ミズオオトカゲ 人間との関係

ミズオオトカゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/10 14:43 UTC 版)

人間との関係

田畑を荒らすネズミを捕食するなど、人間の役に立っている面もある[要出典]

皮が革製品に利用されることがある[2]。食用とされたり、脂肪が伝統的に薬用になると信じられている地域もある[2]。例としてスリランカでは毒があるとして食用とはされないが、伝統的に薬用とされたりまじないに利用されることもある[2]

皮革用・食用・薬用の狩猟、農地開発や森林伐採による生息地の破壊などによる影響が懸念され、一部個体群は生息数が減少したり絶滅のおそれがあるものの種全体としては大きな影響はないと考えられている[2]。例としてスリランカでは水田やパーム林の農地でも見られるが、ボルネオ島などでは大規模な農地では見られないとされ生息数が減少しているとされる[2]。皮革用の乱獲は1990年代以降はやや減少していると考えられているが、国際法・国内法を問わずより多くの野生個体が密猟・密輸されていると考えられている[2]。1975 - 2005年の間ではワシントン条約での正規取引が260,000匹とされ、1998年には年間捕獲数が454,000匹に設定されたが、一方で1999年には年あたり1,500,000個の皮革が取引されたとする報告例もある[2]

ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。黒味の強い個体がkomainiと亜種のような流通名で流通することもあるが、実際に記載されておらず有効な亜種ではない[3][5]

中国では保護動物に指定されている(中国国家一級重点保護野生動物)。

関連項目


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  1. ^ Appendices I, II and III<https://cites.org/eng>(accessed December 7, 2016)
  2. ^ a b c d e f g h i j k Bennett, D., Gaulke, M., Pianka, ER, Somaweera, R. & Sweet, SS 2010. Varanus salvator. The IUCN Red List of Threatened Species 2010: e.T178214A7499172. Downloaded on 10 December 2016.
  3. ^ a b c d e f Go!!Suzuki 「ミズオオトカゲ」『爬虫・両生類ビジュアルガイド オオトカゲ&ドクトカゲ』、誠文堂新光社2006年、92-100頁。
  4. ^ a b Varanus salvator. Uetz, P. & Jiri Hosek (eds.), The Reptile Database, http://www.reptile-database.org, accessed April 17, 2016
  5. ^ a b c d e f g h i 越河暁洋 「ミズオオトカゲ」『爬虫類・両生類800種図鑑 第3版』千石正一監修 長坂拓也編著、ピーシーズ、2002年、69頁。
  6. ^ a b c d Go!! Suzuki「CLOSE UP CREEPERS -注目の爬虫両生類-」『クリーパー』第62号、クリーパー社、2012年、83-86頁。
  7. ^ Sitthi Kulabtong & Rujira Mahaprom "Observation on food items of Asian water monitor, Varanus salvator(Laurenti, 1768)(Squamata Varanidae)in urban ecosystem CentralThailand," Biodiversity Jornal, Volume 6, Number 3, 2014, Pages 695-698.


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