ペズン計画
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ガルバルディ
ギャンおよびゲルググの後継機(形式番号:MS-17)。のちに地球連邦軍が発展機のガルバルディβを開発したことで、原型となった本機は「ガルバルディα」と呼ばれるようになる。
MS以外の兵器
スキウレ
MS用の対艦移動砲座。ビグロと同型のメガ粒子砲を1門装備。
スクート
MS移動用のロケットボード。黎明期のサブフライトシステムと言える。サイズはMSと同程度で、紡錘形の艇体の後部左右にエンジンポッドが付いており、上部左右のグリップをMSのマニピュレータで握ることで水中スクーターの要領で曳航される。艇首には砲口のようにも見える孔があるが、武装その他のスペックは不明。
脚注
参考文献
- 書籍
- 『機動戦士ガンダム・記録全集5』日本サンライズ、1980年10月24日。
- 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 1年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日。ISBN 4-89189-006-1。
- 『データコレクション4 機動戦士Ζガンダム 上巻』メディアワークス、1997年6月15日。ISBN 4-07-306302-2。
- 『Dセレクション 機動戦士ガンダム MS大全集98』メディアワークス、1998年5月15日。ISBN 4-07-308519-0。
- 『SDガンダム GGENERATION MS CG データファイル』アクセラ、1998年8月10日。ISBN 4-900952-46-X。
- 『ガンダムメカニクス2』ホビージャパン、1998年12月1日。ISBN 4-89425-188-4。
- 皆川ゆか『機動戦士ガンダム 公式百科事典 GUNDAM OFFICIALS』講談社、2001年3月21日。ISBN 4-06-330110-9。
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- 『機動戦士ガンダムMS-06 アーカイブス 新・MS-06解体新書 ザクⅡの発展とその軌跡』ジャイブ、2009年11月2日。ISBN 978-4-86176-704-3。
- 『機動戦士ガンダム MS大全集2013[+線画設定集]』アスキー・メディアワークス、2012年12月25日。ISBN 978-4-04-891215-0。
- 『ガンダムウェポンズ 機動戦士ガンダムUC 虹の彼方に編』ホビージャパン、2014年9月30日。ISBN 978-4-798-60880-8。
- 『機動戦士ガンダムUC コンプリート・アナリシス』宝島社、2018年12月21日。ISBN 978-4-8002-8957-5。
- 『機動戦士ガンダム 新訳MS大全集 U.C.0081-0090』KADOKAWA、2022年3月26日。ISBN 978-4-04-111179-6。
- DVD付き書籍
- 『ガンプラファクトリー GUNPLA FACTORY』バンダイビジュアル、2005年2月24日。
- ムック
- 『模型情報・別冊 MSバリエーション・ハンドブック1』バンダイ、1983年3月30日。
- 『コミックボンボン緊急増刊 機動戦士Ζガンダムを10倍楽しむ本』講談社、1985年5月30日。
- 『MJマテリアル4 機動戦士Ζガンダム メカニック設定集&作例集』バンダイ、1985年6月8日。
- 『MJマテリアル10 機動戦士ガンダムΖ&ΖΖ 保存版設定資料集』バンダイ、1986年6月25日。ISBN 4-89189-373-7。
- 『B-CLUB SPECIAL 15 機動戦士ガンダム MS大全集』バンダイ、1988年2月10日。ISBN 4-89189-336-2。
- 『モデルグラフィックス / スペシャル・エディション ガンダム・センチネル』大日本絵画、1989年9月。ISBN 4-499-20530-1。
- 『グレートメカニック・スペシャル モビルスーツ全集6 MS-14ゲルググ&ジオン特殊機BOOK』双葉社、2013年1月21日。ISBN 978-4-575-46471-9。
- 『グレートメカニックスペシャル 機動戦士ガンダムUC メカニック&ワールド ep 7』双葉社、2014年10月26日。ISBN 978-4-575-46482-5。
- 雑誌
- 『コミックボンボン』1984年7月号、講談社。
- 『コミックボンボン』1984年9月号、講談社。
- 『模型情報』1984年8月号、バンダイ。
- 『模型情報』1988年11月号、バンダイ。
- 『電撃ホビーマガジン』2000年4月号、メディアワークス。
- 『ガンダムエース』2018年4月号、KADOKAWA。
- 『ガンダムエース』2018年1月号、KADOKAWA。
- 『ガンダムエース』2019年3月号、KADOKAWA。
- 『ガンダムエース』2021年7月号、KADOKAWA。
- プラモデル付属説明書
- 『MG 1/100 MS-14S ゲルググ シャア・アズナブル大佐機』バンダイ、1996年12月。
- 『HG 1/144 MS-11 アクト・ザク(キシリア部隊機機)』バンダイ、2018年1月。
- アクションフィギュア付属パッケージ
- 「#3004a ペズン・ドワッジ[リックドム]」『ZEONOGRAPHY』、バンダイ、2004年9月。
- 「#3007 アクトザク[ザクフリッパー]」『ZEONOGRAPHY』、バンダイ、2005年6月。
- フィギュア付属説明書
- 「L14 MS-13 ガッシャ」『ガンダムコレクションNEO 4』、バンダイ、2006年6月。
- ウェブサイト
- “登場MS - ペズン・ドワッジ”. 機動戦士ガンダム バトルオペレーション|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト. 2013年12月26日閲覧。
- “登場MS - ガッシャ”. GUNDAM PERFECT GAMES. バンダイナムコ. 2015年4月2日閲覧。
- “A.O.Z Re-Boot Vol.43”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2017年10月20日閲覧。
- “機動戦士ガンダムTHE ORIGIN MSD (Mobile Suit Discovery) 公式サイト”. サンライズ. 2018年1月28日閲覧。
- “MS/ステージ - ペズン・ドワッジ”. 【PS5/PS4】機動戦士ガンダム バトルオペレーション2|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト. 2019年1月24日閲覧。
- “MS/ステージ - ギガン[空間戦仕様]”. 【PS5/PS4】機動戦士ガンダム バトルオペレーション2|バンダイナムコエンターテインメント公式サイト. 2021年10月28日閲覧。
- “MODA”. Twitter. 2023年4月20日閲覧。
- “A.O.Z Re-Boot Special issue #4”. 電撃ホビーウェブ. KADOKAWA. 2023年9月1日閲覧。
関連項目
注釈
- ^ 小惑星ペズンはのちに『ガンダム・センチネル』で設定されたもので、「MS-X」企画当時はそのような設定はなく、企画書によれば本計画はア・バオア・クーで進められていたとされる[2]。また、同企画書によれば、ペズンの英文表記は "PEZN" であった[2]。一方で、『MSV』の設定を担当し「MS-X」の企画にも携わった小田雅弘の後年の発言によれば、ペズンが工廠衛星であり小惑星であることは口頭では触れられていたという[3]。
- ^ 「MS-X」企画書では、ア・バオア・クー攻防戦開始の10日前にサイド3に本部を移したとされる[2]。
- ^ 『ガンダム・センチネル』では、小惑星ペズンとペズン計画との関連については直接言及されていない。
- ^ ゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』では、リック・ドム用ビーム・バズーカを単機で携行している。
- ^ "BREAST MOUNTED BEAM GUN"と英文表記。
- ^ 『コミックボンボン』での「MS-X」初公開時においては、「アクトザク」と中黒なしで表記されていた[11]。
- ^ "SUPER HARD STEEL ALLOY"と英文表記。
- ^ 一方で、連邦軍による接収後にマグネット・コーティングが施されたとする資料もある[27]。
- ^ もともとゲルググ (MS-11) として開発されていた、運動性の向上を主眼とした機体が本機になったとする資料もある[29]。
- ^ 試作段階で終戦を迎えたとする資料もある[24]。
- ^ 漫画『機動戦士ムーンガンダム』に登場するアッグジンの設定解説による。
- ^ ボードシミュレーションゲームのサプリメント『トワイライト オブ ジオン』では、ある程度宇宙でも移動可能となっている。また、『UniversalCentury.net GUNDAM ONLINE 〜Zero G Attack〜』では、ノーマル仕様のまま宇宙空間でも運用可能となっている。
出典
- ^ センチネル 1989, p. 2.
- ^ a b c d e ガンプラファクトリー 2005, p. 77.
- ^ MODA Twitter 2023.
- ^ a b c d e f g h Ζを10倍楽しむ本 1985, p. 148-149.
- ^ a b c d e f 電撃ホビー0004 2000, p. 46-49.
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- ^ a b c d e f g h i j k OFFICIALS 2001, p. 702-703.
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- ^ 模型情報8408 1984, p. 5.
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- ^ a b ガンコレNEO4ガッシャ 2006.
- ^ 記録全集5 198, p. 1880.
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