フレッシュプリキュア! プリキュアの設定

フレッシュプリキュア!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/24 21:10 UTC 版)

プリキュアの設定

本作品におけるプリキュアは「スウィーツ王国に伝わる伝説の戦士」という位置付けであり、「世界に危機が迫ったとき、プリキュアの森で祈りを捧げればプリキュアが蘇る」とされている。ティラミス(長老)の呼びかけによってピックルンが解き放たれ、それぞれ選ばれた人間に力を与えた。初期メンバーは3人で、物語中盤からは新たなプリキュアが加入し4人体制となるが、追加メンバーが「敵側の少女が改心して覚醒する」「正式なプリキュアとして当初より扱われる」など、前作までとは一線を画したものとなっている。

変身時の掛け声は4人とも「チェインジ・プリキュア ビートアップ!」であり、それぞれ単独で変身可能となっている。名乗りの掛け声も共通してセリフの前半(例:ピーチだと「ピンクの…しるし!」)は手でハートを作り、その後手を叩いて残りのセリフ(「もぎたて…キュアピーチ!」)を言ってポーズをとる。最後に全員で「レッツ! プリキュア!」と揃ってポーズをとる。パッションを除く3人の必殺技発動の掛け声は「悪いの悪いの飛んでいけ!」。初変身時の決めポーズや決めセリフは前作までと同様、無意識に行っている演出がなされている。

変身終了後の立ち位置は、向かって左から第2話と第10話[注 18]がベリーとピーチ、初期メンバーが揃った第3話からベリー・ピーチ・パインとなり[注 19]、パッションは第25話からベリーとピーチの間に立つ。

変身の際は一度髪を縛っていたものやパーマなどが解けて自然体になり、変身後はそれぞれ髪型や髪の長さが大きく変わる他、本作品では髪の色も大きく変わるようになり、変身後のコスチュームにネックバンドも装着されるようになった。本作品の戦闘コスチュームは他のシリーズと違い胸元に大きなリボンが無く、代わりに左胸の部分にピルン・ブルン・キルン・アカルンの色に分けられたクローバーの形をしたエンブレムがあしらわれている。このエンブレムは、キュアエンジェルに変身すると、プリキュアを応援する人々の心を表す白い葉が加わり四つ葉から五つ葉に変わる。また、各々イメージカラーと同色のハート型のイヤリングをつけている。

各々が使用する必殺技はラビリンスを生み出す怪物などを浄化する力を持っている。従来のシリーズ通り常人を遥かに超える身体能力をもって敵と戦う。一方で従来のシリーズとは異なり戦闘で生じた周囲への被害は修復されない。

タルトによると「そういう決まり」でプリキュアの正体がラブたちであることは周囲に明かしてはならないと決められているが、プリキュアの存在についてはマスコミを通じて、「街の幸せを守る正義のヒロイン」として雑誌でも特集を組まれるほど四つ葉町の住人に広く知られている。テレビ局内で事件が起きた際には入口の警備員も彼女達の力を信じ、無条件で入館を許可したこともあった[24]。作中では数名に正体が露見しているがそれによって何かしらペナルティが起こるということはなく、ラビリンスに乗り込む直前の第45話で町の皆にその正体を明かしている。

キュアピーチ

桃園ラブが変身する1人目のプリキュア。ピルンの「」の力で覚醒した愛の戦士[25]。イメージカラーは桃色で、登場の名乗りは「ピンクのハートは愛あるしるし! もぎたてフレッシュ キュアピーチ!」。モチーフは

第1話でトリニティのイベントでミユキと共にナケワメーケに襲われピンチに陥っていたが、出現したリンクルンで変身しナケワメーケを撃破し事なきを得る。第2話でタルトからプリキュアになった経緯や任務などの説明を受ける。

髪はピンク色のヘアゴムで縛った茶色のウェーブしたツインテールから、ピンク色のハートの飾りがついた紐で結った薄いレモン色の長いツインテールになる。ピンクを基調としたコスチュームはスカート下のフリルのペチコートを幾重にも重ねている。リボンのついたリストバンドを両手首につけていて、腰には前側に小さなリボンを2つ、後ろ側に大きなリボンを1つ付けている。膝まであるロングブーツを履いている。

戦闘では率先して前に出ることが多く突破口となることもある。データ上ではパンチ力に長けている。第8話で最初にキュアスティックが覚醒する。

必殺技
プリキュア・ラブサンシャイン
手をハートの形にして、桃色の光線を放つ技。
プリキュア・ラブサンシャイン・フレッシュ
第8話で習得。「届け! 愛のメロディ!」という掛け声とともに取り出したキュアスティック・ピーチロッドから放たれる強力な必殺技。ピーチロッドの先端が描き出す桃色のハート型のエネルギー光弾を撃ち飛ばして、敵にぶつけると包み込んで浄化する。

キュアベリー

蒼乃美希が変身する2人目のプリキュア。ブルンの「希望」の力で覚醒した希望の戦士[26]。イメージカラーはで、登場の名乗りは「ブルーのハートは希望のしるし! つみたてフレッシュ キュアベリー!」。モチーフはブルーベリー

第2話で和希とともに遊びに出かけた時にナケワメーケに襲われピンチに陥っていたが、出現したリンクルンで変身し和希を助ける。その後、ナケワメーケとの戦いに向かう。そこでラブも合流してピーチに変身しベリーに加勢する。ラブ同様、第3話でタルトからプリキュアになった経緯や任務などの説明を受ける。

髪は青紫色のロングヘアーからロールした薄紫色のサイドテールに変化し、カチューシャは左側に青色のハートの飾りがついたものに変わる。青を基調としたヘソ出し仕様のコスチューム[注 20]で、4人の中で右腰の長いリボンと黒いニーソックスを着用している。リストバンドの形状はピーチとほぼ同じ。ピーチと似たロングブーツを履いている。

データ上ではキック力に長けており、戦闘では蹴り技をよく使っている。キュアスティックの覚醒が最も遅く、それに悩んだり焦っていた時もあったが第17話で覚醒する。また、ベリーソードを囮に使って敵を惑わすなど知的な戦いを行ったこともある。

必殺技
プリキュア・エスポワールシャワー
手をスペードの形にして、青い光線を放つ技。
プリキュア・エスポワールシャワー・フレッシュ
第17話で習得。「響け! 希望のリズム!」という掛け声とともに取り出したキュアスティック・ベリーソードから放たれる強力な必殺技。ベリーソードの先端が描き出す青いスペード型のエネルギー光弾を撃ち飛ばして、敵にぶつけると包み込んで浄化する。

キュアパイン

山吹祈里が変身する3人目のプリキュア。キルンの「祈り」の力で覚醒した祈りの戦士[28]。イメージカラーは黄色で、登場の掛け声は「イエローハートは祈りのしるし! とれたてフレッシュ キュアパイン!」。モチーフはパイナップル

第3話でタケシおよびラッキーと一緒に川原で遊んでいたところイースが現れ、ラッキーがナケワメーケにされてしまう。その際タケシとラッキーを助けるべく出現したリンクルンで変身する。その後、プリキュアに変身していたピーチとベリーがラブと美希だと知り驚くがすぐさま加勢する。2人同様、第4話でタルトからプリキュアになった経緯や任務などの説明を受ける。ちなみに、初期メンバーの3人は誰かのピンチに出くわして覚醒するきっかけを得ている。

髪はセミショートの茶髪から明るい山吹色のウェーブがかかったセミショートになり、右側の黄色のリボンは同色のハートの飾りがついた橙色のリボンに変わる。髪の長さは他の3人と比較して変身前とあまり変化しない。黄色と橙色を基調としたコスチュームはピーチとほぼ同じデザインだが、それよりも全体的にボリュームがあり丸みを帯びたものになっている。リストバンドはピーチやベリーとは違いふんわりとした丸い形状をしていて、イヤリングやブーツの形状も他の3人とは若干違う形状をしている。また、他の3人に見られる腰のリボンが付いていない。

単体での戦闘は比較的敵に圧倒されがちで、攻撃シーンも他のプリキュアなどとの合体・連携攻撃が多い。また、動物に取り付いたナケワメーケなどを浄化したり、人質を救出したりするシーンなどがよく見受けられる。

データ上では持久力に長けている。第13話でピーチに次いで2番目にキュアスティックが覚醒する。

第10話ではタルトが祈里と入れ替わっていたためタルトが変身して戦い、タルトになった祈里もそこに居合わせている。

必殺技
プリキュア・ヒーリングプレアー
手をダイヤの形にして、黄色い光線を放つ技。
プリキュア・ヒーリングプレアー・フレッシュ
第13話で習得。「癒せ! 祈りのハーモニー!」という掛け声とともに取り出したキュアスティック・パインフルートから放たれる強力な必殺技。パインフルートの先端が描き出す黄色いダイヤ型のエネルギー光弾を撃ち飛ばして、敵にぶつけると包み込んで浄化する。

キュアパッション

東せつな(元イース)が変身する4人目のプリキュア。アカルンの「幸せ」の力で覚醒した幸せの戦士[29]。イメージカラーはで、登場の掛け声は「真っ赤なハートは幸せの証! 熟れたてフレッシュ キュアパッション!」。モチーフはパッションフルーツ

プリキュアシリーズ初の「キュア」を冠した追加メンバーであり、また元敵幹部の少女が覚醒したプリキュアでもある。

第22話でピーチとの一騎討ちに臨み、その後彼女と和解し友情を築こうとしたがラビリンスの策略により絶命してしまう。しかし死を迎えたことで邪心が振り払われ、ラブたちを欺く姿であったせつなを本来の姿としてアカルンの力によって転生を果たす。その後3人から仲間加入を誘われるがラビリンスからの離反や自分が犯した罪に苛まれ、プリキュアとして戦うことや仲間になることを躊躇っていた。だがラブたちの友情のあたたかさを感じ、そして「自分の罪を償いたい!」という思いが芽生え3人と一緒に戦うことを決める。

髪色は暗い青紫色から淡いピンク色と著しく変化し、髪型もセミロングからボリュームのあるロングヘアーになる。側頭部に白い羽飾りがついた赤いハートの飾りと赤いダイヤの飾りがついたカチューシャをつけている。赤と黒を基調としたコスチュームで長いアームカバーやタイツの着用など初期メンバー3人と大幅に異なる。そのため肌の露出が3人と比べると極端に少なく、露にしているのは上腕二頭筋(二の腕)だけである。また靴も3人と異なりハイヒールのショートブーツを履いている。メンバーで唯一アシンメトリーのコスチュームであり、またコスチュームのモチーフ甲冑である[30]

データ上では瞬発力に長けている。映画ではアカルンの能力をフル活用して連続テレポートを行い、敵を錯乱させ勝利に導いている。

必殺技の掛け声が3人と異なり、BGMも専用の物が用意されている(主に単独で使用する時のみ)。

前略の経緯などから異色のプリキュアとして紹介されることもある[31]

必殺技
プリキュア・ハピネス・ハリケーン
歌え! 幸せのラプソディ! パッションハープ!」という掛け声でパッションハープを呼び出し、エンブレムから取り出したハート型のダイヤモンドを装着。このダイヤモンドは赤く点滅する。弦を弾いた後「吹き荒れよ! 幸せの嵐!」という掛け声で構え、技名の呼称とともにハープを高く掲げて高速回転し、無数の赤い光のハート型エネルギー体と白い羽根が舞う激しい旋風で敵を包み込み浄化する。また旋風には異次元の世界との間の壁を破壊する力も備わっている[注 21]。第47話では赤いハート型のエネルギー光弾を生成して攻撃している。

合体技

プリキュア・キック
空中から繰り出す強力な飛び蹴り。人数によって「ダブル・プリキュア・キック」「トリプル・プリキュア・キック」「プリキュア・クアドラプル・キック」と技の呼称が変わる。「プリキュア・コンビネーション・キック」は、4人で少し時間差をつけつつ飛び蹴りを食らわせる技。2人で放つ「ダブル・プリキュア・パンチ」、4人で放つ「プリキュア・クアドラプル・パンチ」もある。
プリキュア・トリプル・フレッシュ
第7話・第8話で使用された初期メンバー3人の合体必殺技。プリキュア・ラブサンシャイン、プリキュア・エスポワールシャワー、プリキュア・ヒーリングプレアーを一斉に放つ技。劇中でこの技の名前は呼称されず、名称は『プリキュアオールスターズDX』からのものである。なお、同映画では専用の必殺技シーンが存在する。
ラッキークローバー・グランドフィナーレ
第37話から使用される4人の合体必殺技。ピーチの「クローバーボックスよ、私達に力を貸して!」という呼びかけに応じ、クローバーボックスから放出された光がリンクルンに力をもたらす。そして、ピーチの「プリキュア・フォーメーション・レディーゴー!」という掛け声とともに4人で走り始める。まずパッションが「ハピネスリーフ」をセットし、順番にパインが「プレアーリーフ」、ベリーが「エスポワールリーフ」、そしてピーチが「ラブリーリーフ」をパスしながら生み出していき、プリキュアのシンボルでもある「四つ葉のクローバーマーク」を完成させる。そしてマークの中心部で巨大な水晶に敵を閉じ込め浄化する。強力な必殺技で、ソレワターセをも倒す威力を持つが、第48話ではノーザ・クラインに、映画ではトイマジンに破られている。なお、リーフをパスされた際は「プラスワン!」という掛け声が間に入る。また、投げる直前には、自分の前にいるプリキュアの名前を呼んでパスする。

キュアエンジェル

4人がラビリンスの人達の思いを受けてパワーアップした姿。タルト曰く「伝説にもない奇跡のプリキュア」。全員背中に大きな翼が生え飛行・浮遊が可能になる他、それぞれコスチュームも変化する。また、ピックルン達も全員純白に変わる。

登場の掛け声は「ホワイトハートはみんなの心! 羽ばたけフレッシュ キュアエンジェル!」。胸にある四つ葉のクローバーのエンブレムに白い葉が追加され、五つ葉になっている。ハート型のバリアを生み出すことが可能。

この形態は映画でも登場しているが「変身するのがピーチのみ」であることなども含め、テレビシリーズとは若干設定が異なっている。この「映画に登場した形態がテレビシリーズにも登場する」という展開は、その後の『スイートプリキュア♪』や『スマイルプリキュア!』にも受け継がれている。

エンジェルピーチ(キュアエンジェルピーチ)
最もコスチュームの変化が大きく、他のプリキュアに比べ通常時との共通部が少ない。色の基調もマゼンタカラーから薄桃色になり、全体的に清楚で落ち着いた印象になる。背中の翼は最大まで広げた場合4人の中で最も大きくなる。
エンジェルベリー(キュアエンジェルベリー)
スカートにフリルが追加され、袖が大きくなった。背中の翼はシャープな形状となっている。
エンジェルパイン(キュアエンジェルパイン)
スカートにフリルが追加され、リストバンドと頭のリボンが一回り大きくなったのが特徴。 翼は多少丸みを帯びている。
エンジェルパッション(キュアエンジェルパッション)
腰のリボンとスカート部分が長くなり、アームバンドが若干短くなったほか、脚のタイツがガータータイツに変化、それに伴い大腿部が露出するようになった。背中の翼はエンジェルピーチの翼とよく似ているが一回り程度小さい。
必殺技
プリキュア・ハピネス・ハリケーン
従来のパッションと同様のもの。作中ではパッションがメビウスを説得するために使用。
共通必殺技
プリキュア・ラビング・トゥルー・ハート
想いよ届け!」という掛け声で、空に巨大なハート型オーラを作り出し、手から白い光を放つ。この技でノーザ・クラインを撃破する。
プリキュア・ラビング・トゥルー・ハート・フレッシュ
上記の技の強化版で、タルト・アズキーナ・ウエスター・サウラーらの思いも込められたもの。シフォンをインフィニティの覚醒から正気に戻し救出した。

関連アイテム

各プリキュアが変身や攻撃など、様々な能力を発揮するためのアイテム。いずれのアイテムもラビリンス幹部をはじめとする邪心を持つ者が触れようとすると、光を発すると同時に拒絶されて触れることが出来ない[32]

ピックルン
スウィーツ王国のプリキュアの森に封印されていた、プリキュアの力の源である鍵型の妖精。第1話でティラミスの祈りで封印が解かれ出現する。ハート型のヘッド部が顔でブレード部が胴体にあたる。それぞれが一人一人のプリキュアに対応しており、選ばれた人間の側に近づき彼女たちの強い心に反応してプリキュアになる力を与える。「キー!」という鳴き声を発するが基本的には人語を話せない。ただし精神世界においては人語を話すシーンも存在する[33]。ピックルンの覚醒はシフォンの成長にも影響を及ぼす。各々、瞳や口が微妙に異なる。ピックルンは後述するキュアスティックの出現に必要不可欠である。
なお、声は各パートナーのプリキュアの声優が担当している[34]
ピルン
ラブのリンクルンに宿る桃色のピックルン。頭頂部のオーナメントがコック帽のような形状。シフォン用の食事である「キュアビタン」などを呼び出す能力を持つ。
ブルン
美希のリンクルンに宿る青色のピックルン。頭頂部のオーナメントが王冠のような形状。シフォンの洋服を出したり、プリキュアを着せ替えさせる力を持っている。
キルン
祈里のリンクルンに宿る黄色のピックルン。頭頂部のオーナメントがハート型で両サイドが猫耳のような形状。動物やシフォンの言葉を祈里に伝えることが出来る。
アカルン
せつなのリンクルンに宿る赤色のピックルン。頭頂部のオーナメントがリボン形状で背中に小さな羽を持つ。ピルンなどとは違い、シフォン用のアイテムを出したりすることはできないが、その代わりに瞬間移動の能力を持ち鏡世界やスウィーツ王国、ラビリンスを含めた並行世界(パラレルワールド)へのワープも可能。
イースが持っていたラビリンスの邪心が邪魔をして、本来ならプリキュアになるべきはずの彼女に近づくことができず最も長い期間放浪することになった。第14話ではラブたちと三幹部がアカルンの存在を知り、6人の間で争奪戦の展開になる。
リンクルン
ラブたちが持っていた携帯電話(せつなを除く)に、ピックルンが宿ったことで誕生した変身アイテム。普段は電子メールの送受信やプリキュア以外の仲間達との電話といった普通の携帯電話として使っている他、シフォンのお世話にも使う。四つ葉のクローバー型のキーホルダーやピックルンを差し込んで開き、ローラーを回すことで機能を使用する。また、変身後は自動的に腰に巻かれたリンクルンキャリーに収納される。なお、このリンクルンケースをチェーン切れなどで落としてしまうと、変身が強制解除される[35]。ただしリンクルンが落ちてもケースがコスチュームから外れない限り変身が解けることはない[注 22]。リンクルンケースを落とした後は、シフォンのみが自身の力でプリキュアに変身させることが出来る。
キュアスティック
プリキュアが強力な必殺技を使用するためのアイテム。ピックルンの力でリンクルンから呼び出される。キュアスティックのボタンを右側から順番に押すことで必殺技を発動する。先端に装着する水晶の色と形が異なるだけで3本とも外見は同じ。後述のパッションハープを含め浄化の際は反時計周りに武器を回す。各々のキュアスティックの出現には前述のピックルンが必要不可欠である。
ピーチロッド
第8話より登場する、キュアピーチが強力な必殺技を使用するためのアイテム。前端部に桃色のハート型水晶を装着する。取り出した後、顔の左側で構え左手の人差し指と中指を滑らせるようにボタンを押す。
ベリーソード
第17話より登場する、キュアベリーが強力な必殺技を使用するためのアイテム。前端部に青色のスペード型水晶を装着する。取り出した後、左腰で構え左手の人差し指と中指を滑らせるようにボタンを押す。
パインフルート
第13話より登場する、キュアパインが強力な必殺技を使用するためのアイテム。前端部に黄色の竪琴型水晶を装着する。上述の2つとは違いフルートを吹くように顔の前で構え、両手を使って一つずつボタンを押す。
パッションハープ
第24話より登場する、キュアパッションが強力な必殺技を使用するためのアイテム。ハープ型の武器でキュアスティックとは形状が大きく異なるが、使用方法や性質はほぼ同様。エンブレムからハート型の水晶を取り出し前端部に装着することで起動。竪琴の弦を指で弾いて奏でることで力を発揮する。最初からアカルンが覚醒している。右手で弦をはじくため、右手にキュアスティックを握る3人とは違い、パッションハープは左手に握っている。
玩具ではハート型水晶の部分をキュアスティックに装着させると、キュアパッションの音声が流れるギミックがある。
クローバーボックス
第32話より登場する、プリキュアに危機を知らせるオルゴール型のアイテム。商品化では「幸せのクローバーボックス」という名義で発売された。
ある夜、スウィーツ王国にあるシルコアマの森に落下した流星の中から赤ん坊のシフォン(インフィニティ)と共に発見され、以来長老によって管理されていたが、タルトたちが一時スウィーツ王国に帰郷した時に託される。
出現した怪物や仲間のピンチを投影する。またシフォンを守る力もあり、インフィニティとなったシフォンを正気に戻したり別の世界に行ってしまったインフィニティを呼び戻したり、ラビリンスが開発したインフィニティ探知レーダーを無効化することができる。ただし、4人の気持ちが合わないと蓋が開かなくなる[36]。倒れそうになると自動的にバリアが発動し、正しい状態に戻る[37]。後期の合体必殺技「ラッキークローバー・グランドフィナーレ」を発動させるキーでもあるが、手元に無くても技自体は発動出来る。

注釈

  1. ^ アルファベット表記は「Love Momozono」となる。名付け親は祖父・源吉である。
  2. ^ 第22話で「ナキサケーベのカード」を持って倒れていたせつなを目にする。
  3. ^ のちの『映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』や玩具『プリキュアケータイ プリートフォン』(『プリキュアケータイ プリートフォン ドキドキプラス』)でも、タコ嫌いは相変わらずだった。なお『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』の大決戦場面では、セリフが無いとはいえ、タコ型に合体した悪夢獣の脚を歴代プリキュア(『ハピネスチャージプリキュア!』メンバーは除く)と共に、怖がらずに掴んでいた。
  4. ^ 第4話の「妖精さん」を「妖怪さん」、第9話の「読モ」を「毒グモ」など。
  5. ^ 第24話からクレジット
  6. ^ 最初は置いてきぼりのタルト、次に美希のダンスシューズ、その次にラブの浮き輪(本来はビーチボールだったが持ってきていた)、戦闘を経て最後は祈里がつくった自身(せつな)用の練習着。
  7. ^ のちの『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』以降のクロスオーバー作品ではラブたちと過ごす様子が描かれているが、『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』ではラブの口から「普段はラビリンスにいて中々会えない」との旨が語られた。
  8. ^ 第4話でタルトがラブたちにキュアビタンなどの出し方を書いたメモを置いて外出するが、3人にはまったく読めず帰宅後に怒られる。しかし、第30話では「ごちそーさーん」と平仮名で書いたメモを残しており日本語も書けることが判明する。だが、それがラブとせつなが楽しみにしていた大きなアイスクリームの空容器に入っていたため2人から別の意味で怒りを買ってしまう。
  9. ^ 第29話ではプリキュアの正体を知らないカオルちゃんの前で「ラブはんたち」と呼んでいた。
  10. ^ なお、『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』ではラブたちのところに戻ってきている(ただし、クロスオーバー映画ではサブキャラクターかつモブキャラクター扱いのため、タルトやラブたちとともに行動はしていない)。
  11. ^ テレビシリーズ第26話でせつなは「ラビリンスには歌もダンスも無かった」と発言している
  12. ^ ノーザの「那由他」のみは大きい数。
  13. ^ なお、のちの『映画 プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!』以降のクロスオーバー作品ではラブたちの所に戻って来ており、イース(せつな)はラブたちや他作品のプリキュアたちとともにプリキュアとして、ウエスター(隼人)とサウラー(瞬)は他作品の改心した敵キャラクターたちとともにサブキャラクターかつモブキャラクターとして登場している。
  14. ^ 敵の幹部からプリキュアへと改心した例は後作品の『スイートプリキュア♪』のセイレーン→黒川エレン / キュアビート、『Go!プリンセスプリキュア』のトワイライト→紅城トワ / キュアスカーレット、『HUGっと!プリキュア』のルールー→ルールー・アムール / キュアアムールの3名がいる。ただしエレンとトワは洗脳により幹部にされており、またルールーはアンドロイドとして生を受けたのが「人の心・感情」を手にして離反。死亡により転生した例はせつなが唯一である。
  15. ^ カオルちゃんとも兄弟であるとタルトが紹介した際、タルトはサウラーも誘って4人で「ドーナツブラザーズ」になろうと提案した。アズキーナとウエスターは乗ったが、サウラーからは断固拒否されている。
  16. ^ 第28話で源吉(義父)が言う。
  17. ^ 劇中では最後まで明かされなかったが、『映画 フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』のパンフレットで記載されている。
  18. ^ 第10話は祈里とタルトが入れ替わってしまい出遅れたため。その後、タルトのパインは単独で登場。
  19. ^ 第9話は美希が不在だったため、ピーチ・パインとなる。その後、ベリーは単独で登場。
  20. ^ これは「スレンダーでおしゃれ」というイメージを基にデザインされた衣装である[27]
  21. ^ 第42話で、占い館が隠されていた異次元の世界でこれを使い、ほかの3人が戦っている世界との間の壁を破壊した。
  22. ^ 第13話でナケワメーケの攻撃を受けたパインのケースからリンクルンが落下したが、ケースがコスチュームから外れなかったため、彼女の変身が解かれることはなかった。
  23. ^ 映像ではカオルちゃんは登場していないが、当のカオルちゃんはラスト近く、ラブ達が出場したダンスコンテストの観客の一人として登場している。
  24. ^ ここでもカオルちゃんは登場していないが、当のカオルちゃんはラブたちの回想シーンに登場している。
  25. ^ 担当声優や各回の脚本担当においては、過去のプリキュアシリーズに関わっていた人物も多く起用されている。
  26. ^ OP映像に転生後のせつなや、ノーザなど新キャラクターの追加が行われ、逆にミユキのダンスシーンやカオルちゃんがドーナツの穴を覗くシーンがカットされた。
  27. ^ 本作品と同様に夏期にOPが変更された『スイートプリキュア♪』では映画版OPは製作されなかった。
  28. ^ 制作局と同時刻ネットではあるが、2週先行。
  29. ^ a b 10:30 - 11:00に放送。
  30. ^ クロスネット局であるテレビ宮崎福井放送は除く。このうち、宮崎県では宮崎放送をメインネットとしている。
  31. ^ 公開前発売の「スイートプリキュア♪&プリキュアオールスターズ まるごとブック」(講談社)に記載された設定名(劇中未呼称)。
  32. ^ テディベア(本物のトイマジン)は同作品には登場しない。
  33. ^ クロスオーバー映画で初めてウエスターとサウラーの姿で登場している。

出典

  1. ^ a b “『セーラームーン』上回る6作目 テレ朝アニメ『プリキュア』 ブランド+新キャラが強み”. 東京新聞. (2009年2月13日). オリジナルの2009年2月15日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2009-0215-1214-21/www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2009021302000056.html 
  2. ^ a b c 『CG WORLD No.131』2009年7月号 ワークスコーポレーション、P.31, 2009年5月発行。
  3. ^ “「プリキュア」第6作”. 読売新聞. (2009年1月23日). http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20090123et0a.htm 2009年2月15日閲覧。 
  4. ^ 多田香奈子「制作日記」『東京新聞』2009年3月25日朝刊、第11版、第15面。
  5. ^ a b c 東映版公式サイト・キャラクター
  6. ^ a b c 第50話。
  7. ^ 第31話、第39話。
  8. ^ 第2話、第9話など。
  9. ^ 第33話。
  10. ^ 第25話。
  11. ^ 第42話。
  12. ^ 第27話、第33話。
  13. ^ 第4話、第30話。
  14. ^ 第13話、第30話など。
  15. ^ 第39話。
  16. ^ 第12話。
  17. ^ 第24話。
  18. ^ 第9話。
  19. ^ 第2話。
  20. ^ 第3話。
  21. ^ 第29話。
  22. ^ 東映アニメーション公式サイト・各話あらすじ第44話
  23. ^ アニメ第41話。
  24. ^ 第11話。
  25. ^ プリキュアぴあ 26P。
  26. ^ プリキュアぴあ 28P。
  27. ^ プリキュアコスチュームクロニクル p56。
  28. ^ プリキュアぴあ 30P。
  29. ^ プリキュアぴあ 32P。
  30. ^ プリキュアコスチュームクロニクル p60。
  31. ^ 朝日新聞2018年5月28日p24
  32. ^ 第15話、第42話。
  33. ^ 第23話、第48話。
  34. ^ 『フレッシュプリキュア!』MEMORYBOOK(『フレッシュプリキュア!』Blu-rayBOXVol.2同梱)より。
  35. ^ 映画でのみ描写。
  36. ^ 第37話。
  37. ^ 第38話。
  38. ^ 第9話、第45話。
  39. ^ 第10話、第30話。
  40. ^ 第12話。
  41. ^ 加藤レイズナ (2009年8月1日). “Webマガジン幻冬舎、鷲尾天インタビュー”. WEBマガジン幻冬舎. 2009年9月27日閲覧。
  42. ^ 『フレッシュプリキュア! オリジナル・サウンドトラック1 プリキュア・サウンド・サンシャイン!!』ブックレット、高梨康治インタビューより。
  43. ^ 東映アニメーション 「各話あらすじ」(日本語). 2009年9月20日 閲覧。
  44. ^ 『HUGっと!プリキュア』第36話と第37話に全プリキュアが登場!? プリキュアTVシリーズ15作目にして初の試み”. アニメイトタイムズ (2018年10月1日). 2018年10月1日閲覧。
  45. ^ プリキュアつながるぱずるん|バンダイナムコエンターテイメント公式サイト






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