マグマ 過去の地球におけるマグマ

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マグマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 06:34 UTC 版)

過去の地球におけるマグマ

地球が多数の微惑星や惑星胚が衝突・集合してできた46億年前には、衝突エネルギーによる高温で地球表面の岩石が溶解してマグマオーシャンを形成していたと考えられる[14]。月ができた原因を原始地球と他の惑星との衝突にあるとするジャイアント・インパクト説では、衝突の直後は地球全体が高温となって地球全体を覆うマグマオーシャンが形成されたとされる。 地球は誕生時の温度が最も高く現在も徐々に冷えているため、20億年以上前には現在のどのマグマよりも高温(1600℃)でマグネシウムを多く含むコマチアイトマグマが形成された[15]

マグマオーシャン

惑星表層の珪酸塩部分が融けた状態になり、マグマの海が形成された状態をマグマオーシャンという。地球では、その形成の最終段階でジャイアント・インパクトを経験した際に、マグマオーシャンが形成されたとの説がある[16]

主な活動域

参考文献

  • 「地球惑星科学入門 第2版」 在田一則、竹下徹、身延庄士郎、渡辺重十 北海道大学出版会 2015年
  • 「地球科学講座3 マントル・地殻の地球科学」 野津憲治、清水洋 培風館 2003年
  • 「最新地球史が良くわかる本」 川上紳一、東条文治 株式会社秀和システム 2006年

関連項目


  1. ^ 「マントル・地殻の地球科学」p187
  2. ^ 坪井誠太郎『岩石學I』(岩波全書
  3. ^ アフリカのオルドイニョ・レンガイは炭酸塩マグマの火山
  4. ^ 「地球惑星科学入門」p85
  5. ^ 常温での水あめ程度
  6. ^ 「火山入門 日本誕生から破局噴火まで」島村英紀 NHK出版新書461 2015年 p96
  7. ^ 「地球惑星科学入門」p85
  8. ^ 海洋ではなくアメリカ大陸に存在するイエローストーンもホットスポットと考えられている。「地球惑星科学入門」p87
  9. ^ この節の内容は「マントル・地殻の地球科学」p189-196 から
  10. ^ 「地球惑星科学入門」p91 の溶融曲線図より
  11. ^ 「地球惑星科学入門」p92
  12. ^ この節の内容は「地球惑星科学入門」p93-95 から
  13. ^ この節の内容は「マントル・地殻の地球科学」p271-275 から
  14. ^ 「最新地球史が良くわかる本」p104
  15. ^ 「新装版 地球惑星科学13 地球進化論」平朝彦ら 株式会社岩波書店 2011年
  16. ^ 川添貴章, 大谷栄治「熔融金属鉄とMg-ペロヴスカイト、マグネシオヴスタイト間のFe、Ni、Co分配とマグマオーシャンの深さ」『日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集』2004年 日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会G6:岩石・鉱物・鉱床学一般、日本鉱物科学会、2004年、 62-62頁、 doi:10.14824/jampeg.2004.0.62.0NAID 130006960881


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