ピーナッツ (漫画) ピーナッツ (漫画)の概要

ピーナッツ (漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/23 16:20 UTC 版)

作者、チャールズ・モンロー・シュルツ
スヌーピー
旧三菱銀行神戸支店にて

概要

総作品数は17897作[1]。掲載された雑誌は2000を越え、世界75か国・21言語で3億5500万人以上の読者を持ち[2][3]、コミック総発行部数は4億部を越えた[4]他、数多くの賞を獲得した人気作品である。基本的には月曜日から土曜日の新聞に4コマ漫画、日曜版に若干コマが多いものが載せられていたが、前者については1980年代後半からコマ割が1 - 5コマまでの不定になった。

タイトルは「ピーナッツでも食べながら、気軽に読める漫画」にしたいという作者の願いが込められていたという説があるが、シュルツ自身はこれを否定。実際はユナイテッドがシュルツに相談せず、勝手に決めたことを明らかにしている[5]。英語のpeanutsピーナッツとは「つまらないもの、取るに足らないもの」といった意味があり、シュルツはこれを踏まえて「だから、私はこのタイトルに決まった時は不満だった」と語っている。彼自身はタイトルを『Good Ol' Charlie Brown[注 2]もしくは『Charlie Brown』とするか、でなければ、この作品の前身・原型である『Li'l Folks(小さな人々)』をそのまま使いたかったという[5]

1969年には、チャーリー・ブラウンとスヌーピーの名前がアポロ10号の指令船と月着陸船の名前に採用された。1983年にはテーマパークとしては初めて、南カリフォルニアナッツベリーファームがライセンス契約を結び、ピーナッツのキャラクターをメインに据えたアトラクションを設けた。

日本におけるピーナッツ

日本では、アメリカン・コミックスの刊行を行っていた鶴書房(後にツル・コミックス)が、1967年谷川俊太郎による日本語翻訳で単行本を刊行したのが始まりである。鶴書房倒産後は角川書店などが版権を引き継ぎ、谷川以外にもさくらももこ鷺沢萠関根麻里らにより翻訳された版がある。また、ジャーナリスト廣淵升彦は本作に関する論考を発表している。

谷川の翻訳した作品は、連載終了時点で全てでは無かった[注 3]ものの、河出書房新社から2019年以降発売された『ピーナッツ全集』において未訳だった作品の翻訳に挑戦[注 4]2020年に、約50年かけた全作品の翻訳を完了した[7]

1981年、開隆堂出版の英語教科書「New Prince」で本作と作者シュルツの来歴が語学テキストに使用された。

また、日曜版が1968年に『女性セブン』、1972年から1984年に『週刊朝日』に連載され、平日版、日曜日版両方が『月刊SNOOPY[注 5]』に連載されていた。近年では、『産経新聞』で平日版が『スヌーピーとゆかいな仲間たち』のタイトルで1999年から2013年まで連載されていた。また、朝日ウィークリーには、「Classic PEANUTS」のタイトルで原語版(対訳付き)が掲載されている。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは開園当初からスヌーピーがアトラクション・キャラクターに採用されており、後にスヌーピー・スタジオも新設されている。

また、東京都町田市にはチャールズ M. シュルツ美術館英語版の世界で唯一のサテライト美術館としてスヌーピーミュージアムがある。

キャラクター商品

著作権代理社はユナイテッド・メディア(当時はユナイテッド・フィーチャー・シンジケーツ)を経て現在はピーナッツ・ワールドワイドLLC。多数のキャラクター商品が発売されている。

日本では1968年に、サンリオがライセンス認可を受けた関連商品の製造・販売を開始したのが『ピーナッツ』のキャラクター商品の始まりである[9]。それ以前はアメリカ旅行の土産や、キディランドの輸入商品として日本に入ってきていた[9]1970年にはファミリアがスヌーピーのぬいぐるみを販売開始[9]

『ピーナッツ』のキャラクター商品市場は、日本がアメリカを凌ぎ、世界でも最大とされている[10]。ユナイテッドの岩淵秀俊によると、キャラクター商品と単行本が共に良質な形で日本に入ってきたことが大きいという[11]

2009年10月、ソニー・クリエイティブプロダクツが日本での独占エージェント権を取得[12]。以後、若年層へのアピールのための様々な試みがなされた[13]。2017年にはファンクラブを発足させ、会員数は1万人を超える[13]。2017年のキャラクター・データバンク調べのキャラクター商品小売市場ランキングではハローキティを上回って3位にランクインし、初のトップ3入りを果たした[13]

登場キャラクター

登場するのは子供のみで、大人が登場しても画面の外に位置しており、描かれることはほとんどない。

主要キャラクター

チャーリー・ブラウンCharlie Brown
主人公。スヌーピーの飼い主。連載初回の1950年10月2日から登場。趣味は野球(ポジションはピッチャー)。誕生日は10月30日で、特技はビー玉。登場キャラクターの中で唯一、フルネームで呼ばれる人物。
勉強も運動も苦手であり、野球でもいつも負けている。ただしその原因はフライの落球などのルーシーが原因である事が多いにもかかわらず必ずチャーリー・ブラウンのせいにされる。
スヌーピーSnoopy
チャーリー・ブラウンの飼い犬。モデルとなったのは原作者のシュルツ氏が13歳の時に飼っていたビーグルの雑種であり、二足歩行もできる。犬でありながら人間並みの賢さと器用さを持ち、文字の読み書きもでき、野球をする等趣味も多様。また、アニメ版ではスヌーピーの言葉は人間の言葉では表されていないが、チャーリー・ブラウンたち以外のタクシーの運転手などもスヌーピーの言葉を理解できているのでスヌーピーが人間の言葉で話せる事が分かる。
また、ヘリコプターになる事ができ、耳を上に上げて水平にし、耳を回転させて飛ぶ。また、その時足は座席になり、ウッドストックが乗る事ができる。ちなみにウッドストックはこの時ヘルメットをかぶる。
ウッドストック(Woodstock
スヌーピーの親友の鳥。タイプライターを使って秘書をしたり、スヌーピーが撃墜王になりきっている際には担当整備兵などを務める。しゃべる言葉はペンでひっかいたような点と感嘆符だけだがスヌーピーやその兄弟たちとは意思疎通ができる模様。スヌーピーの結成した「ビーグル・スカウト」の一員でもある(他のメンバーは、オリビエ、コンラッド、ハリエット、ビル、フレッド、レイモンド、ロイ、ウィルソン。外見はどの鳥もウッドストックとほぼ同じだが、レイモンドのみ体が紫)。
初登場は1967年4月4日だが、当初は決まった名前がなく、ルーシーの付けた「ヌケサク鳥」(鶴書房版では「マヌケ鳥」)で呼ばれていた。名前がウッドストックと判明したのは1970年6月22日。なお、名前は1969年に開催された同名のイベントにちなんだものである。
アニメ版では飛ぶのが苦手という設定が追加されており、まっすぐ飛ぶことができない。また、透明なエレベーターを使って木を昇り降りしている。
なお、特にどんな種類の鳥かは決まってない[14]
スヌーピーがヘリコプターになって飛ぶ時はスヌーピーの足を座席にして乗る。また、その時ウッドストックはヘルメットをかぶる。
サリー・ブラウンSally Brown
チャーリー・ブラウンの妹。ライナスに夢中で「私のすてきなバブーちゃん」と呼びかけては避けられている(自身のことは「彼のすてきなバブエット」と呼んでいる)。サリーが生まれた話は1959年5月26日に掲載、同年8月23日より漫画に登場する。学校嫌いで、いつも宿題を兄に手伝ってもらうが、何だかんだで成績はそれなりに良い。(ただみんなの前で行う研究発表は、グダグダになって終わることがほとんどである。)夏に行われるサマーキャンプも大嫌いで、一度ビーンバッグに寝転がって2週間を過ごす「ビーンバッグキャンプ」に参加し、別人のように太って帰ってきたことがある。日頃の悩みを校舎の壁に向かって話すことが多く、その「壁」自身もサリーのことを気にかけている。
ルーシー・ヴァン・ペルトLucy Van Pelt
ライナスとリランの姉。わがままで口うるさく、母親から「ガミガミ屋大賞」をもらっている。口うるさくてシュルツの仕事を評価しなかった、彼の最初の妻ジョイスをモデルとしているという[15]
弟のライナスには特に厳しく接しており、彼が大切にする毛布を取り上げて埋めたり、切り刻んでメガネふきにしたこともある。家から追い出そうとしたことさえあるが、2番目の弟のリランが生まれることを知り、「熊手で水は放り出せない」との言葉を残し、諦めた。リランが生まれてからはやや性格は落ち着きを見せ、リランに物の数え方や縄跳びを教えたり、ライナスに対しても激しく怒鳴る場面は減っている。
仲間に対してもその口うるささは変わらないが、チャーリー・ブラウンが入院した時には心配して号泣したり、スヌーピーの兄のスパイクの痩せた姿を見て家に連れ帰り食事を食べさせたりと、時折秘めた優しさを見せることがある。
チャーリー・ブラウンの野球チームではライト(稀にセンター)を務めるが、守備がざるでフライを何度も落とし、実質彼女が一番の敗因[注 6]だが周囲からはチャーリーのドジのせいだと思われている。また、アメリカンフットボールホルダーを務め、チャーリーが蹴ろうとする瞬間にボールを引っ込めてしまうエピソードは毎年の恒例行事となっている[注 7]。基本料金5セント(最高50セントまで上がったことも)のカウンセラーをしており、チャーリー・ブラウン達の悩みを自らの独断と偏見でさらりと「解決」する。シロップスタンド(チャーリー・ブラウンによると「味はまあまあ」)も同じ料金で行っていた。シュローダーを一途に愛しているが、まったく受け入れられず、おもちゃのピアノを引かれよく地面に頭をぶつけている。ルーシーも仕返しに彼のピアノを破壊したり下水道に捨てたりしている。(ただ彼が敬愛するベートーベンの誕生日にカップケーキを作り、一度だけキスをもらったことがある。)
スヌーピーにキスされることを激しく嫌がっており、唇にキスされると消毒を要求して大騒ぎする。ただスヌーピーを抱きしめ、「しあわせはあったかい子犬!」(後に本のタイトルとして有名なフレーズになった)と言ったり、スヌーピーが小説を書くたびに読者として感想やアドバイスを述べたりと、腐れ縁とも呼ぶべき長年のつながりがある。
1952年3月3日より漫画に登場する。
ライナス・ヴァン・ペルト(Linus Van Pelt
ルーシーの弟でリランの兄。チャーリー・ブラウンの親友。10月生まれ。秀才肌でいつも冷静沈着だが、重い病気にかかってしまった友達をかばい、その子をからかった子に掴みかかるような熱さと優しさも持ち合わせている(『チャーリー・ブラウン なぜなんだい? 〜ともだちがおもい病気になったとき〜』)。安心毛布が手放せず、一時期は克服したことはあったが、チャーリー・ブラウン兄妹のお節介(悪気はなかった)で結局元に戻ってしまう。指しゃぶりも止められない。チャーリー・ブラウンの野球チームではセカンドを務める。ハロウィンには「カボチャ大王英語版」が現れると信じている。一時期、眼鏡をかけていた。1952年9月19日より漫画に登場する。
リラン・ヴァン・ペルト(Rerun Van Pelt
ルーシーとライナスの弟。名前の由来はまた兄弟が生まれることに対してルーシーが「まるで再放送(rerun)みたい!」と言ったことからライナスが命名したもの。ライナスによく似ているが、オーバーオールを着ていることが多いので見分けることができる。スヌーピーを欲しがっており、彼とよく遊んでいる。チャーリー・ブラウンの野球チームに参加したことがあり、レフトを務めていた(その際はルーシーのようにチャーリー・ブラウンを罵倒していた。また、遊撃手も務めたこともある)。1973年3月26日より漫画に登場する。
シュローダー(Schroeder[注 8]
ベートーべンを崇拝する小さな天才音楽家。おもちゃのピアノで大人顔負けの演奏ができるが、本物のピアノは受け付けない。誕生日は1月18日1954年の同日の漫画で彼自身が言っている)。チャーリー・ブラウンの野球チームではキャッチャーを務める。1951年5月30日より漫画に登場する。ルーシーに好かれているが、彼自身はその気は全くない。そればかりかルーシーにピアノを何回か壊されている。しかし、ルーシー姉弟が引っ越した際には、もの悲しそうにしていたことも。シュローダーが演奏する曲はいずれも実在のもので、ある楽譜を熱心なファンが調べたところ、サン=サーンスのピアノ協奏曲だったという。シュローダーと彼を邪魔するルーシーの関係は、作者シュルツが愛好するクラシック音楽を理解しなかった、最初の妻ジョイスとの関係を反映しているという[15]
ツル・コミックス版の翻訳に準拠し1980年代までは日本では「シュレーダー」と呼ばれており、アニメのエンディングのテロップでも「シュレーダー」と表記されていた。
ペパーミント・パティ(Peppermint Patty
本名はパトリシア・ライクハート(Patricia Reichardt)[16][注 9]。母親は亡くなっており、父と二人暮らしである。勉強が苦手で成績はDマイナスが多い(一度Zマイナスにされたこともあり、この時はさすがに「これは評価ではなく私に対する皮肉です」と校長へ抗議を申し入れ、Zにまで上げさせた)が、スポーツは得意で、野球チームも持っていて、チャーリー・ブラウンのチームにはいつも圧勝している。都合の悪いことがあると根拠もなく他人のせいにする悪い癖がある。チャーリー・ブラウンを「チャック」と呼び、思いを寄せている。長い間スヌーピーを「変わった顔した人間の男の子」だと思っていた。1966年8月22日より漫画に登場する。
マーシーからは慕われていて、「先輩」と呼ばれているが、この「先輩」がオリジナルの英語では「sir(サー)」であり、これが男性に対する敬称であるため本人は嫌がっている。
マーシー(Marcie
チャーリー・ブラウンのことをチャールズ(1980年代の英語版では「チャック」と呼んでいた)と呼び、ペパーミント・パティ同様彼に好意を抱いている。ペパーミント・パティとは親友で、彼女を「sir」(サーの意、翻訳では『先生』、もしくは一部書籍と1980年代のアニメで『先輩』。ただし「sir」は男性に対する敬称なので、ペパーミント・パティ本人は嫌がっている)と呼ぶ。ペパーミント・パティとは正反対に、成績優秀だが野球とホッケーの見分けがつかないほどにスポーツは苦手[17]。完璧な成績を取ることを求める両親に疲れている。怒ると非常に怖く、教室の後ろの席からペパーミント・パティの髪の毛をつかみ、机の上からプロレスのバックドロップのように後ろに投げ捨てたことがある。撃墜王になりきったスヌーピーにフランス娘役で付き合うこともある(なお、『星の王子さま』の原書を読んだことがあるのでフランス語はある程度できる、という設定になっている。そのためこのシチュエーションでは彼女のセリフは全てフランス語)。漫画への初登場は1968年6月18日(この時は眼鏡に目が描かれている)だが、名前が判明したのは1971年7月20日1980年5月25日の日曜版コミックでは、眼鏡を頭の上にのせ、素顔を見せている。
フランクリンFranklin
ペパーミント・パティのクラスメート。成績は抜群でチャーリー・ブラウンの良き相談相手。メインキャラクターの中ではただ一人の黒人。ペパーミント・パティの野球チームに所属しており、ポジションはセンター。1968年7月31日より漫画に登場する。
ピッグペン(Pig-Pen
ホコリ(埃)を引きつける不思議な力を持つ、誇り(尊厳の意での)高き少年。チャーリーには自分の事を「ホコリ磁石」と言った。[18]なお、ピッグペンは本名ではない[注 10]。家で体を綺麗にしても、一歩外に出ると汚れてしまい、いつも土ボコリが飛び跳ねている。映画館に行った時に最前列に座ると、ホコリでスクリーンが見えなくなってしまい、上映が中止になったこともある。父親は「ピッグペン1世」と呼ばれていたらしい。1954年7月13日より漫画に登場する。

その他の子供たち

赤毛の女の子(The Little Red Haired Girl)
チャーリー・ブラウンが長年想い続けている子。しかし、彼女はチャーリー・ブラウンの想いに気付いてもいない。ライナスとは面識がある。「It's Your First Kiss, Charlie Brown.」でチャーリー・ブラウンのエスコート相手(その年の学園の女王役)として初登場。原作マンガでは会話の中には何度も登場するものの実際に姿を現したのは一度だけ、それもシルエットのみ(スヌーピーとパーティーでダンスを踊った)であった。
パティ(Patty)
第1回から登場。おかっぱ頭にリボンが特徴。ペパーミント・パティとは別人。
シャーミー(Shermy)
パティと同様、第1回から登場。連載初期によく姿を見せていた。
バイオレット(Violet)
ポニーテールが特徴のおてんば娘。初期は三つ編みだった。初めてチャーリー・ブラウンのフットボールを引っ込めたのは実は彼女。1951年2月7日より漫画に登場する。
シャーロット・ブラウン(Charlotte Braun)
チャーリー・ブラウンが出会った女の子。声が大きい。
ナンバーファイブ(5)
本名は 555 95472。姓の 95472 は郵便番号(地域はカリフォルニア州ソノマ郡及びセバストポール市英語版)。この名前は「最近は数字だらけだ」とヒステリーになった父親につけられた。
3と4
ナンバーファイブ(5)の双子の妹達。お互い瓜二つであり、見分けがつかない。
フリーダ(Frieda)
天然カールの髪の毛が自慢の女の子。ファーロン(Faron)という、抱かれると垂れ下がる猫(スヌーピーとはお互いに仲が悪い。WW2とは別の猫)を飼っている。スヌーピーの自由気ままな生活に憤り、ビーグルの習性を取り戻させるため何度もウサギ狩りに連れ出すが、スヌーピーはウサギたちとすっかり仲良くなってしまった。(後にスヌーピーが入院したときには、ウサギたちが病室に見舞いに来るまでの仲になった。)
ロイ(Roy)
チャーリー・ブラウンとペパーミント・パティの共通の友達で二人が友達になるきっかけを作った男の子。
シャーリー(Shirley)、クララ(Clara)、ソフィー(Sophie)
ペパーミント・パティがサマーキャンプで水泳のコーチをした時の生徒たち。シャーリーとクララは消極的な性格だが、ソフィーはペパーミント・パティも驚くほど行動的な性格である。なお、彼女達の初登場シーンについては、初登場時のマーシー(この時はまだ名前が判明せず)をクララとする見方もある。
ユードラ(Eudora)
サリーのクラスの転校生。サマーキャンプでサリーと知り合い、親友になる。人のはいている靴下を魔法で脱がせることができる不思議な女の子。
リディア(Lydia)
ライナスが恋した女の子。しかし、彼女は2箇月しか誕生日の違わないライナスに対して「私には年取りすぎてない?」と言い、また、レベッカ、アンナ、スーザンなど多くの名前を使い分けライナスを翻弄する。
モリー・ボレー(Molly Volley)
テニスでスヌーピーのパートナーになった男勝りな女の子。
泣き虫ブービー("Crybaby" Boobie)
スヌーピーとテニスで対戦した。いつも上を向いて大きな口を開け無茶苦茶な不平を言っている。一度だけその顔を見せたことがある。
バッドコール・ベニー(Bad Call Benny)
泣き虫ブービーのテニスのパートナー。相手のボールをいつもアウトと言う。
ペギー・ジーン(Peggy Jean)
チャーリーブラウンがサマーキャンプで出会った女の子。1990年7月23日より漫画に登場。あまりに緊張していたチャーリーは彼女に「ブラウニー・チャールズ」と自己紹介してしまう。彼女とフットボールをしているときに、ボールを押さえる彼女をチャーリーが信用していいものか迷っている(毎年のルーシーのいたずらと同じシチュエーションだったため)うちにしびれを切らして立ち去ってしまい、チャーリーは激しく後悔したが、彼女は落ち込むチャーリーのもとにもう一度現れ、彼にキスをプレゼントした。
サマーキャンプ後も手紙でのやりとりは続いたが、チャーリーが彼女と赤毛の女の子の間で揺れ動いているうちに、彼女は遠くの町へ引っ越し、音信不通となってしまう。最終回直前の1999年に、サマーキャンプで再会するが、すでに彼女には別のボーイフレンドがおり、チャーリーの恋は終わりを告げた。
エミリー(Emily)
チャーリー・ブラウンがダンス教室で出会った女の子。当初はチャーリー・ブラウンが頭の中に作り出した幻として描かれていたが、後に実体のあるキャラクターへと変更され、それ以来チャーリー・ブラウンのダンスのパートナーとして何度か登場している。最終回間近で、ペギー・ジーンにフラれたばかりのチャーリー・ブラウンにとって救いとも言うべき、ダンス・パーティーのエピソードで重要な役割を果たす。
ロイアン(Royanne)
自分のことをロイ・ホッブス(バーナード・マラマッド原作の野球奇譚『ナチュラル英語版』の主人公。1984年にロバート・レッドフォード主演で映画化された)の曾孫だと信じ込んでいた。ある野球チームでピッチャーを務めている。チャーリー・ブラウンは彼女から2度ホームランを奪った(ただし、彼女によると「お情けで打たせた」とのこと)。
ライラ(Lila)
スヌーピーの最初の飼い主。引っ越し先で動物が飼えなかったのでスヌーピーを手放した。
タピオカ・プディング(Tapioca Pudding)
父親がキャラクター認可の仕事をしており、将来自分のキャラクター商品ができると信じている女の子。ライナスが彼女を映画に誘ったことがある。
ホセ・ピーターソン(Jose Peterson)
ペパーミント・パティの野球チームのスラッガー。無口でしゃべったシーンはない。
チボー(Thibault)
ペパーミント・パティの野球チームの一員。女の子に対しすぐ威張った態度を取る男の子。しかし、自分の庭にあったクリスマスツリーを巡ってサリーと喧嘩した際、最終的には和解して彼女にクリスマスツリーをあげるなど優しい面もある(ただし、角川書店の「スヌーピーと仲間たち」では別人であるように描かれている)。
ジョー・リッチキッド(Joe Richkid)
スヌーピー&スパイク組、ペパーミントパティ&マーシー組が参加したゴルフ大会に登場した男の子。握手をしようとしたペパーミントパティに対し、服を汚したくないということで断った非常に高慢な性格。
トリュフ(Truffles)
ライナスがスヌーピーを豚がわりにしてトリュフ狩りに行った森の中で出会った女の子で、スヌーピーとライナスのハートをつかんでいる。黒髪で他のキャラクターよりも比較的目が大きく、リボンをつけている。ライナスを巡りサリーと大喧嘩をしたことがある。鶴書房版では名前が「しょうろ」と訳されていて、これはトリュフの和名が“松露(しょうろ)”であることに由来している。またキャラクター紹介では英語名の読みが「トラッフルズ」とされていた。
フロイド(Froyd)
マーシーに惚れている男の子。マーシーを「子羊菓子ちゃん(lamb cake)」と呼ぶが、彼女はそれを悪口だと思い込んでいるため、嫌っている。
メイナード(Maynardo)
マーシーのいとこ。ペパーミント・パティの家庭教師をしようとしたがあえなく失敗。皮肉屋。
プーチー(Poochie)
スヌーピーとチャーリー・ブラウンの幼なじみ。昔は彼らの家のすぐそばに住んでいたらしいが、今は他の町に引っ越している。過去のトラウマから、スヌーピーは彼女のことが苦手。チャーリー・ブラウンという名前を始めて呼んだのは彼女である。
オースティン(Austin)、ルビー(Ruby)、リーランド(Leland)、ミロ(Milo)
チャーリー・ブラウンが家出した際に出会った子供達。野球チーム「グースエッグ」のメンバーで全員小柄。オースティンとルビーはチームで一番背が高い(それでもチャーリー・ブラウン達より低い)。リーランドはキャッチャーをやりたくなく、マスクを被ろうにもサイズが合わない。後にチャーリー・ブラウンのフットボールチームに入りたいと懇願する[注 11]同名のキャラクターが登場するが、同一人物かは不明[注 12]。ミロはフランクリン以来の黒人の男の子であり、バットがうまく持てない。チャーリー・ブラウンを尊敬している。
ロレッタ(Roletta)
ガールスカウトの女の子。ビーグルスカウトで迷ってしまったスヌーピーと出会い、彼をチャーリー・ブラウンの家まで連れて行ってくれた。
コーマック(Cormac)
チャーリー・ブラウンとサマーキャンプで出会った男の子。将来なりたいものは「口達者」。サリーに恋するもあえなく失敗に終わる。
イーサン(Ethan)
チャーリー・ブラウンとサマーキャンプで出会った男の子。新聞のコラミストを目指している。
ビー玉のジョー(Joe Agate)
リラン達からビー玉を取り上げてしまったが、颯爽と現れたクール・サム(cool thumb)(チャーリー・ブラウン)にあっさりと敗北、ビー玉を全て取り返されてしまう。
ナオミ(Naomi)
獣医の娘。病気にかかったスパイクを看病した心優しい子。
ジャニス(Janice)
重い病気にかかってしまった友達との接し方を描いた特別編の絵本『チャーリー・ブラウン なぜなんだい? 〜ともだちがおもい病気になったとき〜』に登場したチャーリー・ブラウン達の同級生。三姉妹の次女である。きれいなブロンドの髪だったが、白血病に罹ってしまい、治療副作用髪の毛を失う。みんなに避けられるようになってしまった彼女を、ライナスは必死にかばい続け、最終近くで病気が治った。
学校さん
いつしか自分の考えを示すようになった学校の校舎はサリーととても仲が良かった。ところが学校が嵐の日に自壊(自殺?)してしまい、サリーはとても悲しんだが、後に再建された学校ともサリーは仲良しになった。現在チャーリーたちが通っている学校の名前はパインクレスト小学校という。
メロディ・メロディ
メリー・ジョー
ドリー
ポリー
ビオレット
ミミー
サマーキャンプの悪(リーダー・太っちょ・前歯)
リランがスーパーで出会った女の子

スヌーピーの兄弟

スパイク(Spike)
オラフ(Olaf)
ベル(Belle)
アンディ(Andy)
マーブルス(Marbles)

注釈

  1. ^ 1947年から1950年までは、本作の前身である『リル・フォークス』が連載されていた。
  2. ^ 後年になってから、このタイトルも併記していた時期がある。
  3. ^ 初期の単行本は傑作選だった。
  4. ^ 既存の物にも修正を加えている。谷川は翻訳について、日課であり生きがいとなっている旨のコメントをしていた[6]
  5. ^ 1971年、同年の「SUMMER号」としてツル・コミックスから創刊。第2号の1971年11月号から月刊化。出版社は1973年4月号から盛光社、1974年6月号からすばる書房盛光社、1976年2月号からすばる書房に変更され、1979年8月号で休刊[8]
  6. ^ 一度マーシーとトレードされたのだが、ペパーミント・パティは彼女のあまりの下手さに呆れ、結局元通りになった。
  7. ^ しかし、チャーリー・ブラウンが退院した際にはしっかりと押さえていたのだが、日頃の行いからか彼が間違って彼女の腕を蹴ってしまい、骨折させられたこともあった。また、最終話近くでは弟のリランにボールを託したためにボールを蹴られてしまった。アニメではスヌーピーの手品で透明人間になったチャーリーに蹴られたこともある。
  8. ^ 鶴書房のコミックスではドイツ語の発音に近い「シュレーダー」と表記。
  9. ^ 鶴書房版ではパトリシア・ライクハート。角川書店版ではパトリシア・レイクハート。英語の発音は“ライカート”に近い。
  10. ^ 本来は「豚小屋」の意。
  11. ^ ただし、チャーリー・ブラウンはフットボールチームを持ってないため、ペパーミント・パティのチームに頼み込むも、小さすぎるという理由で断られた。
  12. ^ フットボール用のマスクに3人も入っているほどの小柄。
  13. ^ 1992年 - 2002年にかけてタイム ワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社が運用を開始して以来20年振りとなる。
  14. ^ 後に2022年1月1日以降の日本におけるカートゥーン ネットワークのバンパーやタイトルテロップは、「Dimensional」から「Redraw Your World(えがこう!キミだけの世界)」に一新され、同年2月より、日本におけるカートゥーン ネットワークの公式ウェブサイトは、「CHECK it 1.0」から「Redraw Your World(えがこう!キミだけの世界)」にリニューアルした。
  15. ^ 2022年6月22日ワーナーメディア・ジャパンは、ディスカバリー・ジャパンと統合し、ワーナーブラザース・ディスカバリー・ジャパンとして新体制に移行したため[25]
  16. ^ ただし、『There's No Time for Love, Charlie Brown』(1973年)のみの日本語吹き替え版アニメは、チャーリー・ブラウン=古田信幸(東北新社)版、チャーリー・ブラウン=杉山佳寿子(学研)版、チャーリー・ブラウン=日吉孝明(ポニーキャニオン)版は存在せず、チャーリー・ブラウン=なべおさみ(NHK第三期)版が存在しており、現在ニコニコ動画で視聴することが可能となっている[26]
  17. ^ いずれも共同提供は、ソニー・ミュージックエンタテインメントWildBrain ジャパンが担当している。ただし、チャーリー・ブラウン=古田信幸(CIC・ビクター ビデオ)版における新作短編のみの共同提供は、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、WildBrain ジャパンが担当している。
  18. ^ 2003年に契約満了で別の色に塗り替えられ、2010年までに全車が除籍された。

出典

  1. ^ 谷川俊太郎訳「ピーナッツ全集」が刊行。未邦訳含む全作品を収録”. ミーティア (2019年10月31日). 2020年7月12日閲覧。
  2. ^ SNOOPY公式サイト:ピーナッツ情報局 2000年10月
  3. ^ CHARLES M. SCHULZ, CREATOR OF PEANUTS, TO RETIRE
  4. ^ Judith Yaross Lee『Twain's Brand: Humor in Contemporary American Culture』 (2012年), p. 166
  5. ^ a b 『スヌーピーの50年 - 世界中が愛したコミック「ピーナッツ」』26頁。
  6. ^ “谷川俊太郎, 2020年4月”. Twitter (河出書房新社). (2020年6月12日). https://mobile.twitter.com/kawade_honyaku/status/1271400317276393472 2020年7月12日閲覧。 
  7. ^ “【スヌーピー好きの皆様へのお知らせ】”. Twitter (河出書房新社). (2020年6月26日). https://mobile.twitter.com/kawade_honyaku/status/1276487361803595776 2020年7月12日閲覧。 
  8. ^ 『スヌーピー・ブティック―Peanuts vintage collectibles (2)』辰巳出版(タツミムック)、2002年、130-134頁。ISBN 4-88641-744-2
  9. ^ a b c 『キャラクタービジネス 知られざる戦略』156頁。
  10. ^ 宮下真(著)、星野克美(監修)『キャラクタービジネス 知られざる戦略』青春出版社、2001年、155頁。ISBN 4413018273
  11. ^ 『キャラクタービジネス 知られざる戦略』156-158頁。
  12. ^ スヌーピーミュージアム オープン記念展「愛しのピーナッツ。」詳細決定!、スヌーピーミュージアム、 2016年3月17日。 (PDF)
  13. ^ a b c 「遅咲き、スヌーピー飛ぶ、今年で来日50年、キャラ市場、キティ抑え3位、17年フレンズ18年スポーツ、日本独自テーマ」『日経MJ』2018年9月14日付、3頁。
  14. ^ スヌーピーは○○と呼んでほしかった? 作者の妻ジーンさんが教えてくれた「ピーナッツ」15の秘密” (2016年5月15日). 2020年3月22日閲覧。
  15. ^ a b 町山智浩『キャプテン・アメリカはなぜ死んだか』(太田出版)
  16. ^ Peppermint Patty” (日本語). SNOOPY.co.jp:日本のスヌーピー公式サイト. 2019年7月3日閲覧。
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