ホンダ・フリード ホンダ・フリードの概要

ホンダ・フリード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/27 23:58 UTC 版)

ホンダ・フリード
2代目 Gグレード Honda SENSING
概要
製造国 日本
販売期間 2008年 -
ボディ
ボディタイプ 5ドアミニバン
駆動方式 前輪駆動/四輪駆動
系譜
先代 ホンダ・モビリオ
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初代 GB3/4/GP3型(2008年 - 2016年)

ホンダ・フリード(初代)
GB3/4/GP3型
2008年9月発売型 Giエアロ
2011年10月改良型 G
2014年4月改良型 Hybrid
概要
販売期間 2008年5月 - 2016年9月
ボディ
乗車定員 7名・8名
(2008年5月-2011年10月)
6名・7名
(2011年10月-2016年9月)
5名(FLEX)
(2008年5月-2011年10月)
ボディタイプ 5ドアコンパクトミニバン
駆動方式 前輪駆動(FF車)
四輪駆動(4WD車)[注 1]
パワートレイン
エンジン L15A型:(ガソリン車)
1,496cc 直列4気筒SOHC
(2008年5月-2016年9月)
LEA型:(ハイブリッド車)
1,496cc 直列4気筒SOHC
(2011年10月-2016年9月)
モーター MF6型:交流同期電動機
(ハイブリッド車)
(2011年10月-2016年9月)
最高出力 87kW (118PS)/6,600rpm
(ガソリン車)
(2008年5月-2016年9月)
エンジン:
65kW (88PS)/5,400rpm
モーター:
10kW (14PS)/
1,500rpm
(ハイブリッド車)
(2011年10月-2016年9月)
最大トルク 144N·m (14.7kgf·m)/
4,800rpm
(ガソリン車)
(2008年5月-2016年9月)
エンジン:
132N·m (13.5kgf·m)/
4,200rpm
モーター:
78N·m (8.0kgf·m)/
1,000rpm[注 2]
(ハイブリッド車)
(2011年10月-2016年9月)
変速機 無段変速オートマチック
(トルクコンバーター付)[注 3]
5速AT[注 4]
無段変速オートマチック
ホンダマルチマチックS[注 5]
サスペンション
サス前 マクファーソン式
サス後 車軸式(FF車)
ド・ディオン式(4WD車)
車両寸法
ホイールベース 2,740mm
全長 4,215mm
全幅 1,695mm
全高 1,715mm(FF車)
1,745mm(4WD車)
その他
ブレーキ 前:油圧式ベンチレーテッドディスク
後:油圧式リーディングトレーリング
2015年5月までの新車登録台数の累計 42万9,161台[1]
系譜
先代 ホンダ・モビリオ
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モビリオの後継車として、「運転しやすいサイズでなおかつ室内空間にもゆとりあるコンパクトミニバン」を求めており、ミドルサイズミニバンでは少々大きすぎると考えている顧客をターゲットに開発された。生産工場は埼玉製作所狭山完成車工場。

最大の特徴はそのスタイリッシュなデザインである。先代にあたるモビリオをはじめ、トヨタ・シエンタ日産・キューブキュービック(フリードのデビューと同年に廃止)など、女性向けともいえる可愛らしさを強調した車が多かった同クラスにおいて、こちらは上級ラージミニバンにも通じる男性的なデザインが与えられ、父親でも堂々と乗れる初めてのコンパクトミニバンだったこともあり、ユーザーを問わないフリースタイルのミニバンとして人気を博した[1]

ベースとなる3列シート仕様(6人乗り: 2列目キャプテンシート、7人乗り: 2列目ベンチシート[注 6]と、2列シート仕様の「FLEX」(5人乗り)がある。スタイルは、ヨーロッパ路面電車を連想させるユニークなものだったモビリオから一転、機能的かつシンプルな、実寸以上にゆとりを感じさせるデザインとなった。

前輪回りのプラットフォームやエンジンは、2代目フィット(GE8)のものをベースにステアリング部より後ろのフロアパンを新規開発している。フィットやモビリオ などとは異なり、燃料タンクを2列目下に設置しているため、背の高い荷物を収納するためのシートアレンジはできないが、1列目のシート下に空間が生まれ、2列目乗員の足元スペースが広がった。モビリオに対し、全長を145mm延長したことに加え、各部寸法の見直しにより室内長は190mm延長され、全幅の10mm拡大と相まって居住性を向上(特に3列目)した。2列目床高さを15mm低くし、Bピラーの位置の適正化により、スライドドアの開口幅を30mm拡大し、2・3列目の乗降性も向上した。3列目シートは、3代目ステップワゴンのシートの改良版であり、モビリオの2人掛けから3人掛けに拡大。格納方法を5:5分割左右はね上げ式に改め、また軽量化により格納が容易になった。

エンジンは、モビリオに引き続き1.5LのL15A型を搭載。新たにi-VTECを採用し、最高出力/最大トルクおよび燃費性能が向上した。トランスミッションは、FF車にトルクコンバーター付きCVT4WD車に5速ATを採用。

「FLEX・Fパッケージ」と「FLEXエアロ」には、メーカーオプションで「スカイルーフ」が選択できる。

年表

2008年5月29日
「フリード」を発表[2]。(5月30日発売)
キャッチフレーズは「This is サイコーに ちょうどいい Honda!」。CMキャラクターにはショーン・レノンが起用された。
発売当初の目標販売台数は月4,000台としていたが、街乗りから大人数でのドライブまでこなせる手頃なボディサイズと扱いやすさが受け入れられ、発売後1か月には当初目標の5倍に達する2万台を売り上げた(販売台数は受注ベース)。12月には、2008年下半期のミニバン販売台数で第1位を獲得した[3]
2009年3月11日
インドネシアで「フリード」を生産・販売・輸出開始[4]
ミニバンの需要が高いインドネシアの四輪車生産販売合弁会社である「ピー・ティ・ホンダプロスペクトモーター」が、2009年6月よりフリードの生産・販売を開始すると発表。
2009年5月21日
一部改良[5]
全車にマップランプと左右のグラブレールが追加され、7人乗り仕様(G系列)の2列目キャプテンシートのシートスライド量が40mm増加。「FLEXエアロ」には、ディスチャージヘッドライトとハーフシェイド・フロントウインドウも追加される。
「G」、「Gエアロ」、「FLEX」には、従来の各パッケージにタイプ別に以下の装備を追加した新タイプ「ジャストセレクション」が設定される。
  • 「G」では従来の「Lパッケージ」にディスチャージヘッドライトとマイクロアンテナが追加された。
  • 「Gエアロ」では従来の「Lパッケージ」に15インチアルミホイールとハーフシェイド・フロントウインドウが追加された。
  • 「FLEX」では従来の「Fパッケージ」にディスチャージヘッドライトとハーフシェイド・フロントウインドウが追加された。
2010年5月17日
特別仕様車「ハイウェイ エディション」を発売[6]
「G」・「Gエアロ」をベースに、「ジャストセレクション」および「コンフォートビューパッケージ(「Gエアロ」の4WD車は標準装備)」の装備品とETC車載器を装備し、ドアライニング・シート・インパネに専用ブラック内装を施した特別仕様車「ハイウェイ エディション」が発売される。
2010年11月4日
マイナーモデルチェンジ[7]
CVTのフリクション低減などの改良を行い、燃費を向上。また、エンジン・トランスミッション・エアコンを協調制御して実用燃費向上に寄与する「ECONモード」が追加。
内装面では、フロントのドアライニングが布張りに、インパネの一部がシルバー塗装にそれぞれ変更され、質感を高めると共に、メーターにブルー照明が採用され、シート表皮も変更。また、「G・ジャストセレクション」、「Gエアロ」、「FLEX」、「FLEXエアロ」で後方視覚支援ミラーと車速連動オートドアロック(テールゲート連動)が標準装備化。さらに、「G・ジャストセレクション」と「FLEX」にはハーフシェードフロントウィンドウが、「Gエアロ」と「FLEXエアロ」にはドリンクホルダー照明がそれぞれ追加装備された。
2011年10月5日
「フリード ハイブリッド」をホームページで先行公開[8]
2011年10月27日
マイナーモデルチェンジ。同時にハイブリッド車「フリード ハイブリッド」を追加[9](10月28日発売)。
3列目シートを3席から2席に減らし占有スペースを拡大(これにより、6人乗り仕様・7人乗り仕様に変更)するとともに、アームレストをタイプ別設定した。
チャイルドシート固定機能は従来の「車両限定ISOFIX」から「汎用ISOFIX対応」となった。全タイプでVSA・ヒルスタートアシストシステム・3点式ELRシートベルト(全席)を標準装備。リアコンビネーションランプはメッキとクリアに変更し、ストップランプとテールランプにはLEDを採用した。さらに、「G」・「G・ジャストセレクション」にはクローム調ヘッドライトガーニッシュを、「Gエアロ」にはクロームメッキの専用フロントグリル、ダーククローム調のヘッドライトガーニッシュ、ワイド感を強調するエアロフォルム・バンパーを採用した。タイプ体系は「フリードスパイク」と同一の(「G」・「G・ジャストセレクション」・「Gエアロ」)に揃えられるとともに、3列シート車の上級仕様「Giエアロ」及び「フリードスパイク」への統合により、2列シート車の「FLEX」を廃止した。
ハイブリッド車「フリード ハイブリッド」は、クロームメッキ+クリアブルー塗装を施した専用フロントグリルやメッキ+クリアブルーのヘッドライトガーニッシュなどを採用した専用デザインを採用。1.5L i-VTECとIMAを組み合わせた独自のハイブリッドシステム、ECONモード、エコアシスト(エコロジカル・ドライブ・アシスト・システム)の装備により、JC08モード走行で21.6km/Lの低燃費を実現した。さらに、フロントウィンドウに遮音機能付ガラスを追加するとともに、吸音・遮音材の追加し静寂性も実現した。また、IMAバッテリーの搭載によるフロア高の上昇をシート脚部の見直しにより抑え、ガソリン車と同等の居住空間を実現した。タイプ体系は「ハイブリッド」と「ハイブリッド・ジャストセレクション」の2グレードを設定。
2012年4月5日
新タイプ「GH」を追加[10]。(4月19日発売)
ディスチャージヘッドライト(ハイ/ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機能付)、リア左側パワースライドドア、Hondaスマートキーシステム(Hondaスマートキー2個付)などを装備した「GH」を追加。同時に、ハイブリッドにはリア右側パワースライドドアなどのメーカーオプションを追加設定した。
2012年11月22日
一部改良[11]
「G・ジャストセレクション」・「ハイブリッド」・「ハイブリッド・ジャストセレクション」にはディスチャージヘッドライト(ハイ/ロービーム、オートレベリング/オートライトコントロール機能付)とセキュリティアラームを、「Gエアロ」にセキュリティアラームをそれぞれ追加装備し、「ハイブリッド・ジャストセレクション」にはさらにリア右側パワースライドドア、Hondaスマートキーシステム、イモビライザーも追加装備した。「G・ジャストセレクション」のFF車は「平成27年度燃費基準」を達成した。なお、タイプ体系の見直しにより、同年4月に追加した「GH」がわずか7か月で廃止となり、マイナーチェンジ当初のタイプ体系に戻った。
2013年11月7日
特別仕様車「G・ジャストセレクション+(プラス)」、「Gエアロ・クールエディション」、「Hybrid・ジャストセレクション+」を設定[12]。(11月8日発売)。
「ジャストセレクション+」は「G」と「Hybrid」の「ジャストセレクション」をベースに、スーパーUVカット・フロントドアガラスとナビ装着用スペシャルパッケージを装備(「G・ジャストセレクション+」はベース車に標準装備されている後方視界支援ミラー、センタードリンクホルダーを非装備化)し、「G・ジャストセレクション+」にはプライムスムース&スウェード調ファブリックコンビシートも特別装備。「クールエディション」は「Gエアロ」をベースに、プライムスムース&スウェード調ファブリックコンビシートとナビ装着用スペシャルパッケージを装備し、フロントグリルとリアライセンスガーニッシュにダーククロムメッキを、ステアリングホイールとセレクトレバーに本革巻をそれぞれ施した。
2014年4月17日
マイナーモデルチェンジ[13]
スーパーUVカット・フロントドアガラスとアレルクリーンシートを全タイプに、プラズマクラスター技術を備えたフルオート・エアコンディショナーを「G」を除く全タイプにそれぞれ標準装備。そのほか、フロントデザイン(グリル・バンパーガーニッシュ)を変更し、リアコンビランプのブレーキ発光面を赤に、フリードハイブリッドのフルホイールキャップを2トーンカラーのレイヤードフィンタイプにそれぞれ変更。ボディカラーに「プレミアムディープロッソ・パール(オプションカラー)」を追加し、「Gエアロ」及び「グランパッケージ」を装着した「Hybrid・ジャストセレクション」は、ボディカラーで「ホワイトオーキッド・パール」、「プレミアムスパークルブラック・パール」、「プレミアムディープロッソ・パール」を選択した場合、インテリアカラー(シート・ドアライニング・インパネ加飾)でシナモンを指定できるようになった。
2015年5月28日
特別仕様車「G・プレミアムエディション」、「Hybrid・プレミアムエディション」を設定[14]。(5月29日発売)
「G」・「Hybrid」をベースに、「ジャストセレクション」の装備に加え、プライムスムース&スウェード調ファブリックコンビシートと室内LED照明(フロントマップ/ルーム/ラゲッジルームランプ)を特別装備。さらに、「Hybrid・プレミアムエディション」は本革巻ステアリングホイール、本革巻セレクトレバー、照明付ドリンクホルダー(運転席/助手席)を、「G・プレミアムエディション」はリア右側パワースライドドアとクルーズコントロールをそれぞれ特別装備した。
2016年8月[15]
生産終了。在庫対応分のみの販売となる。
2016年9月
2代目と入れ替わる形で販売終了。

2代目 GB5/6/7/8型(2016年 - )

ホンダ・フリード(2代目)
ホンダ・フリード+
GB5/6/7/8型
フリード HYBRID G Honda SENSING
(2019年10月改良型)
フリード HYBRID CROSSTAR Honda SENSING
(2019年10月改良型)
概要
販売期間 2016年9月16日 -
ボディ
乗車定員 6名・7名:(フリード)
5名:(フリード+)
ボディタイプ 5ドアコンパクトミニバン
駆動方式 前輪駆動(FF車)
四輪駆動(4WD車)
パワートレイン
エンジン L15B型:(ガソリン車)
1,496cc 直列4気筒 直噴DOHC
LEB型:(ハイブリッド車)
1,496cc 直列4気筒DOHC
モーター H1型:交流同期電動機
(ハイブリッド車)
最高出力 96kW (131PS)/6,600rpm
(ガソリン車)
エンジン:
81kW (110PS)/6,000rpm
モーター:
22kW (29.5PS)/
1,313-2,000rpm
(ハイブリッド車)
最大トルク 155N·m (15.8kgf·m)/
4,600rpm
(ガソリン車)
エンジン:
134N·m (13.7kgf·m)/
5,000rpm
モーター:
160N·m (16.3kgf·m)/
0-1,313rpm
(ハイブリッド車)
変速機 無段変速オートマチック
(ガソリン車)
7速DCT
(ハイブリッド車)
サスペンション
サス前 マクファーソン式
サス後 車軸式(FF車)
ド・ディオン式(4WD車)
車両寸法
ホイールベース 2,740mm
全長 4,265mm[注 7]
4,295mm[注 8]
2016年9月-
4,290mm(Modulo X)
2017年12月-
全幅 1,695mm
全高 1,710mm(FF車)
1,735mm(4WD車)
車両重量 1,340-1,510kg(フリード)
1,350-1,500kg(フリード+)
その他
ブレーキ 前:油圧式ベンチレーテッドディスク
後:油圧式リーディングトレーリング(ガソリン車)
後:油圧式ディスク
(ハイブリッド車)
系譜
先代 フリードスパイク
(フリード+の先代モデル)
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2代目は、3列シート車の「フリード」に加え、フリードスパイクの後継モデルとなる2列シート車の「フリード+(フリードプラス)」[16]、フリード+のボディをベースとした福祉車両「車いす仕様車」を設定。全タイプにおいてエクステリアデザインを共通化した[17]

先代モデルに対し、1-3列目のヒップポイント間距離を90mm拡大。また、6人乗り仕様は2列目キャプテンシートを採用し、スライド量を120mm拡大して360mmとした。さらに、ウォークスルー幅を1列目で50mm、2列目で25mmそれぞれ拡大したほか、スライドドア開口幅を20mm拡大して665mm、ステップ高も15mm下げて390mmとし、乗降性を向上させた[17]

エクステリアデザインでは、左右をタテ方向に広げたフロントウインドウとすることで、ドライバーの見上げ角が向上し視界を拡大。さらに、新たに追加したフロントコーナーウインドウ(三角窓)と細くしたフロントピラーにより、斜め前方視界の向上とともに開放的な室内空間を演出した。また、リアクォーターパネルでは、スライドレールカバーの分割線を目立たなく処理するデザインとした[18]。ボディサイズは、先代に対し全長を50mm延長し4,265mm、全高を2WD車は5mm、4WD車は10mm引き下げ、それぞれ1,710mm/1,735mmとした一方、全幅は先代と同寸の1,695mmとし5ナンバーサイズを維持。また、ホイールベースも先代と変わらず2,740mmとしている。

また、ナンバープレートの装着位置が下部ガーニッシュ内からテールゲート中央に変更された。

インテリアでは、シートファブリックや本物の木のような質感を表現する木目調パネルの採用により、ぬくもりを感じる質感を表現。また、メーターの薄型化と遠方への配置により、少ない視線移動でメーターを確認可能とし、前方の運転視界向上に貢献。また、メーターとエアコンコントロール部の照明は連動し、6色から選択可能としたほか、エアコンコントロール照明部には温度を上げるとレッドに、下げるとブルーに変化する光のアンサーバック機能を採用した[17][19]

メカニズム

パワートレインを一新。ガソリン車には1.5L直噴DOHCエンジン「L15B」型を搭載。先代モデルが搭載していた「L15A」型に対し、直噴化・DOHCヘッドの採用などにより、最高出力は9kW(13PS)、最大トルクは11N・m(1.1kgf・m)、それぞれ向上したほか、アイドリングストップシステムの採用などによりJC08モード走行燃料消費率も2.4~3.0km/L向上し、19.0km/Lとなった(燃費はFF車の数値)。トランスミッションは、先代モデルの4WD車に組み合わされた5速ATを廃し、ガソリン車すべてにCVTを採用した。

ハイブリッド車には1.5LアトキンソンサイクルDOHCエンジン+1モーター内蔵7速デュアルクラッチトランスミッション搭載の「SPORT HYBRID i-DCD[注 9]」を採用。先代モデルに対し、エンジン(「LEB」型)/モーター(「H1」型)の最高出力は16kW(22PS)/ 12kW(15.5PS)それぞれ向上。燃費も5.0-5.6km/L改善し26.6-27.2km/Lとなった(燃費はFF車の数値)。モーターのみのEV走行も可能になったほか、専用設定のギアレシオ(ローレシオ化)により、加速性能を向上させた。モーターには、世界初の重希土類ジスプロシウムテルビウム)完全フリーのネオジム磁石を採用。また、IPU(インテリジェントパワーユニット)を小型化し、搭載位置を3列目シート下から1列目シート下に変更したことで空いたスペースを活かした「車いす仕様車」を新たにラインアップ。また、IPUを専用設計することで、排気量1.0L~1.5Lの5ナンバークラスのコンパクトミニバン初となるハイブリッド4WD車の設定を実現した[17]

ボディ骨格はハイテン材の適用率を上げて剛性を向上。フリード(3列シート車)のガソリン車をベースとした骨格は、最小限の専用パーツを置換するだけで、ハイブリッド車やフリード+(2列シート車)、車いす仕様車のボディまで対応する「マルチシェル骨格」を採用した。また、高剛性リアサスペンションや液封コンプライアンスブッシュの採用により乗り心地を向上させたほか、エクステリアデザインの調整やタイヤ回り、ボディ底面の流れをスムーズに整流することで、空力性能の向上を図った。加えて、4WD車には各種センサーで路面や走行状態を検知し、状況に応じて瞬時に4WD走行に切り替える電子制御式「リアルタイムAWD(インテリジェント・コントロール・システム)」を採用した[17]

安全運転支援システム「Honda SENSING」を新採用。衝突軽減ブレーキ(CMBS[注 10])、歩行者事故低減ステアリング、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、LKAS[注 11](車線維持支援システム)、路外逸脱抑制機能、誤発進抑制機能、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能の8種の機能で構成される(タイプ別に標準装備、またはメーカーオプション設定)[20]

フリード+

ベース車に対し、テールゲートパネルとリアバンパーを開口面積の広い専用デザインに変更。これにより、テールゲート開口部地上高を「フリードスパイク」より185mm低い335mm(FF車の数値)とし低床化を追求。また、2列目シートには6:4分割のダブルフォールダウン機構を採用し、フルフラット化を実現。軽量・高強度のユーティリティボードを用いてシートアレンジをした場合、セミダブルサイズのマットレスを敷くことができるフラットスペースを構築可能とした。さらに、フラットスペース下を床下収納として利用できる等、車中泊機能を強化した。

エクステリアでは、ベース車のデザインイメージを保ちつつ、テールゲートの下端処理を低床フロアに対応した見切りラインを成立させるデザインとした。なお、ボディサイズはFF車の全長のみ、フリードに対し30mm延長され4,295mmとしている[21]。また、インテリアでは、立体的に見えるブロック柄のシートファブリックや、メタル調パネル、モノトーン基調のインテリアカラーを採用し、ベース車と差別化した[17]

また、「フリード+」のボディをベースとし、二段ヒンジ式スロープを備えた車いす仕様車を設定。また、先代と同様に助手席リフトアップシート車とサイドリフトアップシート車も設定された[17]

年表

2016年6月24日
同年秋にフルモデルチェンジ予定の「新型フリード」に関する情報をホームページで先行公開[22]
2016年7月12日
ホンダは大同特殊鋼との共同開発により、ハイブリッド車用駆動モーターに適用可能な高耐熱性と高磁力を兼ね備えた「重希土類(ジスプロシウム・テルビウム)完全フリー(不使用)熱間加工ネオジム磁石」を世界で初めて実用化。同年秋発表予定の「新型フリード」に採用するとともに、順次、新型車に適用を拡大していく、と発表[23]
2016年9月16日
フルモデルチェンジ。同時に2列シート車「フリード+(フリードプラス)」を発売[17]。キャッチフレーズは「知るほど!乗るほど!フリード!」で、CMキャラクターには蛯原友里[注 12]チュートリアル徳井義実が起用された。
タイプ名称は「フリード」、「フリード+」ともに共通。ガソリン車には「B」、「G」、「G Honda SENSING」、ハイブリッド車には「HYBRID B」、「HYBRID G Honda SENSING」、「HYBRID EX」の3タイプずつを設定。最上級タイプの「HYBRID EX」と、フリード+の「B」および「HYBRID B」はFF車のみの設定。
「フリード」の乗車定員は、4WD車が全タイプとも6人乗りのみ。FF車では「B」、「HYBRID B」および「HYBRID EX」が6人乗りのみの設定。その他のタイプは「6人乗り」と「7人乗り」が選択できる。また、2列シート車の「フリード+」は全タイプが5人乗りである。
ボディカラーは、新規開発色の「シトロンドロップ」、「ブルーホライゾン・メタリック」に加え、先代から継続設定される「ホワイトオーキッド・パール」、「モダンスティール・メタリック」、「プレミアムディープロッソ・パール」、「コバルトブルーパール」、フリードでは初設定の「ルナシルバー・メタリック」、「クリスタルブラック・パール」、「マンダリンゴールド・メタリック」の全9色を設定。
インテリアカラーは「フリード」の「B」、「G」、「HYBRID B」が「モカ」(ファブリックシート)」のみの設定。「フリード」の「G Honda SENSING」、「HYBRID G・Honda SENSING」では「モカ」と「ベージュ」の2色を選択可能(いずれもファブリックシート)としたほか、「フリード+」の「B」、「G」、「G Honda SENSING」、「HYBRID B」、「HYBRID G・Honda SENSING」は「ブラック」(ファブリックシート)」を採用。両車種ともに「HYBRID EX」にはブラック」(コンビシート:シートメインはファブリック、シートサイドはプライムスムース)を採用する[注 13]
2017年5月
ボディカラーの設定を変更[24]
「マンダリンゴールド・メタリック」を廃止し、全8色とした。
2017年12月14日
コンプリートモデル「Modulo X(モデューロ エックス)」を追加[25](12月15日発売)。
「フリード Modulo X」は、 専用のカスタマイズパーツを量産過程で装着、販売するコンプリートカーブランド「Modulo X」の第4弾。ガソリン車の「Modulo X Honda SENSING」とハイブリッド車の「HYBRID Modulo X Honda SENSING」の2タイプを設定。なお、本車両は持ち込み検査が必要となる。
エクステリアでは、専用デザインのフロントグリル、フロントエアロバンパー、15インチアルミホイールを採用するほか、LEDフォグライト、フロントビームライト、サイドロアスカート、リアロアスカート、リアエンブレム(Modulo X)等の専用パーツを装備。さらに、プレミアムスパークルブラック・パール塗装のドアミラーとテールゲートスポイラーも装備する。専用フロントエアロバンパーの採用により、ベース車両に対し全長は25mm延長され4,290mmとなった。ボディカラーは「ホワイトオーキッド・パール」、「プレミアムスパークルブラック・パール」、「コバルトブルーパール」の3色を設定。
走行性能では、フロントエアロバンパー下部に装着したエアロガイドフィンと、ディフューザー形状としたリアロアスカートにより、四輪の接地バランスを最適化。高速道路や横風の強い場所での直進安定性に寄与するデザインとした。また、専用サスペンションやアルミホイールの剛性最適化により、コーナリング性能の向上を図った。
インテリアでは、ピアノブラック調のインパネミドルエリア、本革巻ステアリングホイール(ディンプルレザー&スムースレザー/ピアノブラック調)、「ブラック&モカ コンビシート」(プライムスムース×ファブリック/Modulo Xロゴ入り)、フロアカーペットマット(プレミアムタイプ/Modulo Xアルミ製エンブレム付)を採用。その他の装備面では、ETC2.0車載器(ナビ連動タイプ)を標準装備としたほか、ドライブレコーダー(ナビ連動タイプ)とUSBジャックがセットになった9インチプレミアムインターナビ装着車も設定。
「Modulo X」の追加に合わせて既存タイプのボディカラーの設定を一部変更。「プレミアムディープロッソ・パール」に替わり「プレミアムクリスタルレッド・メタリック(有料色)」、「クリスタルブラック・パール」に替わり「プレミアムスパークルブラック・パール(有料色)」[注 14]を設定したほか、新たに「フォレストグリーン・パール」を追加し、全9色とした。
2019年10月18日
マイナーモデルチェンジ[26]。CMキャラクターには小池栄子[注 15]東出昌大[注 16]を起用。
内外装デザインが刷新され、外観はフロント周りのフード・グリル・バンパーやロアグリルの形状が変更され、アルミホイールのブラックの部分をダークグレーに変更。内装は木目調パネルにウォールナットデザインが採用され、シート表皮も刷新された。また、新タイプとして、外観は専用フロントグリルや前後バンパー、LEDフォグライト、ルーフレール、アルミホイール、専用色のドアアウターハンドルやドアミラーを採用してクロスオーバースタイルに仕上げ、内装は専用のプライウッド調パネルやデジタル柄の専用コンビシートを採用した「CROSSTAR(クロスター)」が追加された。
「Honda SENSING」は全タイプ標準装備となり、後方誤発進抑制機能を追加。併せて、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)は加減速時にスムーズなフィーリングとなるように改良された。ガソリン車にはHondaのミニバンで初となるステップダウンシフト制御を採用。下り坂走行時にある一定のブレーキ操作のみでエンジンブレーキを併用した減速を行えるようにすることで走行状況に応じたダウンシフト制御を行うと共に、エンジンの回転を適切に保ち滑らかな走行を可能にしている。
前述の変更によりタイプ体系が変わり、ガソリン車は「B」は「Honda SENSING」の標準装備化に伴って「B Honda SENSING」に改名され、「G」は「G Honda SENSING」への統合に伴い廃止、「CROSSTAR Honda SENSING」を追加するとともに、「B Honda SENSING」はフリードのみの設定となった。ハイブリッド車は「HYBRID B」と「HYBRID EX」を廃止し、「HYBRID CROSSTAR Honda SENSING」を追加して既存の「HYBRID G Honda SENSING」との2タイプとなった。
ボディカラーも刷新され、既存色を「プレミアムクリスタルレッド・メタリック(有料色)」と「ルナシルバー・メタリック(「B Honda SENSING」・「G」系タイプ専用色)」の2色に絞り、黒系は「プレミアムスパークルブラック・パール」を「クリスタルブラック・パール」に変更して復活設定。そして、新規色の「シーグラスブルーパール」と「プレミアムクリスタルオレンジ・メタリックII(有料色)」、新色の「シルバーミストグリーン・メタリック」、「プラチナホワイト・パール(有料色)」、「スーパープラチナグレー・メタリック(有料色)」、「ミッドナイトブルービーム・メタリック(有料色、「B Honda SENSING」・「G」系タイプ専用色)」が追加された。
なお、WLTCモード走行による燃料消費率(JC08モードによる走行も併記)と排出ガスに対応し、全タイプ「平成30年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆☆)」認定が新たに取得された。
2020年5月28日
コンプリートモデル「Modulo X」がマイナーモデルチェンジされた(5月29日発売)[27]
外観はエアロバンパーが新設計となり、フロントグリルのデザインを変更。内装はコンビシートのシート表皮がプライムスムース×スエード調に、インテリアカラーがブラックにそれぞれ変更されたほか、従来はフロントエアロバンパー下部のみだったエアロフィンがバンパー側面のエアロフィンと下面のエアロスロープ、エアロボトムフィンの3つに強化された。
ボディカラーは刷新され、黒系の「プレミアムスパークルブラック・パール(有料色)」を「クリスタルブラック・パール」に入れ替え、「プラチナホワイト・パール(有料色)」、「ミッドナイトブルービーム・メタリック(有料色)」、「プレミアムクリスタルレッド・メタリック(有料色)」の3色が追加設定され、4色展開となった。
2021年7月7日
初代モデル発売からのシリーズ累計販売台数が同年6月末時点で100万台を突破したことが発表された[28]
2022年6月23日
一部改良並びに特別仕様車「BLACK STYLE」が発表された(「Modulo X」は7月14日発売、そのほかのグレード及び「BLACK STYLE」は翌6月24日発売)[29]
コンフォートビューパッケージやロールサンシェード(スライドドア両側)を全タイプに拡大、運転席・助手席シートヒーターを「Modulo X」を除くタイプに拡大して標準装備し、「Modulo X」を除くタイプにはシート表皮に撥水撥油加工「FABTECT(ファブテクト)」が施された。
ボディーカラーの入れ替えも行われ、シーグラスブルーパール、プレミアムクリスタルオレンジ・メタリックII(有料色)、ルナシルバー・メタリック(「B・Honda SENSING」・「G」系タイプ専用色)、ミッドナイトブルービーム・メタリック(有料色、「B・Honda SENSING」・「G」系タイプ・「Modulo X」専用色)が廃止され、プレミアムクリスタルブルー・メタリック、フィヨルドミスト・パール(6代目ステップワゴン「AIR」設定色)、トワイライトミストブラック・パール(6代目ステップワゴン「SPADA」設定色)の3色(すべて有料色、「Modulo X」はプレミアムクリスタルブルー・メタリックのみ)が追加された。
タイプ体系も一部変更され、フリードのエントリー仕様であった「B・Honda SENSING」を廃止、それ以外のタイプは「Honda SENSING」を冠さないタイプ名称(「G」・「HYBRID G」・「CROSSTER」・「HYBRID CROSSTER」・「Modulo X」・「HYBRID Modulo X」)に変更。ハイブリッド車に装着されているHYBRIDエンブレムはサイドフェンダーへの装着を廃止し、バックドアのみとなった。
特別仕様車「BLACK STYLE」は「G」・「HYBRID G」をベースに、フロントグリルを「CROSSTER」と同一デザイン(フロントグリルガーニッシュ(ダーククロームメッキ)&フロントグリル(マットグレー))とし、リアライセンスガーニッシュはフロントグリルガーニッシュと同じダーククロームメッキに変更され、ドアミラー・アウタードアハンドル・アルミホイールをブラック(ドアミラーとアウタードアハンドルはクリスタルブラック・パール)で統一。内装もインストルメントパネル各部をブラック化、ファブリックシートもブラックに統一された。ボディカラーはフィヨルドミスト・パール、トワイライトミストブラック・パール、シルバーミストグリーン・メタリック、プラチナホワイトパールの4色が設定される(シルバーミストグリーン・メタリック以外は有料色)。
2022年10月6日
2022年度上半期(2022年4月~9月)の販売台数が29,855台となり、ミニバン(=3列シートの国産車)の新車販売台数で第1位を獲得したことが発表された[30]
2023年1月11日
2022年暦年(2022年1月~12月)の販売台数が61,963台となり、ミニバンの新車販売台数で第1位を獲得したことが発表された[31]
2023年3月31日
原材料価格や物流費などの世界的な高騰に伴い、4月21日発売分からN-BOXステップワゴンと共にメーカー希望小売価格の改定を実施し、フリード・フリード+共に全タイプ一律で55,000円(10%の消費税込、福祉車両は消費税非課税のため50,000円)値上げされた[32]
2023年6月8日
特別仕様車「CROSSTAR BLACK STYLE」が発表された(翌6月9日発売)[33]
2022年6月に発売された「BLACK STYLE」のベースグレードを「CROSSTAR」・「HYBRID CROSSTAR」としたもので、外観はガーニッシュの一部(フロントグリル・リアライセンス)をブラッククロームメッキ、フロントグリルをマットグレー、ドアミラーとアウタードアハンドルをクリスタルブラック・パール、CROSSTAR専用デザイン15インチアルミホイールとルーフレールをブラック、ロアースポイラー&ロアーガーニッシュ(フロント・リア共)をガンメタリック塗装、LEDハイマウント・ストップランプをクリアタイプにそれぞれ変更。内装はシルバーのステッチに変更された。
ボディカラーはトワイライトミストブラック・パール、シルバーミストグリーン・メタリック、プラチナホワイト・パールに、新色のソニックグレー・パールを加えた4色が設定される(シルバーミストグリーン・メタリック以外は有料色)。

注釈

  1. ^ ハイブリッド車には未設定
  2. ^ エンジン始動時:92N·m (9.4kgf·m)/500rpm
  3. ^ ガソリン/FF車に設定
  4. ^ ガソリン/4WD車に設定
  5. ^ ハイブリッド車に設定
  6. ^ 発売当初は2列目キャプテンシート仕様が7人乗り、2列目ベンチシート仕様が8人乗りだった。
  7. ^ 「Modulo X」を除くフリード全車、およびフリード+の4WD車
  8. ^ フリード+のFF車
  9. ^ intelligent Dual-Clutch Drive
  10. ^ Collision Mitigation Brake System
  11. ^ Lane Keep Assist System
  12. ^ 過去にスバル・デックス(DEX)のCMに出演。
  13. ^ 「G」、「G Honda SENSING」にも「Sパッケージ」として、シートバックアッパーポケット(運転席/助手席)、15インチアルミホイールとセットでメーカーオプション設定。
  14. ^ 先代モデルでも設定。
  15. ^ 過去に2代目ダイハツ・タントのCMに出演。
  16. ^ 起用後の2020年1月に週刊誌に自身の不倫報道が掲載され、CMを一時中断。その後小池単独となり放映を再開。

出典

  1. ^ a b デアゴスティーニジャパン週刊日本の名車第90号21ページより。
  2. ^ 新型コンパクトミニバン「フリード」を発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2008年5月29日https://www.honda.co.jp/news/2008/4080529-freed.html 
  3. ^ フリード、2008年下半期 ミニバンの販売台数で第1位を獲得』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2009年1月8日https://www.honda.co.jp/news/2009/4090108b.html 
  4. ^ インドネシアで「フリード」を生産・販売・輸出開始』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2009年3月11日https://www.honda.co.jp/news/2009/4090311.html 
  5. ^ フリードを一部改良し発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2009年5月21日https://www.honda.co.jp/news/2009/4090521-freed.html 
  6. ^ フリード G/Gエアロ 特別仕様車「ハイウェイ エディション」を発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2010年5月17日https://www.honda.co.jp/news/2010/4100517-freed.html 
  7. ^ コンパクトミニバン「フリード」をマイナーモデルチェンジし発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2010年11月4日https://www.honda.co.jp/news/2010/4101104-freed.html 
  8. ^ 新型ハイブリッド車「フリード ハイブリッド」「フリード スパイク ハイブリッド」、新型「インサイト」をホームページで先行公開』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2011年10月5日https://www.honda.co.jp/news/2011/4111005.html 
  9. ^ 新型フリードシリーズに、ハイブリッドを追加し発売 —5ナンバーサイズのミニバン/ハイトワゴンとして、初めてのハイブリッド車—』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2011年10月27日https://www.honda.co.jp/news/2011/4111027-freed.html 
  10. ^ 「フリード」シリーズに新タイプを設定し発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2012年4月5日https://www.honda.co.jp/news/2012/4120405-freed.html 
  11. ^ 「フリード」シリーズを一部改良し発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2012年11月22日https://www.honda.co.jp/news/2012/4121122-freed.html 
  12. ^ 「フリード」シリーズに特別仕様車を設定し発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2013年11月7日https://www.honda.co.jp/news/2013/4131107-freed.html 
  13. ^ 「フリード」シリーズをマイナーモデルチェンジし発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2014年4月17日https://www.honda.co.jp/news/2014/4140417-freed.html 
  14. ^ 「フリード」シリーズに特別仕様車「プレミアムエディション」を設定し発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2015年5月28日https://www.honda.co.jp/news/2015/4150528-freed.html 
  15. ^ フリード(ホンダ)2008年5月~2016年8月生産モデルのカタログ”. リクルート株式会社 (2020年1月23日). 2020年1月23日閲覧。
  16. ^ ホンダ、小型ミニバンの新型「フリード/フリード+」を発売”. webCG (2016年9月16日). 2018年11月24日閲覧。
  17. ^ a b c d e f g h i 新型コンパクトミニバン「FREED(フリード)/FREED+(フリードプラス)」を発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2016年9月16日https://www.honda.co.jp/news/2016/4160916-freed.html 
  18. ^ プレスインフォメーション(FACT BOOK)19-20ページ”. 本田技研工業株式会社 (2016年9月16日). 2018年11月24日閲覧。
  19. ^ プレスインフォメーション(FACT BOOK)16、18ページ”. 本田技研工業株式会社 (2016年9月16日). 2018年11月24日閲覧。
  20. ^ プレスインフォメーション(FACT BOOK)30ページ”. 本田技研工業株式会社 (2016年9月16日). 2018年11月24日閲覧。
  21. ^ 「ホンダ フリード カタログ」50ページ 主要諸元、2016年9月発行。B411FD-1690-000 1609
  22. ^ 新型コンパクトミニバン「FREED(フリード)」をホームページで先行公開』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2016年6月24日https://www.honda.co.jp/news/2016/4160624.html 
  23. ^ 重希土類完全フリー磁石をハイブリッド車用モーターに世界で初めて採用 〜今秋発表予定の新型 「FREED(フリード)」に採用〜』(プレスリリース)大同特殊鋼株式会社、本田技研工業株式会社(2社連名)、2016年7月12日https://www.honda.co.jp/news/2016/4160712.html 
  24. ^ 「ホンダ フリード カタログ」45-46ページ ボディカラー、2017年5月発行。B411FD-1691-000 1705N 本田技研工業株式会社
  25. ^ 「FREED Modulo X」を発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2017年12月14日https://www.honda.co.jp/news/2017/4171214-freedmodulox.html 
  26. ^ 「FREED/FREED+」をマイナーモデルチェンジし発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2019年10月18日https://www.honda.co.jp/news/2019/4191018-freed.html 
  27. ^ 「FREED Modulo X」をマイナーモデルチェンジして発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2020年5月28日https://www.honda.co.jp/news/2020/4200528-freedmodulox.html 
  28. ^ 「FREED」シリーズの累計販売台数が100万台を突破』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2021年7月7日https://www.honda.co.jp/news/2021/4210707.html2021年7月8日閲覧 
  29. ^ 「FREED/FREED+」を一部改良 併せて、より上質で洗練された内外装デザインの特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」を設定し同時発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2022年6月23日https://www.honda.co.jp/news/2022/4220623-freed.html2022年6月23日閲覧 
  30. ^ 「FREED」が2022年度上半期 ミニバン販売台数第1位を獲得』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2022年10月6日https://www.honda.co.jp/news/2022/4221006b.html2022年10月14日閲覧 
  31. ^ 「FREED」が2022年暦年 ミニバン販売台数第1位を獲得』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2023年1月11日https://www.honda.co.jp/news/2023/4230111b.html2023年1月12日閲覧 
  32. ^ N-BOX、FREED、STEP WGN 価格改定について』(プレスリリース)本田技研工業、2023年3月31日https://www.honda.co.jp/news/2023/4230331.html2023年4月6日閲覧 
  33. ^ 「FREED/FREED+」CROSSTARに特別仕様車「BLACK STYLE(ブラックスタイル)」を設定し発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2023年6月9日https://www.honda.co.jp/news/2023/4230608-freed.html2023年6月8日閲覧 
  34. ^ フリードの名前の由来を教えて。”. 本田技研工業株式会社. 2019年4月19日閲覧。


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