ドラゴンボール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/04 02:56 UTC 版)
概要
世界中に散らばった七つの球をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられるという秘宝・ドラゴンボールと、主人公・孫悟空(そん・ごくう)を中心に展開する、「冒険」「夢」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画。
1986年から1996年までフジテレビ系列で『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』が放送され、11年間のシリーズ放送期間中、平均視聴率20%以上を記録した[2]。また、全世界80か国以上で放送されるなど[3]、世界中で絶大な人気を誇る、日本の漫画・アニメを代表する作品である[4][5]。
連載終了後もテレビアニメ・映画・ゲームなどが展開しており、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』が全世界興行収入135億円を記録し[6]、各国で大ヒットした[7]。
1991年に『週刊少年ジャンプ21・22合併号』で行われた読者アンケートでは、同誌のアンケート史上最大得票となる1000通中815票を獲得し[8]、1995年3・4合併号(1994年12月発売)で同誌の発行部数は653万部を記録。本作の連載終了後は同誌の部数が急速に減少していくなど[9]、連載作品の中でも特に影響は大きかった。
単行本の発行部数は完全版(2000万部)を含み国内で1億6000万部以上[2][10]、全世界累計で2億6000万部を記録[11]。
ゲームソフトは現在までにミリオンセラーを10本以上輩出し、シリーズ累計販売本数は全世界5000万本に達する[12]。『スーパードラゴンボールヒーローズ』はカード累計出荷枚数10億枚、登録ユーザー数は400万人を突破し[13]、デジタルキッズカードゲーム市場でNo.1の人気タイトルである[14]。
2019年時点で、漫画・アニメシリーズ・ゲーム作品などを含めた総売上は230億ドル(約2兆5000億円)に達する[15]。
注釈
- ^ 鳥山によるとフリーザ編の構想ができ始めたのはマジュニア戦の途中あたりであり、読者アンケートの順位が上がってきたため「これは早々に終われそうにないぞ」と考え出したという[27]。
- ^ 連載終了後の2009年に発売された『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』には亀仙人の趣味に「インターネット」があり、2013年に劇場公開された『ドラゴンボールZ 神と神』では携帯電話について言及されている。
- ^ 完全版コミックでは「5の26日」と月名が数字に修正されている。
- ^ a b 単行本も途中の重版から「5の26日」に修正されている。
- ^ 『犬マユゲでいこう』より。
- ^ アニメツアー08版公式サイトでは2008年11月24日から2009年1月31日まで無料配信されていた。
出典
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