ブログ 分類

ブログ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/03 06:10 UTC 版)

分類

モブログ (moblog)
主に携帯電話などのモバイル通信端末を使用しメールを送信して更新する
フォトログ (photolog, fotolog)
写真画像を主体として更新される
ブイログ(ないしヴログもしくはビデオログとも)(Vlog)
ビデオコンテンツの配信を主体とする
エログ (elog, erog)
アダルトコンテンツを扱う
ノベログ (novelog)、ブログ小説
自作の小説を話数ごとに分けて更新するもの
ファッションブログ (fashion blog)
ファッションジャンルに特化したブログ
ブログメディア
おもに法人が、ビジネス目的に複数人で組織として運営するもの。「双方向性」という特性を利用しつつ、専門性に特化した内容を発信する。ブログのように時系列を逆順に記事が並ぶサイトを指し、雑誌メディアをも置換しうる新メディアともなっている。

日本における普及

日本ではブログよりも先にWeb日記個人ニュースサイトといったウェブサイト、さらにそれらに付随するコミュニティも存在したことから、当初は日本での普及には懐疑的な見方もあった。

しかしながら、実際にはサービスツールの日本語化などによって2002年平成14年)頃から急速に普及し、2005年平成17年)3月末の時点においては日本国内での閲覧者数(少なくとも月に1度はブログを閲覧している)が約1,651万人いると総務省から発表された[2]。また、2004年平成17年)9月から翌年9月にかけての利用者数の増加が特に顕著であり、この間に約2倍に増加したことによって2,000万人を超えたという調査報道もなされた[3]

日本におけるブログは、各ブログの投稿数が多いことを特徴としており、その結果として、2006年平成18年)の第4四半期には全世界のブログ投稿の約37%を日本語によるものが占めていたほどで、当時、英語中国語を上回る第1位となっていた[4]。また、日本独自のブログ形態として、携帯電話からの写真付投稿等に対応したブログ「モブログ」(「Mobile Blog」の略)がある。

ブログ活用の先駆者として知られるのが真鍋かをり中川翔子で、真鍋は内容まとめて投稿するテキストサイト的なスタイル、中川は後のSNSのように日常の出来事を逐次更新するミクロ的なスタイルを特徴とする[5]

市民権を得たブログは、個人による運営のほか、企業、人気芸能人や政治家、その他著名人などによっても作成されるようになった。この流れは、のちの「ミニブログ」と称されるツイッター等にも引き継がれている。

年表

問題点

アフィリエイト広告とFlog

ブログにアフィリエイト広告などを貼り収入を得るブロガーも増え、また企業が宣伝目的に利用するケースも増えており、企業が商品をブロガーに提供し宣伝を書いてもらう広告なども存在している。

アメリカでは、企業が個人になりすまして商品の宣伝広告を記事にする一種の偽ブログを製作していた事(ステルスマーケティング)が判明し、2006年12月、やらせサイトやブログに関して規制する法案が連邦取引委員会に提出されるまでの騒ぎとなった。現状州法での規制がなされている。

日本では、NHKがニュース番組でこのことに触れ、企業が商品を提供し宣伝を書くことがあると伝えたところ、2ちゃんねるでは「企業がサクラを雇っている」と取られてしまい、NHKが取材したブログが炎上する結果となってしまった。

ウィキペディア英語版によると、英語圏では「やらせブログ」のことをFlog (Fake blog, Flipped blog) と表現するという。

選挙活動

2004年アメリカ大統領選挙ではハワード・ディーンを始めとする民主党陣営が積極的にブログを活用した。

日本では2005年に行われた第44回衆議院議員総選挙において、有効活用の動き(ネット選挙)があったものの、ブログを含めたウェブページは「(新たな)文書図画の頒布による選挙運動」と見なされ、公職選挙法によって候補者のウェブサイトは選挙告示以降の更新が停止されるという問題があり、あまり活用はされなかった。この点については当時議論が行われており、また現行法の枠内でも投票を呼びかけなければ(つまり選挙に関係ない一般的な話題であれば)更新してもよいのではという意見もあり、2013年のネット選挙解禁まで法律上不安定な状況が続いた。


  1. ^ ブログとは IT用語辞典
  2. ^ ブログ・SNSの現状分析及び将来予測] (PDF)”. 2007年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月19日閲覧。 総務省
  3. ^ ブログ訪問者は1年で2倍の2000万超に 2chは990万人 ITmediaの調査報道
  4. ^ 米テクノラティが2007年4月5日に発表した調査結果
  5. ^ #08 サイバースペースからの挑戦状、その後 ──あの「1995」から四半世紀を経て・ 後編|GUEST|松永英明 | DOZiNE
  6. ^ 楽天ブログ ASCII.jpデジタル用語辞典、コトバンク
  7. ^ a b 日本のインターネット企業 変革の旗手たち ブログを核にしたサービス連携とユーザーへの誠実さで躍進 ITmediaエンタープライズ、2008年1月29日、2022年8月26日閲覧。
  8. ^ a b BLOCKBLOGが不採算やスパムなどを理由にサービスを終了 BB Watch、インプレス、2008年6月16日、2022年8月15日閲覧。
  9. ^ AOLジャパンもBlogサービス「AOLダイアリー」開始 CNET Japan、2004年03月16日、2022年8月15日閲覧。
  10. ^ a b c 「OCNブログ人」終了 オープンから10年半 ITmediaニュース、2014年05月21日、2022年8月15日閲覧。
  11. ^ 読者管理・課金機能付き拡張ブログサービス「Vector maglog」開始のお知らせ、ベクター IR・会社情報
  12. ^ 拡張ブログ「Vector maglog」サービス開始に関するお知らせ、ベクター IR・会社情報
  13. ^ a b AOLダイアリーサービス終了のお知らせ イー・アクセス、2008年12月2日、2009年2月3日更新(アーカイブ)
  14. ^ Doblogのサービス終了のお知らせ 2009年4月24日(2009年4月26日時点のアーカイブ
  15. ^ バックアップ期間延長に伴う終了日変更のお知らせ”. CURURU (2009年11月2日). 2009年11月2日閲覧。
  16. ^ 【重要】サービス終了のお知らせ”. au one ブログ (2010年11月1日). 2010年12月6日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2011年4月2日閲覧。
  17. ^ Vector maglogサービス終了に伴う機能停止一覧 - おしらせmaglog、Internet Archive
  18. ^ Instagramの日本語版公式アカウントが登場しました。 AppBank、2014年2月19日
  19. ^ 「LINE公式ブログ」スタート LINEの各サービスと連携”. ITmedia NEWS (2014年11月4日). 2018年10月29日閲覧。
  20. ^ 【LINE】著名人向けブログサービス「LINE BLOG」、 アーティストなど4カテゴリーにて 2015年1月中旬よりブログ開設者を広く募集開始、本日より制作ガイドラインを公開”. LINE株式会社 (2014年12月11日). 2018年10月29日閲覧。
  21. ^ 【LINE BLOG】著名人向けブログサービス「LINE BLOG」、本日より一般ユーザーもブログを開設可能に LINE Corporation ニュース”. LINE株式会社 (2016年11月14日). 2017年2月24日閲覧。
  22. ^ 「LINE BLOG」一般開放 LINEユーザーなら誰でも開設可能に”. ITmedia NEWS (2016年11月14日). 2018年10月29日閲覧。
  23. ^ “はてなダイアリー、2019年春に終了 「苦渋の決断」で「はてなブログ」へ統合”. ITmedia NEWS. (2018年8月30日11時36分). http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1808/30/news077.html 2018年8月30日閲覧。 
  24. ^ Yahoo!ブログ サービス終了のお知らせ”. Yahoo!ブログ. 2019年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月11日閲覧。
  25. ^ Yahoo!ブログ終了のお知らせ”. 2019年12月16日閲覧。
  26. ^ “「ヤプログ!」2020年1月31日でサービス終了を発表 8月1日から「新規ブログ開設の停止」など始まる”. ねとらぼ (アイティメディア). (2019年8月3日). https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1908/03/news034.html 2019年8月6日閲覧。 
  27. ^ ヤプログ! byGMO サービス終了のお知らせ”. 2020年2月17日閲覧。
  28. ^ ブログサービス「SSブログ」事業の譲渡のお知らせ ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社、シーサー株式会社、2020年4月29日、2022年8月15日閲覧。
  29. ^ エムティーアイの100%子会社メディアーノがGMOペパボから人気ブログサービス『JUGEM』を事業譲受 株式会社エムティーアイ プレスリリース、PR TIMES、2021年4月6日、2022年8月15日閲覧。
  30. ^ 2021/04/01 「ロリポブログ」新規お申込み停止のお知らせ GMOペパボ、2021年4月1日、2022年8月15日閲覧。
  31. ^ ウェブリブログサービス終了(2023/1)のお知らせ”. ウェブリブログ事務局 (2022年1月18日). 2022年2月23日閲覧。
  32. ^ “25周年の節目の年に……老舗の無料レンタル掲示板「teacup.」、サービスの終了を発表【やじうまWatch】”. INTERNET Watch (インプレス). (2022年3月8日). https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1393450.html 2022年3月11日閲覧。 
  33. ^ 無料のレンタル掲示板サービス「teacup.」がとうとうサービスを終了 誕生から25周年 窓の杜、2022年8月1日、2022年8月15日閲覧。
  34. ^ 「長い間ありがとう」 レンタル掲示板の草分け「teacup」終了 25周年に ITmediaニュース、2022年08月02日、2022年8月15日閲覧。
  35. ^ muragon
  36. ^ ナガブロ
  37. ^ エリアブログ ベータ版
  38. ^ ダイエット☆マメグラフ
  39. ^ Anonys
  40. ^ 2005年以来、30億件以上のブログ記事を集め、500万人以上のユーザーに利用された『CROOZ blog』2022年5月をもってサービス終了へ クルーズ プレスリリース、2022年6月2日、2022年8月15日閲覧。
  41. ^ 台湾の古参SNS「無名小站」が年末にサービス終了へ - ライブドアニュース(中央社フォーカス台湾)2013年9月1日






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