ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦 ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦の概要

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ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/24 17:48 UTC 版)

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ドラゴンボールZ
地球まるごと超決戦
監督 西尾大介
脚本 小山高生
原作 鳥山明
製作総指揮 今田智憲、小島民雄
出演者 野沢雅子
古川登志夫
田中真弓
鶴ひろみ
荘真由美
宮内幸平
古谷徹
鈴置洋孝
江森浩子
龍田直樹
渡辺菜生子
八奈見乗児
音楽 菊池俊輔
主題歌

影山ヒロノブ
CHA-LA HEAD-CHA-LA

影山ヒロノブ&Ammy
まるごと
撮影 池上元秋
編集 福光伸一
製作会社 東映動画
配給 東映
公開 1990年7月7日
上映時間 61分
製作国 日本
言語 日本語
配給収入 8億円[1]
前作 ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ
次作 ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空
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夏休みの東映アニメフェア「鳥山明THE WORLD」の1作品として上映された。同時上映作は『Pink みずドロボウあめドロボウ』、『剣之介さま』。

解説

『ドラゴンボール大全集』には「悟空の道着の、胸と背の悟マークから考えて、悟空がナメック星に到着した頃の話と思われる。だがターレス戦の舞台は地球という、劇場版ならではの矛盾もある」と書かれている[2]。ただし、サイヤ人戦で死亡したZ戦士全員が生きていること[注 1]や、孫悟飯の髪型が違っている点など、原作とは細かい差異がある。

オープニングが、全作品で唯一レギュラーアニメと異なる演出で構成されている。また、本作では初めて神龍がちょっとしたギャグテイストで描かれ、元気玉が1度の戦いで2度使用されるなど、他の作品と異なる描写が多い。

サブタイトルは人気テレビ番組をもじったもの[3]。神精樹の設定は朝鮮人参がモチーフとなっている[4]。プロデューサーの森下孝三がお土産にもらったものであり、朝鮮人参は畑の養分を吸いつくして大きくなるという話から考えられた[5]。神精樹のデザインは原作者の鳥山明が担当。鳥山がキャラクター以外のデザインをするのは珍しいケースである[6]

本作のキャッチコピーは「悟空が二人!?」となっており、悟空と同じ顔のキャラクターが初めて登場した作品である。顔が同じということから、ターレス役も悟空役の野沢雅子が兼任し、息子の悟飯も含めて1人3役を演じた。脚本を手掛けた小山高生は、故意に野沢を困らせてやろうと悟空、悟飯、ターレスの会話の部分を増やしたが、野沢は全く困ることなく演じたため、驚いたと語る[7]。共演者からも「凄かった」「見どころ」と評され、野沢も「役者として最高に幸せです」と述べている[8]

鳥山明が考えていた原作では描かれていない裏設定では「サイヤ人は顔の種類が少ない」というものがあり、それを聞いたアニメスタッフが「悟空と同じ顔の敵は面白い」と考え、本作のターレスや後にテレビスペシャルで登場するバーダックが作られた[9]。本作では「階級ごとに別々の育てられ方をするため、同じ階級の者は同じ顔になる」という設定が登場している[10]

本作の公開後に荘真由美が降板したため、荘が演じるチチが登場する映画は本作が最後となった。以降はプーアル役で出演していた渡辺菜生子に引き継がれている。

あらすじ

宇宙を荒しまわるならず者として恐れられるターレス軍団は、星の滋養を吸って成長する「神精樹」の種を地球に植え付けた。神精樹の実を食べることで絶大な力を手にし、やがて宇宙のすべてを支配するのがターレスの目的なのだ。

神精樹の成長に伴い、地球には次々と天変地異が起こる。北の界王から地球が衰退していくことを知らされた悟空たちZ戦士は、神精樹を破壊して地球を救うため、ターレスに戦いを挑む。




注釈

  1. ^ ヤムチャの道着の裏に描かれたマークは界王のマークになっている。
  2. ^ ベジータは悟空を「落ちこぼれのクズ野郎」などと卑下し、自身を「エリート」と称していた。
  3. ^ 鳥山明作品『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』『剣之介さま』『Pink みずドロボウあめドロボウ』3本同時上映のため、「鳥山明 THE WORLD」という副題が付けられている。
  4. ^ レーズンとも解説されている[13]

出典

  1. ^ 「1990年邦画3社<封切配収ベスト作品>」『キネマ旬報1991年平成3年)2月下旬号、キネマ旬報社、1991年、 144頁。
  2. ^ 渡辺彰則編「DBZ THE MOVIE BATTLE STORIES NO.3『地球まるごと超決戦』」『ドラゴンボール大全集 6巻』集英社、1995年12月9日、ISBN 4-08-782756-9、60頁。
  3. ^ a b c d e f 渡辺彰則編 「ANIMATION'S GLEANINGS DBアニメの舞台裏 Planning PART2・TVスペシャル&劇場版編」『ドラゴンボール大全集 補巻』集英社、1996年8月18日、ISBN 4-08-102019-1、68頁。
  4. ^ 週刊少年ジャンプ特別編集「映画超決戦座談会」『鳥山明 THE WORLD アニメスペシャル』集英社、1990年10月10日、雑誌29939-10/10、133頁。
  5. ^ 渡辺彰則編「'89〜'90memorial」『ドラゴンボール大全集 6巻』68頁。
  6. ^ 鈴木晴彦編「鳥山明アニメデザイン集」『テレビアニメ完全ガイド 『DRAGON BALL Z』孫悟空伝説』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年10月8日、ISBN 4-08-873546-3、140頁。
  7. ^ 鈴木晴彦編「天下一座談会 鳥山明×小山高生×野沢雅子」『テレビアニメ完全ガイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月7日、ISBN 4-08-873705-9、88頁。
  8. ^ a b c d 週刊少年ジャンプ特別編集「鳥山明 THE WORLD アニメ設定資料館 ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦」『鳥山明 THE WORLD アニメスペシャル』176・180-181頁。
  9. ^ 鈴木晴彦編『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER 人造人間編〜魔人ブウ編 ALL BOUTS & CHARACTERS』198頁。
  10. ^ a b c d e f g 「鳥山明 THE WORLD」『東映アニメフェア'90夏(ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦/剣之介さま/Pink みずドロボウあめドロボウ)パンフレット』東映、1990年7月7日、全頁頁数記載なし。
  11. ^ Vジャンプ編集部編「其の二 DRAGON ADVENTURE ストーリーアーカイブ(1)●地球まるごと超決戦編/●超サイヤ人だ孫悟空編」『バンダイナムコゲームス公式攻略本 プレイステーション2版 ドラゴンボールZ Sparking! NEO 新武闘書』 集英社、2006年10月10日、ISBN 4-08-779385-0、187頁。
  12. ^ 週刊少年ジャンプ特別編集「わくわくBIRD LAND キャラクター人気投票-おもしろ番外編!!」『鳥山明 THE WORLD アニメ・スペシャル』108頁。
  13. ^ 劇場版ドラゴンボール ヒストリー」東映アニメーション。


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