バーチャルアイドルとは? わかりやすく解説

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バーチャルアイドル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 01:35 UTC 版)

バーチャルアイドル英語: virtual idol)は、実在しない架空のアイドルのこと。広義としては美少女キャラクター全般を指す場合もある[1][2][3][4]


注釈

  1. ^ 20世紀末には英語圏でも用いられている[8]
  2. ^ 大元はalmostにちかい「ほとんどAと同じ」「実質的にA同様の」の意味[10]。ここで"A"は現実に存在する。そこからコンピュータが発展するにつれ、「実体のあるAを元にした仮想のA'」の意味で使われるようになり、さらには「コンピュータ上で仮想構築された」といった現実を元にしない意味にまで派生している[11]。日本において「バーチャル」は、最初から最後の「コンピュータ上で仮想構築された」をさらに「現実を元にしない仮想の」と解釈している。
  3. ^ 1994年から1997年にかけて徳間書店インターメディアが発行していたゲーム雑誌『Virtual IDOL』ではバーチャルアイドルという言葉をゲームに登場する女性キャラクターを指すために使用しつつも、言葉としてはアニメに登場する女性キャラクターを含むと説明している。1999年にアスキーが出版した「Virtual idol collection」との副題を持つ書籍『幻想美少女コレクション』は、アニメやゲームに登場する女性キャラクターたちを紹介するものとなっている。
  4. ^ ただし、声優および歌唱を担当した飯島真理名義。
  5. ^ 映画『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の主題歌「愛・おぼえていますか」がオリコンシングル週間ランキングで最高7位。
  6. ^ 後にホリプロのバーチャルアイドル「伊達杏子」のプロデュースを担当する堀義貴は、芳賀ゆいの企画にも途中から係わっており、その経験が生かされたとしてる[30]。また、コナミの「ウインビー国民的アイドル化計画」についても、芳賀ゆいの影響をうかがわせるとの指摘もある[31]
  7. ^ キャラクターデザインはリン・ミンメイを生み出した美樹本晴彦が手がけている
  8. ^ 雑誌『Virtual IDOL vol.1』の巻頭特集は『卒業II 〜Neo Generation〜』。
  9. ^ 製作元ではこういう初音ミクのようなキャラクターを「ボーカル・アンドロイド=VOCALOID(ボーカロイド)」と呼んでいる

出典

  1. ^ 「「バーチャル・アイドル」とは、ディスプレイのなかのアイドルたちのこと。おおまかにいうと、美少女=バーチャル・アイドルということになります。つまり、ゲームやアニメに登場する女のコ全般をさす便利な言葉なのです。」『Virtual IDOL vol.3』 p.114
  2. ^ a b c d e 「バーチャル・アイドル 現在・過去・未来」 『Virtual IDOL vol.2』 p.75-85
  3. ^ バーチャルアイドル とは”. デジタル大辞泉. コトバンク. 2013年5月19日閲覧。
  4. ^ バーチャルアイドルとは (Virtual Idol)”. IT用語辞典バイナリ. 2013年5月19日閲覧。
  5. ^ a b c 「まさに"この世のもの"とは思えない!!「CGアイドル」の魅力に迫る!」」 『週刊!エキサイト Vol.156』| Excite エキサイト : ニュース 2004/7/13
  6. ^ 「バーチャル・リアリティ・アイドル 伊達杏子 DK-96 デビュー」 『TVぴあ 関東版 217号』 ぴあ 1996年05月25日 pp.26-29
  7. ^ 『レプリカント vol.6』 <Bamboo Mook> 竹書房 2000年06月 ISBN 978-4812406236 pp.96-100
  8. ^ Virtual Idols | Arts and Entertainment | BBC World Service
  9. ^ “コナミ、ゲームソフトからアイドル”. 日本工業新聞 (日本工業新聞社): p. 13. (1996年2月1日) 
  10. ^ "virtual" - 『Longman Dictionary of Contemporary English 5th Edition』 ISBN 9781408215333
  11. ^ "virtual" - Wikitionary,en:Virtuality,en:Virtual actorほか。
  12. ^ 宮原啓彰(インタビュアー)・秋元康「"究極の非日常"追い求めて2次元アイドルへ」『週刊ダイヤモンド 2016年12/31 2017年1/7合併号』第105巻第1号、ダイヤモンド社、2017年1月7日、185頁。 
  13. ^ 『現代用語の基礎知識 1998』 自由国民社 1997年11月 ISBN 978-4426101169
  14. ^ 「一九九四(平成六)年に発売された恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル』は、各種ゲーム機版あわせて一三〇万本が売れた。(中略) 一二人のアイドルの中で一番人気は藤崎詩織で、歌手デビューしCDを発売することになった。他にもラジオ番組のディスクジョッキー「伊達杏子」、カラオケの案内係「ジェニーちゃん」、ドラマ『エヴァンゲリオン』のヒロイン綾波レイに熱い思いを抱く男や、アイドルの縮小模型フィギアを高値で取引する男たちがいて、架空現実美少女(ヴァーチャル・アイドル)は、ますます多様化を極めそう。[13]
  15. ^ “あこがれの君はCG映像 バーチャル・アイドル タレント並み人気”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 25. (1996年3月13日) 
  16. ^ "Not techncally a music game but the inclusion of rhythm game elements in a vastly popular video game series brought the rhythm game genre to casual gamers of Japan." Philip H. Peng,Stephen H. Lane 「CIS400/401 Project Proposal - Designing Rhythm Game Simulators for Touchscreen DevicesUniversity of Pennsylvania School of Engineering and Applied Science英語版のDepartment of Computer and Information Science(CIS)でApril 23, 2012: CIS Senior Design Winnersの一位獲得論文。参考元はScott Steinberg 『Music games rock: Rhythm gaming's greatest hits of all time』
  17. ^ “「バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさん」登録者数一万突破なのじゃー キズナアイも祝福”. PANORA. (2017年12月12日). http://panora.tokyo/46900/ 2018年4月28日閲覧。 
  18. ^ 沓澤真二 (2017年12月18日). “バーチャルYouTuberの草分け「キズナアイ」のチャンネル登録数が100万突破”. ITMedia ねとらぼ. https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1712/18/news134.html 2018年4月28日閲覧。 
  19. ^ たまごまご (2018年1月6日). “「動く抗うつ剤」「ストロングゼロの擬人化」―― バーチャルYouTuber輝夜月(かぐや・るな)を見て今年も元気にやっていこう”. ITMedia ねとらぼ. https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1801/05/news085.html 2018年4月28日閲覧。 
  20. ^ a b c 中森明夫 「初音ミクと「存在しないものの美学」」 『ユリイカ 2008年12月臨時増刊号』 pp.180-181
  21. ^ 「芳賀ゆいや藤崎詩織の成功と、伊達杏子の不発の意味する所は大きい。芳賀ゆいには深夜ラジオのリスナー、藤崎詩織には恋愛シミュレーションゲームのユーザーといった既に彼女らを支持する層のサークルがあった。伊達杏子にはそれが存在しない。初音ミクの場合、インターネットの動画投稿サイトがその役割を果たしたのだと思う。つまり不在のアイドルは一種のメディア(媒体)として機能して、ファン=ユーザーらのコミュニケーション空間のほうこそ主役なのだ」[20]
  22. ^ a b c ニコニコ超会議にみたバーチャルアイドルの近未来 (三淵啓自):日本経済新聞 2014/5/9 7:00
  23. ^ 「バーチャルアイドルはヒットすれば、歌のCDや動画DVD、写真集、グッズからコンサートの公演など、現実世界で新しい市場を切り開く可能性を秘める。ただ多くのファンに支持されるにはバーチャルアイドルが降臨するストーリーが非常に重要になる。逆に強引に仕掛けると反発を買う。11年にAKB48の新メンバーとして登場した「江口愛実」。男性誌のグラビアや菓子メーカーのテレビCMに出て話題になった。だが、これがAKBメンバーの顔のパーツを合成したバーチャルアイドルだと発表されると批判を浴び、早々に姿を消した。」[22]
  24. ^ a b 飯田一史 「ミライのクルマー未来派からミクへ」 『S-Fマガジン 2011年8月号』 pp.44-45
  25. ^ 「初音ミクは、やはり同人や二次創作で爆発的な人気を誇る東方Project同様に、公式の設定が少なく、しかしユーザーにその使い方、楽しみ方が委ねられている。だから、結局、ひとびとは自分が見たいものをミクに見る。」[24]
  26. ^ 「メディアを通して女性を消費する場合は常にコントロールされていて、自分がパラメータをいじることはできません。」「昔、CGアイドルっていましたよね。これがあまり普及しなかったのは、おそらくパラメータをいじれなかったからだと思うんです。CGアイドルはアイドルの代替物であって、それよりも劣るというところが、ネックだったのではないかという気がします。」 『ユリイカ 2008年12月臨時増刊号』 p.99
  27. ^ 太田省一 『アイドル進化論 - 南沙織から初音ミク、AKB48まで』 pp.263-264
  28. ^ 太田省一 『アイドル進化論 - 南沙織から初音ミク、AKB48まで』 pp.234-235
  29. ^ 「What's next!? カリスマ美少女たちの行方〜Ver.2000」 『Megami Magazine vol.03』 学習研究社 2000年1月1日 pp.26-57
  30. ^ “日本初のCGアイドル 私は「DK96」16歳 来月デビュー”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 5. (1996年4月13日) 
  31. ^ ITmedia +D Games:「合い言葉はBee!」へ至る道のり――「ツインビー」 (2/3) 2006-03-23
  32. ^ 『いまだから語れる80年代アニメ秘話〜美少女アニメの萌芽〜』 pp.113.136
  33. ^ 冨田明宏 「アイドル進化論〜アイドルとは時代を象徴し映しだす鏡のように変化/進化するアイコン〜」 『W100 LIVEアイドル』p.19-21
  34. ^ 「アニメのキャラクターは二次元であり、実体を持った三次元の存在ではない。しかし、そのキャラクターの声を担当する声優は実在している。よって、声優はアニメファンがアニメキャラへの愛情を捧げる「代替装置」として機能している。」 岡島紳士,岡田康宏 『グループアイドル進化論 〜「アイドル戦国時代」がやってきた!〜』 毎日コミュニケーションズ 2011年1月31日 ISBN 978-4-8399-3771-3 p.73
  35. ^ 『中原小麦ファーストコンサート in 日本中年館』 2003年9月10日発売 PNEA-1008
  36. ^ 日本最古、もしかしたら世界最古のギャルゲー『EMMY』 | コタク・ジャパン
  37. ^ 小関悠(三菱総研)バーチャルアイドル元年 | Take IT Easy 2007年8月21日
  38. ^ AKB48“江口愛実”の正体が判明! 顔はメンバー6人のCG合成、声の担当は研究生だった (AKB48) ニュース-ORICON STYLE-
  39. ^ “人気上昇 バーチャルユーチューバー”. NHK. (2018年4月23日). https://web.archive.org/web/20180423101311/https://www.nhk.or.jp/ohayou/biz/20180423/index.html 2018年4月28日閲覧。 
  40. ^ “バーチャルYouTuberになれるアプリ「ホロライブ」 オーディションも実施”. ITMedia Mobile. (2018年4月6日). https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1804/06/news125.html 2018年4月28日閲覧。 
  41. ^ “えのぐプロフィール 音楽ナタリー”. (2018年5月6日). https://natalie.mu/music/artist/117333 2023年3月24日閲覧。 
  42. ^ “日本初・バーチャルアイドルがタレント化、VRで新たなショービズに挑戦”. (2018年1月26日). https://www.oricon.co.jp/special/50655/ 2023年3月24日閲覧。 
  43. ^ “岩本町芸能社、5人組VRアイドル「えのぐ」のオリジナル楽曲を生放送にて発表”. https://panora.tokyo/panora.tokyo/60738/HPC-index.html 2023年3月24日閲覧。 
  44. ^ “バーチャルTIF 2020”. http://www.idolfes.com/2020/vtif/ 2023年3月24日閲覧。 
  45. ^ “『TIFオンライン』総合プロデューサーに聞く、開催までの経緯と配信でのこだわり 今と未来のアイドルシーンへ向けた思いも”. (2020年10月1日). https://realsound.jp/2020/10/post-627601_2.html 2023年3月24日閲覧。 
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  47. ^ “「にじさんじ」ANYCOLORが市場変更へ なぜ、多くの企業はプライム市場を目指すのか”. (2023年3月24日). https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2303/24/news051.html 2023年3月24日閲覧。 
  48. ^ “「ホロライブ」運営のカバーが上場承認、3月27日に東証グロースでIPO。谷郷社長「世界が愛するカルチャーを届ける」 ”. (2023年2月17日). https://www.businessinsider.jp/post-265783 2023年3月24日閲覧。 
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  50. ^ 話題の“AIグラビア”、モデル「さつきあい」に公式Twitterアカウント “お仕事募集”も”. ITmedia NEWS (2023年5月29日). 2023年7月11日閲覧。
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  52. ^ グラドルやモデルがまるで本物…増殖する「AI美女」の可能性とリスク|日刊ゲンダイDIGITAL”. 日刊ゲンダイDIGITAL (2023年6月6日). 2023年7月11日閲覧。
  53. ^ 「VOCALOID 製品規格/制作責任者 佐々木渉インタビュウ」 『S-Fマガジン 2011年8月号』 p.4-5
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  56. ^ ITpro 吉川日出行 (2007年10月19日). “「初音ミク」に注目すべき理由を考えてみた”. 2007年11月21日閲覧。
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  59. ^ Hatsune Miku: The world's fakest pop star - CBS News
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  62. ^ 人間そっくりでびっくり! 中国でAIによる初のバーチャルアナウンサーがお披露目”. jp.sputniknews.com (2018年11月9日). 2020年5月3日閲覧。
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