フェイルオーバー フェイルオーバーの概要

フェイルオーバー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 09:27 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

システム設計において、高い可用性信頼性が要求される場合、フェイルオーバー機能を組み込むのが一般的である。場合によっては、自動的なフェイルオーバーが好ましくないこともあり、その場合は必ず人間が介在してフェイルオーバーを行う。この場合、人間は単に承認を与えるだけで、フェイルオーバー処理自体は自動的に行われる。

ハードウェアとしてのファイアウォールのフェイルオーバーは、特に「ステートフルフェイルオーバー」と言う。ステートフルフェイルオーバーは、障害発生時に主系のファイアウォールが保持しているコネクションの状態を、副系のファイアウォールに引き継ぐ機能である。冗長化を構成する2台のファイアウォール同士は、フェールオーバーケーブルで結ばれている。このフェールオーバーケーブルには、専用ケーブル、またはLANケーブルを使用する。

フェイルバック(英語: failback)または切り戻し[1]とは、逆に、フェイルオーバーによって切り換えられたサーバ/システム/ネットワークを障害発生前の元の状態に戻す処理を意味する。

脚注

[脚注の使い方]

関連項目

外部リンク


  1. ^ フェイルバックとは - IT用語辞典” (日本語). IT用語辞典 e-Words. 2022年1月23日閲覧。


「フェイルオーバー」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「フェイルオーバー」の関連用語

フェイルオーバーのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



フェイルオーバーのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのフェイルオーバー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS