マシニスト マシニストの概要

マシニスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 11:53 UTC 版)

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マシニスト
The Machinist
監督 ブラッド・アンダーソン
脚本 スコット・コーサー英語版
製作 フリオ・フェルナンデススペイン語版
製作総指揮 アントニア・ナヴァ
出演者 クリスチャン・ベール
ジェニファー・ジェイソン・リー
アイタナ・サンチェス=ギヨン
ジョン・シャリアン英語版
音楽 ロケ・バニョススペイン語版
撮影 シャビ・ヒメネス
編集 ルイス・デ・ラ・マドリード
製作会社 フリオ・フェルナンデス・プロダクション
カステラス・プロダクション
配給 パラマウント・クラシックス
フィルマックススペイン語版
東芝エンタテインメント
公開 2004年1月18日サンダンス映画祭
2004年10月22日(限定)
2004年12月3日
2004年12月17日
2005年2月12日
上映時間 102分
製作国 スペイン
アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $5,000,000[1]
興行収入 $8,655,397[1]
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ストーリー

機械工のトレバーは、原因不明の不眠症で1年もの間眠っていなかった。痩せ衰えた彼は、それでも毎日仕事に出かけ、娼婦のスティーヴィーの元に行き、深夜に空港に出かけウェイトレスのマリアと雑談をするのだった。

ある日トレバーは溶接工のアイバンに気をとられ、事故をおこして同僚に大怪我を負わせてしまう。アイバンに気をとられたからとトレバーは釈明するが、工場長らは「工場にはそんな人物はいない」と言う。同じくして、自宅の冷蔵庫に何者かが不可解なメッセージを残すようになる。誰かが自分を陥れようとしていると思い込んだトレバーは、次第に精神的に不安定になってゆく。

キャスト

トレバー・レズニック
演 - クリスチャン・ベール、日本語吹替 - 小山力也[3]
不眠症で1年間眠れず、体が痩せ細ってしまった機械工の男。
スティービー
演 - ジェニファー・ジェイソン・リー、日本語吹替 - 日野由利加[3]
トレバーの馴染みの娼婦。
マリア
演 - アイタナ・サンチェス=ギヨン、日本語吹替 - 山像かおり[3]
トレバーが通う空港のカフェで働いている夜勤のウェイトレス。
アイバン
演 - ジョン・シャリアン英語版、日本語吹替 - 玄田哲章[3]
「溶接工のレイノルズが逮捕され、その代わりに入った」と自称し、トレバーの前に度々現れる謎の男。
ミラー
演 - マイケル・アイアンサイド、日本語吹替 - 菅生隆之[3]
トレバーの同僚。機械の調整中、トレバーの不注意による事故で片腕を失う。
ジャクソン
演 - ラリー・ギリアード・Jr、日本語吹替 - 青山穣[3]
トレバーの同僚。
ジョーンズ
演 - レグ・E・キャシー、日本語吹替 - 水野龍司[3]
トレバーの同僚。
シュライク夫人
演 - アンナ・マッセイ英語版
トレバーが住んでいるアパートの大家。
ニコラス
演 - マシュー・ロメロ
マリアの息子。
ファーマン監督官
演 - ロバート・ロング
ロジャーズ検査員
演 - コリン・スティントン英語版
タッカー
演 - クレイグ・スティーヴンソン
工場の主任。

製作

主人公の名前「トレバー・レズニック」はナイン・インチ・ネイルズトレント・レズナーから取られており、脚本の初稿にはナイン・インチ・ネイルズの歌詞が使われていた[4]

役づくり

1年間眠っていない主人公を演じるため、クリスチャン・ベールは30キロ近く体重を落とし、まるで骸骨のようになり話題になった[5]。本作の撮影終了後、『バットマン ビギンズ』のオーディションのため、半年間で45キロも体重を増やした[6]

クリスチャン・ベールは、身長183cm、体重85キロの体型から、毎日りんご1個とツナ缶のみで過ごし、55キロまで体重を落とした[5]。ベールは45キロまで落とそうとしたが、彼の健康を憂慮した周りによって止められたという[要出典]

撮影

舞台はロサンゼルスであるが、撮影はスペインのバルセロナで行われた[7][8]。製作陣もスペイン映画界の人物で固められている。


  1. ^ a b The Machinist (2004) - Financial Information” (英語). The Numbers. 2021年9月7日閲覧。
  2. ^ マシニスト”. WOWOW. 2021年9月7日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g マシニストBlu-ray”. アミューズソフト. 2021年2月28日閲覧。
  4. ^ Fischer, Russ (2004年10月13日). “Interview: Brad Anderson” (英語). Cinematic Happenings Under Development. オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070930181558/http://www.chud.com/index.php?type=interviews&id=173 2021年9月7日閲覧。 
  5. ^ a b “【ホラー映画コラム】「マシニスト」役者がギリギリまで己を追い詰め、製作者もそれに応え、それぞれが一流の仕事をやり切っている。”. 映画.com. (2020年10月31日). https://eiga.com/news/20201031/12/ 2021年9月7日閲覧。 
  6. ^ “クリスチャン・ベール、役作りで「別人」になった瞬間7選”. フロントロウ. (2019年2月24日). https://front-row.jp/_ct/17252963 2021年9月7日閲覧。 
  7. ^ The Machinist Locations” (英語). Movies Locations. 2021年9月7日閲覧。
  8. ^ Foster, Tom (2017年10月2日). “10 Things You Didn’t Know about “The Machinist”” (英語). TV Overmind. https://www.tvovermind.com/10-things-didnt-know-machinist/ 2021年9月7日閲覧。 
  9. ^ The Machinist” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年9月7日閲覧。
  10. ^ The Machinist Reviews” (英語). Metacritic. 2021年9月7日閲覧。


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