ドラゴンクエストIII そして伝説へ…
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 07:52 UTC 版)
設定
ストーリー
勇名を馳せたアリアハンの「勇者オルテガ」は、初子を授かった直後より世界の支配を企む「魔王バラモス」を倒すべく旅立ち、そしてそのまま消息を絶った。伝聞によれば、「旅の途中で魔物に襲われ、戦闘の最中に火山に落ちて命を落とした」とされた。
オルテガの子供(=主人公)は、自身の16歳の誕生日をきっかけにして父の遺志を継ぐために、アリアハン王に願い出て仲間とともに冒険へと旅立つ。旅の扉からアリアハンの外へと旅立ったあと、主人公は世界各地で起きる不思議な事件を解決していくことになり、船を手に入れると、冒険の舞台はさらに広がっていく。
こうして世界中を旅するうちに主人公たちは、世界に散らばっていた「6つのオーブ」を手に入れる。これらのオーブは「不死鳥ラーミア」を復活させるためのもので、この不死鳥がバラモスのもとに到達する鍵になるのだった。復活した不死鳥ラーミアに乗って空を飛ぶことで、宿敵バラモスの居城へと乗り込んだ主人公は、ついにバラモスを退治する。
だが、真の黒幕である「闇の支配者ゾーマ」と、もうひとつの世界 「アレフガルド」の存在が明らかになり、主人公は再び冒険の旅に赴く。主人公はアレフガルドの世界でゾーマの城に入るための「にじのしずく」を手に入れ、ゾーマとの最終決戦にのぞむ。
第1作・第2作との関連
第1作『ドラゴンクエスト』、第2作『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』と本作は、共通して「アレフガルド」という大陸が登場するなど、密接なストーリーの関連があり、この3作は「ロトシリーズ」(「ロト三部作」とも)と呼ばれる。その中でも本作は第1作よりもさらに昔の時代の物語となっており、本作の数百年後の物語が第1作、さらにその100年後が『II』となる。
世界設定
魔王バラモスを倒すまでは、前2作と異なる世界が舞台となる。しかしストーリー終盤では、前2作で登場した「アレフガルド」のある別の世界が舞台となる。本作の世界は2層構造となっており、ここでは主人公たちが生まれ育った世界を「上の世界」、アレフガルドのある世界を「下の世界」と呼ぶこととする。両世界間は呪文「ルーラ」などで行き来することができる。
- 上の世界
- 主人公たちの住む世界。魔王バラモスによって支配されようとしている。地形は、現実の地球の世界地図を模している[注 11]。時代は全体的に近世の大航海時代を思わせる描写が多いが必ずしも一貫していない[注 12]。
- 下の世界
- 太古の昔に神々による審判から選ばれ、上の世界から移住してきた者の末裔が住む新世界で、精霊ルビスが統治している。主人公たちの住む世界より下の層に位置する。闇に包まれており常に夜の状態である。船で外海へ出られるが、マップの上下左右の端から先に進むことができないので、外へ行くことや周回を行うことはできず、アレフガルド大陸以外の『ドラゴンクエストII』で見られた地域は登場しない。
世界・地名の由来
堀井は本作のデザインに先立って、ヨーロッパの歴史的城郭などを取材した。
前述のとおり、上の世界は現実の地球の地形が元になっており、地名を似せたり、実際の地理・歴史へのオマージュが取り入れられた。
関連書籍における堀井の発言によれば[11]、「ロマリア」はローマとイタリア、「エジンベア」はイギリス(スコットランド)の地名エディンバラ地方、「シャンパーニ」はフランスの地名シャンパーニュ地方、「ノアニール」はノルウェー、「アッサラーム」はアラビア語の挨拶、「イシス」はエジプト神話の女神イシス、「ポルトガ」はポルトガル、「スー」はスー族(ネイティブ・アメリカンの部族のひとつ)、「グリンラッド」はグリーンランド、「レイアムランド」は南極大陸の一角グレイアムランド(グレアムランド)がそれぞれ由来となっており、「ネクロゴンド」の名称は語感から名づけたとされている。
国・町・建造物など
上の世界の主要国家
- アリアハン
- 世界南部の丸い大陸にある城と城下町。主人公の家やルイーダの店がある物語のスタート地点。主人公の父・オルテガは国民的英雄。かつては全世界を支配する帝国であったが、戦争により小さな国となった。北には「レーベ」という小さな村もある。東にある洞窟には、遠く離れたロマリアに通じる「旅の扉」が封印されている。
- ロマリア
- 世界北西部の大陸にある小さな王国。城と城下町は半島部にある。国王はもっぱらお調子者で、金の冠をカンダタたちに盗まれた。北には、熊を素手で倒した(実際は鉄の爪という武器を用いていた)という武闘家の伝説が残る「カザーブ」の村がある。その北側にはがあり、半島の付け根にはエルフの呪いによりほとんどの村人が眠らされた「ノアニール」の村、さらにその西にはエルフの隠れ里と洞窟がある。
- カザーブの南西にはカンダタ一味のアジトとして使われている「シャンパーニの塔」がある。
- イシス
- 広大な砂漠のオアシスにある、女王の治める王国。町のイメージはエジプト風である。北には王家の墓「ピラミッド」がある。
- ポルトガ
- 半島の南端の海沿いにある王国。高い造船技術を誇り、貿易で栄える港町である。国王は滅多に手に入らないような珍し物好きで、黒胡椒を渇望しているが、ポルトガでは黒胡椒は非常に高価で、胡椒一粒は黄金一粒の価値があるという[12]。通常プレイの場合、ポルトガにて船を入手するまでルートが東方見聞録のルートと大凡一致する。
- エジンベア
- 由緒正しき島国の城。国民の自尊心が高く、外国からの訪問者は田舎者呼ばわりされ、城門で門番に阻まれるので、ある方法を用いない限り城に入れない。宝物が城の地下にあるが、入手するにはパズル(『倉庫番』に似た方式)を解かなければならない。店や城下町は無い。
- ジパング
- 4つの島から成る、黄金の国とも呼ばれる国。他との接触がほとんどない農耕民族の国で、住人は木と紙で作られた住居に住む[13]。物語中で明言される別名は「日いずる国」。やや大きな島に村と洞窟があり、村には国を統治するヒミコが大きな屋敷を構えている。店や宿屋などの施設は無い。海外から宣教師(神父)が「神の教え」を布教するために滞在している。洞窟にはやまたのおろちが住んでおり、若い娘をいけにえに差し出さなければならないことから、自分の娘を地下の壺に隠す者や、生まれてきた娘を息子として育てている者がいる。ヒミコはやまたのおろちに食い殺されたとされている。
- サマンオサ
- 岩山と浅瀬に囲まれた場所にある王国。船では上陸できず、旅の扉を使わなければ行くことはできない[注 13]。英雄サイモンを輩出したが、サイモンが失踪した前後に国王は豹変し(実はボストロールの化身。「#魔王とその配下」を参照)、その悪政のもと国民は苦しみ続けている。サイモンは「ガイアの剣」を所持していたが、追放されたあと、ほこらの牢獄で力尽きた。
上の世界の町・村・地域
- アッサラーム
- 普通の町ならば武器や道具などを売る店は、それぞれ一店づつしか存在しないものの、非常に商業が栄えているこの町には何店もの店が存在する。通常の何倍もの価格でアイテムを売りつける店も存在する。付近には東への抜け道が隠された洞窟があるが、洞窟に住むホビットのノルドはただでは抜け道を教えない。夜のみ営業する店や劇場があり、シリーズ恒例の「ぱふぱふ」も登場する。
- バハラタ
- 黒胡椒(くろこしょう)の産地で、聖なる川が流れる町。しかし胡椒屋は孫娘のタニアが盗賊に捕まり近くの洞窟に囚われたため、仕事が手に付かずに開店休業状態である。
- ダーマ
- バハラタから東方にある神殿。あらゆる英知が集結するといわれる。ここでは転職を行うことができる。
- 北には悟りを開くために修行を行う「ガルナの塔」があり、賢者に転職をするための「さとりのしょ」が隠されている。
- ムオル
- 最果ての村。かつて主人公の父オルテガが滞在したこともあり、オルテガはこの村ではポカパマズと呼ばれていた。
- テドン
- 魔王バラモスの居城に最も近い位置にあった村だが、既に滅ぼされている。夜になると村人たちの往時の姿が見られ、店を利用することもできる。
- 昼夜とも村のBGMが流れる。
- ランシール
- アリアハンより西方にある島にある村。村の規模は小さいが、奥には大きな神殿から島、の中央の岩山に囲まれた砂漠にある「地球のへそ」という洞窟へ行くことができる。ただし、その洞窟へは1人でしか行くことができない。
- スー
- いくつも枝分かれしている川の奥にある原住民の住む小さな村。しゃべる馬のエドがいる。東には開拓地があり、主人公の仲間の商人によって新たに「○○○○バーク」(○○○○は商人の名前)という町が作られることとなる。南西には「アープの塔」があり、オーブを見つけるためのアイテムが隠されている。
- ルザミ
- 世界地図上で南東に位置しており、「忘れられた島」と呼ばれている。何年も旅人が訪れておらず、店はあるものの、買い物はできず寂れた村となっている。地動説を唱え自説を撤回しなかったためにこの島に流された学者や、ネクロゴンドの洞窟に行くときの予言をする老人がいる。SFC版ではゲームクリア後のイベントで、賢者の石が入手できる。
- グリンラッド
- 北にある氷の島。幽霊船に関わりの深い品物を持つ老人が住んでいる。
- レイアムランド
- 南に浮かぶ氷に閉ざされた島。中心にあるほこらでは2人の女性が不死鳥ラーミアの卵を守っており、その周辺にはオーブをささげる祭壇がある。
- ネクロゴンド
- 魔王バラモスの居城のある山地。山頂にある「バラモス城」は岩山と水路に囲まれており、訪れる手段はラーミアのみ。山頂付近にはほこらもあるが、ふもとからほこらに行くには、無限ループなどのトラップもあり上の世界では最も大規模なダンジョンである「ネクロゴンドの洞窟」を通らなければならない。バラモス城の東に開いている「ギアガの大穴」は、下の世界のアレフガルドにつながっているが、バラモスを倒すまでは封印されている。オルテガが戦いの末に火口に落ちた火山も存在する。エンディングではギアガの大穴が塞がってしまうが、製作者は「後に無事にアリアハンに帰ったと考えてくれてもいい」とパーティの結末について述べている[14]。
上の世界のその他建造物・場所
- 海賊の家
- 海賊団のアジト。お頭は女性である。昼間は海賊たちが出かけているためほとんど人がいない。
- オリビアの岬
- バハラタのはるか北にある岬。オリビアが航海中に嵐によって死んだ恋人エリックを想い、海に飛び込み自殺した場所。オリビアは死に切れず、岬を通過する船を悲しい歌によって押し戻す。近くにはサイモンが終焉を遂げた「ほこらの牢獄」がある。
- 幽霊船
- ロマリア付近の海をさまよう、罪人の魂を奴隷として使役する幽霊船。エリックが無実の罪を着せられ乗船させられており、二度と逢えぬ恋人オリビアへの想いを「あいのおもいで」に秘める。
- 竜の女王の城
- カザーブ東方の山中にある「天界に一番近い城」。岩山に囲まれている。天上の神から世界の統治を任されている竜の女王が住むが、病の床に臥している。
- 浅瀬のほこら
- スーの西に位置する岩礁にあり、海水を干上がらせる「かわきのつぼ」を使わないと浮上しない。
下の世界・アレフガルド
精霊ルビスによって創られた地。大魔王ゾーマによって闇に閉ざされており朝が来ることがなく、「闇の世界」と呼ばれている。町やダンジョンなどは、一部を除いて『ドラゴンクエスト』第1作と同じ位置にあるが、第1作ではすべての島・大陸同士が橋やトンネルでつながっていたのに対して、本作では島や大陸の間を結ぶ橋・トンネルの一部がないため、船を使わなければ行けない場所もある。町やダンジョンの構造も第1作と基本的に同じである。なおルビスは第1作では登場していないが、『II』では主人公たちに重要アイテムを授ける役として登場している。
- ラダトーム
- アレフガルドを統治する王国。アレフガルド唯一の王城で、城下町もかなりの広さを誇る。ギアガの大穴からの落下地点よりすぐ東に位置する。城および城下町の位置関係は第1作と逆である。ラルス1世が治めており、彼の子孫が、第1作に登場したラルス16世となる。
- ガライの家
- ラダトームの北西、第1作の「ガライの町」の位置にある。後のシリーズで伝説として語られる吟遊詩人ガライの住家であり、地下室にガライの愛用品「銀の竪琴」がある。ガライの両親は、彼が放浪してばかりで家に帰らないことに困り果てている。本作ではガライ本人も若者として登場するが、放浪しており別の場所にいる。
- マイラ
- アレフガルド北東の島の森の中にある村。本作では第1作にあるラダトームとを結ぶ橋がなく、ラダトームからは船を使わないと行けない。露天風呂が湧き出している。道具屋の主人はジパングから来た刀匠である。この刀匠に後のシリーズにロトの剣として伝わる「おうじゃのけん」を制作してもらうことになる[注 14]。後のシリーズでも2つの剣のデザインがまったく異なるのは公式ガイドブックを担当したガイナックス社員のイラストが採用されたためである[要出典]。『DQB』では2つの剣は別のものとして登場する。
- リムルダール
- アレフガルド東部の半島にある湖に囲まれた町。本作では第1作にあるラダトーム・マイラとを結ぶトンネルは工事中の未開通の状態で登場するため、マイラからは行き来できないが、メルキド北部の砂漠の山岳地帯と陸続きになっている。第1作の鍵屋に相当する家には老人が住んでおり、魔法の鍵を見たがっている。西方にある岬は、ゾーマの城がある島に最も近接している。呪われた武器を購入できる唯一の町である。
- ドムドーラ
- 岩山の洞窟から南の砂漠の中に作られた町。この町に貴重な金属(オリハルコン)があるという噂がある。第1作では魔物に襲われ廃墟となっているが、本作では普通に人が暮らす町となっている。井戸の水がかれ始めており、町の行く末を心配している男がいる。
- メルキド
- ドムドーラ南東の高原にある町。第1作のような城壁はまだなく、土嚢で囲まれている。町の人の一部はゾーマに対する恐れから、希望を失って何もせず過ごしている。第1作で登場する「ゴーレム」を研究している学者がいる。
- 魔王の爪痕
- 大魔王ゾーマが現れたとされるラダトーム北の洞窟。第1作の「ロトの洞窟」にあたる。最下層にはすべてのものを拒む地割れがある。洞窟内では戦闘中・移動中および敵・味方の別を問わず、唱えた呪文はすべてかき消され無効となる。最下層には「勇者の盾」がある。
- ルビスの塔
- マイラ北西の島(第1作の「雨のほこら」のある場所)にある塔。この塔には、大魔王ゾーマの呪いによって石像にされた精霊ルビスの姿がある。
- 精霊のほこら
- 精霊ルビスの配下の妖精がいるほこらで、第1作でロトの印が落ちている位置にある。
- 聖なるほこら
- リムルダールの南にある、雨と太陽が合わさるほこら。第1作と同じ条件で魔の島に渡るためのアイテムをくれるが、第1作と違いリムルダールからの橋が架かっていないため、船でしか行くことができない。
- ゾーマの城
- アレフガルド中央部の小島に建っている大魔王ゾーマの居城。ラダトーム城の対岸にある。隠された階段を見つけなければゾーマに近づくことはできない。回転床や無限ループなどさまざまな仕掛けも用意されている。第1作での「竜王の城」とまったく同じ位置にあるが、1階はやや似ているものの地下部分の構造は異なる。キングヒドラとオルテガの戦いがここで行われる。
道具
物語を進めるために必要な道具のうち、ストーリー上特に重要なものについて簡潔に説明する。
- 盗賊の鍵、魔法の鍵、最後の鍵
- 扉を開けるための鍵。後で手に入るものほど多くの扉を開けることができ、最後の鍵はすべての扉を開けられる(上位の鍵は上位互換性がある)。この3つの鍵は後のドラゴンクエストシリーズ作品にも登場している。なお第1作において店で売られている鍵は、本作の魔法の鍵を参考に作られたものとされている。
- 6つのオーブ
- 上の世界に散らばる宝玉。レッド・ブルー・グリーン・イエロー・パープル・シルバーの6つがあり、すべて揃えてレイアムランドの祭壇に捧げると、不死鳥ラーミアが卵から蘇る。これらのオーブのある場所で「山彦の笛」を吹くと山彦が返ってくる。物語中盤はこのオーブを集めることが中心となる。
- 光の玉
- 勇者が竜の女王から授かる宝玉。大魔王の邪悪な闇の衣を破る力がある。第1作にもこの「光の玉」は登場し、ボスである竜王を倒してアレフガルドに平和が戻ることになる。
- 王者の剣、光の鎧、勇者の盾
- ラダトームの宝であった3つの武具だが、大魔王によって奪われてしまった。勇者のみが装備できる。王者の剣はオリハルコンという金属でできており、大魔王ゾーマの力をもってしても砕くのに3年の年月を要した。第1作・第2作のロトの剣・鎧・盾に相当する。なお、「ロトの兜」に相当する防具は登場していない。
- 妖精の笛
- 精霊ルビスを復活させる力を持った笛。第1作にも登場。
- 聖なる守り
- 勇者が精霊ルビス救出時に授かる装飾品。第1作・第2作の「ロトのしるし」に相当する。
- 太陽の石、雨雲の杖
- アレフガルドに広まる「太陽と雨」の言い伝えに関連する道具。この2つと聖なる守りを手に入れると、虹の橋を架ける能力を持つ「虹のしずく」が得られる。雨雲の杖は武器としても装備できる。共に第1作にも登場する。
呪文
モンスター
注釈
- ^ ただし、堀井雄二は『I』製作時は『III』まで想定しておらず、後付ながらストーリーがうまく繋がったのはよかったと述べている[4]
- ^ シリーズ全体としては他にWii用ソフト『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』やアニメ版『ドラゴンクエスト』でも見られる。
- ^ ただし、ゲームクリアのためにはストーリー進行上、必ず一度は商人をパーティーに入れなければならない。「#職業一覧」の商人を参照。
- ^ 戦士・僧侶・魔法使いの3名で全員男性。
- ^ ただし、武器・防具・道具を所持している状態では抹消できない。なお商人を渡すイベントによりその商人がリストから抹消となり(持ち物は預かり所に送られる)、新たにキャラクターを作ることができる。
- ^ ただし、パーティーに遊び人1人しかいない場合に混乱状態になることで100パーセントコマンド通りに戦うことが可能となる。
- ^ 1人でしか入ることのできない「地球のへそ」の周辺は除く。
- ^ ただし、敵の種類によっては、後列のキャラクターを狙う敵もいる。
- ^ 「○○に△△ポイントのダメージをあたえた!」」→「○○に△△のダメージ!!」、「○○は××のじゅもんをとなえた!」→「○○は××をとなえた!」など。
- ^ 制作発表が行われた当時の各ゲーム雑誌では「もしも今作をパスワード方式にした場合、その長さは800文字ぐらいになる」とのコメントが載せられた(第1作は20文字、『II』は最大52文字)。
- ^ マップはメルカトール図法に基づいた四角形で、上端と下端、左端と右端がそれぞれ繋がっている(北極より北へ進むと、南極へ出るなど)。ゲーム中の「ルザミ」の町人の台詞によれば世界は丸いとのことだが、上述の性質を満たす世界の形状は実際には球ではなくトーラスである。
- ^ 王政、高価な黒胡椒、ポルトガの航海技術、北アメリカ大陸の開拓地、ルザミに流刑中の地動説論者など。しかし日本にあたるジパングでは弥生時代の生活をしている。
- ^ 一度行けばルーラやキメラの翼で行くことは可能。
- ^ 中村光一は『知られざる伝説』のインタビューで、ジパングからきた日本人の職人の手で作られた日本刀がゲームの中で最強の剣という、堀井のシナリオのこの演出を「日本人としてジーンときた」と語っている[15]。
- ^ 名前は自由に付けられる。男性主人公の名前は小説版およびCDシアター版では「アレル」、SFC版・GBC版のオープニングや公式ガイドブックおよび『スマブラSP』では「アルス」となっている。女性主人公の名前は公式ガイドブックでは「アイリン」となっている。
- ^ エルフの女王によって村全体が眠りにつかされる前日まで滞在しており、魔法の鍵を求めてアッサラーム方面に旅立ったことが村人の証言で明らかになる。
- ^ 小説版およびCDシアター版では「ルシア」、ゲームブックでは「エルア」という名前が付けられている。
- ^ 小説版では「ガゼル」という名前が付けられている。
- ^ 「ゲームブックドラゴンクエストIII」下巻でのエンディングシーンなどから。
- ^ 鳥山明のイラストでは「ボスその1 年とった大トカゲ」と書かれている[18]。
- ^ FC版ではごくまれにオルテガが勝つこともあるが、勇者一行に願いを託し直後に力尽きる。
- ^ 『VI』ではデスタムーアのみ効果音付きだった。
- ^ FC版ではデータ内に存在したが没案となっていた。
- ^ 母親から「男の子のように育てた」、アリアハン王から「いや、娘だったか」というメッセージ。
- ^ ドラゴンクエストVIに登場するクラウド城の主・ゼニスとの関係は不明。
- ^ グラフィックはやまたのおろち、キングヒドラの色違いである。
- ^ 「#音楽」の項で述べるスイスの村など。
- ^ 数種類のモンスターが登場していない。これらは発売前の宣伝広告のイラストで確認できる。
- ^ ローマ字表記で本作のエンディングクレジットに表示されており、当時リバーヒルソフトのゲームシナリオライターであった鈴木理香と同じ発音だが鈴木のプロフィールとしてドラゴンクエストに関する情報源は明らかでなく、別人の可能性がある
- ^ この時に窃盗・恐喝され被害届を出した少年に対し、エニックスは連絡先がわかる場合に限り、同ソフトを無償提供した。
- ^ 前作『II』でも同様の事件が起きている。
- ^ 空飛ぶ鯨ケトスが覚醒して以降。
- ^ なお鴻上は、アッサラームの劇場にいる座長キャラクターのモデルでもある。
- ^ リメイク版の公式ガイドブックでは、アレフガルドに関する情報は非掲載だが、FC版とは違いアイテム全種、ボス・中ボス以外のモンスターは全て掲載されている。
- ^ a b ドラゴンクエストI、II、IIIの3作品を取り扱っている。奥付にも、その3作品の表記がある。
出典
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- ^ “スマートフォン版 「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
- ^ “「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン”. スクウェア・エニックス 2021年7月26日閲覧。
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