フィフティ・シェイズ・ダーカー (映画) 製作

フィフティ・シェイズ・ダーカー (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/05 05:21 UTC 版)

製作

2012年3月、ユニバーサル・ピクチャーズとフォーカス・フィーチャーズはE・L・ジェイムズの『フィフティ・シェイズ』3部作の映画化権を獲得した[6]。その第1作目となる『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』は2015年2月13日に全米公開された。2014年3月、デイナ・ブルネッティは「第1作目は製作過程にあるが、続編が製作されるかはまだ確定していない」と述べた[7]。第1作目の公開日が迫るにつれて、原作のファンから2作目の映画化を希望する声が高まっていった。2015年2月6日、第1作目のプレミア上映において、サム・テイラー=ジョンソンは残り2作の脚色がすでに終わっていると明言した[8]

2015年2月13日、サム・テイラー=ジョンソンが2作目の製作に関与しないともとれる発言をした[9]。3月25日、テイラー=ジョンソンの降板が正式に発表された[10]。4月2日、マイケル・デ・ルカの続投が報じられた[11][12]。同月、ナイオール・レナード(ジェイムズの夫)が『フィフティ・シェイズ・ダーカー』の脚色を行うとの報道があった[13]。また、ユニバーサル・ピクチャーズの会長であるドナ・ラングリーは「2作目は1作目よりもスリラー要素が多くなる」と述べた[14]。7月、リタ・オラの続投が決まった[15]。8月20日、2作目の監督候補として、ジェームズ・フォーリー、レベッカ・トーマス、マーク・ペリントン、ターニャ・ウェクスラーの名前が挙がっていることが判明した[16]。11月12日、ジェームズ・フォーリーが2作目と3作目の監督に起用されたと報じられ、ダコタ・ジョンソンとジェイミー・ドーナンの続投も決まった[17]

キャスティング

2016年1月28日、ルーク・グリムス、エロイーズ・マンフォード、マックス・マーティーニの続投とキム・ベイジンガーの出演が決まった[18]。2月5日、ベラ・ヒースコートがレイラ・ウィリアムズ役に起用されたとの報道があった[19]。同月には、エリック・ジョンソンの出演も決まった[20]。18日、ロビン・リーとフェイ・マスターソンが本作に出演すると報じられた[21]。なお、タイラー・ホークリンヒュー・ダンシーも本作に出演する予定だったが、劇場公開版に2人が出演しているシーンはなかった[22][23]

撮影

当初の予定では、本作の主要撮影は2015年6月からバンクーバーで行われることになっていた[24]。しかし、脚本の完成が遅れたため、撮影のスケジュールは延期されることとなった[13]。後に、本作の主要撮影は2016年2月に開始されると報じられた[25][26]。2015年11月、本作と『フィフティ・シェイズ・フリード』がいっぺんに撮影されるとの発表があった[27]。2016年2月9日から7月12日にかけて、パリとバンクーバーで本作と3作目の主要撮影が行われた。その際、ワーキング・タイトルとして「Further Adventures of Max and Banks 2 & 3」が使用された[28][29][30]。なお、本作分の主要撮影が終了したのは4月11日のことであった[31]

サウンドトラック

本作のサウンドトラックは劇中で使用された人気歌手の歌唱が収録された版とダニー・エルフマンが作曲したBGMが収録された版の2種類が製作された。ただし、前者のバージョンにもエルフマンの楽曲が2曲収録されてはいる。前者のバージョンのサウンドトラックがアメリカ合衆国で発売されたのは2017年2月10日のことであった。

本作の主題歌「I Don't Wanna Live Forever」は2016年12月9日にシングルカットされた[32]。2017年1月13日には、ホールジーの「Not Afraid Anymore」もシングルカットされた。


  1. ^ フィフティ・シェイズ・ダーカー”. 2017年6月20日閲覧。
  2. ^ a b ‘Lego Batman’ Will Tie Down Christian Grey In U.S., But ‘Fifty Shades’ Will Smack DC Hero Around The World: Box Office Preview”. 2017年6月20日閲覧。
  3. ^ Fifty Shades Darker”. 2017年6月20日閲覧。
  4. ^ キネマ旬報』2018年3月下旬 映画業界決算特別号 p.52
  5. ^ フィフティ・シェイズ・ダーカー [4K ULTRA HD + Blu-rayセット]”. 2017年8月18日閲覧。
  6. ^ Universal Pictures And Focus Features Win 'Fifty Shades Of Grey'”. 2017年6月20日閲覧。
  7. ^ ‘Fifty Shades Darker’ Movie Rumors: '50 Shades Of Grey’ Producer Talks Possible Sequel”. 2017年6月20日閲覧。
  8. ^ 'Fifty Shades Of Grey' Sequels Confirmed; Fans React To 'Fifty Shades Darker' And 'Fifty Shades Freed' Movie Announcement”. 2017年6月20日閲覧。
  9. ^ Sam Taylor-Johnson on 50 Shades of Grey sequel: 'It's not my decision'”. 2017年6月20日閲覧。
  10. ^ ‘Fifty Shades Of Grey’ Director Sam Taylor-Johnson Formally Splits From Franchise”. 2017年6月20日閲覧。
  11. ^ The Rumors Were True: Mike De Luca Leaves Sony To Produce ‘Fifty Shades’ Sequels”. 2017年6月20日閲覧。
  12. ^ Sam Taylor-Johnson Will Not Direct ‘Fifty Shades Darker’”. 2017年6月20日閲覧。
  13. ^ a b Niall Leonard, Husband Of ‘Fifty Shades’ Author, Writing Sequel”. 2017年6月20日閲覧。
  14. ^ Universal's Donna Langley: 'Fifty Shades' Sequel Will Be "More of a Thriller"”. 2017年6月20日閲覧。
  15. ^ ‘Fifty Shades Darker’ Movie Cast Updates: Charlize Theron And Henry Cavill Confirmed For Sequel?”. 2017年6月20日閲覧。
  16. ^ James Foley Frontrunner To Direct ‘Fifty Shades Of Grey’ Sequel For Universal”. 2017年6月20日閲覧。
  17. ^ ‘Fifty Shades of Grey’ Sequels to Shoot Back to Back, James Foley to Direct Both (Exclusive)”. 2017年6月20日閲覧。
  18. ^ Kim Basinger to Play Christian Grey’s Former Lover in ‘Fifty Shades Darker’ (EXCLUSIVE)”. 2017年6月20日閲覧。
  19. ^ ‘Fifty Shades Darker’ Adds Bella Heathcote as Christian Grey’s Ex”. 2017年6月20日閲覧。
  20. ^ ‘Fifty Shades Darker’ Adds ‘The Knick’s’ Eric Johnson as Christian Grey’s Rival (EXCLUSIVE)”. 2017年6月20日閲覧。
  21. ^ ‘Fifty Shades Darker’ Adds Robinne Lee and Fay Masterson”. 2017年6月20日閲覧。
  22. ^ ‘Teen Wolf’ Star Tyler Hoechlin Joins ‘Fifty Shades Darker’ (Exclusive)”. 2017年6月20日閲覧。
  23. ^ 'Fifty Shades Darker' Adds Hugh Dancy (Exclusive)”. 2017年6月20日閲覧。
  24. ^ ‘Fifty Shades of Grey 2’ begins filming in Vancouver in June”. 2017年6月20日閲覧。
  25. ^ Fifty Shades Darker: Dakota Johnson confirms filming dates?”. 2017年9月12日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年6月20日閲覧。
  26. ^ ‘Fifty Shades Darker’ will begin filming in Vancouver in February”. 2017年6月20日閲覧。
  27. ^ ‘Fifty Shades of Grey’ Sequels to Shoot Back-to-Back”. 2017年6月20日閲覧。
  28. ^ 'Fifty Shades Darker' to Shoot in Paris as Filming Rebounds After Attacks”. 2017年6月20日閲覧。
  29. ^ ‘Fifty Shades Darker’ Movie 2016 Production Schedule, Location And Possible Smaller Budget Revealed”. 2017年6月20日閲覧。
  30. ^ 'Fifty Shades Darker' Starts Filming After Delay Getting '50 Shades Of Grey' Sequel To Screens?”. 2016年8月17日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年6月20日閲覧。
  31. ^ On the Set for 4/15/16: Idris Elba Starts Shooting ‘The Dark Tower’, James Cameron Rolls Cameras on ‘Avatar 2’, ‘Fifty Shades Darker’ Finishes Production”. 2016年4月20日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年6月20日閲覧。
  32. ^ 'Fifty Shades Darker' theme song: Taylor Swift and Zayn release song”. 2017年6月20日閲覧。
  33. ^ 'Fifty Shades Darker' Dethrones 'The Force Awakens' as Most Viewed Trailer in First 24 Hours”. 2017年6月20日閲覧。
  34. ^ 'Beauty and the Beast' Dethrones 'Fifty Shades Darker' as Most Viewed Trailer in 24 Hours”. 2017年6月20日閲覧。
  35. ^ Fifty Shades Darker Avoids NC-17 Rating: Sequel Rated R for Graphic Nudity and Sexual Content”. 2017年6月20日閲覧。
  36. ^ FIFTY SHADES DARKER”. 2017年6月20日閲覧。
  37. ^ FIFTY SHADES DARKER”. 2017年6月20日閲覧。
  38. ^ Fifty Shades Darker”. 2017年2月2日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年6月20日閲覧。
  39. ^ FIFTY SHADES DARKER”. 2017年2月2日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年6月20日閲覧。
  40. ^ Fifty Shades Darker”. 2017年6月20日閲覧。
  41. ^ Cinquante nuances plus sombres”. 2017年6月20日閲覧。
  42. ^ Uncut 'Fifty Shades Darker' gets R-18 PH rating”. 2017年6月20日閲覧。
  43. ^ ‘Fifty Shades Darker’ Poised To Submit To ‘Lego Batman’: Pre-Valentine’s Day Weekend B.O. Forecast”. 2017年6月20日閲覧。
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  45. ^ February 10-12, 2017”. 2017年6月20日閲覧。
  46. ^ a b 'LEGO Batman' Tops 'Fifty Shades Darker' & 'John Wick 2' With $55.6 Million”. 2017年6月20日閲覧。
  47. ^ Here’s What Critics Have to Say About Fifty Shades Darker”. 2017年6月20日閲覧。
  48. ^ Fifty Shades Darker (2017)”. 2017年6月20日閲覧。
  49. ^ Fifty Shades Darker (2017)”. 2017年6月20日閲覧。
  50. ^ ‘Fifty Shades Darker’ a little better but still dull, dumb”. 2017年6月20日閲覧。
  51. ^ An Outsider Attempts To Understand ‘Fifty Shades Darker’”. 2017年6月20日閲覧。
  52. ^ Review: ‘Fifty Shades Darker,’ and Only Half as Watchable”. 2017年6月20日閲覧。
  53. ^ “Fifty Shades Darker”: Not Even the Sex Has Personality”. 2017年6月20日閲覧。
  54. ^ Universal Dates ‘Fifty Shades’ Sequels, ‘Furious 8’; ‘Pacific Rim 2’, ‘Mummy’ Moved Back — CinemaCon Update”. 2017年6月20日閲覧。




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