フラッグフットボール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 09:10 UTC 版)
ディフェンス
ディフェンスの目的は点を取られない事で、もしディフェンスが0点に抑えたとしたら試合に負けることはない。ディフェンスの最大の利点はオフェンスと違いスナップ前であっても動き回ることができることとされている。[14]
ディフェンスのポジション
- コーナーバック - ラン守備の要。一番前のゾーンを担当する。大抵は2人で守る。略称CB。
- ラインバッカー - ディフェンスの司令塔。中央のゾーンを担当する。大抵は1人で守る。ブリッツをかけることが多い。略称LB。
- セイフティ - パス守備の要。一番後ろのゾーンを担当する。大抵は2人で守る。略称S。
- ブリッツ (ラッシャー)- スクリメージラインから7ヤードのところから走り込み主にQBにつく人。通称V(R)。
ディフェンスの方法
- マンツーマンディフェンス - 基本的な守備体型。レシーバー1人に対して守備も1人つき、QBにはブリッツが入ってカバーする。
- ゾーンディフェンス - 相手より身体能力が劣っているときに上記より有効である。CBやLB、S、ときにはVがいることもある。フォーメーションによってCBやSの人数が変わる。LBは基本1人。ゾーンディフェンスのフォーメーションにはいくつかある。 CB2人LB1人が前を守りS2人が後ろを守るもので、ゾーンの基本形となる。 また、前記のS1人がVに代わって後ろをS1人で守るフォーメーションもある。 守備には多様性があり、様々なフォーメーションを作ることができる。
主な大会
国際試合
- IFAFフラッグフットボール世界選手権
北米
日本
- 日本フラッグフットボール選手権 ―男子、女子、中学生、中学生女子の4カテゴリーで実施
- NFLフラッグフットボール日本選手権 ―NFLフラッグのルールに基づいて行われる日本選手権大会
脚注
注釈
- ^ 但し、アメリカンフットボールの世界観に基づいたルールで行う大会などでは、「スナップ(攻撃開始)時に7ヤード以上離れていた守備選手」のみがパスラッシュ(ブリッツ)出来ると規定しているケースもある。
出典
- ^ “28年ロス五輪で野球・ソフトボールの復活が正式決定 フラッグブットボール、クリケット、ラクロス、スカッシュも”. 報知. 2023年10月16日閲覧。
- ^ フラッグフットボールとは? | 日本フラッグフットボール協会 2017年7月14日閲覧
- ^ フラッグフット普及加速 タックルの代わりに旗奪うアメフット 朝日新聞2002年8月27日夕刊3ページ
- ^ フラッグフットボール作戦審査全国V読売新聞2015年3月13日朝刊27ページ
- ^ 新球技、苦手な子も楽しく小学校の体育で「フラッグフット」毎日新聞2016年5月9日朝刊18ページ
- ^ 小学校学習指導要領 (PDF) 平成29年3月告示、令和2年度より施行のもの p.134 2017年9月15日閲覧
- ^ “Phuket 2014 - Flag Football”. Olympic Council of Asia (2014年). 2022年8月19日閲覧。
- ^ 作戦タイム(ハドル)の時間は各大会規則で定める
- ^ ただしこの点については必ずしもルールで定まっているわけではなくアメリカンフットボールのようなプレーごとの計時を、試合の終盤のみ行ったり試合開始から終了まで行う場合もある。
- ^ 但し、アメリカンフットボールの世界観に基づいたルールで行う大会などでは、攻撃回数を3回としたり、ハーフラインを設定し「ハーフラインを越える」と攻撃権を更新できるとしたりしているケースもある。
- ^ 但し、アメリカンフットボールの世界観に基づいたルールで行う大会などでは、1人の選手だけ横、後ろに移動しながらプレーを始める事ができるモーションを認めている大会もある。
- ^ 3回の攻撃の場合は15ヤード及び6.6ヤード
- ^ 公式規則(小学生編)では攻撃側が相手プレーヤーと接触をせずに、相手選手の動きを遮り味方選手の走るスペースを創出するブロックを認めている。
- ^ 但し、ブリッツを認めている大会では、ブリッツをかけるディフェンスの選手はスナップ前に一秒間静止しなければならない。
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