マハーバーラタ 出版情報

マハーバーラタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/31 23:49 UTC 版)

マハーバーラタ』(サンスクリット語: महाभारतम् Mahābhāratamバラタ族にまつわる大叙事詩。バラタ族とは物語の中心となるクル族の別称である。『ラーマーヤナ』とともにインドの二大叙事詩と称され、ギリシャの叙事詩『イーリアス』と『オデュッセイア』としばしば比較される。第6巻にヒンドゥー教の聖典である『バガヴァッド・ギーター』を含む。インドの古典語であるサンスクリットで著され、その94%がシュローカ(8音節×4韻脚)と呼ばれる韻律によって構成されている[1]


  1. ^ John Brockington, The Sanskrit Epics, Leiden: Brill, 1998, p.120.
  2. ^ James L. Fitzgerald, The Mahabharata. Vol. 7, The University Chicago Press, 2003, p.xvi.
  3. ^ 第1巻56章13偈。
  4. ^ 上村勝彦『原典訳 マハーバーラタ』ちくま学芸文庫、2003年、9頁。
  5. ^ 100巻区分の内容は第1巻2章34-70偈に収録。こちらの区分では『ハリ・ヴァンシャ』も含む。
  6. ^ 第1巻56章33偈。
  7. ^ 戦闘には加わらないが、アルジュナの御者として参戦。
  8. ^ 盲目のため不参戦。
  9. ^ The Mahābhārata. For the first time critically edited by Vishnu S. Sukthankar. 19 vols. Poona. Bhandarkar Oriental Research Institute. 1933-66.
  10. ^ John Brockington, The Sanskrit Epics, Leiden: Brill, 1998, p.42.
  11. ^ Sukthankar, p. lxxxvi
  12. ^ 『古代インド核戦争の謎と大魔神シヴァ』(学習研究社ムー・スーパー・ミステリー・ブックス)など
  13. ^ 遺著『始まりはインドから』(筑摩書房、2004年)にも、原典訳にまつわる随想を収録。
  14. ^ 『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』特設サイト
  15. ^ [1]


「マハーバーラタ」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マハーバーラタ」の関連用語

マハーバーラタのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マハーバーラタのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマハーバーラタ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS