ナイジェリア 経済

ナイジェリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/24 23:20 UTC 版)

経済

ラゴスはナイジェリア最大の経済都市であり、世界有数のメガシティである

ナイジェリアはアフリカ屈指の経済大国であり、アフリカ経済の4分の1を占める規模を持つ[36]

ナイジェリア統計局の発表によると、2013年のナイジェリアのGDPは約5,100億ドルであり[37]、日本の大阪府兵庫県を加えたのとほぼ同じ経済規模である[38]。1人あたりのGDPは3,082ドルで、世界平均のおよそ30パーセントの水準である[39]サハラ以南アフリカで最初にOPECに加盟を果たし、アフリカ大陸ではエジプトとともにNEXT11にも数えられており、世界7位という人口の多さも相まってアフリカ最大の規模である。このGDPの規模は世界24位であり、G20のすぐ下に付けている[36]

色と面積で示したナイジェリアの輸出品目

石油生産量世界12位、輸出量世界8位の世界有数の産油国である。かつては石油・ガス産業がGDPの4割を占めるなど、原油収入に依存した経済構造であったが、2013年現在ではGDPの14.4パーセントへと低下しており、経済の多角化が進んでいる。石油以外の産業としては、流通小売などのサービス業がGDPの17.5パーセントを、金融不動産業が14.6パーセントを占めており、また2008年時点ではGDPの3パーセント未満であったIT産業製造業も、2013年にはそれぞれ12.2パーセントと6.8パーセントへ拡大を続けている。しかしながら、徴税機構の不備から、今日でも政府の歳入の7 - 8割を石油産業に依存した状態にある。[40]多角化の一方、国民の半分は農林水産業に従事しており、中でも主食であるキャッサバヤムイモの生産量は世界一である。また輸出作物としては、カカオ天然ゴムゴマの栽培が盛んである。[41]トウモロコシの生産も行われているが収量はヘクタールあたり2トンと著しく低い[42]

国内の市場そのものは大きいが、国民の大多数が貧困に苦しんでいるため、購買力が低く市場を生かしきれない。それでも国内市場向けの産業は少しずつ成長してきている。2008年には、食品工業セメント製造を中核とするナイジェリア国内最大の企業グループのひとつであるダンゴート・グループ総帥アリコ・ダンゴートが、ブラックアフリカで初めてフォーブスの長者番付にランクインした[43]


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