フォーミュラ3 リージョナルF3

フォーミュラ3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 02:54 UTC 版)

リージョナルF3

FIAでは2020年より、全世界的にF3をワンメイク化した新カテゴリーに再編する方針を示していたが[13]、各国のローカルシリーズの主催者から独自シリーズの存続を求める声が多く上がったため、最終的に2017年10月にFIA F3とFIA F4の中間カテゴリーとして「リージョナルF3」を設けることにした[1]。正式なカテゴリ名はフォーミュラ・リージョナル・サーティファイド・バイ・FIA (FORMULA REGIONAL certified by FIA) [14]

リージョナルF3は基本的にF4の仕組みを踏襲し、各シリーズごとにワンメイクのシャシー・エンジンによって争われるが、プライスキャップが定められており、シャシーは77,000ユーロ以下、エンジンは23,000ユーロ以下で販売しなくてはならない(日本ではセットで1,200万円以下)[15]F3アジアシリーズでは、他より一足早く2018年よりリージョナルF3規格に準拠したタトゥース・T-318を採用している。同シリーズには日本のエントラントではスーパーライセンスが参戦した。

2019年3月には童夢がリージョナルF3として童夢・F111/3の開発に着手した事を発表[16]、同年9月には完成したマシンを公開するとともに、2020年より「フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ」の名称で同シャシーを用いたシリーズ戦を発足させる方針を明らかにした[15]

リージョナルF3規定で開催されているレース一覧

シリーズ名 地域 開催年 シャシー エンジン タイヤ 備考
F3 Asian Championship アジア 2018– タトゥース アルファロメオ Giti
F3 Americas Championship 北アメリカ 2018– リジェ ホンダ ピレリ
Formula Regional European Championship ヨーロッパ 2019- タトゥース アルファロメオ ピレリ
Formula Renault Eurocup ヨーロッパ 2019– タトゥース ルノー ハンコック
Wシリーズ ヨーロッパ 2019- タトゥース アルファロメオ ハンコック 女性専用シリーズ
Toyota Racing Series ニュージーランド 2020- タトゥース トヨタ ハンコック
Formula Regional Japanese Championship 日本 2020(予定) 童夢 アルファロメオ ダンロップ



  1. ^ a b F3 Americas Championship set to be the first FIA-sanctioned intermediate F3 regional competition - FIA・2017年10月19日
  2. ^ ヨーロピアンF3は2019年から『フォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズ』の新名称に - オートスポーツ・2018年12月4日
  3. ^ フォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズ、シリーズ開催が中止に。十分な数の参戦ドライバーが集まらず……|motorsport.com日本版” (日本語). jp.motorsport.com. 2019年3月23日閲覧。
  4. ^ a b 2020年からスタートするスーパーフォーミュラ・ライツ選手権は6大会16戦を予定。コスト削減も推進 - オートスポーツ・2019年9月28日
  5. ^ ダラーラ、F3用F312〜317シリーズの後継車『ダラーラ320』を発表。現行車両からのアップデートも可能 - オートスポーツ・2019年6月9日
  6. ^ 2019年からマカオGPのF3はFIA-F3車両で開催へ。GTやギアレースも継続して開催 - オートスポーツ・2019年5月23日
  7. ^ a b 全日本F3選手権 第1&2戦 鈴鹿 - ADVAN
  8. ^ FIAプレスリリース 11月3日 World Motor Sport Council
  9. ^ 動き始めたF3新エンジン。鈴鹿&富士でテスト開始 - オートスポーツ・2012年12月26日
  10. ^ FIA TECHNICAL LISTS No.11 FORMULA 3 HOMOLOGATED COMPONENTS
  11. ^ ルノー、2014年からのF3エンジン供給を正式発表 - オートスポーツ・2013年11月13日
  12. ^ FIA、アブダビで2019年スタートのFIA F3用シャシーを公開。ハロ、DRSを搭載 - オートスポーツ・2018年11月26日
  13. ^ F3 could become one-make formula from 2020 - motorsport.com 2017年6月2日
  14. ^ “FIA FORMULA REGIONAL規格レース車両『童夢F111/3』が完成 2020年からの選手権開催を目指す” (プレスリリース), 童夢, (2019年9月11日), http://www.dome.co.jp/pdf/press_release_jpn_190911.pdf 2019年11月4日閲覧。 
  15. ^ a b 2020年スタートのフォーミュラ・リージョナルに向け記者発表会開催。来季は6大会開催を目指す - オートスポーツ・2019年9月27日
  16. ^ 童夢、リージョナルF3向け新型シャシー『DOME F111/3』の開発に着手 - autosport web・News・2019年3月19日
  17. ^ 次期F3-Nクラス車両についてのご案内,日本フォーミュラスリー協会,2017年7月7日
  18. ^ 全日本F3選手権『マスタークラス』新設のお知らせ,日本フォーミュラスリー協会,2019年4月18日





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