ハイブリッド 言語

ハイブリッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/05 07:02 UTC 版)

言語

  • ハイブリッド語 - 言語学では、昨今の若者語の「写メ」、英語の「beautiful(フランス語“beauté”+英語接尾辞“-ful”)」など、2種の異なる言語の語または要素が結合して出来た言葉、混成語をいう。「かばん語」も参照。

金融

  • ハイブリッド証券 - 証券取引の分野では、社債と株式の中間的特性を備えた証をハイブリッド証券と呼ぶ。劣後債、永久債、優先出資証券、利益参加社債など。日本では金融機関が多数発行してきた。通常の株式発行に対し、一株あたり利益の希薄化や新株主による経営参加のリスクを防ぐことが出来るほか、通常の債権発行に対し財務の柔軟性を高めることが出来る。一般に通常の有利子負債よりも調達金利が高くなるとされる。

「ハイブリッド」を冠する固有の商品、サービス名、アルバム名など

製品名、サービス名
バンド名、アルバム名

日本での使われ始めの経緯

表面にオレンジ色エポキシ樹脂浸漬塗りし密封されたハイブリッド集積回路を立てて搭載した プリント基板。塗布された集積回路内の各種の構成部品が凹凸を呈しているのが判る。

日本語として「ハイブリッド」という表現が使われ始めたのは1960年から1970年代のハイブリッド計算機日本でも欧米を追い商品化された時代からで、一部の関係者はこの言葉を使った[9][10]。また1964年IBM が開発、販売した汎用コンピュータであるSystem/360の基本ハードウェアに「hybrid integrated circuit」も使われた(参照:System/360#基本ハードウェア)。当時流行したアマチュア無線機においては、真空管とトランジスターを併用した機種をハイブリッドと称した。

一方、コンピュータ分野とは別に1970年当初頃から混成集積回路(後のハイブリッド集積回路)が新たに作られ、これが電子部品として多数、また多くの分野で広く活用され始めたのは1980年代となってからであった。混成集積回路が新たに作られた時代にハイブリッド計算機は既に有り、米国では「hybrid integrated circuit」とも言われたが、日本ではハイブリッドとは呼ばず、初期には日本語の「混成」を冠した言い方が多かった[11][7]。その後は混成集積回路もまた他の分野でも次第にカタカナのハイブリッドを冠するものが現われ、言葉として広く定着してきた。


  1. ^ Oxford Dictionaries [1]
  2. ^ 広辞苑 第6版 「ハイブリッド」
  3. ^ テレビ朝日開局50年周年記念2008年1月4日放送、番組「地球の危機2008」から。ガラパゴス諸島のSouth Plaza島の状況
  4. ^ ブリタニカ百科事典
  5. ^ ハイブリッド計算機1971年昭和46年)、計算機の歴史、統計数理研究所統計数理研究所
  6. ^ JIS C 5610:1996「集積回路用語」 4節「集積回路用語」,(2)デバイス関連用語,番号2037
  7. ^ a b 電子材料編集部編『最新ハイブリッドIC技術』、工業調査会、1984年
  8. ^ ハイブリッドイメージを解説する英文サイトとその静的なハイブリッドイメージを動画で表すサイト
  9. ^ 元日立製作所副社長、三浦武雄はハイブリ ッド計算機を提案し,1958年研究に着手,1959年HIPAC101との連動システムを完成日本情報学会、コンピュータ博物館、日本のコンピュータパイオニア > 三浦武雄
  10. ^ 日立R&D(研究開発) トップ> 社外表彰> 1970年から1979年:1977 紫綬褒章(Medal with Purple Ribbon)ハイブリッド計算機の開発(Development of hybrid computer)
  11. ^ [2] - 国立科学博物館産業技術の歴史に掲げられる厚膜ハイブリッドIC(厚膜混成集積回路


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