ドラゴンボール改 ドラゴンボール改の概要

ドラゴンボール改

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/10 06:19 UTC 版)

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ドラゴンボール改
ジャンル バトルアクション
アニメ
原作 鳥山明
監督 野渡康弘 → 寺崎直博(演出)
シリーズ構成 小原康平、佐渡和隆、キャラメル・ママ
(シリーズ構成協力)
音楽 山本健司菊池俊輔住友紀人
アニメーション制作 東映アニメーション
製作 フジテレビ、東映アニメーション
放送局 フジテレビほか
放送期間 サイヤ人編 - 人造人間・セル編(第1期):
2009年4月5日 - 2011年3月27日
魔人ブウ編(第2期):
2014年4月6日 - 2015年6月28日
話数 全159話
その他 第98話は未放送
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

概要

本作は1989年4月26日から1996年1月31日までフジテレビ系列で放送されたテレビアニメ『ドラゴンボールZ』(以下『Z』と表記)のデジタルリマスター再編集版である。ドラゴンボールシリーズ初のデジタルハイビジョンで制作され、フジテレビ系の日曜アニメ枠『ドリーム9』としてフジテレビ系列にて放送された。

原作者の鳥山明自らが監修に携わり、音楽は新規のものに差し替えられ、音声も全て再録された。放送当時では引退や既に故人となっている声優を中心に、多くのキャラクターの配役が変更され、元々の担当声優が現役で活動している場合でも新たな声優を起用することが多い。2009年発売の『ドラゴンボール レイジングブラスト』以降のゲームや、2013年公開の映画『ドラゴンボールZ 神と神』以降の新作アニメでも基本的に本作のキャスティングが踏襲されている。

『Z』では放送内容が週刊連載中であった原作に追いつかないように、回想シーンを多く挿入したりアニメオリジナルエピソードを挿入するといった引き伸ばし措置が行われていたが、本作では原作が既に完結済みであるために原作の構成に近い無駄のないスピーディーな展開が可能となり、アニメオリジナルエピソードなどを大幅に省略し[注 1]、演出のテンポを早めることで『Z』の2話から数話分の展開を1話でこなしている。また、『Z』には無かった要素として第1話での冒頭では悟空とフリーザの因縁を伝えるため[2]、テレビスペシャル『ドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜』の映像が使われている。これまでのテレビシリーズとは異なり、前回のあらすじはアバンタイトルで行われ、次回予告がエンディングの後に設けられている。

プロデューサーの小原康平は、人員・予算共に小規模のチームで番組を回すのは辛かったが往年の演出家・アニメーターと接する機会を多く持てる企画だったと語っている[2]。また、企画の森下孝三によると『Z』の再編集版であるためにファンが観てくれるか心配する声もあったが、想定以上の視聴者を増やすことができたという[3]

サイヤ人編 - 人造人間・セル編(第1期・2009年 - 2011年)

2009年4月5日から2011年3月27日まで放送。テレビシリーズのレギュラー放送としては、『ドラゴンボールGT』が終了した1997年11月以来、11年5か月ぶりとなった。

2010年5月24日よりアメリカ・アニメ専門チャンネルの『ニックトゥーン』(Nicktoons)でも放送を開始。放送当初から9歳-14歳、12歳-17歳、9歳-14歳(男)、12歳-17歳(男)の4カテゴリで、第1話の視聴率が同局の開局以来の最高視聴率を記録する好調なスタートとなった[4]

魔人ブウ編(第2期・2014年 - 2015年)

セル編の後、同番組枠では『トリコ』が約3年間放送。その放送終了後、2014年4月6日より第2期として「魔人ブウ編」が放映開始。話数は上記の未放送話を含めて、第1期からの通しの数となっており、初回放送話を99話としている。2015年4月5日より、解説放送を実施する。

魔人ブウ編は当初、日本国外のみで放送される予定であった。そのことは2012年11月5日に、クリリン役の声優である田中真弓がブログで語っている[5]。その後、2013年3月頃に英語版の吹き替え声優、音響監督も務めているクリストファー・サバト[6]が「新たに(ブウ編)全66話のライセンスを取得した」と発言した[注 2]。ただし、2014年4月16日に「東映アニメーション・ヨーロッパ支社」の公式HPで発表された話数は「全69話」[7]と表記されていて食い違いがある。

2014年2月頃に、日本での放送決定が発表された[8]。2014年4月末時点でのDVD・Blu-rayBOXの発売予定が第1巻から第4巻(第99話から第146話)だった[9][10]ため、日本での『ドラゴンボール改 魔人ブウ編』の放送期間は当初4クール(全48話)だと思われた[誰によって?]が、実際には2015年4月以降も放送[注 3]し、結果6月末まで全5クール、全61話[11]での放送が行われた。日本国外版は上記のとおり全61話より長いため、同じ話数であっても日本版と日本国外版ではストーリーの進行度が異なる所がある。

データ放送

2014年11月23日(魔人ブウ編の第131話)からは、『ドリーム9』を放送している局のみデータ放送を開始。戦闘カードを引いて、敵にダメージを与えて倒すもの。視聴していくと、ドラゴンボールが1つずつ左から順に点灯していき、3分で7つ集まり、1回カードが引ける(プーアル、界王様、クリリン、ビーデルなど出現したキャラクターによって与えるダメージは異なる)。倒せなくてもひきわけ賞(参加賞)として応募は可能(プレゼントは異なる)。




注釈

  1. ^ サイヤ人編で悟飯の修行期間、ナメック星編で途中に違う星に間違えて到着するストーリーなど。ただしつながりやシーン上カットが困難な箇所(グレゴリーとの修行、蛙ギニューとブルマの入れ替えのエピソードなど)については、そのまま残されている。
  2. ^ イベント『Oz Comic Con Adelaide 2013』で発言。
  3. ^ 2015年春頃からDVD・Blu-rayBOX第5巻(第147話 - 第159話)の予約開始が行われた。
  4. ^ 後年アニマックスで放送されている『キテレツ大百科』のリマスター版も同様で、こちらではオープニングとエンディングの歌詞テロップなど映像の一部が見えなくなっている。
  5. ^ 3月13日は震災による特番で放送休止。話数は地方ごとに異なる。
  6. ^ 青野はフリーザ編を最後に降板し、復帰できないまま2012年4月に死去したため、本作の神様とピッコロ大魔王も遺作の一つとなった。
  7. ^ 2010年に青野が脳梗塞で入院し、復帰の見通しが立たないため代役となった。
  8. ^ 『Z』では217話(本作106話に相当)以降を龍田直樹が担当したが、本作では最後まで永井が担当した。なお、永井は魔人ブウ編の放映前である2014年1月27日に死去したため、本作のカリンも遺作の一つとなった。
  9. ^ a b c 2010年1月に郷里が死去したため交代。
  10. ^ 123話より。
  11. ^ 97話より
  12. ^ 『Z』では100話(本作51話に相当)以降を佐藤正治が担当したが、本作では最後まで滝口が担当した。
  13. ^ 『ドラゴンボール改』の背景音楽の中に盗用された可能性がある楽曲が確認されたため、降板となった [1]
  14. ^ 菊池がドラゴンボールシリーズで音楽担当になるのは『ドラゴンボールZ』以来15年ぶり(『ドラゴンボールGT』では徳永暁人が担当した。菊池以外に音楽を担当した山本にとってはその徳永以来の音楽担当となった)。菊池は1981年開始の『Dr.スランプアラレちゃん』から15年にわたって水曜19時台前半枠の鳥山明作品の音楽を担当してきた。
  15. ^ 24話で省略されたZ53話Bパート中盤部分からスタート
  16. ^ 27話で省略されたZ60話Bパート終盤部分からスタート
  17. ^ 86話で省略されたZ175話Aパート中盤部分からスタート
  18. ^ 111話で放送されなかった18号対サタンの決勝戦部分を放送
  19. ^ 末期の2011年4月の放送は、改編の影響で放送時間が5分早めて6:25 - 6:55となった。
  20. ^ 2話連続放送。
  21. ^ 前番組『トリコ』は未ネット。毎年24時間テレビ放送のため、放送休止
  22. ^ 初回のみ『改』1期から地続きのため1話の放送。
  23. ^ 特選アニメ劇場枠で2010年10月25日より開始。当初は月曜 - 木曜枠で連日放送が基本だったが、2011年に入ってからは木曜枠 → 金曜枠での週1回放送となっていた。

出典

  1. ^ 森下孝三「第7章 格闘!『ドラゴンボールZ』 『ドラゴンボール』のリニューアルと鳥山明」『東映アニメーション 演出家40年奮闘史 アニメ『ドラゴンボールZ』『聖闘士星矢』『トランスフォーマー』を手がけた男』一迅社、2010年11月20日、ISBN 978-4-7580-1186-0、150頁。
  2. ^ a b Vジャンプ編集部編「『ドラゴンボール改』第1期 2009-2011」『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社、平成28年(2016年)1月26日、ISBN 978-4-08-792505-0、122頁。
  3. ^ 『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』集英社、2016年1月26日、112、127頁。ISBN 978-4-08-792505-0
  4. ^ 「ドラゴンボール改」が米国で好発進、放送局で開局以来最高視聴率。 Narinari.com 2010年6月4日
  5. ^ 浜田山町内会 ドラゴンボール改”. 2014年9月20日閲覧。
  6. ^ アメリカ版「ドラゴンボール」ベジータ役”. 2015年12月13日閲覧。
  7. ^ 東映アニメーション・ヨーロッパ支社公式HP New Dragon Ball Z Kai episodes”. 2015年12月13日閲覧。
  8. ^ 魔人ブウ編のテレビ放送がついに決定!最新デジタル技術を使い「Z伝説」が復活!!『ドラゴンボール改』”. 2014年9月20日閲覧。
  9. ^ 「ドラゴンボール改 魔人ブウ編」BD-BOX全4巻が9月からリリース”. にゅーあきば.こむ (2014年4月25日). 2019年9月25日閲覧。
  10. ^ 「ドラゴンボール改 魔人ブウ編」BD-BOX全4巻が9月からリリース”. おた☆すけ (2014年4月25日). 2019年9月25日閲覧。
  11. ^ 魔人ブウ編エピソード”. 2015年12月13日閲覧。
  12. ^ アニメーション「ドラゴンボール改」背景音楽について 東映アニメーション 2011年3月9日
  13. ^ 東映アニメーションミュージアム公式YouTubeチャンネル(YouTube、2018年10月19日閲覧)
  14. ^ 「ドラゴンボール改」BGMにパクリ疑惑。比較検証動画が公開(にゅーあきば.こむ、2010年5月31日)
  15. ^ a b Vジャンプ編集部編「DRAGON BALL スーパーデータ DRAGON BALL ANIMATION DATE」『30th Anniversary ドラゴンボール超史集』215頁。
  16. ^ ドラゴンボール改・魔人ブウ編 Blu-ray/DVD BOX 1 ブックレットより





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