ドラゴンクエストシリーズとは? わかりやすく解説

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ドラゴンクエストシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 07:16 UTC 版)

ドラゴンクエストシリーズ(Dragon Quest Series)は、1986年5月27日に発売された『ドラゴンクエスト』を第一作とする日本コンピュータRPGシリーズ作品


注釈

  1. ^ 日本で独自に進化したRPGは、欧米においてはRPGの中でも特徴的なジャンルの1つであり、「日本のRPG (Japanese RPG) 」という表現には「日本式RPG (JRPG=Japanese RPG) 」のようなニュアンスが含まれる。詳細はコンピュータRPG#その他を参照。
  2. ^ 『IV』でも二匹のモンスターが仲間になることがあったが、能力値は固定で、あくまでも一時参加のゲストキャラクター(NPC)に過ぎなかった。
  3. ^ 『VIII』では、『III』の不死鳥ラーミアと同一存在とされる神鳥レティス(時空を超え、異世界間を旅する能力を持つ)が登場。『X』では、前作『IX』に登場したキャラクターや地名を想起させる固有名詞が登場し、同一世界とおぼしきことが示唆されている。
  4. ^ Android機種のみ対応。
  5. ^ PS4版とSwitch版は2018年7月25日より『ドラゴンクエストX ベーシックパック』として販売されている。
  6. ^ 関連キャラが主人公であることや名シーンを彷彿とさせる描写、BGMが流れるなど。
  7. ^ 墓や棺桶、宿屋のカベかけなど。
  8. ^ 当時はまだファミコンカートリッジにバックアップ機能がなく、ファミコンで長時間プレイするRPGを製作するのは実質不可能と思われていたが、「ふっかつのじゅもん」というパスワード方式を思いついたことにより、製作可能になった。
  9. ^ 堀井いわく「PCショップでデモを見たら、想定外の言葉をみんなが入れていてプログラムが反応しなかった」という。「それがすごくいやでテキスト入力方式を捨て、コマンドを選ぶだけで進めるようにした。」との事[23]
  10. ^ 鳥嶋の騙しの意図は明らかではない(堀井らは「刺激を与えたかったのではないか」などと推測している)
  11. ^ 堀井雄二は当時の雑誌連載で何度もこのことに触れている。後に「虹色ディップスイッチ」(ビジネス・アスキー/1990年)として書籍化。
  12. ^ 『X』ではサポートなかまおよび仲間モンスターが該当。
  13. ^ 1ゴールドは日本円に換算すると、約100円とされている(1996年の『ファミ通』掲載記事の堀井雄二談話より)。
  14. ^ a b FC版『II』のような最初期の作品では長音記号が多い「キラーマシン」表記だった。
  15. ^ ロト三部作の「アレフガルドのある世界」とは地形が全く異なる。
  16. ^ 作品全般においては、酒場の女主人ルイーダや大盗賊カンダタなどの例もあるので、単に同姿同名の存在が複数の作品世界に登場しているだけ(いわゆる「スター・システム」)という見方もできる。
  17. ^ 時空を超える能力を持ち、別の世界では自身が「ラーミア」と呼ばれていたこともあったと語る。
  18. ^ 『ドラゴンクエスト2 公式ガイドブック』では「墓を掘り返しモンスターを次々とよみがえらせるゾンビ」と説明されており、モンスターの供給を担っている設定になっている。
  19. ^ 初期のドラクエ4コマ漫画劇場の巻末広告などで確認できる。
  20. ^ 3冊の表紙を横に繋げるとロトの剣が完成するというデザイン。その後の『IV』でも上下巻を繋げると天空の剣が完成する。
  21. ^ DS・3DS版『IV』〜『VIII』のものは各一冊にまとめられている。
  22. ^ 奥付のモンスターイラストレーション(担当)には、鳥山明と並んで中鶴勝祥の名前がある。
  23. ^ 奥付のモンスターイラスト・イメージイラスト製作(担当)は「フェイク・デザイン・ワークス」と記されている。掲載されているイラストもパソコンで着色し直されたりしたもので、鳥山明の原画ではない。

出典

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