フェリーしらしま
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 21:49 UTC 版)
船内
船室
クラス | タイプ | 部屋数 | 定員 | 備考 |
---|---|---|---|---|
特別室 | 洋室 | 3名×3室 | 9名 | |
和室 | 3名×1室 | 3名 | ||
特等室 | 洋室 | 4名×6室 | 24名 | |
和室 | 4名×2室 | 8名 | ||
ラウンジ | 10名×1室 | 10名 | ||
1等室 | 大部屋 | 50名×2室 | 100名 | |
特別2等室 | 大部屋 | 1区画 | 240名 | |
2等室 | 大部屋 | 4区画 | 389名 | ドライバー室含む |
設備
パブリックスペース
- 案内所
- エントランス
- 多目的ホール(定員50名)
物販設備
- 売店
- 自動販売機
娯楽設備
- ゲームコーナー
事故・インシデント
2003年2月24日、9時20分ごろ、七類港から知夫里島の来居港へ向かって航行中、左舷減速機から異音と振動が発生、減速機歯車の折損が確認されたため、右舷主機のみで航行を継続し、島前の3港に寄港後、島後を抜港して七類港へ寄港した。折損原因は残留不純物を起点とした疲労亀裂で、同様の折損がクロムモリブデン鋼を使用した歯車で多発したため、材質のニッケルクロムモリブデン鋼への変更、高周波焼入れの方法の変更などが行われた[1]。
2010年5月26日、17時5分ごろ、西ノ島の別府港4号岸壁に着岸する際、突風に圧流されて左舷船首部が岸壁に衝突した。衝突により本船は左舷船首部に凹損を生じ、岸壁は車止めに破損した[2]。
脚注
- ^ a b c 広島地方海難審判庁 (2004-03-25) (PDF). 平成16年広審第119号 旅客船フェリーしらしま機関損傷事件 (Report). 海難審判・船舶事故調査協会 2016年2月23日閲覧。.
- ^ 運輸安全委員会(海事専門部会) (2010-09-29) (PDF). 船舶事故等調査報告書 2010広第90号 フェリーしらしま衝突(岸壁) (Report). 運輸安全委員会 2016年2月23日閲覧。.
固有名詞の分類
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