ビグロ ビグロ改

ビグロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/28 23:51 UTC 版)

ビグロ改

SD CLUB』第9号掲載小説「ア・バオア・クー攻防戦」に登場。

画稿は存在しないが、挿絵である程度の外観は確認できる。機首のメガ粒子砲は拡散メガ粒子砲に変更(大口径のため開閉機構はオミット)、クローアームは底面に2基増設され近接戦闘強化も図られているが、運用時には専用オペレーターが必要となる。また、機体前面にのみビーム偏向バリアが装備されており、攻守に優れた性能を有しているが、大型化あるいは追加されたスラスターの加速性能による、さらなるパイロットへの負荷の問題から乗り手を選ぶ機体となっている。

ア・バオア・クー防衛戦において急遽投入され、バルスト少佐とオペレーターの少年兵ヘンケナーが搭乗し、ガンダム4号機5号機と交戦する。

ビグロマイヤー

諸元
ビグロマイヤー
BIGRO MEIR
型式番号 MA-05M(MA-05II[20])
所属 ジオン公国軍
製造 ジオニック社
全高 不明
全長 38.0m
本体重量 122.7t
全備重量 不明
装甲材質 超硬スチール合金
出力 20,500kW
推力 394,700kg
武装 メガ粒子砲
対MS用ビーム砲×2
クローアーム×2

ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』に登場。メカニックデザインは大河原邦男。

ビグロの強化バリエーションの一つ。遠距離支援型という説もある。ビグロの機体をスリム化した上で、装甲を強化、ジェネレーター出力を増加させ、さらにスラスター付きの「脚部」を追加することでさらなる機動性向上を果たしている。武装面でもメガ粒子砲の出力向上に加え、腕部クローに対MS用ビーム砲を追加した結果、フレキシブルな攻撃が可能となり、MAの長所である圧倒的な巡航性能および破壊力を高次元で実現している。

腕部クローは普段、機体後方に収納される。脚部は直進状態で後ろに棚引く。その時、スラスターは脚部裏面に対し斜め前方向、つまり後方に向いている。

開発についてはMA-05 ビグロをジオニック社のグラナダ工場で改装したという説が有力である。またアッザムリーダーを発展させた武装を装備した機体が存在したということから、MA-05とMA-06の中間の機体であったことがうかがえる。 ソロモンやア・バオア・クー防衛に投入されたという記録があるが、目撃者は非常に少なく、幻の機体ともいわれている。

ビグロ(後期型)

諸元
ビグロ(後期型)
所属 ジオン公国
全高 16.4m[21]
全長 45.4m[21]
重量 180.3t[21]
乾燥重量 125.5t[21]
出力 18,100kW[21]
推力 162,000kg[21]

書籍『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete』に掲載。

出力系が改良されたほか、腕部に関節を増設。クローは多目的大型マニピュレーターとなった。掲載画稿では、機体胴体部に上空防御用ガトリング砲、前部にサブアームとガトリング砲の記載が確認される[21]。ア・バオア・クー攻防戦で運用された[17]ほか、ビグ・ラングの管制ユニットとしても使用されている[21]




注釈

  1. ^ 初期の資料での英文表記は "BYGRO" とされ[2]、これを踏襲する資料も少なくないが[3][4]、公式ウェブサイト[1]や書籍『MS大全集』シリーズ[5]などでは "BIGRO" である。
  2. ^ プロトタイプのテストをU.C.0080年7月に行い、大戦末期に初期型12機が参戦したとされる資料も存在する[11]
  3. ^ 実戦テストが行われたのはジャブロー戦が終わった11月下旬である[14]
  4. ^ 「ミサイル×14」とする資料もある[25]
  5. ^ 『0083』劇中、ケリィはフォン・ブラウンのジャンク屋からヴァル・ヴァロを垂直に上昇させる。
  6. ^ 『0083』第7話より。ヴァル・ヴァロはガンダムGP01Fbのビーム・ライフルの射撃を2発正面装甲に受けるが、影響なく戦闘を継続する。搭乗者ケリィ・レズナーは、遠距離からのビーム攻撃ではヴァル・ヴァロを倒すことはできないと発言する。対ビームコーティングがなされていたとの見方もある。

出典

  1. ^ a b 「WORLD - MS」機動戦士ガンダム公式Web、創通・サンライズ
  2. ^ 大河原邦男・松崎健一(監修)『機動戦士ガンダム マニュアル』1981年3月。
  3. ^ a b 「051 ビグロ」『機動戦士ガンダムMSV COLLECTION FILE 宇宙編』講談社、1999年11月。(ISBN 4-06-346550-0)
  4. ^ 『データコレクション2 機動戦士ガンダム 一年戦争編』メディアワークス、1996年11月、40頁。ISBN 4-8402-0531-0
  5. ^ 『Dセレクション 機動戦士ガンダム MS大全集2003』メディアワークス、2003年4月、15頁。
  6. ^ a b c d e f g 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、58-59頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  7. ^ a b 『テレビマガジン』1981年3月号付録『機動戦士ガンダム大事典』下巻、講談社、59頁。
  8. ^ a b 『講談社ポケット百科シリーズ15 ロボット大全集1 機動戦士ガンダム』1981年4月、139頁。
  9. ^ a b c d e 『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション(2) ジオン軍MS・MA編』講談社、1984年4月30日、2006年7月(復刻版)、136-137頁。ISBN 978-4063721768
  10. ^ 『ENTERTAINMENT BIBLE .1 機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.1 一年戦争編】』バンダイ、1989年2月20日、124頁。(ISBN 4-89189-006-1)
  11. ^ a b c 『ガンダムセンチュリー』みのり書房、1981年9月、銀河出版、2000年3月(復刻版)、54頁。ISBN 4-87777-028-3
  12. ^ a b 『機動戦士ガンダム宇宙世紀 vol.2 大事典編』ラポート、1998年9月、72頁。(ISBN 4-89799-294-X)
  13. ^ 機動戦士ガンダム公式Web「メカ-ジオン軍-ビグロ」
  14. ^ テレビ版第31話、シャアとトクワンの会話より。
  15. ^ 『ジオン軍ミリタリーファイル』(バンダイ デジタル エンタテインメント/1998)より[要ページ番号]
  16. ^ ガンダムエース2011年8月号 『MSV-R vol.28』より[要ページ番号]
  17. ^ a b c 皆河有伽『総解説ガンダム辞典Ver1.5』講談社、2009年8月、189頁、ISBN 978-4063757958
  18. ^ 「スペシャル - アバンタイトル プロデューサーインタビューvol.1, vol.2」PS3版 機動戦士ガンダム戦記 公式ホームページ
  19. ^ 『機動戦士ガンダム MS大全集2003』メディアワークス、2003年4月、7-8頁。ISBN 4-8402-2339-4
  20. ^ B-CLUBレジンキャストキット「1/400スケール ビグロマイヤー」。
  21. ^ a b c d e f g h i 『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete竹書房、2009年12月、70頁。ISBN 978-4-8124-4093-3
  22. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『機動戦士ガンダム MS IGLOO Mission Complete』竹書房、2009年12月、68-72頁。ISBN 978-4812440933
  23. ^ OVA『MS IGLOO -黙示録0079-』第3話、出撃前のマイ技術中尉の発言より。
  24. ^ MSVスタンダード 2018, p. 82.
  25. ^ a b c d e f g MSVスタンダード 2018, p. 103.
  26. ^ a b c d MSV-Rジオン編 2014, p. 116-117.
  27. ^ a b c d e f MSV-Rジオン編 2014, p. 48-49.
  28. ^ a b ガンダムエース1101 2011, p. 66-67.
  29. ^ a b ガンダムエース1101 2011, p. 68-69.
  30. ^ 機動戦士ガンダム0083 web「MS-ジオン公国軍-ヴァル・ヴァロ」
  31. ^ 皆河有伽『総解説ガンダム辞典Ver1.5』講談社、2009年8月、190頁、ISBN 978-4063757958





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