フェノール フェノールの概要

フェノール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/22 03:55 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search
フェノール
識別情報
CAS登録番号 108-95-2
ChemSpider 971
KEGG D06536
RTECS番号 SJ3325000
特性
化学式 C6H5OH
モル質量 94.11 g/mol
外観 白色の結晶
密度 1.07 g/cm3
融点

40.5 °C, 314 K, 105 °F

沸点

181.7 °C, 455 K, 359 °F

への溶解度 8.3 g/100 ml (20 °C)
酸解離定数 pKa 9.95
双極子モーメント 1.7 D
危険性
EU分類 有毒(T)
Muta. Cat. 3
腐食性(C)
NFPA 704
NFPA 704.svg
2
3
0
COR
引火点 79 °C
関連する物質
関連物質 ベンゼンチオール
ベンジルアルコール
フェネチルアルコール
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。
フェノール

広義には、芳香環水素原子をヒドロキシ基で置換した化合物全般を指す。これらについてはフェノール類を参照のこと。

性質

毒性および腐食性があり、皮膚に触れると薬傷をひきおこす。絵具に似た臭気を有する。毒物及び劇物取締法により劇物に指定されている。

に可溶(8.4g/100mL, 20℃)で、アルコールエーテルには任意の割合で溶ける[1]

芳香環の共鳴効果によって共役塩基フェノキシドイオン(またはフェノラートイオン);C6H5O-が安定化されるため、同じくヒドロキシ基を持つアルコール類よりも5桁以上高い酸解離定数 (pKa = 9.95) を示す[2]。ゆえに弱い酸性を示し、カチオン種と共にを形成する。フェノール塩はカチオン種名と「フェノキシド」を合わせて命名する(例:ナトリウムフェノキシド)。

Phenol-phenolate equilibrium.svg

検出

フェノールに塩化鉄(III)水溶液を滴下するとフェノール錯体が生成し紫色を呈する。

この反応はフェノール性ヒドロキシル基をもつ化合物の簡易的な検出法として広く用いられている。




「フェノール」の続きの解説一覧





フェノールと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

カテゴリ一覧

全て

ビジネス

業界用語

コンピュータ

電車

自動車・バイク

工学

建築・不動産

学問

文化

生活

ヘルスケア

趣味

スポーツ

生物

食品

人名

方言

辞書・百科事典

すべての辞書の索引

「フェノール」の関連用語

フェノールのお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



フェノールのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフェノール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2018 Weblio RSS