プライベート・ライアン プライベート・ライアンの概要

プライベート・ライアン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 07:30 UTC 版)

プライベート・ライアン
Saving Private Ryan
監督 スティーヴン・スピルバーグ
脚本 ロバート・ロダット
製作 イアン・ブライス
マーク・ゴードン
ゲイリー・レヴィンソン
スティーヴン・スピルバーグ
出演者 トム・ハンクス
マット・デイモン
トム・サイズモア
エドワード・バーンズ
バリー・ペッパー
アダム・ゴールドバーグ
ヴィン・ディーゼル
ジョヴァンニ・リビシ
ジェレミー・デイビス
音楽 ジョン・ウィリアムズ
撮影 ヤヌス・カミンスキー
編集 マイケル・カーン
製作会社 パラマウント映画
アンブリン・エンターテインメント
ドリームワークス
マーク・ゴードン・プロダクションズ
配給 DW/パラマウント
UIP
公開 1998年7月24日
1998年9月4日
1998年9月11日
1998年9月12日
1998年9月17日
1998年9月18日
1998年9月25日
1998年9月26日
1998年9月30日
1998年10月8日
1998年10月9日
1998年10月15日
1998年10月16日
1998年10月21日
1998年10月22日
1998年10月23日
1998年10月30日
1998年11月6日
1998年11月11日
1998年11月12日
1998年11月13日
1998年11月19日
1998年12月9日
上映時間 170分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
ドイツ語
フランス語
チェコ語
製作費 $70,000,000[1]
興行収入 $482,349,603[1]
$217,049,603[1]
配給収入 24億円[2]
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アカデミー賞では11部門にノミネートされ、興行面でも全世界で大きな成功を収めた。特に冒頭約20分間のオマハ・ビーチ上陸は称賛された。

主演はトム・ハンクス。救出対象のライアン役をマット・デイモンが演じている。製作・配給はドリームワークスパラマウント


注釈

  1. ^ 「プライベート」(Private)とは、アメリカ陸軍の階級名称で、日本語表記では「二等兵」および「一等兵」と訳される。袖に階級章があれば一等兵で、無ければ二等兵と訳すが文献により異なる。英語表記では二等兵・一等兵ともにプライベートである。また、ジェームス・ライアンの袖の階級章は、縫い付けたものではなく黒いインクで染めているので、パラシュート降下前後に昇進したものと考えられる[3]。よって発見時の階級は、"PV2"と略称される「プライベート」である。DVDのパッケージの解説、およびallcinema・キネマ旬報では「ジェームズ・ライアン2等兵」としている。
  2. ^ a b c ミラー役のトム・ハンクスとブリッグス役のロルフ・サクソンは共に当時42歳であったが、レンジャー隊員の年齢上限が35歳でだった為、互いに34歳と33歳まで引き下げられた。これは、最初の上陸用舟艇によるシーンの中における俳優の中で最高齢である。
  3. ^ 将官、上長官、士官の区分がある場合。
  4. ^ ライベン曰く、幹部候補生学校(OCS officer candidate school)で死んだG.I.の体で出来上がった。
  5. ^ 最高額は300ドルだったが、ミラーは500ドルになったら明かすつもりだった。
  6. ^ 最後の戦闘ではドイツ兵と格闘になり、銃剣を抜き放つが、皮肉にもその銃剣を奪われて刺し殺されてしまった。しかもそのドイツ兵は武装親衛隊所属であることが制服から分かる
  7. ^ 実際の役者の中では、ウェイド役のジョヴァンニ・リビシが最年少である。
  8. ^ 本人曰く、彼が話すフランス語には少々訛りがあるという。
  9. ^ a b アメリカ軍で使われるスラング、FUBAR(Fouled Up Beyond All Recognition)の略。
  10. ^ 後に前線の端にて、メリッシュに教えてもらった。
  11. ^ 袖の階級章が黒インクで書かれている。よって作戦直前、もしくはパラシュート降下後に昇級したと推察できる[3]
  12. ^ 第506落下傘歩兵連隊 - ヘルメットマーキングがスペードであることからも確認できる。「第101空挺師団のヘルメットマーキング」[5]
  13. ^ モデルはドン・プラット准将
  14. ^ point of view shot、主観映像
  15. ^ 劇中ではこの「模造マルダーIII」を「パンサー戦車2両」と呼んでいる。日本語吹き替えでは劇中のセリフ通り「パンサー戦車」と訳されているが、字幕では劇用戦車の外観通りに「自走砲」と訳されている
  16. ^ ケーニッヒスティーガー - 小説では「重量六十八・六トンという巨大なケーニッヒスティーガー重戦車が、轟音と金属のきしむ音とともに、ぬっと現われた。」とある[9]ティーガーIの重量は57トンなので、明らかにケーニッヒスティーガー(ティーガーII)である。
  17. ^ パンター戦車 - 小説では「その二輌のうしろを、重量四十五トンのより小さなパンター戦車がガタガタと走っていた。」と車輌重量がV号戦車パンターと一致する[10]

出典

  1. ^ a b c Saving Private Ryan”. Box Office Mojo. 2022年8月2日閲覧。
  2. ^ 日本映画産業統計 過去配給収入上位作品 (配収10億円以上番組) 1998年(1月~12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2010年4月9日閲覧。
  3. ^ a b 田中 2008, pp. 422–423.
  4. ^ a b 田中 2008, pp. 424–426.
  5. ^ 小貝 2005, p. 174.
  6. ^ 田中 2008, pp. 401–403.
  7. ^ P-51D Mustang IV”. Saving Private Ryan Online Encyclopedia (2013年). 2021年8月8日閲覧。
  8. ^ Timmons, Greg (2018年6月6日). "Saving Private Ryan: The Real-Life D-Day Back Story". HISTORY (英語). 2023年11月10日閲覧
  9. ^ コリンズ 1998, p. 298.
  10. ^ コリンズ 1998, p. 299.


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