ソ連国家保安委員会)や共産系テロ組織に多用され、東側を代表する火器となった。装弾数20発。
ゲームの仕様上エイムボタンでの肩付け照準はできないが、レーザーサイトを標準装備している上、アサルトライフルに比べて発砲時の反動が小さいためフルオート射撃でも狙いがつけやすく、初心者でも扱いやすい。
 発射速度を意図的に落とす機構を備えているため、片手でも扱えると言うシギントの解説通りフライングプラットフォームやバイクに乗った敵兵がよく持っている。
『MGSPW』ではUz61として登場する。特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発をすることで使用可能になる。開発を進めるとサプレッサー付きになる。
Vz.83(MGS4)
Vz61の9mm×17(.380ACP)弾仕様で、現行モデル。外見上、グリップが木製からプラスチックに代わった他、曲線状だったマガジンが直線になっている。
UZI(MGO、MPO)
イスラエルのIMI社製のサブマシンガン。命中精度は比較的M10より悪く、拾える機会もM10より少ない。
P90(MGS4、MPO+)
ベルギーのFN社製ブルパップ式サブマシンガン。サブマシンガンとして知られるが、正式にはPDWである。主に天狗兵やヘイブントルーパーが所持している。威力は低いが50発という装弾数を誇る。実銃は防弾チョッキを貫通しながら人体内部で横転してダメージを与えるという特性を持っている。
『MGS2』ではアーセナルギアの天狗兵が使用する他、ソリダス・スネークがオルガのトドメを刺す際やRAYの暴走を止めるべく破壊する際に使用した銃でもある。
『MGS4』ではヘイブントルーパーの装備として登場、彼女達から奪って使用することも可能。
H&K MP7(MGS4)
ドイツのH&K社製のサブマシンガン。P90と同じく、分類的にはPDWである。
『MGS4』で登場。P90のライバル銃であるが、サプレッサー装着不可能(実物は可能)なのと装弾数が20発と少なく連射速度が速いことからすぐに弾切れを起こす故に、使い勝手はP90よりも劣る。実銃はPDWの名前の元の銃で、P90と同じく防弾チョッキを貫通し弾丸が人体に留まる特性がある。
中盤のPMCが装備していることがある。ダットサイトが装着できるものの、専用モデルになっているため、他の銃で使えるダットサイトを所持していても別途で買う必要がある。
BIZON(MGS4)
ロシア製のサブマシンガン。AK-74Mをベースに設計しているため、AK-74Mに非常に似ている。ヘリカル・マガジンを使用しているため、装弾数が他のサブマシンガンに比べて群を抜いて多い。
Sz.-336 SMG(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
架空の会社「ソドムカ・ズブロヨフカ社」で製造されているサブマシンガンで、正式名称は「ソドムカ・ズブロヨフカタイプ336サブマシンガン」。弾薬は7.65mm、装弾数は30(+1)発で、連射速度が速いため弾切れを起こすが、『MGSV: GZ』に登場するサブウェポンでは最も高い威力を持つ。最初からサプレッサーとフラッシュライトが装着されている。大まかなモデルとなった銃はVz.61で、グリップ部はUZIに似ている。メインOPS「グラウンド・ゼロズ」のOPでは、謎の部隊「X.O.F」の隊員が装備していた。
ZE'EV(MGSV: TPP)
正式名称は「ゼエヴ短機関銃」。UZIに似ている。弾薬は9mm。初期状態では並の性能だが、開発を進める事で10mm化が可能になり、最終的にサブマシンガンの中では群を抜いた威力となる。FOBの警備設定が殺傷でなおかつ遠距離以外に設定されているとミサイルもしくは盾と共に警備兵が装備する。
MACHT 37(MGSV: TPP)
正式名称は「マハト短機関銃 37」。弾薬は9mm。有効射程が長いのが特徴。開発を進める事でサブマシンガンの中では唯一ロングバレルを装備する事ができ、更に射程距離を伸ばすことが可能。他にもショートバレル化する事で連射性能を伸ばす開発をする事もでき、こちらもサブマシンガンの中では一番の性能となる。モデルとなった銃はワルサーMP及びH&K UMP
MACHT-P5 WEISS(MGSV: TPP)
正式名称は「マハト短機関銃 ヴァイス」。MACHT 37のカスタムアップモデル。少ない使用コストで最初から使用できる為重宝するが、一部店舗での購入特典としてでしか入手できない。
RIOT SMG(MGSV: TPP)
正式名称は「ライオットサブマシンガン」。ゼエヴ短機関銃がベースとなっている。サブマシンガンの中で唯一非殺傷のゴム弾を発射する事ができる。命中精度は低いが、サプレッサーが標準装備されている為、死角から上手く近づけば敵に見つからずに制圧が可能。FOBの警備設定が非殺傷でなおかつ遠距離以外に設定されているとミサイルもしくは盾と共に警備兵が装備する。

パトリオット

パトリオット(MGS3、MGS4、MGSPW)
ザ・ボス愛用の突撃拳銃。アメリカ合衆国のロッキーマウンテンアームズ社によって1990年代初頭に生産された、AR-15を改造した実在の銃[1]をモデルとしている。本来はモデルとなった銃と同様にハンドガンとして分類されるべきものだと思われるが、ゲーム内ではサブマシンガンとして分類されることが多いため、便宜上ここに記載する。
XM16E1の銃身とストックを切り詰め小型化したもので、大柄なハンドガン程度の携行性と、ライフル弾のストッピングパワーを同時に得ようという、今日でいうPDWに類似したコンセプトの携行兵器だったが、実際には凄まじい反動と中途半端なサイズでコンセプト通りにはならず、まともに使うには熟練が必要となった。また、銃身が短くなったことで銃弾に十分な加速と回転が与えられず、銃弾が空気抵抗に負けて縦回転してしまい威力が低下している。ザ・ボスは片手でこの銃を扱う。
ザ・ボスが特別に作らせた世界に二つと無い携行兵器であるとされる[2]。使用弾薬は5.56mm×45弾。100連装のドラムマガジンを使用する[3]。また、弾切れを決して起こさない。これはマガジン内部の給弾機構が"∞"の形になっているためとされており、メタルギアの世界観において、∞のマークが付いたものを装備すれば銃弾が無限になることは常識として扱われていることによる[3]
『MGS3』ではゲームの1周目をクリアするとスネークも使えるようになる。サプレッサーこそつけられないものの、弾数が無限でリロードも不要と戦闘にはとても便利な上に、スペシャルアイテムに含まれないのでクリア時の評価にも影響しない。この装備を装備した状態でシギントに無線をすると、入手経路を尋ねられたスネークが「細かいことを気にしてはいけない」と誤魔化す(この銃は本来存在しない2挺目となるため)。
『MGS4』ではサブマシンガンに分類されており、ビッグ・ボスがザ・ボスの形見として大事にしていたものをオールド・スネークがビッグ・ボスの形見として使用している。セミ・フルオート切替式。構えると『MGS3』のテーマ曲『Snake Eater』のイントロが一定の確率で流れる。
『MGSPW』ではアサルトライフルに分類され、説明文には「アサルトピストル」と記されている。「カズとデート」ミッションで設計図を手に入れていて、かつ研究開発班に愛国者のスキルを持っている兵士がいないと研究開発できない。

トイガン版

トイガンにてパトリオットピストル(メタルギアシリーズに登場するパトリオットを再現したものではない)が商品化されている。(2012年4月18日現在に通常販売している商品では)完成品がAPSから、各社のM4・M16系シリーズに組み込むキットがPDIから商品化されている。各製品にほぼ共通する特徴が「ベリーショートバレル」「ストックレス」である(一部ストック付きモデルや別バージョンでストック付きとなっている物もある)。

APSのパトリオットは、フルメタルで、全長約510mm、重量約2500g。ハンドガードには四面レールが付いており、アッパーフレーム上にもレールが付く。アイアンサイト付き(前期と後期で種類が異なる)。マズルはサプレッサーのような外見。メタルギアシリーズの「パトリオット」とは若干異なる見た目だが、全長がM16・M4系としてはかなり短い510mm(M16A2の約半分)で、四面レール付きとなっている。そのためブッシュや室内等での取り回しが非常に良好で、さらにドットサイトやフラッシュライトなど、様々なパーツが取り付け出来る。これらの点からサバイバルゲームでは、MP5シリーズやP-90、MC51並の携帯性、拡張性、操作性で、優位に立てる。

PDIのパトリオットキット2(キット1、キットKは絶版)は、組込み後全長約570mm。ハンドガードにチェッカリング等一切無いタイプと、放熱用の穴を空けたタイプの2種類がある。APSのパトリオットに比べれば若干長いが、それでもFA-MASの約3分の2である。オプションで外付けレールが発売されており、それをハンドガードの四方に取り付けることが可能。それにより、拡張性ではAPSと同等。しかし、このキットの最大の利点は、スタンダードタイプ(ハンドガードにチェッカリング等一切無いタイプ)を装着し、各社で発売されているC-MAG(100連ツインドラムマガジン)を装着する(アッパーフレームがレール有りの場合はキャリングハンドルも装着する)と、限りなくメタルギアシリーズの「パトリオット」に似せることが出来る。

第55回 全日本模型ホビーショーにて東京マルイより新製品としてM4パトリオットHCが発表された。2016年4月15日発売。

アサルトライフル・アサルトカービン

AK系統
AK-47 (MGS3、MGSPW、MPO)
ミハイル・カラシニコフが設計した 7.62ミリ弾を使用する、旧ソ連軍の制式アサルトライフル。改良型や亜種も含めると、世界で最も多く作られた銃といわれており、「世界で一番多くの人を殺した兵器」・「小さな大量破壊兵器」などと称されることもある。AKS-74UやAK-102も同銃をベースとして設計された。なお、1964年の『MGS3』ではソ連軍の制式小銃として扱われていたが、60年代当時のソ連軍制式小銃はAK-47ではなく改良型のAKM(フラッシュハイダーをつけたタイプ)である。
『MGS3』では、M16同様武器ウィンドウを開いた状態で△ボタンを押すとフルオート・セミオートの切替えができる。
『MGSPW』ではRK47という名称で登場。開発を進めるとGP30グレネードランチャーを取り付ける事が出来る。
AKS-74U(MGS2PL)
AKS-47の改良型AKS-74の銃身を切り詰めた最小化モデルで、 5.45ミリの弾を使用する。空挺降下を行うスペツナズ空挺部隊などでの運用を目的に開発された。M4とは違い、サプレッサーが装着できる為、隠密潜入には最適である。
『MGS2』ではキーアイテムの1つでもあり、タンカー襲撃の他、シェル1とシェル2の中央棟を巡回するゴルルコビッチ私兵が使用していた。これは、警備強化のためにあえて装備一式を外周脚・連絡橋の警備部隊とは違うものを使用していたからである。
AK102(MGS4)
イズマッシュ社のAK-101のカービンバージョン。中東民兵達が使用している。
PMC側のID銃と違ってID登録はされていないため、戦場で拾ったものをそのまま使用する事が出来る。また、AK102は輸出向けに作られており、弾薬はM4等と同じ5.56mm弾を使用している。アサルトライフルとしての性能はそれなりだが、大抵の場所で拾ってそのまま使う事が出来る。
民兵として潜入したスネークが使用していたが、ムービー中で動作不良を起こしてその場に投棄していた。このアクシデントは、使用した弾薬が現地生産の粗悪品であることから発生したものとされており、実際のAKは動作不良が少ない事で知られている。
AN-94(MGS4)
ロシア製のアサルトライフル。使用弾薬は5.45mmx39弾で、装弾数は30発。高速発射の2点バースト機能が付いており、2点バースト状態でアクションボタンを連打すれば、通常よりも倍近い連射速度を誇る。『MGS2PL』ではシェル1とシェル2の中央棟以外を巡回する敵兵(灰色の野戦服)が所持。『MGS4』ではプレイヤーも使用可能で、AK-102同様グレネードランチャーも装着可能。
RPK(MGSPW)
RPDの後継として1961年にソビエト連邦軍が正式採用した軽機関銃。軽機関銃ではあるが、RK47の派生型であるためアサルトライフルに分類されている。特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発することで使用可能になる。銃身が長いため照準が動かしにくくリロードにも時間がかかるが、RK47と比べると命中精度が高い。装弾数は40発だが、開発を進めると75発に増える。
ADM63(MGSPW)
ルーマニアで製造されたRK47の派生型。特定のミッションで設計図を手に入れた後、RK47が開発されている状態で研究開発することで使用可能になる。大威力の7.62mm弾を使用している為、反動が大きいが、フォアグリップが装備されているためRK47と比べると命中精度が向上している。解説文はルーマニア製のAIMがモデルとなっているものの、名称とグラフィックはハンガリー製のAKM-63がモデルとなっている。
ADM65(MGSPW)
ADM63を改良したカービンモデル。OUTER OPSの報酬で設計図を手に入れた後、ADM63が開発されている状態で研究開発することで使用可能になる。大型のマズルコンペセンセイターが装備されてADM63と比べると反動が抑えられている。ADM63と同様、解説文はルーマニア製となっているが、名称とグラフィックはハンガリー製のAMD-65がモデル。『MGS3』においても山猫部隊がこの銃を使用していた。
M16系統
XM16E1(MGS3)
ユージン・ストーナー設計のアメリカ陸軍の制式アサルトライフル・M16A1の試作型。1964年当時は、まだアメリカ空軍で限定的に採用されておらず、劇中では「東南アジアで実地試験中」という設定だった。装弾数20発。サプレッサーを装着可能。ウッドランドの迷彩塗装が施されている。武器ウィンドウを開いた状態で△ボタンを押すとフルオート・セミオート・3点バーストの切替えができる。ただしこれは試験に同行したガンスミスが独自に加えた改良と言う設定のMGSオリジナルで、実銃はA2、A4がセミ&3点バースト。M16、A1、A3、A5がセミ&フル仕様で、セミ&3点&フル仕様は存在しない。
M16A1(MGSPW、MPO)
アメリカ軍の制式アサルトライフル。『MGS3』の舞台である1964年当時は空軍でのみ試験的に運用されていたため、名称の前に実験用を意味する符号「X」が付けられていた。XM16E1と大きな性能的な違いは特に存在しないが、『MGSPW』では初期装備で装弾数30発。開発を進めるとサプレッサーとレーザーサイトが装着され、M37ショットガンもしくはM203 グレネードランチャーが装着されたモデルに強化される。
MPO』では、パイソンがボス戦で敵として対峙する時のみグレネードランチャー装備の物を使用。爆発すると冷気を発する液体窒素グレネードを射出し、爆発に巻き込まれると装備していた武器が凍り、一時的に使えなくなる。
XM177E2(MGSPW、MPO)
特殊部隊や部隊長、通信兵が使用する為に開発されたM16のカービンモデル。銃身を短縮しストックも伸縮式のものを使用している。『MGSPW』ではM653として登場。特定のミッションで手に入る設計図を手に入れた後、研究開発することで使用可能になる。開発を進めるとサプレッサーとレーザーサイトが装着され、M37ショットガンもしくはM203グレネードランチャーが装着されたモデルに強化される。
M4 / M4A1(MGS2PL)
コルト社製アサルトカービン
『MGS2』において、AKS-74Uとともに登場したアサルトカービン。M16A2の銃身を切り詰め、ストックをスライド式に変更したカービンモデルである。アメリカ軍の制式採用銃で、アメリカ軍のみならず、世界中の特殊部隊で採用されている。作中ではNavy SEALsやハイテク兵が装備している。
 敵の増援部隊が使用している盾や防弾チョッキを容易に破壊できるため、危険モード時に重宝される。ただしサプレッサーが装備できない分AKS-74Uと比べると銃声が大きく敵に気付かれやすいので、潜入モード時の使用には向いていない。
また、ゲーム上の表記はM4だが、実際にはフルオート射撃が可能であるためM4A1である。(M4は3点バースト)
M4 SOPMOD / M4 CUSTOM(MGS4)
M4A1にレイルシステム等をビルトインしたカスタムモデル。サプレッサーやレーザーサイト等のカスタマイズパーツが豊富で、フリーフローティングバレル、フリップアップサイト、CQCフラッシュハイダーを標準装備する。セミオート・フルオート・3点バーストに切り替え可能。
中東でドレビンと遭遇した際に彼から「挨拶がてらのプレゼント」としてもらう。PMC向けの高級モデルで、フリーフロートバレルを採用するなど軍用品より精度が高い。ハイダーがCQCにも対応した構造になっており、装備状態でCQCを実行可能。
FA-MAS(MGS)
1977年からフランス軍が正式採用しているブルパップアサルトライフル。作中ではフルオートのみだが、実銃はセミ・フルオート射撃に加えオプションパーツを組み込むことで3点バーストでも使用可能(組み込まれていない個体の方が珍しい)。
『MGS』では、シャドーモセス島を占拠するゲノム兵の標準装備である。
また、実際にプレイヤーが使用出来る作品とは別に、『MGS2』のプラント編におけるタンカー編の回想(しかしスネーク本人の回想ではない)において、スネークがFA-MASを使用しているシーンを見る事が出来る。
FN SCAR-H Mk.17(MGS4)
ベルギーFN社製アサルトライフル。使用弾薬は7.62mmx51弾。(SCAR-Lは5.56mm弾)Mk17とは、FN SCARの7.62mm口径モデルの米軍制式採用名である。
プレイング・マンティスなど、PMCの戦闘員達が主に使用している。ID登録されているので、スネークが使うにはIDロックの解除をしてもらう必要がある。10.5インチ銃身にM16A2等と同型のフラッシュハイダーを備えた架空モデル(現実のSCAR-Hは13インチ銃身が最短)。装弾数は20発と少なめだが威力と精度が高く、フォアグリップとスコープを付けてセミオートにすれば簡易狙撃銃としても使用出来る。
XM8(MGS4)
G36Cを元に作られたM16に変わる開発中の米軍の次期アサルトライフル候補。最も標準的な仕様で、正式名はXM8 Baseline Carbine。作中での使用弾薬は5.56mmx45弾。『MGS4』では米軍の制式装備になっているが、試験段階を意味する「X」の字が取れていない。実銃は採用が見送られ、現在はH&K社のカタログにも存在しない。
ラットパトロール・チーム01が使用する。選抜射手のエドはロングバレルにスコープ、擲弾兵のジョナサンはノーマルバレルにグレネードランチャー、ポイントマンのジョニーはショートバレルに換装されているなど、隊員によって異なるパーツ構成になっている。
作中ではBaseline Carbine仕様のほかに、ジョニーのCompact Carbine(PDW)仕様(下記参照)、エドのSharpshooter(マークスマンライフル)仕様が登場する。
G3A3(MGS4)
ドイツのH&K社製アサルトライフル。仕様弾薬は7.62mmx51弾。特に南米の反政府軍などが使用している。射程が長く、近距離よりも中〜遠距離での射撃に向いているが、反動が強く、5.56mmのライフルに比べて扱い難い。
G3は西側諸国を代表する小銃の一つで、ドイツ連邦軍を中心に数多くの国で採用された。MP5やHK21のベースになるなど、様々なバリエーションが展開されたのも特徴である。実際のG3はFALよりも反動がマイルドで扱い易かったといわれる。
FAL Carbine(MGS4、MGSPW)
ベルギーのFN社製アサルトライフルFALのカービンモデル。使用弾薬は7.62mmx51弾。AK-47に次ぎ、世界90ヶ国で使用されている傑作アサルトライフル。
実銃ではセミオート時の精度こそ高いものの、シンプルなターンロックボルトのガス圧利用方式を採用したため、フルオート時の反動が強すぎて制御するのが難しい。イギリス軍制式採用モデルであるL1A1では、それが理由でフルオート機能をカットしてある。その点、ゲーム内ではG3と性能が逆転している。
セミオートでは非常に優れた命中精度を誇っているため、スコープを取り付け、狙撃銃として運用されることもあるが、作中ではスコープを搭載することはできない。
『MGSPW』では、特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発することで使用することが出来る。最初は通常モデルだが、改良するとカービンモデルになり、レーザーサイトも装着される。
ステアーAUG(MGSPW)
オーストリアのステアー社製のブルパップ式アサルトライフル。使用弾薬は5.56mmx45弾で、装弾数は30発。ゲーム中ではSUGの名称で登場。
H&K G11(MGSPW)
ドイツのH&K社が開発したケースレス弾を用いたブルパップ式アサルトライフル。作品に登場したのは初期に試作されたプロトタイプ2である。
AM MRS-4 RIFLE(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
架空の会社「アームズマテリアル社」で製造しているアサルトカービン。正式名称は「アームズマテリアル 多目的ライフル」。メインミッション終盤[4]では、MSFの兵士が(カズヒラ・ミラー含め)使用している。
装弾数は30(+1)発で、サプレッサーとフラッシュライトを装着している。カービンモデルであるため、射程距離は短い。
なお、特別ミッション「デジャヴ・ミッション」及び「ジャメヴ・ミッション」では、特殊なフラッシュライトが装着されているタイプがキューバ南端の収容キャンプ「キャンプ・オメガ」の武器庫に置かれており、特定のロゴマークを照らすとそのロゴマークが消える。外見はベルギー製の「FNC」にそっくりである。
『MGSV: TPP』でも引き続き登場。5.56mm口径軽量カービン。唯一元からサプレッサーが装着されている。連射性能が特に優れており、命中精度も目を見張るものがある。あらゆる場面に対応できるような安定した性能を持つが、有効射程のみ他のアサルトライフルよりも多少短い。開発を進めていく事でロングバレル化やライトマシンガンバレル化できるようになり、ロングバレルの銃はFOBの警備設定が殺傷でなおかつ近距離以外に設定されていると警備兵が装備する。
AM RIFLE TYPE69(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
架空の会社「アームズマテリアル社」で製造しているアサルトライフルで、キューバ南端の収容キャンプ「キャンプ・オメガ」に駐屯している米海兵隊員の主力武装。装弾数は30+1発で、ロングバレルになっているため、AM MRS-4 RIFLEと比較すると射程距離が長いが、サプレッサーが装着されていないため、発砲音で敵兵士に気づかれてしまう。『MGSV: GZ』では、米海兵隊員が装備している通常タイプの他に、アンダーバレルグレネードランチャーと3段階の主観倍率変更ができるスコープを装着した強襲支援タイプの2種類がある[5]
『MGSV: TPP』ではこのままでは登場しないがカスタマイズでAM MRS-4 RIFLEのアンダーバレルにDGL UDBL-GLを装着する事で再現が可能。また、サプレッサーを装着する事ができる。
SVG-76(MGSV: TPP)
正式名称は「1976年式 グリゾフ自動小銃」。ソ連系5.56mm口径アサルトライフル。ソ連兵の主要装備である。基本的には平均の性能を持つが、開発によって差別化をはかることも可能。威力の底上げをしたり、ショートバレル化する事で連射性能を伸ばす事もできる。更にはライトマシンガンバレルやドラムマガジンを装着し、制圧力を高める事も可能。モデルとなった銃はAK-74。ショートバレル化した姿はAKS-74U、ライトマシンガンバレル化した姿はRPK-74とそっくりとなる。
SVG-67(MGSV: TPP)
正式名称は「1967年式 グリゾフ自動小銃」。ソ連系7.62mm口径アサルトライフル。SVG-76を7.62mm化の開発をすることで手に入る。自動照準補正の低下と引き換えに、威力と有効射程が向上している。SVG-76同様、ショートバレル化やライトマシンガンバレル化する事が可能。モデルとなった銃はAK-47。
UN-ARC(MGSV: TPP)
架空の会社「UN社」が製造しており、正式名称は「UN アルク自動小銃」。7.62mm口径の大型アサルトライフル。全体的に高水準な性能を持つが、自動照準補正が低い為正確な狙いにはある程度プレイヤースキルを要する。開発を進める事でショートバレル化やライトマシンガンバレル化の他、アサルトライフルでは唯一の非殺傷のゴム弾化にする事ができ、敵を殺害する事なく無力化する事が可能になり、FOBの警備設定が非殺傷でなおかつ近距離以外に設定されていると警備兵が装備する。側面にセレクターレバーが存在しているが、切り替えはできずフルオートで固定。大まかなモデルとなった銃はFN FALでハンドガードの形状はH&K G3に似ている。
G44(MGSV: TPP)
正式名称は「G44 プルバップアサルトライフル」。サイファーの部隊、スカルズが使用している。
弾薬は5.56mm。自動照準性能がとても高い為、エイムは容易となっており、連射性能も優れている。開発を進める事でショートバレル化やヘビーバレル化、9mm化が可能になる。UN-ARCのようにこちらにも側面にセレクターレバーが存在しているが、切り替えはできない。
種子島(MGS4、MGSPW)
火縄銃。名前の種子島は鉄砲伝来が行われた場所である。1発ごとのリロードなうえにリロードは非常に遅い(実際の射法を再現し、胴薬・弾丸の装填を手作業で行うため)。
開けた場所で発砲すると、1/3の確率で神風が吹く。『MGS4』では神風に巻き込まれた者は(敵味方問わず)吹き飛ばされ、その跡には吹き飛ばされた者が持っていたであろう武器とアイテムだけが残る。
『MGSPW』では、特定のミッションで設計図を手に入れていて、かつ「大和魂」のスキルを持つスタッフが研究開発班に配属されている状態で研究開発することで手に入るが、設計図が手に入る確率がランダムであるため、設計図の入手がとても難しい。『MGS4』と同じく神風を発生させ、敵兵を1/2の確率で吹き飛ばす。その後、カズヒラ・ミラーから「回収班から報告があった。フルトン用のヘリに敵兵がしがみついていたそうだ」などの無線連絡が入り、敵兵はそのままMSFマザーベースへと回収される。ゲーム中ではアサルトライフルに分類されているが、連射力の低さから狙いを正確に付ける必要があるため、どちらかといえば狙撃銃の扱いに近い。


マシンガン

M60系銃
M60E1(MGS、MGSPW)
サコー社製の軽機関銃。ベトナム戦争時に開発され、長らくアメリカ軍全体で制式採用されてきたアメリカを代表する機関銃。『MGS』では最後にスネークらが脱出に用いた車両(ジープM151)に搭載されていた。『MGSPW』では特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発することで使用可能になる。装弾数は100発。開発を進めると装弾数が200発になり、装甲貫通力の高い徹甲弾仕様となる。
M60E4(MGS4)
M60E3を軽量・小型化させた改良型である。中盤以降のPMCの標準装備となっており、M4A1と同じく多数のオプションを装着出来る。また、連射していると時折雄叫びを上げる。ベルト給弾式で装弾数は200発(ストックマガジン合わせて800発)と、作中最多の装弾数を誇る。使用弾薬は7.62mm×51弾
M63(MGS3、MGSPW)
アメリカ製システムウェポンのベルト給弾式軽機関銃タイプ。本来パーツを組み替えればアサルトライフルカービン銃にも変える事が可能な兵器だが、交換用のパーツは登場しないため、単なる軽機関銃として扱われる。
威力はアサルトライフル程度だが、非常に高い連射力と100発という桁違いの装弾数のおかげで破壊力に優れ、マシンガンにもかかわらず相手が吹き飛んでいくという代物。囲まれた時などに威力を発揮する。
反面、後述の理由もあって隠密行動には向かない。また、エイムも使えないので狙い撃ちもできない。ゆえに完全な戦闘用の銃である。
長時間撃ち続けるとスネークが雄叫びを上げる。『MGSPW』では雄叫びを上げない。
シギントの話によると、ソ連軍は米国から鹵獲した物を実験的に採用していたとされる。
『MGSPW』では特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発を行うことで使用可能になる。『MGSPW』に登場するマシンガンの中で最も軽く、装甲貫通力の高い徹甲弾を使用している。
HK21E(MGS4)
H&K G3の軽機関銃(あるいは分隊支援火器)モデル。装弾数は100発。序盤の中東においてドレビンが洗浄したものを所持している民兵がおり、PMCから鹵獲したと語っている。
PKM(MGS4、MGSPW)
旧ソ連製の機関銃。AKシリーズの生みの親、カラシニコフにより設計された機関銃で、南米某国の反政府軍が使用する。7.62mm×54R弾を使用するため、一応SVDと弾薬を共有出来る。装弾数は100発。レールがないので拡張性には劣るが、マシンガンの中では最も威力が高い。
『MGS3』の初期のトレーラーでは、ソ連兵のバイク(IMZ・ウラル)に同銃が搭載されていたが、『MGS3』本編では登場しなかった。
Mk.46 Mod1(MGS4)
M249軽機関銃(アメリカで国産化されたミニミ軽機関銃)をベースに改良されたモデル。装弾数は100発。PMCや米軍の標準装備となっている。5.56mmx45弾という小口径の弾薬を使っているため、威力と反動が低い。M60E4と同じく多数のオプションパーツが装着出来る。
MG3(MGSPW)
ドイツのラインメタル社で製造された汎用機関銃。特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発することで使用可能になる。MG42の薬室を改修し、7.62mm NATO弾を装填可能にした。装弾数75発。実銃同様ライトマシンガンとしては破格の連射力を持つ。しかし、反動が大きく狙いをつけにくいので上級者向き。開発を進めると装弾数が150発となり、装甲貫通力の高い徹甲弾となる。
M61A1(MGS)
ゼネラル・エレクトリック社によって開発された20mmのガトリング砲。『MGS』では、個人携行用に改造したモデルをバルカン・レイヴンがスネークとの戦闘の際に使用していた。
M134(MGSPW)
M61A1を小型軽量化した7.62mm口径電動式ガトリング砲ゼネラル・エレクトリック社によって開発され、開発の経緯から通称ミニガンと呼ばれている。特定のミッションをSランククリアで手に入る設計図を手に入れて、かつ「M134設計」のスキルを持つスタッフが研究開発班に配属されている状態で研究開発を行うことで使用可能になる。なお、M134アメリカ陸軍での形式名称で、空軍ではGAU-2B/A海軍ではGAU-17/Aと呼ばれている。M61シリーズと同様に6本の銃身を持ち、「ペインレス(被弾した痛みを感じる間もなく死ぬという意味)ガン」と呼ばれるほどの想像を絶する破壊力と毎分2000〜4000発という単銃身機関銃では考えられない発射速度を持つが、15.9kgと非常に重いため取り回しが非常に悪いうえに、掃射直後と掃射後に大きな隙があるため扱いが非常に難しい。
『MGSPW』では個人で携帯できるほどのタイプとなっているが、これはフィクションであり、実際は銃弾と大容量バッテリーを携行しながらの使用は不可能であること、18kgと非常に重く、実弾発射時の反動や振動も射手の体力的なことを考えても到底耐えられるものではないことから、軍用ヘリコプターガンシップハンヴィー等に搭載される固定武装となっている。
ALM 48(MGSV: TPP)
正式名称は「アバディーン 軽機関銃 タイプ48」。7.62mm口径の汎用マシンガン。連射性能は低いが威力が高く、集弾性能も優れている為、弾を無駄にせず制圧ができる。開発でレシーバーを換装し、連射性能を伸ばす事も可能。FOBの警備設定が殺傷でなおかつ中距離に設定されていると警備兵が装備する。モデルとなった銃はM60。
UN-AAM(MGSV: TPP)
正式名称は「UN モジュラーマシンガン」。口径は5.56mm。威力は低いが集弾性能と自動標準性能が高いので正確な狙いが可能。とはいえライトマシンガンである事には変わりないので反動は大きい。リロード時間はマシンガンの中でも特に遅い。開発を進めていく事で7.62mm化や非殺傷のゴム弾化も可能。なお非殺傷銃はALM 48と異なりFOBの警備設定を非殺傷でなおかつ中距離に設定していても警備兵は装備しない。モデルとなった銃はM249軽機関銃。
LPG-61(MGSV: TPP)
正式名称は「1961年式 グリゾフ軽機関銃」。ソ連で開発された7.62mm口径のマシンガン。連射性能に優れるがその分反動が大きく集弾性能は低い。モデルとなった銃はPKM。
『電磁波照射ガン。』(MGSPW)
CO-OPS専用武器。2人以上が装備して初めて兵器として機能する。特定のミッションをSランククリアで手に入る設計図を手に入れて、かつ「電磁兵器設計」のスキルを持つスタッフが研究開発班に配属されている状態で研究開発することで手に入る。銃を構えるとレーザーのようなものが照射され、仲間が同じ武器を構えて照射しているレーザーと交わった状態で発射すると交点で強力な電磁波が発生し、周囲の敵を一掃することができる。なお、交点に交わるレーザーの数が多いほどその攻撃力が上がる。

ショットガン

M37(MGS3、MGSPW)
イサカ社製の12ゲージのポンプアクション式ショットガン。マガジンチューブが短いため、装弾数は4発と少ない。
銃身とストックを切り詰めて取り回しをよくした、いわゆるソードオフ仕様。遠距離では狙いづらく威力も低いものの、近距離では敵を一撃で倒せる威力を誇る。リロードの際はスピードローダーで弾薬を一括装填する。
『MGS3』ではGRUの兵士が装備しているが、当時のソビエトには軍事作戦でショットガンを使用する機会が無く、政治的にアメリカ製ショットガンを採用することはなかった。しかし、作中のシギントの話によると、ヴォルギン配下の部隊では製造元に拘らず、戦術研究の一環として東西問わず様々な武器を使用していたため、米国から鹵獲した物もコピーして配備していたとのこと。
 M37もマレーシアのジャングル戦でSASが不意の遭遇戦にショットガンを活用した戦術の研究のためだろう、と言われていた。
『MGSPW』ではサプレッサー装着仕様の他にソードオフされていない通常モデル(ゲーム中ではロングバレルモデルと表記)も登場。開発を進めるとスコープが取り付けられる。
M870 CUSTOM(MGS4)
『MGS4』で登場したM870のカスタムモデル。レイルが装着されており、カスタムパーツが取り付け可能。ライトを標準装備。
SAIGA12(MGS4)
ロシア製のセミオートマチック式ショットガン。12ゲージで装弾数は8発。マガジンはチューブ式ではなく箱型の為、ショットガンとしては非常にリロードが早い。AK-74をベースに作られたショットガンである為、見た目はアサルトライフルによく似ている。セミオート、箱型マガジンなど、ショットガンとしては最も戦闘向きである。
水平2連(MGS4、MGSPW)
狩猟用散弾銃の銃身とストックを切り詰めた、ソードオフショットガン。サイズはハンドガン並みである。12ゲージで2発の散弾を同時発射するため非常に強力だが、発砲のたびにリロードの必要性が生じる。片手でも射撃可能。主に南米の反政府軍が使用する。『MGSPW』ではソードオフされていない通常モデルも登場。開発を進めるとゴム弾を使用した非殺傷装備も使用することが出来る。
スパス12(MGSPW)
フランキ社製のセミオートショットガン。CAWほどではないにしろ、高い連射性を持ち、高威力の散弾を確実に相手に送り込める。改良するとマガジンチューブが延長され装弾数が増加する。『MGS2』ではハイテク兵が装備していた。
CAW(MGSPW)
H&K社製のオートマチックショットガン。散弾銃の中では飛び抜けた連射性を誇り、「鉄の暴風」とも形容される。
S1000 SHOTGUN(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
架空の会社「ブロウトン社」で製造している12ケージのポンプアクション式ショットガンで、正式名称は「ブロウトン モデル1000シリーズ ショットガン」。M870に似ている。装弾数や射程距離ではアサルトライフルには劣るものの、至近距離では絶大な威力を誇る。開発を進めていく事でボックスマガジン化によるリロード速度アップやより威力を高めるスラッグ弾化や非殺傷のエアショック弾化、マガジンチューブを延長し装弾数を増加させる事が可能になる。非殺傷銃はFOBの警備設定が非殺傷でなおかつ近距離の場合警備兵が装備する。
なお、アサルトライフルと同様にプライマリウェポン1に分類されるため、アサルトライフルと同時に装備することができない。
RASP TB-SG(MGSV: TPP)
正式名称は「ラスプ ツインバレル ショットガン」。典型的な中折式の狩猟用水平二連銃。その名の通り装弾数は2発のみで弾丸は1発ずつ手で込める為リロードには時間がかかる。更に開発を進める事でスラッグ弾化し、より威力を高める事ができる他、非殺傷のエアショック弾化する事や有効射程が伸びるロングバレル化、有効射程を犠牲に連射性能が上がるソードオフ化する事も可能。モデルとなった銃はウィンチェスターM21。
KAGARGA-83(MGSV: TPP)
正式名称は「カバルガー ショットガン」。ヴェープル12モロトSAIGA12に似ている。威力はそこそこながらオートマティックの為、連射速度が非常に速い。また、装弾数も他のショットガンと比べ多いので長期戦に向いている。FOBの警備設定が殺傷でなおかつ近距離の場合警備兵が装備する。
BULLHORN SG(MGSV: TPP)
ブルバップスタイルのポンプアクションショットガンで、正式名称は「ブルホーン ショットガン」。威力は抑えめなものの、集弾性能と有効射程に優れている。開発を進める事でフルオート化が可能。モデルとなった銃はKel-Tec KSG

スナイパーライフル

H&K PSG-1系銃
PSG1(MGS、MGS2PL)
高い射撃精度を誇るドイツのH&K社製セミオート狙撃銃H&K G3SG/1をベースに作られた。使用弾薬は7.62mmx51弾。装弾数は、使用したマガジンの違いから『MGS』で5発、『MGS2』で20発となっている。装備すると主観(スコープ)画面になり、□ボタンで発砲。
『MGS』では装備すると自動的にホフク状態になり、スコープの倍率も固定だったが、『MGS2』ではホフク・しゃがみ・立ち、いずれの状態でも使用出来、スコープの倍率変更も可能である(○ボタンでズームイン、×ボタンでズームアウト)。
遠距離から敵を倒せる便利な武器だが、発砲音で敵に気付かれる恐れがある。装備中の手ブレは、匍匐状態で装備したり、ジアゼパム等を使用する事で軽減が可能。
PSG-1は本来、その特徴的な銃身がサプレッサーの役目を果たすが、銃声が響き、敵兵に気づかれることもある。
PSG1-T(MGSTTS、MGS2PL)
PSG1を麻酔弾発射用に改造したもの。装弾数は5発。使い方や特徴はPSG1と共通で、敵を殺すのではなく、眠らせるという点のみが異なる。
銃身にはサプレッサーが取り付けられている為、発射音が非常に小さい。また、麻酔銃としては珍しくセミオート式。ただし、弾薬補給数が極端に少ない。
SVD系銃
SVD(MGS3、MGSPW)
ソ連製のセミオート狙撃銃。日本語での正式名称は「ドラグノフ狙撃銃」である。7.62mmx54R弾を使用し、装弾数は10発。純粋な狙撃銃として設計された訳ではなく、あくまでマークスマン・ライフルとして運用される。
使い方や特徴は『MGS2』のPSG1から多少変更されていて、構える時に「スコープを覗く/覗かない」の操作が出来るようになった。装備すると主観画面になり、L1ボタンを押している間スコープを覗く。スコープを覗いていない状態だと視界が広く取れるので、周囲を警戒しやすくなる。また、スコープの倍率が3倍・10倍の2段階切替式になり(PSG1は無段階調節式)、△ボタンで倍率を切り替えられる。なお、この変更点は後述のモシン・ナガンも同様である。
『MGSPW』では特定のミッションで設計図を入手して、研究開発する事で使用可能になる。最初からスコープの主観倍率を3段階に変更する事が出来、装甲貫通力の高い徹甲弾を使用しているので、敵兵のヘルメットを貫通する事が出来る。開発を進めると装弾数が20発になり、暗視スコープ付に強化される。
SVDS(MGS4)
SVDの改良型で、折り畳み可能なストックに変更したモデル。ただし作中では名称はSVDに統一されている。
M14系統
M21(MGSPW)
M1ガーランドを元に開発された朝鮮戦争後の米軍の歩兵主力ライフルの単発仕様。初期のベトナム戦争で使われたM14を狙撃専門にしたマークスマンライフル。7.62mmx51弾を使用。開発によってショートバレル化とサプレッサーが付く。
M14EBR(MGS4)
M14にピストルグリップ、ピカティニー・レール、Sage製EBRストック等、現代の技術で改良された狙撃銃。なお、この銃は狙撃銃扱いであるが、M14に高度な狙撃機能が加わった汎用バトルライフル化している。
『MGS4』ではサプレッサーが装備できる上、上記の通り汎用バトルライフルなので、フルオート射撃が可能であるなど汎用性が高い。その上、連射しても射撃時のブレが全くと言っていいほど無いことから、ヘッドショットが容易に狙える。またサプレッサー、フラッシュライト、レーザーサイトと言ったアクセサリ3種を装備できる。
対戦車ライフル系統
PTRD1941(MGSPW)
1941年にソ連軍が採用した単発式ボルトアクション式対戦車ライフル。特定のミッションで設計図を手に入れていて、かつ研究開発班に対戦車ライフル設計のスキルを持つスタッフが配属された状態で研究開発する事で手に入る。全長2m、重さが16kgと非常に長く重い為、肩に担いで移動する。リロード時間は長く、モーション中は移動が出来ない。構えも遅く、照準がほとんど動かせない上に装弾数は1発しかないが、対戦車ライフルだけあって威力はとても高い。最初からスコープの主観倍率を3段階に変更する事が出来る。
PTRS1941(MGSPW)
PTRD1941と同様に1941年にソ連軍が採用したセミオートマティック式対戦車ライフルで装弾数は5発。なお、『MGSPW』の世界ではPTRD1941の派生扱いとなっている。特定のミッションでのSランククリア報酬として手に入る設計図がある事とPTRD1941が開発されている状態で、かつ研究開発班に対戦車ライフル設計のスキルを持つスタッフが配属された状態で研究開発を行う事で手に入る。全長2m、重さが21kgと非常に長く重い。セミオート式である点以外はPTRD1941とほぼ同様。『MGSPW』に登場するスナイパーライフルの中では最強の威力。
なお、PTRD1941と同じ1941年採用だが、生産性で劣っていた為、全部隊に配備されたのは1943年に入ってから。また、『MGSPW』では1人で使用しているが、実際の戦場では弾薬手と射撃手の2人による行動が基本だった。
モシン・ナガン(MGS3、MGSPW、MGS4)
SVD採用前に第二次世界大戦等で使われたロシアのボルトアクション式狙撃銃、モシン・ナガンM1891/30の改良型。使用弾薬は7.62mm×54R。初期型はロシア帝国時代に作られた銃である。ジ・エンドが使用。
彼が使用するものは麻酔弾発射用に改造されており、他にも折り畳み式ストックとピストルグリップへの換装など、彼自身による改修が施されている。シギントはこの改造を「空挺降下でもするためなのか、よくわからないが」といっている。ジ・エンドをスタミナキルで倒すと、戦闘終了後に入手することができる。
使い方などは他の狙撃銃と同様であるが、ボルトアクション式のため、連射ができないという弱点がある。なお、クイックチェンジと射撃を繰り返すことで強引に連射力を上げることもできるが、いちいちスコープ視点と第三者視点を行き来するため、非常に狙いがつけづらい。
ジ・エンドとは直接の関係が無い『MGS4』でも同様の麻酔弾発射用のものが登場する。
『MGSPW』では特定のミッションで設計図入手後、研究開発する事で使用可能になる。開発を進めると麻酔弾の効力が強化される他、スケルトンストック装備で軽量化され、最終的にはサプレッサーが装着される。
DSR-1(MGS4)
強力な.300ウィン・マグナム弾を使用する、ドイツ製のボルトアクション式ブルパップ狙撃銃。マグナム弾を使用する為、殺傷能力が高い。軽合金や強化プラスチックなど、近代的な素材を多用した造りとなっている。
外見上はグリップの前後にマガジンが2つあるように見えるが、前方に装着されているマガジンは予備のものである。
M1C(MGSPW)
第二次大戦時に米軍の歩兵主力ライフルとして使用されたM1ガーランドライフルにM84スコープを追加した狙撃銃。特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発することで使用可能になる。開発を進めると主観倍率を3段階に変更できるようになり、通常の弾の他に当たった相手の気力を回復する気力回復弾を使用することができる。
M700(MGSPW)
アメリカの銃器メーカーレミントン・アームズ社によって製造されているボルトアクション式狙撃銃。1961年の発売以来、現在でも多く販売されているボルトアクションライフルの代名詞で、狩猟用、競技用の他にも各国の軍隊や警察等にも配備されている。特定のミッションで設計図を手に入れた後、研究開発をする事で使用可能になる。最初からスコープの主観倍率を3段階に変更する事ができ、装甲貫通力の高い徹甲弾を使用しているので、敵兵のヘルメットを貫通する事が出来る。開発を進めるとブルバレルが装備されて反動が非常に小さくなり、通常の弾の他に当たった相手のLIFEが回復するLIFE回復弾が使用可能になる。
VSS(MGS4)
ロシア製のスペツナズ専用に開発された狙撃銃。最初からサプレッサーが内蔵されており、隠密、暗殺任務で使用されていたとされる。9mm×39という特殊な弾薬を使用する他、完全な消音化の為に弾丸は亜音速で発射される。装弾数は20発。
M82A2(MGS4)
バレット社製のアンチマテリアルライフル(対物ライフル)M82A1のブルパップ式改良型。50口径で、使用弾薬は.50 BMG。バレットM82のバリエーションの一つで、飛行中のヘリコプターを攻撃するために、ランチャーのように肩に担いで使用するショルダーガンとして設計されている。本来、対物用として開発されたライフルのため、銃の中では兵士2人を貫通するほどのトップクラスの破壊力を有する。
小島秀夫推薦の銃。
『MGS4』本編ではジョニー(アキバ)が使用し、メリルを包囲したBB部隊を一掃している。
レールガン(MGS4、MGSPW)
メタルギアREXに搭載されていたレールガン技術を応用して作成された。現実世界の米軍では、AGS(Advanced Gun System)と呼ばれるロケットアシスト砲の次の段階として軍事転用する為のレールガンの技術開発や実験も行われているが、個人携帯用火器としては架空の兵器。砲弾の運動エネルギーは140mm滑腔砲弾の約50%と、個人携帯用火器としては過剰なまでの破壊力と反動、そして重量を持つ。
クライング・ウルフが使用しており、彼女を倒す事で入手する事が出来る。ゲーム内では狙撃銃として分類されるが、月光を一撃で破壊出来る事と小型ではあるがその他の狙撃銃よりも非常に大きく重量もかなり重たい為、正確に言えば重火器である。レベル1からレベル3までエネルギーをチャージする事が出来る。
『MGS2』において、フォーチュンが使用していたが、彼女の物はレールガン小型化においての試作品であり、レール材のプラズマ化やレール間放電等の技術的問題が解決出来ず、『MGS2』の段階では実用化されていなかった。本来は暴発の危険性が高過ぎる為、とても実用に堪えるものではないが、フォーチュンのみは「強運」でこれを使い熟しているようである。5年が経過した『MGS4』の段階では、技術的問題は解決している。
『MGSPW』では、特定のミッションで設計図を入手後に研究開発する事で使用可能になる『レールガン。』が登場。CO-OPS専用武器でレールガン本体とレールガン用ダイナモに分かれている。銃単体でも発射可能だが、威力は非常に低い。真価を発揮するのはCO-OPS時で、コープインした仲間がダイナモを装備し、本体に電力を供給する事で、弾丸の威力を飛躍的に向上させる事が出来る。
WA2000(MGSPW)
ドイツ・ワルサー社によって開発されたオートマチック式狙撃銃。PSG-1と同等の命中精度を持ち、一般的に精度が低いと言われているオートマチック式狙撃銃としては非常に高い精度である。しかし、本体だけでも7kgと非常に重い為、取り回しが悪い。なお、フラッシュハイダーが装着されていないので前期型である。
特定のミッションで設計図を入手後に研究開発することで使用可能になるが、他のスナイパーライフルと比べると開発費用が割高。スコープの主観倍率を変更することができ、装甲貫通力の高い徹甲弾を使用している。開発を進めると主観倍率を3段階に変更できるようになる。
ブロウトン モデル2000シリーズ 狙撃銃(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
脱着式マガジンの7.62mmボルトアクション式狙撃銃。M700に似ている。スコープの主観倍率を3段階に変更することができ、装甲貫通力の高い弾を使用しているため、有効射程と威力が優れているが、撃つ度にコッキングアクションがあるため連射ができない。
『MGSV:GZ』ではクリア特典としてミッションクリア後のスタート地点に設置されている。
『MGSV:TPP』では、実弾を使用した殺傷銃の他、麻酔弾を使用した非殺傷銃の開発が可能。開発を進めると8倍率可変スコープやダットサイト、レーザーサイト、サプレッサーの装着が可能な他、殺傷銃はヘルメットを貫通するマグナム弾が使用できるようになる。
レノフ・イクス 狙撃銃(MGSV: TPP)
ソ連製の7.62mmボルトアクション式狙撃銃。
『MGSV:TPP』では、7.62mm弾を使用した殺傷銃の他、7.62mm麻酔弾を使用した非殺傷銃の開発が可能。開発を進めると高精度ストックへの変更、8倍率可変スコープやダットサイト、レーザーサイトの装着が可能な他、殺傷銃はヘルメットを貫通するマグナム弾が、非殺傷銃はサプレッサーが使用可能となる。非殺傷銃はFOBの警備設定が非殺傷でなおかつ遠距離でタイプ73狙撃銃の非殺傷銃を開発していない場合グレード4までのものを警備兵が装備する。モデルとなった銃はモシン・ナガン及びL42A1
バンベトフ狙撃銃(MGSV: TPP)
既存パーツを流用することで開発コストを抑えた7.62mmセミオートマティック狙撃銃。ドラグノフ狙撃銃に似ている。スケルトンストックを採用しているため取り回しが良く連射性能が高いが、威力は劣る。
開発を進めるとレーザーサイト、サプレッサーが装着可能な他、マズルブレーキ化による集弾性がアップする。
アームズマテリアル タイプ71 狙撃銃(MGSV: TPP)
架空の会社「アームズマテリアル社」が製造している7.62mmセミオートマティック狙撃銃。SR-25に似ている。連射性能向上と引き換えに発生する命中精度の低下が抑えられている。
開発を進めると6倍率可変ライフルスコープ、レーザーサイト、サプレッサーが装着可能となる。
FOBの警備設定が殺傷でなおかつ遠距離に設定されていると警備兵が装備する。
アームズマテリアル タイプ73 狙撃銃(MGSV: TPP)
架空の会社「アームズマテリアル社」が製造している5.56mmセミオートマティック狙撃銃。タイプ71狙撃銃を5.56mm化の開発をすることで手に入る。
タイプ71狙撃銃と比較すると威力は劣るが、集弾性能が上がっている他、麻酔弾を使用した非殺傷銃の開発が可能となっている。
非殺傷銃はFOBの警備設定が非殺傷でなおかつ遠距離に設定されていると警備兵が装備する。
ブレナン 長距離狙撃銃 タイプ46(MGSV: TPP)
12.7mm弾を使用したボルトアクション式アンチマテリアルライフル。装甲貫通力の高い12.7mmの徹甲弾を使用しているため有効射程と威力が優れているが、ボルトアクション式のため連射性能が劣る。モデルとなった銃はアキュラシーインターナショナル AW50及びマクミラン TAC-50
サーバル対物ライフル(MGSV: TPP)
12.7mm弾を使用した大型のセミオートマティックアンチマテリアルライフル。ブレナン長距離狙撃銃のセミオート化の開発をする事で手に入る。装甲貫通力の高い12.7mmの徹甲弾を使用しているため、抜群の威力を誇る。全体的なデザインはダネル NTW-20がモデルとなっているが、マガジンやグリップの形状や性能、名称などはゲパード GM6 Lynxがモデルになっている。
モロトーク-68 対物ライフル(MGSV: TPP)
12.7mm弾を使用した大型のボルトアクション式アンチマテリアルライフル。FOBミッションで集めたポイントの交換で設計図を入手し、GMPを消費して開発することで手に入る。
サプレッサーが装着されており、装甲貫通力の高い12.7mmの徹甲弾を使用しているため、抜群の威力を誇るが、撃つ度にコッキングアクションがあるため連射性能が劣る。
レノフ・イクスbis狙撃銃(MGSV: TPP)
遮蔽物を貫通する弾丸を使用する狙撃銃で、PS4、Xbox One、Steam版のFOBミッションでのみ使用可能。FOBミッションで集めたポイントの交換で設計図を入手し、GMPを消費して開発することで手に入る。
実弾を使用した殺傷銃と麻酔弾を使用した非殺傷銃の2種類が開発可能。遮蔽物に関係なく貫通するが、対物ライフルと比較すると威力が低い。
『ステルスガン。』(MGSPW)
対象に照射し続けることでステルス状態にする事が出来るCO-OPS専用兵器。その特性上、SINGLEプレイ時に持ち込んでも何の意味も成さない上に、見つかっている状態だと全く意味がない。かぎカッコ(『』)と句点(。)も含めて名称な上に狙撃銃に分類されている。なお、最初は21秒間しか連続使用できないが、開発を進めていくと使用時間が延び、最大ランクまで開発を進めると84秒間連続使用が可能になる。
ローソンで発売前の予約による購入特典で、Extraメニューでパスコードを入力する事で使用可能になるが、ある特定のミッションで設計図を入手後に研究開発する事でパスコード無しでも使用可能になる。

ランチャー・ミサイル

スティンガーミサイル系統
FIM-43(MGSPW)
スティンガー・FIM-92Aの前身である赤外線誘導式の携行用地対空ミサイルで、別名「レッドアイ」。また、デンマーク軍では「ハムレット」という名で呼ばれていた。1968年に運用開始され、FIM-92Aと同様にソ連がアフガニスタンに侵攻した際に、アメリカはムジャヒディンに同武器を供与していたが、1985年から供給はFIM-92Aに変更されてしまい、衰退の一途をたどることとなった。
FIM-92Aと比べるとロックオンするまでに少し時間がかかってしまうが、同等の威力を持っているため、AI兵器やヘリ等の大型兵器との戦闘に有利。
スティンガー・FIM-92A(MG2、MGS、MGS2PL、MGSPW、MGS4)
赤外線誘導式の携行用地対空ミサイル。主にメタルギアや戦闘機、軍用ヘリといった大型兵器と戦う時に使用する。『MG2』においては画面外の敵を攻撃できた。また『MGS2』から登場するいわゆる「強情兵」にスティンガーを構えると普通の兵士と同じ驚き方をする。『MGS』『MGS2』では装備すると主観視点で構え、□ボタンを押すと発射する。装備中は移動ができない。『MGS4』では、装備しながら移動が出来るようになった他にリロード時に投棄して次のスティンガーを取り出す動作が追加された。
『MGS2』のものは旧式の対・対抗手段(カウンター・カウンター・メジャー)が不十分なタイプで、本来欺瞞されにくいフレアに惑わされてしまう。
なお、ソ連がアフガニスタンに侵攻した際に、アメリカはムジャヒディンに同武器を供与しており、旧ソ連軍のヘリパイロットから「ヘリコプターキラー」の異名を取り、抜群の成果をあげた。しかし、後にタリバンとの戦いに突入すると、今度はアメリカにその砲口を向ける事になってしまった。実際は精密機器故それほど使える数は残っていなかったようである。本来は「ファイア・アンド・フォアゲット」と呼ばれるようにミサイルの発射後は全自動で目標を追尾するが、『MGS4』では発射後も照準を合わせなければミサイルが迷走する。
『MGSPW』では特定のミッションで設計図を手に入れ、研究開発を行うことで使用可能になる。まだ試作段階なので、頭に「X」が付加されている。ロックオン性能が高く、クリサリスの高速回避に対抗できる数少ない武器。
ダネルMGL系統
RGB6(MGS2PL)
6連発の40mmグレネードランチャー。RGB6とは、ダネルMGLのクロアチア軍制式採用名。装備して□ボタンを押すと構え、放すと発射。発射後のグレネードは放物線を描いて飛び、主観視点に切り替えて発射角度を調整しつつ撃つと遠くに飛ばせ、遮蔽物の向こう側の敵をも攻撃できる。投擲用グレネードよりも狙いが付けやすい。ニキータ、スティンガー同様「強情兵」に構えると普通の兵士と同じ驚き方をする。
MGL140(MGS4)
アメリカ軍正式採用のグレネードランチャー。ダネルMGLの改良版で、ストックがM4と同じテレスコピックタイプに換装された他、マウントレールが標準装備されるなど、使用感はM4のようなアサルトライフルに近くなっている。
『MGS4』でレイジング・レイヴンを倒すと入手出来る。XM320と同じ各種40mmグレネードを使用する。
RPG系統
RPG-2(MGSPW)
RPG-7の前身であるソ連製歩兵携行用対戦車擲弾発射器。命中精度は低いが、破壊力は大きい。
RPG-7(MG、MGS3、MGSPW、MGS4)
RPGシリーズの一つで、RPGとは「携帯式対戦車擲弾発射筒」を意味するロシア語の略称である「РПГ」のキリル文字アルファベットに直した名称である。装備すると主観画面になり、□ボタンで発射。L1ボタンを押している間はスコープを覗く。威力は絶大だが、リロードにかなり時間がかかるのが欠点(『MGS3』ではタクティカルリロードをすることで連射が可能)。また、ロックオン機能がないので、遠距離の動く目標に発射した場合、着弾までの時間差で避けられる可能性がある。撃つ時は、敵の動きを先読みするか動きが止まった瞬間を狙う必要がある。発射直後は重力に従って落ちてしまうため、装備中はホフクができなくなる。また、ホールドアップ時の「強情兵」に向けると必ず驚く。
現実に世界中の戦争紛争で多く使われるように、『MGS4』では民兵が主に使用した。月光や装甲車のような強固な目標に対して撃ち込まれていたが、動きの早い月光に命中させる事は難しかったようである。
『MG』においては光増幅・パッシブ赤外線式暗視装置装着可能なRPG-7Vが登場している。
ジャベリン系統
M47 ドラゴン(MG2、MGSPW)
1973年にM67 90mm無反動砲の後継としてアメリカ陸軍が採用した歩兵携行式の対戦車ミサイルで、通称「ドラゴン」ミサイルに推進装置が搭載されており、命中するまで射出したミサイルの動きをコントロールできる。特定のミッションをSランククリアの報酬として手に入る設計図で研究開発することで手に入る。
『MGSPW』ではシングルプレイにおいては最も攻撃力の高い武器。カールグスタフの1.5倍以上の威力を持ち、リロードも比較的早いが、弾薬携行数が少ないのが難点。ロックオン速度は速いものの、性能と飛翔距離はXFIM-92Aに劣る。
FGM-148 ジャベリン(MGS4)
自律誘導式の携行用多目的ミサイル。撃ちっ放し能力は無く発射後中心の十字に目標を合わせるか、右スティックで飛んでいるミサイルの方向を変える事が出来る。第1章で取得出来る為、使い処が多い。実物は地対地ミサイルで主に対装甲車両であるが、建築物だけでなく低空飛行中のヘリコプターも攻撃出来る。実物は装甲車両に対して装甲の薄い上部を狙うトップアタックモードと、建築物などに直撃させるためのダイレクトアタックモードが選択できるが、作中では上記の通りの誘導方式で、対戦車ミサイルとしては旧世代にあたる使い方になる。
66mmロケットランチャー系統
M72A3(MGSPW、MGS4)
ベトナム戦争中にアメリカ軍が使用した使い捨て対戦車ロケットランチャー。他のロケットランチャーと比べ、リロードが早い。また、改良型がソフトスキンターゲットや建造物を攻撃する用途で現在も運用されている。MGSPWではLAWとして登場。
M202A1(MGSPW)
第二次世界大戦以前の火炎放射器の代替として1960年代に開発されたアメリカ製の歩兵携行型ロケットランチャー。特定のミッションで設計図を手に入れて研究開発をすることで使用可能になる。なお、同じ口径のロケット弾を使用していることからゲーム内ではLAWと同じ系統になっている。66mmの焼夷ロケット弾を4連装に装填されているため、1発の威力は若干弱いが連射が出来るので総合的には高い瞬間火力を持っている。なお、装填された状態では12kgと非常にかさばる上に弾薬の信頼性に欠けている為、現在ではほとんど運用されていないが、一応今も米軍の正式な装備品として残っている。また、アフガニスタンへ派遣された米軍の棚卸物資にM202A1が記載されていた。
M79(MG)
グレネードランチャー。放物線を描くように擲弾を投射できる武器。壁の向こう側を攻撃できるほか、特定のボスを倒すのに必須になる。外見はMP5SD2に似ている。
リモコンミサイル(MG、MGS、MGS2PL)
無線誘導式偵察用ミサイル(無線誘導飛翔体)『MGS』『MGS2』ではニキータ(Nikita)という愛称が与えられている。弾頭部にCCDカメラが搭載されており、発射後はカメラからの映像を見ながら操作が可能である。本来は偵察用だが、弾頭には少量の炸薬も充填されているため、攻撃用にも使える。遠距離から敵を攻撃できる上、ミサイルの軌道を自由に変えられるという利点があるが、装備中は移動ができない、電波障害エリアでは使用できない、燃料に限りがある、等の欠点もある。
なお、『MGS』『MGS2』では使い方や特徴が異なっており、『MGS』では、□ボタンを押すと構え放すと発射、発射後のミサイル操作は俯瞰視点(主観ボタンで主観視点に変更可能)となっているが、『MGS2』では、□ボタンを押すと主観視点に切り替わり放すと発射、発射後のミサイル操作は主観視点のみとなっている。また、『MGS2』のみの特徴として、○ボタンを押してランチャーで殴りつける、通称「ニキータアタック」が可能である点が挙げられる。ゆっくり大きく振りかぶるため隙が大きく連発もできないが、決まればHARD以下の場合敵を一撃で気絶させられる。スティンガーミサイルと同じく、「強情兵」(急所に銃を向けても驚かない兵士)にホールドアップとして使うと驚く。『MGS』『MGS2』共通の特徴としては、ミサイル操作中に装備を解除するとミサイルが自爆する、進路上に斜面があると斜面に沿って飛ぶ、などがある。
なお、リモコンミサイルは架空の武器である。
M63(MGS3)
システムウェポン。『MGS3』では、100発の装弾数を誇る分隊支援火器用軽機関銃として登場する。
XM25(MGS4)
個人携行式グレネードランチャー。25mm仕様のグレネードランチャーで、内蔵されている照準器で容易に榴弾の飛翔距離の調節ができる。
カールグスタフM2(MGSPW)
陸上自衛隊84mm無反動砲(84RR)として採用されている、スウェーデンのFLV社で開発された無反動砲。重量があり、発射後のリロードに時間がかかるという欠点はあるが、弾速が速く命中精度が高いため、AI兵器や戦車などの大型兵器との戦闘に有利。最初は威力が高い対戦車榴弾しか使用できないが、開発を進めると威力は弱いが広範囲に攻撃できる榴弾、着弾すると周囲の敵兵をフルトン回収できるフルトン弾の3種類の弾が使えるようになる。フルトン砲は銃声で敵に気付かれやすいが、睡眠ガス地雷でも回収できない高台や見張り台等にいる敵兵のフルトン回収を行うことができる。また、榴弾は敵を一網打尽にできるため、敵兵殲滅ミッションや対戦プレイで効果を発揮する。
ファルケンベルグ 多目的無反動砲(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
多目的無反動砲。カールグスタフM2に似ている。発射後のリロードに時間がかかるという欠点を持つが、弾速が速く命中精度が高いため、敵装甲車両や対空兵器の破壊に役に立つ。
『MGSV: GZ』では、キューバ南端の米収容キャンプ「キャンプ・オメガ」の武器庫に置いてある。
『MGSV: TPP』では、開発を進めると、爆発範囲を広範囲にした榴弾、着弾すると睡眠ガスを散布する睡眠ガス弾、着弾した兵士をフルトン回収するフルトン弾が使用できるようになる。フルトン弾は着弾すると周囲に煙幕を張るため目くらましにも出来るが、『MGSPW』に登場したカールグスタフM2とは異なり回収できるのは着弾した兵士のみである。また、捕虜、動植物、車両、コンテナ、固定武装はフルトン弾では回収はできないため注意が必要。
睡眠ガス弾砲はFOBの警備設定が非殺傷でなおかつ中距離に設定されているとライオットサブマシンガンと共に警備兵が装備する。
キラービー地対空ミサイル(MGSV: TPP)
二波長誘導式の歩兵携行型地対空ミサイルランチャー。ソ連のアフガニスタン侵攻に対抗してアメリカがムジャヒディンに提供したという背景が語られていることからモデルはスティンガー・FIM-92Aと思われる。
赤外線誘導式で、ロックオン可能距離は約250m。ロックオンした後発射することで対象を追尾するため高い命中精度を持つが、誘導装置に弾頭面積を奪われているため、威力は低い。
FOBの警備設定が殺傷でなおかつ中距離に設定されているとゼエヴ短機関銃と共に警備兵が装備する。
多弾頭誘導ミサイル CGM25(MGSV: TPP)
ミサイル弾頭内に多数の自動誘導弾を内蔵した歩兵携行型ミサイルランチャー。外見はM47 ドラゴンに似ている。
ロックオンして発射後しばらくすると弾道内の小型ミサイルが分裂してロックオンした対象に向かって射出される。ロックオン可能距離は200m。開発を進めるとロックオンできる最大数が8つになる。
グロム11型ランチャー(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
ソ連のロケット推進型単発式グレネードランチャー。見た目はパンツァーファウスト3に酷似している。
『MGSV:GZ』ではマザーベースを襲撃したXOF兵が携行している様子が映されている。
『MGSV:TPP』では開発を進めるとタンデム弾頭化により威力がアップする他、レーザーサイトの装着が可能となる。
ファーキル グレネードランチャー46(MGSV: TPP)
単発式のグレネードランチャー。グレネード弾に発射薬が内蔵しているため、他のグレネードランチャーと比較すると威力は低め。
開発を進めるとスモーク弾、スタン弾、睡眠ガス弾の4種類が使用可能となるほか、高性能なストックの装着、3連装化、スコープ、ダッドサイトの装着、レーザーサイトの装着が可能となる。
モデルとなったのはGP-25
脱着式グレネードランチャー103(MGSV: TPP)
40mmの榴弾を使用した単発式グレネードランチャー。薬莢式のグレネード弾を使用しており、高い集弾精度を持つ。
開発を進めるとスモーク弾、スタン弾、睡眠ガス弾の4種類が使用可能となるほか、ロングバレル化、6倍率可変スコープの装着、レーザーサイトの装着が可能となる。
モデルとなったのはH&K HK79
イサンド リボルバーグレネードランチャー220(MGSV: TPP)
40mmの榴弾を6連装したリボルバータイプのグレネードランチャー。見た目はダネルMGLに似ている。連射が出来る反面、重く取り回しが悪い。リボルバー式のため残弾数が少ないとリロードに時間がかかる。
開発を進めるとスモーク弾、スタン弾、睡眠ガス弾の4種類が使用可能となるほか、ロングバレル化する。
ヘイル マガジングレネードライフル(MGSV: TPP)
25mmの榴弾を着脱式マガジンに装填したグレネードランチャー。着脱式マガジンを採用しているため、高い連射性能とリロード性能を持つ。
開発を進めるとフォアグリップの装着、レーザーサイトの装着が可能となる他、ドラムマガジン化する。
モデルとなったのはXM25。
多弾頭グレネードランチャー ミラーシ71(MGSV: TPP)
40mmの多弾頭榴弾を装填した単発式グレネードランチャー。外見はM203 グレネードランチャーに似ている。FOBミッションのクリアポイントで設計図を入手し、GMPを消費して開発することで手に入る。
発射と同時に複数の榴弾に分裂するため、爆発範囲が広い。
『人間パチン虎。』(MGSPW)
CO-OPS専用武器。必ず4人いないと使用することができない。装備は支柱(とても頑丈に出来ているので、殴ることができる)とゴム(バレーボールのネットのようなもの)に分かれている。左右に2人が支柱を2本設置後、もう1人がその間にゴムを装着。ゴムに残りの1人がセットされ、ゴムの張力によって、弾丸のように対象に向かって射出される。装甲車を一撃で破壊できるほど威力がとても高く、命中すると花火が上がる。特定のミッションで設計図が入手できるが、入手できる確率がランダムであるうえにゴムに至ってはランク毎に3種類存在するため入手はとても難しい。なお、射出された人間がどうなったのか、明確な説明がない。前述のようにソロプレイでは支柱は近接用武器としての応用が可能だが、ゴムは何の役にも立たないため、唯一ソロプレイで使用レベルが上げられない武器となっている。

銃座・砲座

ブローニングM2(MGS、MGS4、MGSV: TPP)
天才銃器設計者である、ジョン・ブローニングが設計した12.7mm口径の重機関銃。アメリカをはじめ、世界中で使用されている。車両や銃座に固定されているものを使用する。M1エイブラムスの銃座にM240Dと共に設置されている。ドレビンのストライカー装甲車には自動照準機構と併用して設置された物が搭載されている。また、月光にも搭載されている。
『MGSV: TPP』では本銃をモデルにした米国系.50口径機関銃「HMG-3 WINGATE」として登場。アフリカの各拠点にPFが設置して使用している。
M60E1(MGS)
マシンガン・ライトマシンガンの項参照。
DShk38(MGS3、MGSV: TPP)
ソ連の12.7mm口径重機関銃。Dshkの名は製作者のデグチャレフとシュパーギン、大口径を意味するロシア語の頭文字から来ている。『MGS3』では、ボルシャヤパスト中継基地とグロズニィグラード鉄橋にて使用可能。また、前者の場所にあるものは、敵が使って来ることがある。
『MGSV: TPP』では本銃をモデルにしたソ連系重機関銃「VOL-GA K12」として登場。アフガニスタンのソ連軍の拠点に設置されている。
ZU-23(MGS3、MGSV: TPP)
1957年に製造が開始された、軽量のソ連牽引式23mm口径連装対空機関砲。空挺部隊自走対空砲をもたない自動車狙撃団に配備するために作られた。クラスノゴリエ山腹から山頂とグロズニィグラード鉄橋に配備されている。ハインドすら容易に撃ち落とすことができる火力を持つ。しかし、敵が使って来ることはない。ネイキッド・スネークは1人で操作するが、本来は6名のクルーで運用するもの。
『MGSV: TPP』では本機関砲をモデルにしたソ連系連装対空機関砲「ZHIZDRA-45」として登場。アフガニスタンのソ連軍の他、西側系のPFでも使用されている。
迫撃砲(MGS4、MGSV: TPP)
『MGS4』では中東や南米の各地で設置されている。
『MGSV: TPP』では歩兵用迫撃砲「M2A-304 MORTAR」が登場。あらゆる勢力が各拠点に設置している。敵兵士が使用する際は榴弾に加え夜間には照明弾も発射するが、プレイヤーが使用する際は榴弾しか発射する事ができない。
対空機関砲(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
『MGSV: GZ』ではキャンプオメガの敷地内4箇所に設置されている、VADSに似た回転式機関砲。プレイヤーが使用可能な他、ホットゾーンに支援ヘリを呼ぶと敵兵も使用してくる。自分で使用する場合、しばらく撃ち続けていると銃身が赤熱し、冷めるまでは再び撃つことができなくなる。
『MGSV: TPP』では「M276 AA G-GUN」として登場。西側系のPFの他、アフガニスタンのソ連軍でも使用されている。

投擲武器

グレネード(MG2、MGS、MGS2、MGS3、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP、MGS4)
爆風破片手榴弾。爆風と破片で敵を殺傷することができる。□ボタンを押すと構え、放すと投げる。『MGS2』以降では、□ボタンを押す強さで投擲距離を調節できるようになっている(強く押すと遠くへ、軽く押すと近くへ投げる)。主観画面にすると上下角度も調整できる。
『MGS』『MGS2』では、□ボタンを押した時に安全ピンを抜くので、そのまま投げずに持っていると約5秒後には爆発してしまう。この場合、プレイヤーがダメージを負うことになる。『MGS3』以降の作品では、投げて安全レバーが解除されてからカウントが開始されるため構えたままでも爆発しない。
『MGS3』以前の作品では無力化されていない敵兵がマップ内にいる状態で爆発音がすると即危険フェイズに移行する。『MGS3』以降では3回続けて使用しない限りは危険フェイズに移行しない。
爆発までの時間は、『MGS』『MGS2』が□ボタンを押した瞬間から約5秒、『MGS3』以降では□ボタンを離し、投げた瞬間から約3秒である。ピンを抜いて数秒後に爆発するため、タイミングが重要である。
それ以上に重要なのは「投擲位置」であり、「主観」での使用が前提となる。手榴弾は□ボタンの強弱で、投擲距離をコントロールできる。『MGS4』以降の作品では着地点の目安が表示されるようになり、狙いがつけやすくなっている。
なお、『MGS』『MGS2』ではピンを抜くと信管が作動し始めるが、実物にはもう一段階あり、ピンを抜いた後、セイフティ・グリップが外れて初めて信管が作動し始める(『MGS3』以降は実物と同じ仕様になった)。
劇中登場するグレネードに関しては特に型番や名前に関する説明がないものが多いが、『MGS』に登場するものはスネークが「パイナップル」と呼称している事からMK2破片手榴弾、『MGS3』で登場するものはシギントの説明からソ連製手榴弾RGD-5、『MGS2』『MGSV: TPP』『MGS4』に登場するものはその形状からM67破片手榴弾とされている。
ガスグレネード(MG2)
暴動鎮圧用手榴弾。着弾すると爆発し、CNガスを撒き散らす。投擲までは通常のグレネードと同じだが、着弾するとガスが上下左右のいずれかに向かって流れる。ガスに触れた敵を倒すことができるが、スネークがガスマスクを装着しない状態で触れるとダメージを受ける。また、ガスマスクをつけた敵兵には無効。
スタングレネード(MGS、MGS2、MGS3、MGSPW、MGSV: TPP、MGS4)
特殊閃光音響手榴弾。爆発すると大音響と閃光を発し、近くの敵を怯ませたり、スタミナが少なくなっていれば気絶させることができる(殺傷力はない)。
『MGS3』以降の作品ではプレイヤー自身にも影響が出るようになっており、爆発の方向を向いているとしばらく視界が真っ白になり、耳鳴りで他の音が聞こえなくなってしまう。『MGS4』や『MGSPW』では、間近にいるとスタミナ(気力)ゲージが減って気絶してしまうこともある。数発まとめて連続で使うのも非常に有効であり、突入前には活躍する。数秒間ほど敵を無力化できるが、味方もダメージを受ける。『MGSV: TPP』にはスタミナゲージはないものの、間近にいると同様に気絶する。
チャフグレネード(MGS、MGS2、MGS3、MGSPW、MGS4)
電子妨害手榴弾チャフとも呼称される。殺傷能力はなく、爆発すると大量の電波妨害フィルムをばら撒いて敵の無線・レーダー・監視カメラ等の電子機器を一時的に使用不能にすることができる。うまく活用すれば敵を混乱させることができるが、効果が持続中はプレイヤーの使用するレーダーも使用不能になってしまう。エフェクト上爆発音はするが、敵には聞こえない。フィルムのエフェクトが消えても暫く効果は持続する。
『MGS3』では無線を封じる他、近くで爆発させればフライングプラットホームを行動不能にすることができる。
『MGS4』では無人機などに高い効果を持つが、非常に手に入りにくく貴重な武器となっている。
『MGSPW』では特定のミッションで設計図入手後に研究開発することで使用できるが、1回のミッションに対して3本しか所持できない(無限バンダナ使用時を除く)。AI兵器(一部AI兵器には効果がない)との戦いでは特に効果を発揮するが、効果時間中はソリトンレーダーの機能が阻害され、スティンガーミサイル等のロックオンが出来なくなり、さらに支援マーカーによる物資輸送依頼や支援攻撃依頼が行えなくなるデメリットもある。開発を進めると効果時間が延長される。
スモークグレネード(MGS3、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP、MGS4)
発煙手榴弾。殺傷能力はなく、爆発すると大量の煙を発して煙幕効果で敵の視界を遮ることができる。チャフグレネードと同じく爆発音は敵に聞こえないが、『MGS3』では敵兵を巻き込むと警戒フェイズに移行する。
なお、煙幕の中にプレイヤーがいると咳き込んでしまう。『MGS3』では煙幕の中にいる敵兵と入れ違う、CQCを仕掛けるといった使い方ができるが、『MGS4』では中に入るとすぐにむせてしまい、一定時間動けなくなってしまう。『MGSPW』では爆発の瞬間に範囲内にいない限りは怯まないので、新たに煙の中に留まるという使い方ができる。効果範囲内に居るとロックオン不能になるので待ち伏せにも効果がある。
『MGS4』や『MGSPW』では煙に色がついたバージョンが存在する。前者のものは各々の色がそれぞれの感情に対応しており、煙を吸い込んだ敵兵は対応した色の感情爆発を起こす。後者のものは通常のスモークグレネードと性能は変わらないが、ノーマルとは別装備扱いとなっているため、予備として持ち込める。
白燐手榴弾(MGS3、MGS4)
白燐を用いた焼夷手榴弾WPグレネードともいう(WPはwhite phosphorusの略語で、白燐の意味。アメリカ軍将兵の間ではこれに因んで、「ウィリー・ピート」という愛称で呼ばれている)。爆発すると燃え上がり、その周囲を一定時間炎上させることができる。炎に接触すればプレイヤー自身も燃えてしまう。
うまく敵に当てれば、「ローリング」や「ダンボール」で消火するまで燃え続けて、敵の体力を奪い取ることができる。
火炎瓶(MGS4、MGSV: TPP)
燃料を詰めた酒瓶から作成した簡易焼夷弾。攻撃力は低いが衣服を炎上させることが可能。民兵などが使用する。白燐手榴弾と似た性能だがこちらは爆発音が敵に聞こえないので隠密性が高い。
支援補給マーカー投擲型(MGSPW)
手榴弾のように投げて使用するダンボール支援補給用マーカー。投げた後で攻撃ボタンを押すとマーカー付近に装備が入ったダンボールが降下され、弾薬や回復アイテム等の装備を入手することが出来る(支援ランクを上げることで、ダンボールに入っている装備の数が増える)。ただし他の支援マーカーと同様に連続して使用出来ない上に、使用し続けると英雄度が下がってしまう。また、降下したダンボールには当たり判定があり、降下付近でダンボールに当たった敵兵やプレイヤーは気絶してしまう。
支援攻撃用マーカー投擲型(MGSPW)
手榴弾のように投げて使用する支援攻撃用マーカー。投げた後で攻撃ボタンを押すとマーカー付近にミサイル攻撃を行う(支援ランクをあげれば、1回での攻撃回数が多くなる)。ただし他の支援マーカーと同様に連続して使用出来ないうえに、使用し続けると英雄度が下がってしまう。
『電磁ネット。』(MGSPW)
敵の戦車等の装甲車両を鹵獲するために使用する高出力電磁ネット。特定のミッションで設計図を入手後、研究開発することで使用可能になる。なお、トラップではあるが投げて使用するため投擲武器扱いである。投げた後に攻撃ボタンを押すと数テスラという強力な磁場が発生するトラップが設置され、その後装甲車両がトラップに掛かるとその動きを封じ、4箇所あるデバイスのスイッチを入れることでフルトン回収装置が展開され、装甲車両を傷つけることなく鹵獲する。
この装備を使用してミッションをクリアした場合、評価のSランクは獲得できない。
睡眠ガスグレネード(MGSPW、MGSV: TPP)
投げると睡眠ガスが放出され、煙を吸い込んだ者を眠らせる事ができるグレネード。範囲内にいるとプレイヤーにも効果があり、気力が0になると眠ってしまう。1発で眠らなかった場合は、敵兵を怯ませることができるが、効果時間はスモークグレネードよりも短く、警戒フェイズに移行する。開発ランクと武器レベルが上がると麻酔の効力が強くなり、煙を吸い込んでから効果が出るまでの時間が短くなる。スタングレネードと比較すると爆発音が敵に聞こえない利点があるが、携行量は少なめ。
『MGSV: TPP』ではどのような敵兵でも人間であれば必ず眠らせる事が可能。ただしガスマスクを装備した敵兵には効果がない。また煙が上がっている所を目撃されると警戒フェイズに移行する。
フレアグレネード(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
味方ヘリコプターへの支援要請を行うのに使用するグレネード。味方ヘリがいる状態、またはアラートの状態の時に投げて使用すると味方ヘリに支援攻撃をしてもらうことができる。
万能疑似餌(MGSV: TPP)
薬効植物の特別配合により、動物の食欲を刺激する疑似餌。野生動物がいる近くに投げることで、呼び寄せることが出来る。
擬似敵予測範囲生成装置(MGSV: TPP)
防衛者の諜報班の索敵をかく乱するための装置で、FOBミッション専用装備。投擲地点に敵予測範囲を発生させることでかく乱することが出来る。

設置武器

地雷(MG、MG2)
地面に設置し、敵が踏むことによって爆発する。『MG2』ではホフクによって回収可能になったが、プレイヤーが踏んでも爆発するようになった。
プラスティック爆弾(MG、MG2)
『MG』では時限式の、『MG2』では任意のタイミングで爆破可能な爆弾。高い攻撃力を持ち、一部の壁を破壊可能である。
マウス(MG2)
自走式のロボット。使用すると走り出し、敵の注意を引くことができる。見た目はパソコン用マウスに似ている。
C3(MGS3)
C4の前身となったプラスチック爆薬。EVAがグロズニィグラードの武器庫から盗み出し、その半分がネイキッド・スネークによってシャゴホッド格納庫の破壊に使用された。もう半分は、EVAによって脱出路上にある鉄橋に設置され、こちらは銃撃で破壊することになる。起爆装置は敵による解体を防ぐ為のトラップとして、外部からの衝撃で爆破できるように改造されている。シャゴホッド格納庫破壊用のイベントアイテムなので、格納庫以外では使用できない。
TNTと同様、爆破する液体燃料タンクの近くで□ボタンを押すと設置できる(ただし、設置しているところを敵に見つかると、即刻ゲームオーバーになる)。自由自在に形を変える事が出来、時限式起爆装置とセットになっている。携帯電話サイズの量でファミリーレストラン一件を吹き飛ばす威力をもつ。
TNT(MGS3)、C4(MGS、MGS2、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP、MGS4)
リモコン操作により任意のタイミングで遠隔から爆破可能なプラスチック爆薬。床や壁に設置するのが一般的な使用法だが、敵兵の体にくっつけることも可能。一部の壁を破壊したり、凍結した扉を解凍したりすることができる。武器としても強力だが、爆破のタイミングをとらなければ空振りに終わることもある。銃撃やグレネードなどで誘爆させることも可能である。『MGS』では銃撃や爆発によって誘爆することはない。『MGS3』では敵の食料庫や武器庫などを爆破し敵の戦力を減らすのに重宝する。何回爆発しても警戒フェイズになるだけで済む。
クレイモア(MGS、MGS2PL、MGS3、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP、MGS4)
俗にいう「対人地雷」である。本作で登場するものは改良型であり、従来型の手動やワイヤーによって起爆する信管ではなくセンサー連動型の信管によって一定範囲内に侵入することで、グレネードと同等程度の爆発をする。ホフクすることで爆発を防ぎ、上を通過すると回収することができる。『MGS』『MGS2』では加害範囲は前方のみだが、『MGS3』以降は後方にも設定されている。また、『MGS』『MGS2』ではステルス迷彩が組み込まれていて肉眼では確認できないが、地雷探知機やサーマルゴーグルを使えば発見する事が出来る。
『MGS2』以前の作品ではグレネードと同様、爆発で危険フェイズになるが、『MGS3』では何回爆発しても警戒フェイズになるだけで済む。
『MGSPW』では肉眼で見え、ソリトンレーダーでは炸裂範囲を見ることができる。ホフク移動ができなくなったため、しゃがんだ状態で裏側に回らないと回収できず、クレイモアの向きをちゃんと見て行わないと爆発してしまう。クレイモアの撤去を行うミッションもある。
『MGSV: GZ』や『MGSV: TPP』では「M21 D-MINE(タイプ21 指向性地雷 スティレット)」の名称で登場。『MGSPW』と同様に肉眼で見え、地雷上部にある赤外線センサーに感知することで爆発するため、回収の際は赤外線センサーの範囲外から近づいて回収する必要がある。特別ミッション「デジャヴ・ミッション」及び「ジャメヴ・ミッション」では、クレイモアを全て回収するのに掛かった時間をトライアルレコードとして記録することができる。
なお、シリーズの時間軸上最古に当たる『MGS3』において登場するクレイモアは、現行型とは異なり炸薬にはC4ではなくTNTを使用。これにソ連製のセンサー連動型信管が施され、ヴォルギン配下のスペツナズが研究の一環として実地運用して地雷原を構築するのに使用している。実物と同じように鋼球が飛び散る様子も再現されている。
雑誌(MGS2、MGS3、MGSPW、MGS4)
ほとんどの作品では俗にいう「グラビア雑誌」であり、表紙には水着姿の女性などが見える。
使用すると、一部のキャラクターを除いて、雑誌に夢中になる。雑誌を発見した際の反応もキャラクターによって様々で、その間にその敵を倒したり、逃げたりできる。
『MGS4』では、これまで通り敵を油断させる以外に主観視点時に自分でページを開いて読むことができ気力も回復する。
『MGS3』では実在するSabraという雑誌だった。無印版と『サブシスタンス』では表紙が異なっている。『MGS3D』ではHOOTERS JAPAN、『MGS4』ではPLAYBOYが採用されている。
『MGSPW』では通常の雑誌に加え、野生動物も夢中になる匂いが染み付いた料理本、週刊ファミ通電撃PlayStation電撃ゲームス週刊少年マガジンが、ダウンロードアイテムとしてS-Fマガジン荒川アンダーザブリッジの単行本が登場する。従来の作品とは仕様が変更されていて、敵の視界が消滅せず、正面に立つと発見されてしまう。通常の雑誌は開発を進めると内容が面白くなり、より長い時間敵兵を足止めすることができる。
『MGSPW』では雑誌は「MAGAZINE」と表記され、同様のルビが存在する空弾倉は「EMPTY MAG」と表記されている。それ以外の作品での表記は「BOOK」である。
感情本(MGS4)
BB部隊の写真が掲載された雑誌。設置時に開いていたページによって敵兵の感情を亢進させることができる。ヘイブン・トルーパーはこの雑誌の前で敬礼し続けるため、動きを封じることができる。
ネズミ捕り(MGS3、MGSV: TPP)
小動物を生け捕りにできる設置式トラップ。□ボタンを押すと地面に設置する。獲物のいそうな場所に設置しておくと、しばらくすれば引っかかる(設置した場所と同一のマップ内なら効果音でわかる)。捕獲した動物はその場で食料アイテムに変化する。獲物がかかったネズミ捕りは餌がなくなっているのでそれ以上使用できないが、ホフクで近づくと回収することができ、回収後に再設置すると餌が再配置され、再び使用できる。「ツチノコ」を捕まえるための必須アイテム。
『MGSV: TPP』では「動物捕獲ケージ」という名称で登場。設置後、空中司令室に帰還した際に設置した数だけ必ず捕獲できる。開発を進める毎に捕獲できる動物の種類が増加する。
睡眠ガス地雷(MGS4、MGSPW、MGSV: TPP)
『MGS4』で初登場した非殺傷の地雷。敵味方問わず接近するとホップアップして催眠ガスが噴出する。地雷を撃って手動で起爆させることも可能。運よくローリングで回避出来ない限りは引っかかると気力ゲージが一瞬で無くなる。
『MGSPW』では、眠らせた敵をフルトン回収する機能が追加されている。効果範囲は広く、高所の敵も回収することができる。デザインは『MGS4』の無線起爆型睡眠ガス装置に似ている。
無線起爆型睡眠ガス装置(MGS4)
睡眠ガス地雷同様、非殺傷の設置型爆弾であるが、こちらは○ボタンを押して起爆させるタイプのもの。複数ある場合は最初に設置したものから起爆する。壁にも設置可能。また、C4やTNT同様、敵兵の体(FFが有効の場合は味方にも)にくっつけることも可能。
対戦車地雷(MGSPW、MGSV: TPP)
地面に設置して使用する対戦車用地雷。設置後装甲車両が通ると爆発し、一時的に動けなくする。一定以上の重さがかからないと起爆しないため、浮遊型ビークル(ピューパ)や人間が踏んでも作動しないが、銃弾が当たると起爆するため設置する際は敵からの銃撃には警戒する必要がある。
装甲車両の傍に設置してもすぐに爆発するわけではないので、装甲車両の傍に設置したらすぐ離れて爆発したら再び傍に設置を繰り返すことで、簡単に足止めを行うことが出来る。
電磁ネット地雷(MGSV: TPP)
地面に設置し、その上を車両が通過すると発動する。車両を一時的に動けなくし、4輪駆動車やトラックの場合は乗員を気絶状態で車外に落とす事が可能。ゲーム内の説明によると強力な電磁石で吸着しているとの事。
空中機雷(MGSPW)
ヘリコプター等の対空用機雷。設置すると空中に向かって上昇し、パラシュートを展開し停滞。その傍をヘリが通ると爆発し、一時的に動けなくする。
ダンボール爆弾(MGSPW)
ダンボール型爆弾。設置後、壊れたり、中身を確認しようとすると爆発する。普通のダンボールと同じく中に入ることもできるが、爆発すればダメージを受ける。
ダンボールスタン爆弾(MGSPW)
ダンボール型爆弾と同原理だが、スタングレネードと同じ閃光炸薬が使われている非殺傷装備。設置後に、壊れたり、誰かが中身を確認しようとすると強力な発光と耳をつんざく轟音を発して近くにいる者を気絶させる。ダンボール爆弾系のアイテムは武器ではなく装備扱いである。
支援補給マーカー設置型(MGSPW)
クレイモアのように地面に設置して使用するダンボール支援マーカー。設置後に攻撃ボタンを押すとマーカー付近に装備が入ったダンボールが降下され、弾薬や回復アイテム等の装備を入手することができ、支援ランクを上げることでダンボールに入っている装備の数が増える。ただし他の支援マーカーと同様に連続して使用出来ない上に、使用し続けると英雄度が下がってしまう。また、降下したダンボールには当たり判定があり、降下付近でダンボールに当たった敵兵やプレイヤーは気絶してしまう。
支援攻撃マーカー設置型(MGSPW)
クレイモアのように地面に設置して使用する支援攻撃マーカー。設置後に攻撃ボタンを押すとマーカー付近をミサイル攻撃する(支援ランクを上げれば1回に攻撃する回数が増える)。ただし他の支援マーカーと同様に連続して使用出来ない上に、使用し続けると英雄度が下がってしまう。
デコイ(MGSPW、MGSV: TPP)
ダミーとして敵兵士を欺くことが出来たり、ミサイルの囮に利用できる。ただのハリボテなので最初はすぐ壊されるが、開発を進めるにつれて強度が増すため、遮蔽物としても利用できる。『MGSPW』では兵士の姿をした簡易設置型のハリボテ。『MGSV: TPP』では兵士の姿をした簡易設置型の風船。MGSPWとは違い、投げて設置するようになった。能動的に音声を発して敵兵士に見つけられやすくするものや、破壊されたときに自動的に電撃を起こしデコイをデコイと気づいて壊した敵兵士を気絶するものも登場する。

メタルギアREX搭載兵装(MGS4のみ)

MGS4メタルギアREX搭乗時にて装備品ウィンドウに表示される兵装
XGAU-8/R 30mm機関砲
REX頭部に2門搭載されている6砲身ガトリングガン。長時間連射すると砲身過熱によりオーバーヒートしてしまう。
MTHEL-FE レーザー
自由電子戦術高エネルギーレーザー。最大でレベル5までのチャージが可能だが、最低でもレベル1のチャージが完了しないと照射する事ができない。
AGM-114P 対戦車ミサイル
REX脚部及び背部に搭載された対戦車ミサイル。目標にロックオン後、最大で15発のミサイル発射が可能。

オプションパーツ(MGS4のみ)

括弧は装着が可能な武器
XM320(M4 CUSTOM、XM8)
M4A1カービンとXM8に装着可能の40mmグレネードランチャー。M203の後継。スネークはオプションパーツとして使用するが、敵兵はストックなどのアクセサリーを装着したものを単体で使用するものがいる。
GP30(AK102、AN94)
ロシア製の40mmアンダーバレル・グレネードランチャー。M203と異なり、無改造で銃に装着ができる。
マスターキー(M4 CUSTOM)
アンダーバレルショットガン。原型はレミントンM870ショットガン。他の散弾銃と共通の3種類の弾薬を使用する。XM320と同様に敵兵も単体で使用。
レーザーサイト(M4 CUSTOM、Mk17、M14EBR、M60E4)
直進する性質を持つレーザー光を直接目標に当てて狙う照準機。これを使用すると、大体の着弾点が見えるため、ヘッドショットなどが容易になる他、オートエイムの際ロックオンできる距離が長くなる。
ダットサイト(MP7、M4 CUSTOM、Mk17、M870 CUSTOM、M60E4)
正確かつ素早く狙うための照準器。覗いたときに見える光の点(ドット)に目標を合わせて狙う。これを使用すると、主観時に近〜中距離での射撃が容易になる。また、MP7のみ専用のダットサイトが用意されている。
スコープ(MP7、M4 CUSTOM、Mk17、M870 CUSTOM、M60E4)
いわゆるACOG。長距離射撃を目的とする、小型の望遠鏡の機能を持つ照準器。倍率の変更はできないが、これを使用すると、本来狙撃には向いていない銃器も、ある程度遠距離射撃が可能となる。
フォアグリップ A、B(Mk17、M4 CUSTOM、M60E4、MGL140)
二種類存在する。ハンドガード下側面に取り付けることが可能で、これを握って射撃すれば連射時の反動を軽減し、集弾率が向上する。
フラッシュライト H.G、L.G(OPERATOR、FIVESEVEN、GSR、G18C、M4 CUSTOM、P90、Mk17、M14EBR、M60E4、MGL140)
H.G(ハンドガン用)と、L.G(長物(ライフルなど)用)の二種類が存在する。銃に装着することで、夜間や室内などの暗い場所での照準を容易にし、また、戦闘時に敵の目をくらませることが可能。ただし、使用時はカモフラージュ率が大幅に低下し、発見されやすくなる。
サプレッサー(OPERATOR、Mk.23、1911 CUSTOM、P90、M10、M4 CUSTOM、M14EBR)
今までのシリーズでは、装備品の1つとして登場したが、『MGS4』ではオプションパーツとして登場する。銃によって異なるサプレッサーを使用する。『MGS3』と同様、使用回数に限りがあるが、発砲音を低下させることが可能なため、潜入時には欠かせないパーツの1つである。また、装着時は発砲時の安定性も向上するため、戦闘の際に銃を連射しても命中精度が高くなる。
その他のシリーズでのサプレッサーについてはその他の装備品を参照。

ゴーグル

サーマルゴーグル(MG、MG2、MGS、MGS2、MGS3)
物体が放出する赤外線の熱分布を図として見る事ができるゴーグル。ステルス迷彩や赤外線トラップを見破り、暗い所にいる敵も発見できる。『MGS3』では使用中はバッテリーを消費する。なお、あくまで温度を見る物である為、暗闇が明るく見える訳ではない。『MGS2S』からはサーモグラフィー仕様に変更された。メタルギアシリーズ常連の装備品だったが、MGS4以降は暗視ゴーグルに敵兵など生物の姿を浮かび上がらせる形で統一されたため登場していない。
なお、『MGS2』タンカー編では旧ソ連時代に開発されたロシア製サーマルゴーグルをゴルルコビッチ兵が装備した。『MGS3』ではネイキッド・スネークが同型のものを調達・使用したが、史実ではこの時代にはまだ実用化されていない装備品であり、装備した状態でシギントに通信すると驚かれる。
暗視ゴーグル(MG2、MGS、MGS2PL、MGS3、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP)
微弱な光を増幅し、暗所でも視界を確保できるゴーグル。明るいところでは光が強くなり過ぎて、逆に見えにくくなる。『MGS3』では使用中はバッテリーを消費する。
『MGS3』で登場するのはソ連製暗視ゴーグルだが、部品の一部はソ連製サーマルゴーグルと共通している。『MGSPW』では、サーマルゴーグルのように、暗い所にいる敵を視界上に浮かび上がらせる機能をもつ。使用中はバッテリーを消費するが、開発によってバッテリーの持ちがよくなり、最終的にはバッテリー残量を気にすることなく使用できる。
『MGSV: GZ』では使用時に機動音が鳴り、映像がまともに映るまで若干のタイムラグがある。
『MGSV: TPP』では開発を進める毎に映像が鮮明になり、最終的には昼間でも鮮明に見えるようになる。また、バトルドレス及びスニーキングスーツの開発を進めるとFOBの警備兵専用の暗視ゴーグルを開発できるようになる。
ソリッドアイ(MGS4)
オタコンが開発した感覚レーダーと双眼鏡と強化型暗視装置の3つの機能を持った眼帯のようにかける複合万能ゴーグル。ただし暗視ゴーグルはバッテリーがあり『MGS』『MGS2』のように延々と使えるわけではない。非装備時にスネークが歩くことによってバッテリーが回復する。

探知機・センサー

地雷探知機(MG、MG2、MGS、MGS2PL、MGS3)
近くにクレイモア地雷があると、『MG』ではプレイ画面に、『MG2』『MGS』『MGS2』ではレーダー上に地雷を表示、『MGS3』では音で警告する。近くにあるほど短い間隔で音を発するので、『MG2』以降ではホフクのまま回収しながら進むことができる。『MGS3』では、装備中はバッテリーを消費する。
アンテナ(MG)
敵の妨害電波を回避することができるアイテム。これをもっていないとビル2でトランシーバーが使えない。
コンパス(MG)
ビル2からビル3へ向かう際に必要となる。これを装備しないと、画面が無限にループしてビル3にたどり着けず、永遠に砂漠をさまようことになる。
指向性マイク(MGS2PL、MGS3)
前方への指向性を強くしたマイクで、装備すると主観で構える。遠くの音を聞いたり、小動物などの小さな音なども、壁をも突き抜けて聞こえる。
生体センサー(MGS2、MGS3)
人間の生体反応を自動的に感知するセンサーで、敵の接近などを振動で伝えてくれる。主観カメラの時は見ている方向のみに反応する。装備中はバッテリーを消費する。『MGS3』では最初から所持しているが難易度EXTREME以降では所持していないため使用できない。『MGS3D』では3DSに振動機能がない為、登場しない。
センサーA(MGS2PL)
イオン易動性分光測定式爆発物探知器。ファットマンの仕掛けたC4から発生する気化ガスとつけられた香水の匂いに反応するセンサー。ノードにアクセスしていれば装備中はソリトンレーダー上にC4のおよその位置を表示する。
センサーB(MGS2PL)
中性子後方散乱式爆発物探知器。ファットマンの仕掛けた「無臭の」C4に対して反応するセンサー。こちらは装備中でもソリトンレーダー上には位置は表示されないが、C4に近づくと音の間隔が短くなり位置を知らせる。
携帯電話(MGS2PL)
雷電がミスターX(サイボーグ忍者)から受け取った携帯電話。近くにクレイモア地雷が置かれていたり、炎が道を塞いでいて進めない時にメールでヒントが送られてくる。着メロはテーマ曲のアレンジである(ただし『サブスタンス』では普通の電子音になっている)。『MGS4』ではソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズW62Sが登場。ナオミ・ハンターとヴァンプが使用している。
動体探知機(MGS3)
動いている物を自動的に感知する。画面右上のレーダーに動いている生物の位置を表示するが、動いていないと表示しない。装備中はバッテリーを消費する。最初から所持しているが難易度HARD以降では所持していないため使用できない。
アクティブソナー(MGS3、MGSV: TPP)
『MGS3』では音波で人や動物の位置を探知するセンサー。L3ボタンを押すことでソナー音を発して、画面右上のレーダーに生物の位置を知らせる。音を発するため周りの敵に気づかれる可能性がある。また、飛び回る蝙蝠の近くで使用することで静めることもできる。使用中はバッテリーを消費する。最初から所持しているが難易度HARD以降では所持していないため使用できない。
『MGSV: TPP』では義手の機能の一つとして存在する。義手からソナー音を発し、画面上に生物の場所とそこまでの距離を表示する。『MGS3』と同じく音を発するため敵の側で使用すると気づかれる可能性がある。
サラウンド・インジゲーター(MPO、MGSPW)
センサーで周りの音を感知し円形のレーダーにその波形を表示させる装置。本編中では目的地からの波形が捕らえられるが、実際に音は発生していない。近くの音は赤く表示され、遠いところからの音は青色で表示される。『MGS3』のソナー、アクティブ・ソナーとは違い音を発生させず、バッテリーも消費しない。フェイズに関係なく使用できる。『MGSPW』では開発を行うことで敵の明確な位置が表示できるようになる。
ソニックアイ(MGSPW)
音の発生位置を視認できるセンサー。発生位置までの距離も分かるうえに、障害物でふさがれている状態でも音がすれば視認出来る。
使い続けるとバッテリーの消費が激しいが、ランクが上がるにつれてバッテリーの消費が抑えられ、最大ランクまで強化するとバッテリーを消費しなくなる。
ソリトンレーダー(MGS、MGS2、MGSPW、MGR)
『MGS』でメイリンが開発したレーダー。自分の位置と建物の構造がマップで表示される。敵の位置は赤い光点、視界は青い円錐状で表示される。GPS発信機用ナノマシンが埋め込まれた人質は緑の光点で表示される。気象には影響されないが、危険フェイズ・回避フェイズでは機能が妨害される。また、洞窟や通信塔の内部など音響共鳴の激しい場所でも使用できない。
『MGSPW』の1974年時点では、まだ開発されていないはずだが、特定のミッションで設計図が取得でき、研究開発することで使用可能になる。カメラ視点が俯瞰カメラから3Dカメラに変更されたため、ヘディングアップに対応。敵兵だけでなく、幽霊の視界やクレイモアの炸裂範囲も表示されるなど高性能。しかし、その分、開発コストが他のレーダー系アイテムと比べると割高。バッテリー式で消費が激しく、ランクが低いとすぐに充電が必要になる。また、これまでとは異なり、潜入フェイズでしか使用できない。ソニックアイ同様、最大ランクまで強化するとバッテリーを消費しなくなる。
『MGR』では、危険フェイズ・回避フェイズの状態に妨害電波による機能阻害がなくなる改良がなされているが、敵の視界が青い円錐状に表示される機能が除外されている。

カメラ

双眼鏡(MG、MG2、MGS、MGS2、MGS3、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP)
現地調達が基本のスニーキングミッションで唯一支給される装備。遠くから敵の動きを偵察することができる。
『MG』『MG2』では一マス先を見渡すことが出来る。『MGS』以降は3Dになったため主観で自由に見ることが可能。
『MGS3』ではシギントが設計開発しており、彼がデザインに拘ったために開発費が数倍かかった。
『MGS4』ではソリッド・アイに双眼鏡の機能が付いているため登場しない。
『MGSPW』では「バーダー」のスキルを所持した兵士が双眼鏡を覗くと「エネミーサーチ」をした状態にできる。
『MGSV: GZ』では、アイテムとしては登場せず、ボタン一つで使用できるようになった。双眼鏡で敵や車両、対空砲などの目標を覗くとマーカーが付き、マップに位置を表示できる。また、双眼鏡に指向性マイクが付いており、兵士の会話を拾うことが出来る。『MGSV: TPP』では、それに加えてアナライザー機能が追加された。
カメラ(MGS、MGS2、MGS3、MGS4、MGSPW)
スペシャルアイテム。写真を撮影できる。撮影した写真は保存・加工することができる。
『MGS2』タンカー編では、スペシャルアイテムとは別にミッション上でも使用するカメラがある。公式ホームページ上で写真コンテストが行われていた。
『MGS4』では撮った写真を加工しPlayStation 3内のHDDに保存することが可能になった為、ネット上へのアップロードが容易くなった。
『MGSPW』ではスネークの素性を隠すために使用するため初期装備している。チコ曰く、チェ・ゲバラが使用していたものと同じモデルらしい。撮影した写真はメモリースティックに保存され、XMBのフォトから見ることができる。カメラを使って特定の写真を撮影することが主目的となるミッションもある。

食料、薬剤、嗜好品

煙草(MG、MG2、MGS、MGS2、MGS4、MGSV: TPP)
ソリッド・スネークが吸っている煙草。煙草の銘柄は、『MG』『MG2』では「ラッキーストライカー」『MGS』では「モスレム」『MGS4』では「ザ・ボス」副流煙が出ない先折りタイプ。
装備中はLIFEが減少する(ただし、MSX版MGとMG2の実機版ではLIFEは減らない)。ただ装備するだけでは何の役にも立たないが、赤外線センサーの近くで装備すると煙で赤外線レーザーを浮かび上がらせることができる。
『MG』では通常は役に立たないが、最終決戦後の脱出シーンで使用すると要塞爆発までの残り時間を増やすことができる。
『MGS4』では装備しておくと体力が減った分気力が回復する。老化が進んだ『MGS4』のオールド・スネークや、禁煙中だった『MGS2』の雷電は装備中の体力の減りが激しい。
煙草を吸っている状態で通信すると「健康に悪い」などと注意されるのがシリーズを通してのお約束である。
アイテム欄の説明文にも「吸い過ぎには注意しましょう」と書かれており、ゲーム内だけで無く、現実でも注意を呼び掛けていると言える。
『MGSPW』ではアイテムとして登場していないが、登場人物のアマンダは自分で巻いた紙巻きたばこ、ヒューイは電子たばこ、ストレンジラブは粉末状の嗅ぎタバコ、パス(パシフィカ・オーシャン)は歯茎で吸収するタイプの嗅ぎタバコを吸っていた。
『MGSV: TPP』では、「ファントムシガー」という名の電子たばことして登場し、使用中の効果が周囲の時間を早回しするものに変更された。これを用いることで敵兵士の動きを探ったり潜入する時間帯をずらすのに役に立つ。
葉巻(MGS3)
ネイキッド・スネークが吸っている葉巻。装備中はLIFEが減少するなど、特徴は煙草と同様である。『MGS3』では赤外線センサーは登場しないが、体に吸い付いたヒルを焼き落としたり、暗い場所で明かり代わりにするなどの使い方がある。バーチャスミッション中に葉巻を吸っている状態で通信するとザ・ボスに注意される。スネークいわく、ザ・ボスも葉巻を愛飲していたとのこと。
レーション(MG、MG2、MGS、MGS2、MGS3、MGSPW、MGS4)
「メタルギア」シリーズ全作に登場する軍用携帯糧食で、使用すると体力を回復できる。作品によってはレーションを装備している状態でLIFEが0になると自動的に使用して死亡を回避する。
ただし、『MGS3』に登場するものはスタミナ回復アイテムで、体力の回復にはLIFE回復剤が必要である。味は悪いが携帯糧食で保存がきくため、ゲーム中では腐る事がない。また、栄養価も高いため、味の評価が極めて低いながらスタミナ回復量もそれなり(食料のスタミナ回復量は、通常はスネークにとって美味いか不味いかで上下する)。レーションを食べてもスタミナしか回復しない事を教えるような無線もきっちり用意されている。
『MG2』ではB1、B2、B3の三種類があり、それぞれ内容が異なっているが、体力の回復量に違いはない。イベントアイテムとして使い分ける必要はある。
『MG2』『MGS』では、ある場所に持ち込むと、凍結して使用できなくなってしまうが、装備していれば一定時間後に解凍される。マスターに通信を入れても情報が聞ける。
『MGS2』ではよく出来た食い物だが彼女の手料理には負けるだろう、と言うスネークに対し雷電がローズの手料理の味が壊滅的な事を匂わせる様に、ここだけの話出来ればずっとこのレーションで過ごしたい、とこぼす場面がある。
『MGSPW』では開発により回復量が大きくなる。また、イスラ・デル・モンストルオに肉焼きセットがあり、レーションを焼くことで「生焼け」、「こんがり」、「コゲ」の3種類を作成することが出来る。
長い間、形状は缶詰のように丸い容器だったが、『MGS4』で四角のトレー状の容器に変更された。また、無線でキャンベルが各国のレーションの品評会が行われた時の評価を聞かせてくれる(実際の品評会同様、一番人気はフランス製、最悪の評価はアメリカ製だった)。
風邪薬(MG2、MGS、MGS2、MGS3)
風邪を引いている時に使用すると風邪を治療することができる。
ケチャップ(MGS)
調味料。オタコンが持ってきてくれる。独房から脱出するために血のりとして使用するが、使う瞬間を敵兵に見られると失敗し、ただ笑われてしまう。
ジアゼパム(MGS、MGS2)、ペンタゼミン(MGS2SUB、MGS3、MGS4、MGSV: TPP)
使用すると一定時間、銃(『MGS』『MGS2』では狙撃銃、それ以外では銃全般)を構えた時の手ぶれがなくなる。
ノクトシアニン(MGSV: TPP)
使用すると一定時間マーキングをしていない状態でも周囲の生物を認識できるようになる。
アクセラミン(MGSV: TPP)
使用するとリフレックス・モードを発動させることができる。
解毒薬(MG、MGS3)
『MG』での名称は解毒剤で、サソリの毒を中和するために使用された。『MGS3』では毒をもつ食料を食べたときの食中毒を治療するための内服薬として登場。
即席ラーメン(MGS3、MGS4)
『MGS3』では食べるとスタミナが大きく回復する。EVAの好物でもあり、作中では彼女からも食料として手渡されるが、逆にスネークの装備が奪われた際には所持していた即席ラーメンがEVAに食べられてしまう[注 2]
『MGS4』では食べるとライフと気力を回復し、寒いところではさらに気力の回復が早まる。『MGS4』では「ひでちゃんラーメン」という架空のカップラーメンになっている。
カロリーメイト(MGS3)
『MGS3』とのコラボレーションで登場した大塚製薬の栄養食品。非常に美味でスタミナがフル回復する。
外箱は4本入りタイプの四角形。本来味が書かれている箇所には何も書かれていないがチョコレート味であり[6]、「CalorieMate」のロゴも実物同様に赤文字。HDエディション・MGS3Dではメープル味で、実物同様にピンク色の文字で箱に明記されている。
実際のカロリーメイトの発売は『MGS3』の時代(1964年)よりも後の1983年。ゲーム中で装備した際の3Dモデルは本物と同じサイズで製作されている。
LIFE回復剤(MGS3)
『MGS3』でスタミナ回復用になったレーションに代わるLIFE回復アイテムとして、ソ連の開発した戦闘用活力剤として登場。使用するとLIFEがスタミナゲージの25%分回復するが、入手できる機会が少なく貴重品。
虫ジュース(MGS3)
虫除け用の駆虫剤。使用すると一定時間蜂に襲われなくなり、ヒルに吸い付かれなくなる。
仮死薬(MGS3)
CIA技術部が開発した諜報活動用内服薬。使用すると一時的に心拍数や体温、呼吸数が極端に低下して冬眠に近い仮死状態になり、傍から見れば死んだように見せかけることができる。
敵に追われている時やザ・ボス以外のボス戦時に使用すると、ボスなら死んだと錯覚させ油断を誘ったり、敵兵なら警戒を解くことができる(ザ・ボスは即座に見破って無理やりスネークを叩き起こしてしまう)。
ただし、仮死薬使用直後に画面に浮かび上がる「SNAKE IS DEAD」の文字が時間経過によって「TIME PARADOX」に変わってしまうと本当に死んでしまい、ゲームオーバーになってしまう。
蘇生薬を使わず、コンティニューやEXITを選んだ場合、ゲームオーバーやコンティニューと同様の扱いになる。
また、仮死薬を使った場所によっては溺死、落下死などで本当に死んでしまうので使う場所にも注意が必要。
蘇生薬(MGS3)
仮死薬の効果を阻害して気付けの効果を与える、CIA技術部が開発した仮死薬とセットで使用するアイテム。仮死状態の時に使用すると蘇生できる。
敵に見つからないよう、奥歯に埋め込まれているので装備から外せない。ザ・ソロー戦で使用する必要がある。
血清(MGS3)
使用すると毒蛇やサソリに受けた毒が中和される。
胃腸薬(MGS3)
腐ったものを食べてしまったときに服用すると、腹痛が治る。
リゲイン(MGS4)
『MGS4』とのコラボレーションで登場した第一三共ヘルスケアが扱う栄養ドリンク。
飲むとライフと気力が回復し、暑いところではさらに気力の回復が早まる。細かい文字もくっきりと見える。
アーセナル湿布(MGS4)
湿布。腰痛に対する効果がある。名前の由来は、アーセナルシップと引っ掛けた駄洒落。パッケージには、アーセナルギアのシルエットがプリントされている。
貼ると気力の回復が早まる。使用してもActごとのクリア評価の回復アイテム使用回数にはカウントされない。
注射器(MGS4)
ナノマシン抑制剤を体内に投与する為の物で、実際の注射器と違い細い筒状の形をしており医者でない人間でも簡単に使うことができる。気力回復や他の人物に投与し気力を奪う事も可能だが、副作用が非常に強い為、過度の使用は危険である。ヴァンプ戦でもスネークが使用し、ヴァンプの不死身の原因であるナノマシンを抑制した。
表面の文字は"Nano-Corori 573-Syrinde"。
ムーニャ(MGS4)
南米に自生するハーブの一種。気持ちを落ち着かせる香りがする。装備すると気力の回復が少し早くなる。
マテ茶(MGSPW)
南米を原産とするイェルバ・マテの葉や小枝を乾燥させた茶葉に、水または湯を注ぎ成分を浸出した飲料。使用すると気力が回復する。開発により回復量が大きくなる。
マウンテンデュー(MGSPW)
『MGSPW』とのコラボレーションで登場したサントリーフーズが扱う炭酸飲料(製造はペプシコーラと同じペプシコ)だが、作中では技術班が「作戦中に飲める炭酸飲料」として開発したことになっている。飲むと気力が回復し、ライフもわずかに回復する。ペプシネックスと同時に装備することは出来ない。
ペプシネックス(MGSPW)
『MGSPW』とのコラボレーションで登場したペプシコの炭酸飲料。作中ではマウンテンデューに続いて技術班が「ゼロカロリーの炭酸飲料」として開発する。マウンテンデュー同様、飲むとライフと気力が回復する(回復量はこちらの方がわずかに多い)マウンテンデューと同時に装備することが出来ない。
ボンカレー(MGSPW)
『MGSPW』とのコラボレーションで登場した大塚食品レトルトカレー。作中では技術班が開発したことになっており、名称もミラーがパリジェンヌへの憧れから付けた。装備しているとライフがゼロになったときに自動的にライフが回復する。なお、開発の進行によって、『ボンカレーゴールド21 中辛』『ボンカレーネオ』が生産できる。
ドリトス(MGSPW)
『MGSPW』とのコラボレーションで登場したジャパンフリトレーのスナック菓子。ボンカレー同様、装備しているとライフがゼロになったときに自動的にライフが回復するが、マウンテンデューと同等に回復量は低い。

治療アイテム

止血材(MGS2、MGS3)
その名の通り、傷に貼る事で血を止める効果がある。『MGS2』ではアイテムとして、『MGS3』では治療用アイテムとして登場する。『MGS3』ではオオバコモドキから採取できる。包帯・消毒薬と共に治療可能な外傷が多い。
シェーバー(MGS2PL)
電気剃刀。難易度「HARD」以上でのみ取得可能。所持しておくとプリスキンとの遭遇イベントで専用デモが追加され、アーセナルギア内のスネークの髭が無くなっている。
固定具(MGS3)
骨折に使用する、それなりの固さを誇る器具。骨折以外には使用しない。エゾヒレハリソウから採取できる。
縫合セット(MGS3)
傷口を縫合する際に使う、針と糸のセット。切創以外には使用しない。
包帯(MGS3)
傷口を雑菌などから保護するために使う。4つの外傷治療が可能。ダウンロード迷彩の「MUMMY」(包帯模様の迷彩)を着用していると、治療にこれを必要とする重傷は負わなくなる。
軟膏(MGS3)
火傷した部分を保護する塗り薬。火傷以外には使用しない。バルトスズメバチの巣から採取できる。
消毒薬(MGS3)
外傷にかけて消毒し化膿を防止する薬。使用する外傷は止血剤と同じ4と多く、使用する外傷も全く一緒である。スラブニガハッカから採取できる。
葉巻(MGS3)
何の変哲も無い葉巻。体にくっついたを退治するのに使用する。ヒル以外には使用しない。また、使用しても数は減らない。
サバイバルナイフ(MGS3)
何の変哲も無いナイフ。体に入った異物(銃弾やバレットビーなど)を摘出するのに使う。葉巻と同じく無限に使える。

服、スーツ類

敵ユニフォーム(MG、MGS2PL)
その名の通り、敵が着用する制服。敵の検問や監視をごまかすのに使用する。『MGS2』では野戦服が登場、同様に敵への変装用に使用した。
『MGS2』では忍者に変装したオルガからカードキーと共に渡される。
AKS-74Uと併用装備すればシェル1中央棟の敵兵の目を誤魔化す事ができる。また、危険モード (ALERT) 時以外なら変装できていれば怪しい行動をとらない限りバレる事はない。
ただし、敵兵の視界内でAKS-74Uを装備してない・ローリングやホフクなどの敵兵がとらない行動をすると怪しまれ、呼び止めに応じなかったり、最後までAKS-74Uに装備し直さないとアラートに入る。
また、雷電の身体に対してかなりサイズが小さいようで、敵との接触で脱げてしまう。
イベントでスカルキャップを取られるとシェル1中央棟での変装ができなくなるが、雷電の足跡に敵兵が疑問を抱かなくなる効果と、雷電が敵兵に見つかりにくくなるカムフラージュ効果がある。
また、身体に火が着いた時に装備すると消火が可能。
ボムブラストスーツ(MG)
爆発や爆風から着用者を守る。『MG』ではあるエリアへ侵入する際に着用する必要がある。『MGS2』ではファットマンが着用していた。
ボディアーマー(MG、MG2、MGS、MGS2PL)
いわゆる防弾チョッキ。敵の銃弾のダメージを半減することが出来る。いずれの作品でも入手する機会は後半である。
カモフラージュマット、ステルスマット(MG2、MGSPW)
使用した場所にホフクで潜り込み敵の目を欺ける。たとえ敵に踏まれてもばれないが、ダメージを受ける。
MGSPWに登場するステルスマットは壁にも設置でき、CO-OPSでは仲間に使うことも可能。なおかつ敵に踏まれてもダメージを受けないが、使用する度に枚数を消費する。使用してもクリア後の評価には影響しない。
科学者の服(MGS3)
変装用アイテム。科学者のいるエリアで着ると敵兵の目をごまかす事ができるが、科学者には見破られてしまう(ただし、すぐには見破られず、疑問を抱いているときに背中を向いたり、視界から逃れればやり過ごすことができる)。
ローリングやホフクなど科学者がとらないような行動をしたり、ワニの帽子をかぶったりすると怪しまれ、呼び止めに応じなけばアラートに入る。服に血が付いていたり、フェイスペイントをしても敵に見破られる。
白い背景ではスノウ以上の偽装効果を誇るが、変装中は一部を除いて武器が装備できず、CQCも使用できないため、あまり利点にはならない。
ライコフの制服(MGS3)
変装用アイテム。ライコフが着ている特製の制服。しかし顔が違うのでそのままでは敵兵に背中を向けた状態でしかやり過ごせない。変装マスクも着用して初めてライコフに変装できる。
変装状態ではほぼ何をしてもバレない。たとえ敵兵を殴ってもバレない(それ所か怯えながらお礼を言う兵士すら存在する。EVA曰く普段からそういう奴だからバレないらしい)。
ただし、犬に向かって発砲後に変装した場合見つかってしまう。また、ダンボールを被って移動してもバレてしまう。
ストーリーを進めるとスネークがライコフに変装していた情報がグロズニィグラードで広まってしまう上、帽子も紛失してしまい変装効果が無効になる為、限られた時期しか効果がない。
メンテナンスクルーの制服(MGS3)
変装用アイテム。シャゴホッドの格納庫にいる作業員の制服。効果範囲が違う科学者の服で作業員には見破られてしまう。
レザージャケット(MGSV: TPP)
条件を満たすと入手できる。ある人物が着用していたライダースジャケット。
ソリッド・スネーク(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
『MGS1』に登場するポリゴンのソリッド・スネークと同じ外見になる事ができるスーツ。
『MGSV: GZ』では特別ミッション「デジャヴ・ミッション」をNORMALの難易度でクイズに全問正解すると使用できるようになる。またそのデータを引き継ぐ事で『MGSV: TPP』でも使用する事ができる。
『MGSV: TPP』における効果は移動時の足音を低減させる他、ダメージへの耐性を向上させるというもの。また、FOBミッションにおいて暗視ゴーグルによる熱源感知から身を守る効果もある。ただしバンダナと義手は装備できない。
サイボーグ忍者(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
『MGS1』に登場するポリゴンのサイボーグ忍者と同じ外見になる事ができるスーツ(ただし、顔はMGS1本編でサイボーグ忍者となっていたグレイ・フォックスではなく、ソリッド・スネークのポリゴンに書き換えられている)。ダッシュ時の移動速度とジャンプ飛距離を向上させる効果がある。また、ダッシュ時は敵兵にぶつかる事で転倒させる事ができる。ただしバンダナと義手は装備できない。
『MGSV: GZ』では特別ミッション「デジャヴ・ミッション」をHARDの難易度でクイズに全問正解すると使用できるようになる。
『MGSV: TPP』では条件を満たす事で開発が可能になる。
雷電(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
メタルギア ライジング リベンジェンス(以下MGR)』に登場する雷電と同じ外見になる事ができるスーツ(ただし、ホールドアップ時などの音声はメタルギアシリーズで雷電を演じた堀内賢雄ではなく、スネークの音声を合成したもの)。猛烈な速度でダッシュする事ができるようになり、作中のキャラクターとしては最速となる。ダッシュ時は敵兵にぶつかる事で転倒させる事ができる。また、ジャンプ飛距離もかなり向上する。ただしバンダナと義手は装備できない。
『MGSV: GZ』では特別ミッション「ジャメヴ・ミッション」に限り使用できる。また、条件を満たす事で『MGR』に登場する「ホワイトアーマー」、「コマンドアーマー」状態のものを使用できるが、効果に違いはない。
『MGSV: TPP』では条件を満たす事で開発が可能になる。
ジャンプスーツ(MGSV: TPP)
ダウンロードコンテンツとして登場。『MGS3』等に登場するEVAが着用していた物と同じデザイン。女性スタッフのみが着用可能で、NAKEDを選ぶとファスナーを下げたグラフィックに変化する。
ダンボール(MG、MG2、MGS、MGS2、MGS3、MGS4、MGSPW、MGSV: TPP、MGR)
メタルギアシリーズの必需品。被ったまま静止することで敵の目から逃れることができる。被ったまま移動することもできるが、敵に見つかる危険も大きい。
なお、敵の進行ルートの真ん中など使う場所をよく考えず被った場合、持ち上げられて敵に見つかることもある。『MGS3』ではジャングルなど明らかに不自然な場所で被っていると静止していても危険フェイズになる。
『MGS3』では、ダンボールを被ると若干移動速度は落ちるが、通常の走りが遅くなる坂道・階段でも移動速度が変わらないので相対的に素早く移動することができる。
『MGSPW』では2人まで入ることが出来る少し大きめのダンボール(通称ラブダンボール)になっている。覗き窓に見立てた持ち手があり、被りながら発砲することも可能。また、移動中にしゃがみボタン(HDエディションでは攻撃ボタン)を押すことで、気力を消費して一定時間ダッシュができる。
単純に被るだけでなく、ドロップしてダンボールの中にアイテムを入れたり足場に使うことができる。支援補給の際に物資が入れられている箱もダンボールであり、ダンボールを使って他のプレイヤーにアイテムを直接ギフトとして送ることも可能。
さらに、アサシンのようにイーグルジャンプで入ることが出来、敵を藁の中へ引きずりこむ「アサシン・ストローボックス」や、研究開発することで戦車型のダンボール「ダンボール戦車」、仲間の回復を行える「救命ダンボール」、不用意に開けると爆発したり閃光やスモークなどを発する「ダンボール爆弾」といったトラップ系ダンボールなど、様々なダンボールを使用できる。
『MGSV: TPP』では立ち・匍匐への切り替えやダッシュも行える。静止している状態で段ボールの上蓋を開いて立ち上がって銃撃を行ったり、正面の蓋を開くことで箱から素早く飛び出す緊急回避が可能となった他、斜面ではダンボールごと勢いよく滑る事で高速で移動する事もできる。
また、マップに配置してあるポスターを入手すれば、いつでも自由に張り替えることが可能。横型ポスターは匍匐時に、縦型ポスターは立ち時に、それぞれ陽動や足止めなどの効果を発揮する。
迷彩柄にカムフラージュされており、地形に適した迷彩のダンボールであれば敵に見つかりにくくなる。雨に振られたり、沼地など水気のある場所で使うとボロボロになって壊れてゆく。条件を満たすと耐水仕様のダンボールを開発することもできる。
バケツドラム缶(MG2、MGS4、MGR)
ダンボールと同じように使えるが、金属製のために走ると音が鳴ってしまう。バケツは敵の銃弾を跳ね返すことができる。ドラム缶は横になると転がる事が可能で、敵を気絶させる「ドラム缶アタック」が存在する。ただし、転がりすぎると装備から外れてスネークが嘔吐してしまう。
ステルス迷彩(MGS、MGS2、MGS3、MGS4、MGSPW、MGSV: TPP)
俗に言う「光学迷彩」であり、メタルギアシリーズを代表する特殊装備と言える。オタコンが、アームズ・テック社研究員時代に、アームズ・テック社のステルス技術の枠を集めて作り上げた、画期的光学迷彩装置。リアルタイムで光学的屈折処理を行い、対象を光学的に風景と同化させることが可能で、周囲の風景にカメレオンのように溶け込むことができるほど、視認性を極限まで低めることに成功した。透明に近い状態になることができ、動かずにジッとしていると視認が非常に困難になる。
だが、弱点がいくつか存在し、装備者の体温を欺瞞できずむしろ熱を出してしまうため、サーモグラフィーによって視認できてしまうこと、犬などの鼻が利く動物や可視光以外で物を見る無人機に対して無意味であること、振動や衝撃に弱く、敵に触れるだけで迷彩が解除されてしまうことなどである(『MGS』では敵兵に触れても外れなかった)『MGS2』では整備不足もあってか、タンカーに潜入する際の着地で激しい震動に耐えきれず、完全に壊れてしまった。また、『MGS4』では使用時に大量の電力が必要で、同時に大量の電磁波を発し、使用者の体に悪影響を与えるという設定が追加された。
『MGS3』ではザ・フィアーが同様の迷彩を使用したが、これにはスタミナの減少が激しくなるという欠点があった。『MGSPW』『MGSV: TPP』では装備しているとバッテリーを消費するため、時間制限付の装備となっているほか、ミッション評価にもマイナスに影響し、使用するとSランクを獲得できない。
『MGSV: TPP』では、バッテリー式のステルス迷彩に加えて、短時間効果を発揮する使い捨ての試作型も存在する。
ワニキャップ(MGS3)
ゲーム中に登場するワニインドガビアル)の頭部を模した被り物。軍用犬に襲われなくなる、水中で装備していると敵兵に怪しまれないという効果もある。
猿マスク(MGS3)
サルゲッチュ』に登場するピポザルを模したお面。猿蛇合戦をクリアした状態でプレイすることで手に入る。HDエディションでは猿蛇合戦が削除されたため、使用できなくなっている。
オクトカムスーツ(MGS4)
DARPAから盗用したデータをもとにオタコンが製作した新型スーツ。接触している物体の外観、質感、温度を再現し敵の目を欺くことができる。また、老化により低下した身体機能を補うマッスルスーツの機能や治癒能力を向上させる機能も備わっている。耐熱効果も高いようで、ジェット噴射の熱風を間近に受けても多少表面が焼ける程度で済む。
バンダナ(MGSV: TPP)
『MGSPW』においてスネークがニカラグア湖に捨てたバンダナを修繕した物。かつてはザ・ボスが着用していた。着用する事で重症の発生を抑制する効果がある。
チキンキャップ(MGSV: TPP)
ニワトリを模した被り物。1つのミッションで3回死亡すると入手できる。所謂ステルスゲームが苦手なプレイヤー向けの救済アイテムで、被った状態で敵に見つかっても3回まで見逃してくれる。ただしミッションクリア時のランクはA以下に制限される。
ひよこキャップ(MGSV: TPP)
卵の殻を被ったひよこを模した被り物。1つのミッションで5回死亡すると入手できる。チキンキャップと同様に所謂ステルスゲームが苦手なプレイヤー向けの救済アイテムで、被った状態で敵の前に向かっても見つからなくなる。ただし、イベントボスとの戦闘では見つかってしまうので注意が必要。また、ミッションクリア時のスコアは0になる。

迷彩服(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP)

ネイキッド(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP)
迷彩服の上半身を脱いだ状態。『MGS3』ではスネークがシギントに「下半身は脱げないのか」と質問して「脱げるわけないだろう!」と怒鳴られる。下半身にはタイガーストライプの迷彩を纏っている。カモフラージュ率が上がらない上、この状態でいるとスタミナの減りが早くなりまったくいい事がない(シギントがそう解説しており、ザ・ボスも馬鹿な真似はやめろと二人とも同じ見解だが、スネーク自身は「気持ちがいい」という利点を挙げている)。また、この状態でCUREを行って包帯を巻くと、包帯がプレイ中のスネークの格好にも影響される。
『MGSPW』ではタイガーストライプ迷彩以外の迷彩も増えた。防御力・カムフラ率・弾薬携行数が低下するが移動速度は速くなる。また、ネイキッドでミッションをクリアした回数によって得られる勲章がある。実際に裸になるのはスネークだけでMSFの兵士は男女ともに黒のタンクトップを着用。
『MGSV: TPP』ではスーツの選択画面で「NAKED」を選ぶ事で上半身を脱ぐ事ができる。見た目が変化するのみでその他の性能が低下する事はない。
オリーブドラブ(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP)
略称「OD」。迷彩の施されていない緑色の野戦服。バーチャスミッションの際にはザ・ボスも着用していた。
タイガーストライプ(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP)
虎の毛皮を思わせる縞模様が特徴の迷彩服。草木の生い茂る森林地帯で有効だが、土や泥の上でも高いカムフラージュ率を発揮するので、終盤まで重宝する。
『MGSV: TPP』では岩場でのカムフラージュ効果に変更された。ダウンロードコンテンツで『MGS3』に登場した迷彩服をモデルとしたスーツも登場。こちらは砂地と緑地でのカムフラージュ効果となっている。
リーフ(MGS3、MGSPW)
草木の葉を模した模様を施した迷彩服。草むらで高い迷彩効果を発揮する。
ツリーバック(MGS3、MGSPW)
樹皮を模した模様を施した迷彩服。元来は狩猟用に考案された迷彩パターンである。木に張り付いた場合に高い迷彩効果を発揮する。
『MGSPW』ではダウンロードコンテンツとして配信されているが、ツリーバークという名前になっている(TREE BARK=樹皮であるためこちらの方が正しい)。
チョコチップ(MGS3、MGSPW)
クッキーを散りばめたような柄の迷彩。砂漠・岩場地帯で高い迷彩効果を発揮する。着た後、シギントに通信すると、一風変わった名前の由来を聞くことが出来る。
スプリッター(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP)
屋内用の迷彩。屋外でもコンクリートの多い場所で高い迷彩効果を発揮する。
『MGSV: TPP』では車両や固定兵器を使用している際にカムフラージュ効果を発揮するという効果になっている。
レインドロップ(MGS3)
雨の柄が施された迷彩。雨の中で効果を発揮するのだが、一部のマップでしか降らないため、使用頻度は低い。
スクウェアズ(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP)
赤い四角を散りばめた迷彩。配色上目立ちそうだが、実際は着用者の輪郭をあやふやにする効果がある。その色からレンガ等、赤い背景のマップで役立つ。
『MGSPW』ではスクエアという名前になっている。
『MGSV: TPP』でもスクエアという名前で登場。今作では青い四角に変更された。鉄やコンクリートの上でカムフラージュ効果を発揮する。
ウォーター(MGS3、MGSPW)
水色の戦闘服。その名の通り、水中で最も効果を発揮する。なお、実際は水中用の戦闘服ではない。
『MGSPW』ではダウンロードコンテンツで配信されている。
ブラック(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP)
その名の通り、真っ黒な戦闘服。夜間でブラックのフェイスペイントと併用すればかなりのカムフラージュ率を誇る。ただし、蜂の巣を攻撃した後、着用していると死亡するまで刺される。
『MGSPW』ではダウンロードコンテンツで配信されている。
『MGSV: TPP』では購入特典でブラックオセロットという名前で類似したスーツが登場している。効果に変わりはなく、夜間や暗闇でカムフラージュ効果を発揮する。オセロットの私兵部隊である「山猫部隊」が着用していたという設定が追加されており、SCARFにする事で赤いスカーフを巻く。
スノウ(MGS3)
白地に若干の植生迷彩が取り入れられた冬季迷彩。ロコヴォイ・ビエレッグの花畑など白色系の場所の他、屋内や山岳地帯でも有効。蜂に攻撃されにくくなる。
スニーキングスーツ(MGS、MGS3、MPO、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP)
『MGS3』では「スネークイーター作戦」でザ・ボスが着用していた物と同種のもので、ソ連で開発されていた最新式の戦闘服。ザ・ボスの純白のスーツとは対照的に漆黒となっている。着用すると、あらゆるダメージを半減でき、スタミナの消耗も抑えられ、カムフラージュ率も高く保たれる(立ち状態ではどの場所でも15%)という至れり尽くせりな迷彩服。スネークは「FOXの制式戦闘服にしたいくらいだ」と評した。
『MPO』ではややカラーリングの違うものをゲーム開始直後に入手し、これ以外のスーツは装備不可となっている。
『MGSPW』でも登場。それぞれの場に特化した野戦服には劣るものの、どんな場所でも安定したカムフラージュ率を得られる上、他の迷彩服に比べ、移動時のカムフラージュ率の低下が少ない、ライフの自然回復速度が早まる、走っても足音に気付かれないなど多くの特殊効果を持つ。ただし、弾薬の携行量が野戦服に比べて少なくなる。『MGS3』のものとは違い、防御力は低い。本作の回想シーンでは、ザ・ボスとの対決時にスネークはこれを装備していた。
『MGSV: GZ』では『MGSPW』と同じデザインのスニーキングスーツが登場。今作ではこれ以外のスーツに変更する事はできない。
『MGSV: TPP』ではヴェノム用の新しいスニーキングスーツが登場する。他にも引き継ぎ特典で『MGSPW』、『MGSV: GZ』と同様のスニーキングスーツが登場する他、『MGS3』でネイキッド・スネークが着用したスニーキングスーツとザ・ボスが着用したスニーキングスーツがダウンロードコンテンツで登場している。ライフの回復速度をアップさせる事に加え、歩行時の足音を抑え、しゃがみ歩き時の足音は完全に消す事が可能。開発を進める事で防御力を上げる事もできる他、戦闘班スタッフやFOBの警備兵が防弾化ヘッドギアを装備するようになる。但しグレード6以上のものはミッションクリアランクがA以下に制限される。FOBミッションでは暗視ゴーグルの熱源感知から身を守ることができる。また、FOBの警備設定が非殺傷に設定されていると警備兵も装備する。また、グレード9以上だと侵入者を発見した際、一定時間ステルス迷彩が発動する。
タキシード(MGS、MGS2、MGS3、MGSPW、MGSV: TPP)
『MGS』『MGS2』では特定のVR訓練で着用可能。MGSPWでは対ピースウォーカー戦3をクリア時に自動で入手できる。『MGS3』ではゲームを一度クリアすると、2周目以降で初期装備に加わっている。黒い色のため、暗闇ではそれなりにカムフラージュ率が上がる。ただし、『MGS3』ではCQCと○ボタンによる蹴りでの動植物捕獲も出来なくなる。ゲーム序盤でこれを着た状態でザ・ボスに無線すると、スネークが似合っているかとしつこく尋ねる会話が聞ける。
『MGSPW』ではCQCが可能で行動に制限はない。また、見た目に反して移動速度が速くなるという効果があり、ネイキッドとは違い、弾薬携行量は野戦服と同じである。ただし、防御力は低い。
『MGSV: TPP』ではダンロードコンテンツで追加された。『MGS3』でネイキッド・スネークが着用していたという設定で登場。見た目が変化するのみで、その他の能力値には影響しないが、カムフラージュ効果はない。
ホーネットストライプ(MGS3)
蜂のような黄色と黒の柄のザ・ペインの力が宿った迷彩服。ザ・ペインをスタミナキルすると入手できる。着用すると、蜂やクモ、ヒルなどに襲われなくなる。蜂に限っては纏って相手を攻撃することができるようになる。
スパイダー(MGS3)
クモの巣のような柄のザ・フィアーの力が宿った迷彩服。ザ・フィアー程ではないが高いステルス迷彩機能を持つ。ザ・フィアーをスタミナキルすると入手できる。着用すると、スタミナの消費が激しくなる代わりにスタミナが続く限り、常時カムフラージュ率が80%以上に保たれる。
モス(MGS3、MGSPW)
ジ・エンドの力が宿った迷彩服でジ・エンドをホールドアップして3回急所に銃口を向けると入手できる。
着用すると、明るい場所では光合成によりスタミナが回復する。また、森や草むらなどでの迷彩効果が高く、ジ・エンドの根城付近では匍匐状態なら、カモフラージュ率が100%になる。
この迷彩のみ、ボスが持っている迷彩の入手方法が異なっている。
ファイアー(MGS3)
ザ・フューリーが持っている迷彩服で迷彩というより耐火服。ザ・フューリーをスタミナキルすると入手できる。着用すると、炎や爆発によるダメージを半減させ、火傷も負わなくなりフューリー戦の難易度が格段に下がる。
スピリット(MGS3)
ザ・ソローの力が宿った迷彩服でザ・ソロー戦において川上にあるザ・ソローの遺体に触れてから蘇生すると、装備回収後に装備品に追加されている。スネーク曰く「ザ・ソローからの贈り物」。
着用すると、CQCの首絞めで敵兵からスタミナを吸収することができる。また、走っても足音に気付かれなくなる。
コールドウォー(MGS3)
正面にソ連国旗、背面にアメリカの星条旗のデザインをあしらった派手な迷彩服。ヴォルギンをスタミナキルすると入手できる。着用すると、正面にいるソ連兵が攻撃してこなくなるという効果がある(自国の国旗を傷つけると罰せられるため)ただし、後ろはアメリカ国旗なので背後の敵からは容赦ない攻撃を受ける。また、ナイフでの近接攻撃は行なってくる。非常に目立つ配色ゆえにカムフラージュ率は最低クラスだがスネークはカッコいいからと気に入っている。
スネーク(MGS3、MGSPW)
ヘビの鱗模様のような柄の迷彩服。ザ・ボスをスタミナキルすると入手できる(ザ・ボスはラスボスであるため、使用は2週目から)。着用中は、場所を問わず高いカムフラージュ率(立ち状態ではどの場所でも25%)を維持することができる。また、屋内ではトップクラスの迷彩効果を誇る。
『MGSPW』では同様の効果を持つ迷彩服はネオMOSS迷彩に変更され、遺跡でのカムフラージュ率が高い迷彩となった。
ガーコ(MGS3)
ガーコ柄の迷彩服。着用中は、エリア内にまだ撃っていないケロタン人形があると鳴き声を上げるという効果がある。着用した状態で無線連絡を入れるとシギントとパラメディックの面白い会話が聴ける。
フルーツ(MGS3D)
フルーツ模様の迷彩服。ガーコがヨッシーに変更されたことにより、迷彩服も合わせて変更。効果はガーコ迷彩と同様。
DPM(MGS3、MGSPW)
緑、茶、白等ジャングルを構成する色で作られた迷彩。故に山岳でもジャングルでも高い偽装効果を誇る。また、特殊効果としてライフの回復速度が2倍になる。無印版では予約特典CDから入手できる。『サブシスタンス』ではBOSS DUELスペシャルで1位を記録することで入手。HDエディション・MGS3DではBOSS DUEL削除に伴い、ゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わっているが、選択しなかった場合でもゲームを1周クリアすることで初期装備になる(他の迷彩服やフェイスペイントも同様)。
『MGSPW』ではダウンロードコンテンツで配信されている。
デザートタイガー(MGS3、、MGSV: TPP)
タイガーストライプの別色バージョンで、砂漠を想定して作られた迷彩。着用するとサプレッサーの耐久度が減らなくなるという特殊効果がある。無印版ではマキシシングルから入手できる。『サブシスタンス』及びHDエディションではゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わっている。
『MGSV: TPP』ではデザートフォックスという名前で登場している。デザインは違うがデザートタイガーと同じく砂や土の上でカムフラージュ効果を発揮する。しかしサプレッサーの耐久度が減らなくなるという効果はオミットされた。
フレクター(MGS3SUB)
ドイツで開発された森林迷彩。性能はDPMとほぼ同じ。着用するとバッテリーを消費しなくなる。『サブシスタンス』で追加された迷彩服で、ゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わっている。
AUSCAMデザート(MGS3、MGSPW)
オーストラリアで開発された砂漠迷彩だが、砂漠よりも白い背景で有効。着用すると受けるダメージが2/3になるため、スニーキングスーツを手に入れるまでボス戦で重宝する。無印版ではサウンドトラックCDから入手できる。『サブシスタンス』およびHDエディションではゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わっている。
アニマル(MGS3、、MGSV: TPP)
毛皮模様の迷彩服。オセロットをスタミナキルすると入手できる。着用すると、銃器使用時の手ブレを抑えられる。また、砂地の上では非常に高いカムフラージュ率を得られる。
『MGSV: TPP』では砂地と緑地でのカムフラージュ効果にとどまり、手ブレを抑える効果はオミットされた。
フライ(MGS3、MGSPW)
ある所のトイレでゲットできる、非常に強い悪臭を放つ迷彩服。着用中は周囲にハエが飛び回る。あまりの臭さに敵が近接戦闘をためらう。
『MGSPW』では、悪臭迷彩という名前で登場。デザインこそは違うが、敵を拘束すると一発で気絶する効果がある。リクルートで大いに役に立つ。
バナナ(MGS3)
バナナの模様が施された迷彩服。猿蛇合戦の全ステージで最高タイムをだすと本編で使えるようになる。着用するとどんな食べ物でも食べ慣れた状態になりスタミナの回復量が上がる。HDエディションでは猿蛇合戦自体が未収録のため、使用不可能。MGS3Dでは最初の質問で「MGS PEACE WALKERが好きだ!」を選択するかクリア特典で使用可能になる。
ダウンロード(MGS3、MGSPW)
『MGS3』の公式ホームページに接続すると入手できる迷彩服。『サブシスタンス』では最初からゲームディスクに内蔵されており、種類も増えている。PS2版ではメモリーカードに書き込む必要があった。HDエディションではクリアデータにてカムフラージュ選択画面で左右を押すことで選択可能になるが、PS2版とは異なり一部の迷彩服が使用できなくなっている。種類は複数あり、一部のものは特殊能力を持つ。特殊効果のない迷彩のカムフラージュ率はタイガーストライプと同じ。
『MGSPW』ではPlayStation Networkを通じて服装をダウンロードする事が出来る。特殊効果を持つものとして、CO-OPリングの直径が大きくなり友情度の上昇量が上がる「戦友迷彩」と、銃の威力が若干上昇する「ガンズ・アンド・ジャングル迷彩」がある。HDエディションでは初期装備に加わっている。
マミー(MGS3)
包帯模様の迷彩服。ダウンロード迷彩の一つ。着用すると治療に包帯を使用する重傷を負わなくなる(ダメージは通常通り受ける)効果がある。『MGS3D』では最初の質問で「MGSシリーズは初めてだ!」を選択するかクリア特典で使用可能になる。
グレネード(MGS3)
グレネード模様の迷彩服。ダウンロード迷彩の一つ。着用するとグレネード系の武器の弾数が無限になる。使用してもクリア後の評価には影響しない。『MGS3D』では最初の質問で「MGSシリーズならなんでも好きだ!」を選択するかクリア特典で使用可能になる。
フォトカムフラージュ(MGS3D)
写真から作成できる迷彩服。迷彩は12パターンまで作成でき、作成の際は3DS本体ではなくSDカードから画像を読み取る。縦128ドットから480ドット、横128ドットから640ドットの画像でないと作成できない。迷彩パターンは模様であるため、画像をそのまま反映することは不可能である。また、画像によってはホフク時にカムフラージュ率が100%の迷彩が作成可能。
ミラー(MGSPW)
『MGSPW』の登場人物カズヒラ・ミラーが着用している男性用の野戦服。カムフラージュ率や基本性能は野戦服(オリーブドラブ)と同じだが、移動速度と回復速度が若干速くなる。
アマンダ(MGSPW)
『MGSPW』の登場人物アマンダ・バレンシアノ・リブレが着用している女性用の野戦服。カムフラージュ率や基本性能は野戦服(オリーブドラブ)と同じだが、移動速度と回復速度が若干速くなる。
バトルドレス(MGSPW、MGSV: TPP)
重装備のスーツ。防御力が高く銃器を3つ装備でき、弾薬の携行量が増える。しかし、重装備ゆえ、カムフラージュ率が非常に低くなる上に、移動速度も遅くなる。そのため、潜入ミッションよりも戦闘ミッション向け。防御力の増したヘルメット付きのタイプも存在する。ヘルメットのデザインは、スネーク・男性兵・女性兵でそれぞれ異なる。
『MGSV: TPP』ではヴェノム用の他に、D-HorseやD.D用のバトルドレスも登場する。また、本作ではヘルメット付きのものは存在しない。開発を進める事でさらに防御力を増す事ができる他、戦闘班スタッフやFOBの警備兵が防弾化ヘッドギアを装備するようになる。但しグレード6以上のものはミッションクリアランクがA以下に制限される。FOBの警備設定で殺傷に設定していると警備兵が装備する。また、グレード9以上だと侵入者を発見した際、一定時間ステルス迷彩が発動する。
ティガレックス(MGSPW)
モンスターハンター ポータブル2nd Gのモンスター「ティガレックス」の討伐ミッションをSランクでクリアすることで手に入る迷彩服。ティガレックスの強力な突進力が発揮できるようになっており、ローリングでの攻撃力が上がり、かつ敵兵士を吹き飛ばす効果が追加される。
リオレウス(MGSPW)
モンスターハンター ポータブル2nd Gのモンスター「リオレウス」の討伐ミッションをSランクでクリアすることで手に入る迷彩服。リオレウスのバインドボイスの効果が宿っており、ある特定の言霊を発すると敵兵士が怯えて動けなくなる。
ギアレックス(MGSPW)
とある核歩行戦車に似た『MGSPW』オリジナルのモンスター「ギアレックス」の討伐ミッションをSランクでクリアすることで手に入る迷彩服。ギアレックスの咆哮に共鳴して割れた鱗の効果が宿っており、CQCで拘束した敵兵の気力を吸収することが出来る。
Tシャツ(MGSPW)
ただのTシャツで、基本特性は野戦服と同じだが、上着を着ていないため、カムフラージュ性能は劣る。ある特定のミッションで手に入る白地とコンテンツダウンロード(一部コラボ商品に付属のコード入力が必要)で手に入るダウンロードがある。これらダウンロードコンテンツはHDエディションでは一部を除いて初期装備に加わっている。
海パン(MGSPW、MGSV: TPP)
特定のミッションで手に入る男性用水着。ネイキッド同様、カムフラ率・防御力が低く、弾薬携行数も少ない上に銃器が1つしか装備できなくなるが、移動速度がネイキッド以上に速くなる。スネークはトランクスタイプ、MSF兵はビキニタイプを着用。
『MGSV: TPP』では名称を水着に改め、戦闘班スタッフのみが装備できる。その為デザインはビキニのみとなった。カムフラージュ効果はないが、移動速度が速くなる。イベントFOBでイベントポイントと交換する事で入手できる。幾つか柄が存在するが性能はどれも同じ。FOBの警備設定で警備兵に装備させることも可能。
ビキニトップ(MGSPW、MGSV: TPP)
特定のミッションで手に入る女性用水着。カムフラ率などの特性は海パンと同じ。
『MGSV: TPP』では女性戦闘班スタッフが水着を着用する事でビキニトップのような上下の組み合わせの水着になる。FOBの警備設定で警備兵に装備させることも可能。
ゴールデンタイガー(MGSV: TPP)
赤土の上でカムフラージュ効果を発揮する。タイガーストライプから開発を進める事で入手できる。
ウッドランド(MGSV: TPP)
緑地でカムフラージュ効果を発揮する。デザートフォックスから開発を進める事で入手できる。
ウェットワーク(MGSV: TPP)
沼や川の中でカムフラージュ効果を発揮する。『MGS3』に登場したウォーターのような効果だが、デザインは泥水のような茶色を基調としたものになっている。
グレイアーバン(MGSV: TPP)
購入特典で入手できる。鉄やコンクリートの上でカムフラージュ効果を発揮する。
ブルーアーバン(MGSV: TPP)
購入特典で入手できる。湿地でカムフラージュ効果を発揮する。
ピクセルサンド(MGSV: TPP)
購入特典で入手できる。砂地と緑地でカムフラージュ効率を発揮する。
パラサイトスーツ(MGSV: TPP)
寄生虫充填カートリッジを使用する事で様々な特殊効果を発揮する事ができるスーツ。寄生虫充填カートリッジには霧を発生させる「MIST」型、透明化する事ができる「CAMO」型、硬化する事でダメージを抑制する「ARMOR」型が存在する。
なお、FOBに寄生虫充填カートリッジを持ち込めないため、FOBでは実質使用不可となっている。

VERSUS OPS専用迷彩服(MGSPWのみ)

※全て防御力、武器装備携行数等の基本特性はオリーブドラブと同じ。また、女性捕虜以外の迷彩服は全て男性専用。

ソ連コマンド兵
ニカラグアのアメリカミサイル基地制圧作戦に参加していたソ連コマンド兵の迷彩服
ソ連兵
ニカラグアのアメリカミサイル基地制圧作戦に参加していたソ連兵の迷彩服。
偵察兵
スカウト任務に就くCIA傭兵の迷彩服。
警備兵
コスタリカで拠点警備任務に就いていたCIA傭兵の迷彩服。
哨戒兵
コスタリカで野外パトロール任務に就いていたCIA傭兵の野戦服。
コマンド兵
CIA傭兵の強襲作戦用装備の迷彩服。
随伴歩兵
攻撃ヘリや戦闘車輌に随伴していたCIA傭兵の迷彩服。
整備士
ニカラグアのAI兵器格納庫に勤務していた整備士の迷彩服。
男性捕虜
男性解放捕虜が着用していた囚人服。
女性捕虜
女性解放捕虜が着用していた囚人服で、女性専用。

フェイスペイント(MGS3のみ)

ノーペイント
フェイスペイントをしていない状態。カムフラージュ率は低いが、変装時に怪しまれなくなる。
ウッドランド
森林や草むらで有効なフェイスペイント。
ブラック
暗い所や黒っぽい背景で有効なフェイスペイント。夜間はさらにカムフラージュ率が上昇する。
スプリッター
室内で有効なフェイスペイント。どんな場所でもノーペイント以上のカムフラージュ率を保つ。
変装マスク
ライコフ少佐(雷電)にそっくりな変装用のマスク。ゼロ少佐にはすこぶる評判が悪い。シギントが設計開発したもので、変装マスクとしては画期的なまばたきを実現した。
しかし口を開くことはできない(しかし、後述の装備状態でゲーム開始の場合、マスクを着けたまま葉巻を吸うシーンがある)。
ゲーム開始前の設定で「MGS2が好きだ」を選ぶと最初から装備状態でゲームが開始する。その理由はゼロ少佐いわく、「シップクルーに素顔を見られないため」という、いかにも諜報合戦らしいもの。
フェイスペイントというより変装アイテムなので迷彩効果はほぼ0。ライコフの制服と合わせて着ると一時期なにをしてもほぼバレない状態になる。
また、ライコフ本人に見られると見惚れ、ヴォルギン戦でもヴォルギンを一回だけ無防備にする効果がある。
ウォーター
水中で有効なフェイスペイント。
デザート
砂漠で有効なフェイスペイント。
スノー
雪原や白い背景で有効なフェイスペイント。
カブキ
白をベースに赤い模様を加えたフェイスペイント。白い背景で有効だがスノーがある為、使う機会が少ない。
オヤマ
白がベースなのはカブキと一緒だが、こちらは唇だけが赤い。主観で敵兵を見つめると気持ち悪がり攻撃してこない。
ゾンビ
黒と白のフェイスペイント。その塗り訳がまさに骸骨であるさまからゾンビと呼ばれる。パラメディックのお気に入りらしい。
グリーン
緑色のフェイスペイント。性能はウッドランドに近いが、単一色のため土の上などでは効果がない。グリップゲージが減らなくなる効果がある。ただし、移動や時間経過によるスタミナ減少は防げないため、制限なくエルードできるわけではない。無印版では予約特典CDから入手できる。『サブシスタンス』ではBOSS DUELノーマルで1位を記録することで入手。HDエディションではBOSS DUELの削除に伴い、ゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わっているが、選択しなかった場合でも1周クリアすれば初期装備になる。
ブラウン
茶色のフェイスペイント。性能はデザートに近いが、スプリッター同様、どんな場所でもカムフラージュ率が低下しない優秀なフェイスペイント。O2ゲージが減らなくなる効果がある。ただし、グリーン同様スタミナ減少は防げないため、制限なく潜っていられるわけではない。無印版ではマキシシングルから入手できる。『サブシスタンス』ではゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わっている。
無限
顔一面に「無限」という文字を書き込んだフェイスペイント。条件を満たすとスペシャルアイテムとして次周から使えるようになる。カムフラージュ率は下がるが武器の弾数制限がなくなる。既に弾薬が尽きた武器には効果がない。アイテムではなくフェイスペイントであるため、ステルス迷彩との併用が可能。
国旗(MGS3SUB)
『サブシスタンス』に登場。日本、アメリカ、ソ連、ドイツ、スウェーデン、イギリス等の9種類がある。

オクトカムパターン(MGS4のみ)

SNEAKING SUIT
オクトカムスーツの基本色。
OLIVE DRAB
オリーブドラブ。基本的にはMGS3のODと同様。
TIGER STRIPE
タイガーストライプ。こちらも基本的にはMGS3のタイガーストライプと同様のものである。
WOODLAND
ウッドランド。自然に溶け込むような迷彩模様。
3-COLOR DESERT
スリーカラーデザート。3色で構成された砂漠迷彩。
MARPAT URBAN
都市迷彩。人工建造物にて有効な迷彩模様。
CORPSE CAMO
とある条件を満たすと使用できるようになる、死体に擬態したオクトカム。このオクトカムを装備した状態で死んだふりをすると敵兵に死亡したと認識され警戒態勢が解除される。
DIGITAL RED
ダウンロードコンテンツ(以下DLC)。赤色のデジタル模様。
DIGITAL BLUE
DLC。青色のデジタル模様。水中におけるカムフラ効果が上がる。
LAUGHING CAMO
DLC。「笑い」の情念が染み付いたオクトカム。見た者の笑いの感情を昂進させる効果がある。ただし、感情爆発までには至らない。
RAGING CAMO
DLC。「怒り」の情念が染み付いたオクトカム。見た者の怒りの感情を昂進させる効果がある。上に同じ。
CRYING CAMO
DLC。「哀しみ」の情念が染み付いたオクトカム。見た者の哀しみの感情を昂進させる効果がある。上に同じ。
SCREAMING CAMO
DLC。「恐怖」の情念が染み付いたオクトカム。見た者の恐怖の感情を昂進させる効果がある。上に同じ。
SNAKE CAMO
DLC。MGS3の迷彩服「スネーク」と同様の模様をしたオクトカム。敵兵をパンチ一撃で気絶させたり、重量によるストレス、腰痛、ローリング失敗がなくなる。ただし、カムフラ率が10%下がる。
BEAUTY CAMO
DLC。ビューティー達のボディスーツと同色のオクトカム。CQCで拘束した人物の気力を吸い取る。ただし、日向にいるときのストレス上昇値が2倍になってしまう。
METAL CAMO
DLC。メタリックカラーのオクトカム。LIFEゲージ、気力ゲージの減少量が通常の半分になる。ただし、カムフラ率が10%下がる。
GEAR CAMO
DLC。歯車の模様をしたオクトカム。気力ゲージの減少量が半分になり、カモフラ率も高めになる。
FLY CAMO
DLC。MGS3の迷彩服「フライ」と同様強烈な匂いを発するオクトカム。CQCで拘束した人物はその壮絶な臭いにより気絶してしまう。また、風下の兵士には臭いで気づかれてしまう。
HAVEN CAMO
DLC。燃え尽きたヘイブン・トルーパーの灰塵を模したオクトカム。静止状態ならば常にカムフラ率99%という効果を発揮するが、LIFEゲージ、気力ゲージの減少量が2倍になり、少しでも動くとカムフラ率は急激に下がってしまう。

フェイスカム(MGS4のみ)

NONE
フェイスカム未使用状態。
FACECAMO
オクトカム機能を備えた変装用スカルキャップ。ラフィング・オクトパスが使用していたもの。
YOUNG
老化以前のスネークの顔を模したフェイスカム。ACT3では老化したスネークの顔がPMCのブラックリストに追加されたため、この顔で潜入することとなる。
YOUNG w/B
老化以前のスネークの顔を模したフェイスカム。バンダナを装着している。
MGS1
『MGS』のスネークを再現したフェイスカム。
L.BEAUTY
ラフィング・ビューティーの顔を模したフェイスカム。ラフィング・ビューティーを気力キルすると入手できる。
R.BEAUTY
レイジング・ビューティーの顔を模したフェイスカム。レイジング・ビューティーを気力キルすると入手できる。
C.BEAUTY
クライング・ビューティーの顔を模したフェイスカム。クライング・ビューティーを気力キルすると入手できる。
S.BEAUTY
スクリーミング・ビューティーの顔を模したフェイスカム。スクリーミング・ビューティーを気力キルすると入手できる。
CAMPBELL
ロイ・キャンベルの顔を模したフェイスカム。
OTACON
オタコンの顔を模したフェイスカム。
RAIDEN A
雷電の顔を模したフェイスカム。バイザーオン。
RAIDEN B
雷電の顔を模したフェイスカム。バイザーオフ。
DREBIN
ドレビンの顔を模したフェイスカム。
BIG BOSS
最高難易度でBIGBOSSの称号を取得すると手に入るフェイスカムで、ビッグ・ボスの顔を模している。ただし、中盤のイベントで登場する無惨な姿のビッグ・ボスであるため、ほとんどアンデッドの如き形相をしている。厳密に言うとビッグ・ボスではなくソリダスのフェイスカムである。これを装備して民兵や敵兵に近付くと、悲鳴を上げながら恐れおののいて逃げ出し、武器を落として気絶する。

服装(MGS4のみ)

装備していると特定のNPCから攻撃されなくなるが、そのNPCに対し敵対行為を働いた場合はその限りではない。また、オクトカムやフェイスカムなどは使えなくなる。

DISGUISE(M.E.)
中東民兵服。スネークがオープニング中で民兵に紛れて潜入した際に着用している。月光との戦いで紛失するが、地下にある民兵のアジトで再度入手する。
DISGUISE(S.A.)
南米反乱軍服。谷間にある村の中で入手出来る。
DISGUISE(E.E.)
一般市民服。フェイスカムのYOUNGと共にイベントにて入手する。スネーク以外のフェイスカムとともに着用すれば、銃器を装備したり、ホフクやローリングなどの行動をしない限り、PMCやレジスタンスに怪しまれなくなる。歩行時にはコートのポケットに手を入れるため、ハンドガンぐらいなら装備していても隠すことができる。
SUIT
スーツ。ゲームクリア時に入手する。オープニング・エンディングにてスネークが着用していた。一般市民服と同様の効果がある。
ALTAIR
ユービーアイソフトアサシンクリードとのコラボレーション企画によるもので、主人公であるアルタイルが着ていた服。同じイスラム教という背景を持ち中東民兵服とデザインが酷似しており、同様の効果がある。これは、アサシンクリードがメタルギアソリッドの影響を受けて開発されたことで実現した企画である。この服を着ている間スネークは左手の薬指を折り曲げている。
2008年4月1日(エイプリルフール)において、YouTubeなどの動画サイトに「アサシンソリッド」というムービーが投稿されている。これはユービーアイソフトとコナミのスタッフが直接作ったものであり、「メタルギアソリッド4ですべての真実は明かされる」という結びになっている。

その他の装備品

ガスマスク(MG、MG2、MGS)
その名の通り、毒ガス用のマスク。『MG』では体力の、『MG2』以降は酸素ゲージの減少を停止、または減少させることができる。
カード(MG、MG2、MGS、MGS2PL、MGSPW)
セキュリティレベルに応じた扉を開けることができるカード。『MG』『MG2』では扉ごとに対応したカードを使わなければならないが、『MG2』では複数のレベルに対応したカードが入手でき、MGSシリーズでは高レベルのカードで低レベルの扉を開けられるようになった。
『MGS2』以降では人体通信技術を使っているため、装備せずに扉に近づくだけで扉が勝手に開く。
『MGSPW』では、登場人物であるヒューイ、ストレンジラブ、セシールが敵兵士から奪ったものの3種類が存在するが、実際にミッションで使用できるのはストレンジラブのもののみで、残りはムービーで使用される。
サプレッサー(MG、MG2、MGS、MGS3、MGS4、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP)
銃器へ装着する減音機。これを銃に装着する事で発射音を抑え、銃声を敵に聞かれる事がなくなる。敵に見付かってはならない隠密作戦には欠かせない装備である。
『MG』では入手すると同時に、ハンドガンサブマシンガンの発砲音が消える。『MGS』『MGS2』では対応する武器と一緒に装備することで装着。装着後の取り外しは出来ない。
『MGS3』では任意の武器をウィンドウで選択した状態で○ボタンを押すことで着脱が可能で、耐久力が存在し、0になると消音効果が無くなる。「デザートタイガー」の迷彩服を着ることで耐久力が減らなくなる。
『MGSPW』では元々サプレッサー付きの武器は全てサプレッサーが装着済みで、耐久力が無くなるとそのミッション中では使用不可能となる使い切りの装備である。開発を進めるとサプレッサーが装着される武器もあり、耐久力が強化されるものもある。無限バンダナを装備すると耐久力が減らなくなる。
『MGSV: GZ』では初期装備のWU SILENT PISTOL等に装着されている。使用する事で消耗するがマップ上にも落ちており補給する事が可能。
『MGSV: TPP』では初期から装着されている装備や後からカスタマイズで装着できる装備がある。装備によっては耐久度を無限にまでする事も可能。そうでない物も無限バンダナを装備する事で耐久度が減らなくなる。マップ上に落ちている事もありそれを拾う事で補給する事が可能。
『MGS4』に登場するサプレッサーについては、オプションパーツの項を参照。
パラシュート(MG)
屋上から中庭へと安全に降下するのに必要なアイテム。これを使用せずに飛び降りれば命はない。また、『MGS3』ではHALO降下時に使用された。
フラッシュライト(MG)
光源のない暗室を通常と同じ明るさにすることができるアイテム。地下道で使用する必要がある。
酸素ボンベ(MG、MG2)
水中においてガスマスクと同じ効果をあらわす。
無限バンダナ(MG、MG2、MGS、MGS2TK、MGSPW、MGS4、MGSV: TPP)
ソリッド・スネーク愛用のバンダナ。布地に無限大(∞)のマークが縫い込まれている。ある特定の条件を満たしてゲームをクリアすることで入手できるスペシャルアイテムで、装備すると武器の弾数制限がなくなるという効果がある。『MGSPW』以外では使用するとプレイ評価に影響が出てしまう。
『MGS2』タンカー編でスネークに無限バンダナを装備させると、グラフィックでバンダナが異様に長くなっている。また、プラント編では使用していることをスネークが話すシーンがある。
『MGS4』ではノーキルでゲームをクリアするか、2周目以降、ドレビンズショップで500万DPで入手可能。
『MGSPW』ではある特定のミッションをクリアして設計図を入手し、開発すれば入手できる。装備するとサプレッサーの耐久力も減らなくなる。
『MGSV: TPP』では、アイテム扱いではないため、『MGS3』と同様にステルス迷彩との併用が可能。
発信機(MG、MGS3)
敵によって仕掛けられた発信機。これを所持したままだと敵のいるフロアでは常時戦闘状態になる。メニュー画面で使用すると捨てることができる。
『MGS3』では体に埋め込まれており、摘出する必要がある。また、あえて摘出せずにストーリーを進めると、特別なムービーを見ることが出来る。
ライター(MG2)
どこにでも売っている100円ライター。スプレーと組み合わせることによって火炎放射器の代用となり、ビッグ・ボスを倒すために利用された。
MSX2の『MG2』ではアイテムの説明に「JR TOUKAI」と書いてある。
ハングライダー(MG2)
ザンジバーランドにあったハングライダー。高所から風に乗って飛び降りれば長時間滑空することができる。
カセットテープ(MG2、MGSV: GZ、MGSV: TPP)
『MG2』ではザンジバーランドの国歌が収録されたテープ。使用すると敵兵がその場で敬礼し、移動しなくなる。何度も使うとテープが伸びて使えなくなる。
『MGSV: GZ』ではキューバ米軍基地内にあるカセットテープを入手後、iDROIDを使用して聴くことができる。
『MGSV: TPP』では音楽データはマップで入手する事になるが、会話テープは主にイベントで入手できる。iDROIDを通して聴く。
タマゴ(MG2)
研究所で二つ入手できるタマゴ。食用不可。一方はヘビボアの一種)、もう一方はフクロウ。温めれば孵化する。フクロウは収容所ゲート前で使用すると、敵兵がゲートのレーザーを解除する。ヘビは、スネークの装備の中で動き回り、レーションを食べられてしまう。
ブローチ(MG2)
ザンジバーランドのロゴをかたどったブローチ。形状記憶合金でできており、高温時と低温時で別の形の鍵に変化する。ナターシャ(グスタヴァ)の形見。
スプレー(MG2、MGS2PL)
『MG2』においてはジメチルエーテルLPガスを使った強燃性のラッカー用スプレーで色はメタリックグレー。火気厳禁と書かれている。ライターと組み合わせることによって火炎放射器の代用となり、ビッグ・ボスを倒すために利用された。『MGS2』では冷却スプレーが登場した。こちらは、フナムシの退治やC4爆弾の凍結、敵への目くらましに使用された。
PALキー(MGS)
核弾頭の発射スイッチを起動および解除するための安全装置。形状記憶合金で作られており、常温、高温、低温でそれぞれ三種類の鍵に変化する。
スカーフ(MGS)
スナイパー・ウルフが所持していたハンカチ。オタコンがウルフから受け取ったものを、スネークが彼から受け取った。これを装備すると、ウルフドッグがスネークを攻撃してこなくなる(ハンカチにウルフの匂いが残っているため)。
時限爆弾(MGS)
オセロットの拷問に屈していない場合、回収した装備品の中に仕込まれている。カウント240からカウントダウンが開始され、カウント0まで所持していると爆発する(カウントが60になるとディープ・スロート(グレイ・フォックス)が時限爆弾の存在を無線でスネークに直接教える)。その威力は非常に高く、投げ捨て爆発した後の爆風に当たっただけでもスネークは即死し、体力の高い敵兵をも一撃で倒すことができる(通常のグレネードなら、スネークは爆風はおろか、爆心地にいても即死しない)他、PALキーを落とした際に探しに訪れる排水溝にも、普通のアイテムやPALキーに混じって無数の時限爆弾が落ちている。
ロープ(MGS)
通信塔A棟から通信塔渡り廊下へとラペリングする際に使用する。ナイロン繊維が織り込まれている。使用する場所は屋上、入手場所が1階のため、取り逃がすと長い階段を戻る羽目になる。
光ディスク(MGS、MGS2PL)
重要なデータが収められたディスク(『MGS』ではメタルギアREXの演習データ、『MGS2』プラント編ではアーセナルギアのAI「G.W.」を破壊するワームクラスターが入っている)。ストーリーの進行に従って入手できるイベントアイテムだが、装備しても特に効果は無い。
マガジン(MGSTTS、MGS2、MGS3、MGS4、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP)
使用済みの空弾倉。□ボタンでグレネードと同じように構え、離すと投げる。壁や地面に当たったマガジンは音を立てるので、敵の注意を引くことができる。弾を撃ち切って、弾倉を空にしてからリロードすると入手。『MGS3』以降では飛距離が伸び、『MGS4』以降では着地点の目安が表示されるようになった。『MGSPW』ではハンドガンやアサルトライフルなど、弾倉を用いる銃器でリロードを行うたびに増える。『MGSV: GZ』と『MGSV: TPP』では所持数が無限になっており、音を立てて敵をおびき寄せるだけでなく、リフレックスモード中に敵兵士の頭にぶつけると気絶させることができる他、監視カメラにぶつけることで破壊ができる。
ドッグタグ(MGSTTS、MGS2)
敵兵が首から下げている認識票。敵兵をホールドアップして脅すと入手できる。装備品としては何も効果はないが、『MGS2』では一定数以上を集めてクリアすると次周からスペシャルアイテムが使えるようになる。『サブスタンス』では、ドッグタグの名前が一新されている。なお、『MGSTTS』のドッグタグは集めても何も起こらない。
『MGS2』のタンカー編の通路で音楽を聴いている兵士のドッグタグには「Gackt」と記されている(隙だらけの兵士なのですぐ手に入る)他、『MGS2』発売前にドッグタグに書かれる名前を募集するという企画があった。増援兵はドッグタグを持っていない。
無限ウィッグ(MGS2PL)
茶髪のカツラ。つむじが無限大(∞)の形になっている。雷電専用のアイテムで効果は無限バンダナと同じ。ウィッグ系のアイテムは着用すると雷電の髪の色が変わり、デモシーンにも反映される。
ウィッグB(MGS2PL)
オレンジ色のカツラ。着用するとグリップゲージが減らなくなる効果がある。
ウィッグA(MGS2PL)
ブルーのカツラ。着用するとO2ゲージが減らなくなる効果がある。
バッテリー(MGS3、MGS4、MGSPW)
『MGS3』以降の作品に登場する、電子機器の装備品の電力源。敵や科学者から新たに奪えばバッテリーの寿命が長くなる。充電にはスネークの生体電流を利用している為、スネークのスタミナが高ければ高いほど、動きが激しければ激しいほど早く蓄電される。
オロシャヒカリダケを食べることによって充電することもできるが、これはそういう設計という訳ではなく、スネークが「光るキノコを食べれば電力が回復する」と思い込んでいることによるプラシーボ効果とされている。MGS3の無線によると、全電子機器に共通して用いるバッテリーであるとのこと。
マンティス人形・ソロー人形(MGS4)
BB部隊の最後のボスであるスクリーミング・マンティスが持っているものを撃ち落とすと手に入れることが出来る、サイコ・マンティスとザ・ソローを象った人形。
L1ボタンを押して構え、R1ボタンでオーラを発射。そのオーラを体内にナノマシンが注入されている相手に当てると、マリオネットのように吊り下げられてしまい、コントローラーを傾けるとアイテムを落としながら振り回され、最終的には糸が切れて地面に落下し死亡するという呪いの魔人形である。マンティス人形は生人のみ、ソロー人形は死人のみに使用可。人形を構えるとマンティス人形は赤いオーラ、ソロー人形は青いオーラが出ている。マンティス以外のBB部隊と月光などには効かない。カメラを装備しながらソロー人形を構えると写真にしか写らないはずの幽霊を見ることができる。
アナライザー(MGSPW、MGSV: TPP)
敵のスキルを計測する装置。開発していくと遠い距離から計測が可能になったり、アイテムや1番高いランクの能力が表示される。また、Lv5まで開発すると、ミッションに持ち込まなくてもポーズメニューから敵兵器の詳細なステータスがわかるようになる。AI兵器にいたっては各種部位や搭載兵器のパーツごとの詳細なダメージ量が見える。
『MGSV: TPP』では双眼鏡の開発を進める事でアナライザー機能が追加される。
iPod(MGS4)
Appleの携帯音楽プレーヤー。装備品ウィンドウでiPodを選択状態にするとiPod本体が表示。表示している状態で聴きたい音楽を選択してから装備すると、音楽が流れる。ただし装備した状態でないと聴けないうえに装備ウィンドウでの操作をしないと音楽が聴けない。
ウォークマン(MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP)
『MGSPW』以降に登場するソニーの携帯音楽プレーヤー。『MGSPW』の舞台である1974年ではまだ開発段階のはずだが、ラモン・ガルベス・メナが完成品を所有していた。初期グレードではカセットテープ式初代ウォークマンの「TPS-L2」だが、研究開発によって「WM-2」、「WM-EX88」を経て、最終的にメモリ保存タイプの「Wシリーズ(NW-W253)」に改良される。装着していればモンスターなどの咆哮を無効化できる。ダウンロード配信された楽曲を聴ける点はMGS4のiPodと同じだが、MGS4の時とは異なり操作はスタートメニューで行うので、装備していない状態(装備品に入っている状態)でも音楽を聞くことができる。一部ミッションや対戦に持ち込むことはできない。
『MGSV: GZ』及び『MGSV: TPP』にも登場。スネークの右腰に装着されており、iDROIDで操作することで入手したカセットテープを聴くことが出来る。モデルはソニーの「WM-R55」。
フルトン回収システム(MGSPW、MGSV: TPP)
『MGS3』にも登場した回収システム。対象の腰に装置を装着後ヘリウムの詰まったバルーンを展開し、上空へ打ち上げる。この時、たとえ屋内だろうと天井を貫通して飛んでいく。通常はコンバット・タロンのような大型輸送機のカーゴフックに引っ掛けて回収するのだが、『MGSPW』本編ではコスト面での関係でヘリを利用して回収している。開発が進むと使用できる回数が増え、対象が所持しているアイテムを落とすようになる。
『MGSV: TPP』でも登場。敵兵士や捕虜だけでなく、羊などの動物やハンビーなどの自動車、コンテナも回収することが可能となった。ただし、『MGSPW』とは異なり、使用する場所が屋内であったり、天候の悪い場所で行うとフルトン回収を失敗する場合がある。また、コンテナの上に乗った状態で回収する際は、素早く移動しないとキャラクターが落下して死亡する。開発を進めることでワームホールを用いて回収できるようになり、これを使用すると天井や天気の影響を受けずどこでも回収を成功させることができる。コンテナの上に乗って回収する際、使用してすぐアクションボタンを長押しする事でコンテナと一緒にマップから空中司令室に離脱する事ができる。最初期は大人の敵兵士のみ回収可能だが、開発を進める事で車両、コンテナ、銃座、子供の回収が可能になる。
弾薬(MG、MG2、MGS、MGS2、MGS3、MGS4、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP)
の弾薬やロケットランチャーで使用するロケット弾など。シリーズを通して、敵を倒す、奪う、落ちているものを拾うなどで入手できる。それぞれの武器毎に持てる弾の数は決まっていて、それ以上は入手することができない。
『MGSPW』では、今までとは違って最大量まで入手すると残りはマザーベースに移送される。また、DELIVERYで他のプレイヤーに弾薬を送ることができる。
『MGSV: TPP』ではマップ上にいる際iDROIDから弾薬の補給を要請することができる。
iDROID(MGSV: GZ、MGSV: TPP)
MGSVシリーズに登場する情報端末。メニュー画面をホログラムで空中に投影する。
『MGSV: GZ』では支援ヘリの要請やマップ表示等が行える。マップを表示した状態で指定の位置にマーキングを行う事もできる。またカセットテープの再生もiDROIDを通して行う。iDROID起動中は時間が止まる訳ではない為敵兵に発見される恐れがある。
『MGSV: TPP』ではMGSV: GZの機能に加え、ミッションの受注や装備の開発等が行える。マップ上で起動した時と空中司令室で起動した時で出来る事に差がある。開発を進める事でマップに表示できるマーキングの数が増加する。

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ 『MGR』では、早期購入特典として200000BPを用いて購入する事が出来、フォックス・ブレードという名称である事が判明している。また、『MGR』ではグレイ・フォックスの魂が宿っており、それが高周波と共鳴する事で、一定確率で装甲毎切断する効果を持っている。
  2. ^ 装備が戻ってきた際に食料アイテムが全て無くなっており、即席ラーメンはEVAが、それ以外はオセロットが食べたと説明される。

出典

  1. ^ Phillip Peterson (2011) (英語). Gun Digest Book of Modern Gun Values. Gun Digest Books. p. 202. ISBN 9781440218330. https://books.google.co.jp/books?id=BIggyPxuKWIC&pg=PA202&lpg=PA202&dq=Rocky+Mountain+Arms+Patriot&source=bl&ots=QfOK11NY8_&sig=4fukczbwgOwM6k7UwNnrtTzFuAM&hl=ja&sa=X&ei=BvoAVIHgKs7j8AXRg4DAAw&ved=0CEkQ6AEwBTgK#v=onepage&q=Rocky%20Mountain%20Arms%20Patriot&f=false 
  2. ^ 『メタルギアソリッド3 スネークイーター シナリオ・ブック』新紀元社、2005年、545頁。ISBN 4-7753-0362-7 
  3. ^ a b 『メタルギアソリッド3 スネークイーター シナリオ・ブック』新紀元社、2005年、763頁。ISBN 4-7753-0362-7 
  4. ^ XOFによるマザーベース襲撃のシーン。『メタルギア サヴァイヴ』では、ミラーが使用しているところが見られる。
  5. ^ グレネードランチャー装着型は、小島秀夫の救出ミッションに登場する。
  6. ^ 『メタルギア ソリッド 3』完成発表会レポート【第2部】”. ファミ通.com (2004年11月25日). 2023年5月12日閲覧。



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