ボア (服飾) ボア (服飾)の概要

ボア (服飾)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/20 03:52 UTC 版)

アントワープのモード美術館が所蔵している、20世紀初め頃に作られたダチョウの羽根の黒いボア。

材質

19世紀のボアを身につけたバルニム男爵夫人テレーゼ・エルスラー。

毛皮や毛糸などでできているものもあるが、多くはさまざまな羽根でできている。ダチョウマラブーシチメンチョウ(とくに小さい羽根であるシャンデル)などが最もよく使われる。漂白・染色を経た後にのり付け・縫い付けによって長い襟巻きにする。シャンデルの軽いものだと65グラムほどだが、ダチョウの大がかりなものだと200グラムくらいになる。

歴史

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックが描いた、黒いフェザーボアを身につけた女性(1892年頃)。

ハクチョウのダウンフェザーなどを用いたボアが19世紀初めにはヨーロッパで着用されていたと考えられている[1]ヴィクトリア朝末からエドワード朝に大流行し、とりわけロシアのアレクサンドラ皇后はボアを好んでいた[2]。1970年代のグラムロックの時代にもミュージシャンに好まれ、デヴィッド・ボウイマーク・ボランなどが好んでステージ衣装に取り入れていた[3]。20世紀末から21世紀初めにかけては、バーレスクパフォーマーなどが頻繁に舞台衣装として用いている[4]

舞台衣装のボアを持つバーレスクパフォーマー、アンジー・ポンターニ。

関連項目




  1. ^ Fashion: The Definitive History of Costume and Style. DK. (2012). p. 170. 
  2. ^ James Laver (2013). “Ch. 7”. Taste and Fashion: From the French Revolution to the Present Day. Read Books (Reprint). 
  3. ^ Philip Auslander (2006). Performing Glam Rock: Gender and Theatricality in Popular Music. University of Michigan Press. p. 103. 
  4. ^ Jo Weldon (2010). The Burlesque Handbook. IT Books. pp. 40-42. 


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