ドキドキ!プリキュア 登場人物

ドキドキ!プリキュア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 11:06 UTC 版)

登場人物

プリキュア

マナ、六花、ありすの3人は「大貝町」に住む幼なじみ。真琴は「トランプ王国」のプリキュアかつマリー・アンジュ王女に仕える歌姫で、人間界では「まこぴー」の愛称アイドル歌手として活躍している。亜久里はアンジュの「プシュケー」の片割れ(詳細は各項目を参照のこと)。

マナと六花は「大貝第一中学校」に在籍しそれぞれ生徒会長と書記を務めており、真琴も第10話で編入する。ありすは「私立七ツ橋学園」に在籍。前述の4人は中学2年生で、亜久里は小学4年生。

一人称はマナが「あたし」、六花と真琴が「わたし」もしくは「あたし」、ありすが「わたし」、亜久里が「わたくし」。

プリキュアへ覚醒した経緯は「プリキュアの設定」を参照。

相田 マナ(あいだ マナ) / キュアハート
- 生天目仁美[16]
本作品の主人公で、後ろ髪がカールしたマゼンタ色のハーフアップポニーが特徴の14歳の少女[11]。みなぎるのプリキュア「キュアハート」に変身する。8月4日生まれのしし座[注 2]。口癖は「キュンキュンする」「キュンキュンだよ」。
六花とありすを呼び捨て、真琴を「まこぴー」、亜久里を「亜久里ちゃん」と呼んでいる。
私服はピンク色のものを着用し、薄紫色のニーソックスに靴を履いている。夏期には黒のスパッツを着け、靴を素足のまま履いている。
活発で「愛をふりまきすぎ」「しあわせの王子」などと六花から揶揄されているお人好しで「人助けに理由はいらない」と困っている人を放っておけない性格[注 3]。めんどう見がよく周囲からも信頼されているが、干渉しすぎなところもある。
成績優秀かつ運動神経も抜群であるが、型破りで頭で考えるよりも手や足が先に動くタイプ。そのため、軽率な行動を取ることもあるので六花からよく注意されている。軽率な行動はメンバーにも波及しており、第37話で亜久里のニンジン嫌いが判明しその克服に一役買おうと六花の講義中にニンジンの着ぐるみで登場するも亜久里が驚愕のあまり逃走してしまい逆効果となる[注 4]。またジコチューを初めて見た時にマナのままで平気で説得しようとしたり、シャルルからプリキュアへの変身を促された際もすんなり受け入れるなど好奇心も強い。
前述の通り何でもこなせるが無自覚の音痴である[注 5]。そのため後述する歌唱後の惨劇を見ても首をかしげるだけ。六花とありすに「寝た子も起きちゃうほど」と評されており、自身が歌う直前に耳を塞がれる。第8話でアイちゃんに子守歌を歌って披露した際は、アイちゃんは泣き出し、真琴はおののき、ダビィは目を回し、木々に止まっていた鳥たちは逃げ出し、近くのベンチで寝ていたサラリーマンは「貴重な昼休みが台無し」とぼやく[注 6]有様であった。その後またもアイちゃんに子守歌を歌おうとしたが真琴が代わったため惨劇は回避され、その後彼女に「歌のレッスンが必要よ」とアドバイスされた。第24話でもアイちゃんに子守歌を歌うが、相変わらず泣きやまず。第40話では亜久里にも披露しており彼女をげんなりさせている[注 7][注 8]
隠し事も苦手で、ウソをつくと無意識に髪をいじる癖がある。第2話の序盤で六花に見られ感づかれしまったため意を決してプリキュアになったと自白するが、その時は彼女が半信半疑であったため事なきを得る。その後シャルルから「プリキュアのことは秘密」と念を押されるも、彼女の前でまたも癖が出てしまい完全に疑念を持たれてしまう。そのため「六花に隠し事はできない」との考えに至り、シャルルの制止を振り切り彼女の目の前でハートに変身して打ち明ける。戦闘後、彼女から黙っていた罰として彼女のカバンを持つはめになり「黙っていてゴメン」と謝罪する。その行動に彼女も納得したため仲直りを果たす[注 9][17]。そして、続く第3話で六花もプリキュアになるよう促した(六花の項目も参照)。さらに絵も茶道も苦手で、乗り物に酔いやすい体質でもある。
六花とは幼なじみかつ親友で絶大な信頼を寄せている。第3話の回顧シーンによると、生徒会長に推された時に六花に書記を務めるよう頼んでいるが一度断られている。しかし、めげずに説得し引き入れることに成功した。また、プリキュアに誘った際も同様で、「六花ならできる!」と断言している。結果的に彼女もプリキュアへ覚醒したため幼なじみ、生徒会役員、そしてプリキュアと3つの立場でバディに据える(六花の項目も参照)。そのため一時期彼女の様子がおかしかった時、彼女の母・亮子に詰め寄るほどのうろたえさを見せている(詳細は六花の項目を参照)。
もう一人の幼なじみであるありすも学校は違えどお茶会に呼ばれるなど今でも親交は深い。小学校からの親友であるが、第10話で彼女の告白を聞いてさらなる絆を深める(詳細はありすの項目を参照)。
真琴の大ファン。第1話で初対面し、第5話で面と向かって会うが前述の干渉しすぎが出てしまい彼女を怒らせてしまう。しかし後日彼女にこのことを謝罪したことで彼女に何らかの変化をもたらす(詳細は真琴の項目を参照)。その後、彼女が大貝第一中に編入してきた時は六花とともに彼女の学校生活をサポートする(六花の項目も参照)。
自宅は洋食屋「ぶたのしっぽ亭」を経営しており、自身も料理が得意。家族はは父・健太郎、母・あゆみ、祖父・宗吉で、祖母・五十鈴(いすず)もいたが自身が小学生の頃に病気で他界している。また、マシュマロというペットがいたが交通事故で他界している。
レジーナには当初振り回されていたが悪意がない彼女に対しいつしか興味を抱くようになり、ついには愛情を持つようになり彼女がいないと落ち込むほど大切な存在になる。そのため第23話で彼女を失った際は戦意も喪失してしまい、それを見ていたキュアエースに「キュアラビーズ」を剥奪されてしまう。レジーナと変身能力を失い途方にくれていた時、一人の少女(亜久里)[注 10]と出会い彼女のアドバイスを聞いて「みんなの笑顔を守るため、あたしは戦う!」と奮起し、彼女がエースだと確信する。その後リーヴァとグーラに苦戦していたダイヤモンドたちの前に現れハートに変身し加勢する(詳細はキュアエースの項目を参照)。
メンバーで唯一プシュケーを抜き取られた。
名前については、テレビシリーズや関連作品では幼児向けに「マナ」とカタカナ表記を用いる一方、「」という漢字表記もあわせて設定されており[18]、後者は劇場版にて小学生時代のノートが出てきた際、マナが生まれたときに五十鈴が命名した際などに用いられている。字幕の色は黄色。
菱川 六花(ひしかわ りっか) / キュアダイヤモンド
声 - 寿美菜子[16]
側頭部の髪の一部を三つ編みにした紺色ロングヘアが特徴の少女。眼鏡をかけることもある。英知の光のプリキュア「キュアダイヤモンド」に変身する。9月17日生まれのおとめ座[注 2][19]。何かあった場合「べつに」と言う癖がある[注 11]
マナとありすを呼び捨てで呼んでいる。真琴を当初「剣崎さん」と呼んでいたが、彼女が親友かつ仲間になったあとは「まこぴー」と呼ぶようになる。亜久里を「亜久里ちゃん」と呼んでいる。
私服には水色のものを着用し、黒色の靴下に靴を履いている。夏期には白色の服と靴下を着用している。
知的でまじめな性格であり、また「ママ(亮子)みたいなお医者さんになる」との目標を目指すべく勉強に励む優等生。その実力は全国模試でベスト10に入るほどで、そのこだわりはテストで首位から2位に陥落しただけで暗くなるほど(原因は後述)。その知識と博学さをいかして第37話で亜久里のニンジン嫌いを克服するため食育の講義を開き彼女に助力している。また第14話で百人一首に関心があることが判明し、一時期模試の成績やテストの点数が下がるほど夢中になっていた[注 12]。そのため百人一首の和歌を口ずさんだり、和歌の内容を踏まえた発言もする。一方、運動は不得手で人前に出るのも苦手。
メンバーの中では一番の常識人である。それゆえ突っ走る傾向の強いマナ[注 13]、世間知らずなありす、人間界に無知な真琴、多少のことには動じない亜久里、そんな4人を指摘することが多く悩まされることもしばしば。
しかし、悩みは自身の夢にも当てはまる。前述した百人一首を夢中になっていたとき「医者を目指す自分がうつつを抜かしている場合じゃない」と拒絶するが、それを聞いた父・悠蔵と亮子から「たくさん夢を持つのはいいこと」と諭され奮起する。また第26話では医者を目指すのは母への憧れからかと疑問を抱き、それを聞いていた亜久里に「自分を見つめ直すいい機会」と諭され考えることに。その結果「生徒会やプリキュアに入ったのもマナの誘いからだし、結局わたしは誰かに憧れたり誘われたりしないと行動できないのかな?」と分析し悲観する。しかし、同話でイーラを助けた(詳細は後述)のを機に医者を目指す何らかの確信を得る。
マナとは幼なじみゆえ強い絆で結ばれており、ラケルから「マナのいい奥さん」と評されている。また彼女と自分の関係を「幸せの王子とツバメ」に例えており、やっかいごとを背負い込む彼女をいつもフォローしている。しかし、自身も彼女に勇気づけられている(下記にエピソードあり)。また、親友関係であるだけに、マナの些細な変化には敏感であり、マナが髪をいじるのを見て秘密があると見抜き、彼女からプリキュアになったことを告白されている。当初は半信半疑であったが、同話終盤で彼女がハートに変身したのを目の当たりにし驚愕すると同時に「どうして厄介ごとばかり抱え込むの?」と愚痴をこぼすが、彼女が謝罪したのを見て「すべて話してくれてありがとう」と許している。
前述の通りマナとの関係は揺るぎないものと信じていたが、第10話で真琴が大貝第一中に編入しマナと仲良くしていたのを見て複雑な感情が生まれ、眠れなくなるほど苦悩することとなる。その後、同じく2人を羨望していた応援団長のジコチューを見たラケルの「あいつ、ヤキモチやいてる?」との言葉を聞いて嫉妬の感情に気付き自己嫌悪に陥るものの、ありすから「ヤキモチは誰にでもあるもの」と諭され奮起し、3人とともにジコチューを撃破する。戦闘後ありすと真琴から「わたしも2人と親友になりたい!」と告白され、2人が自身とマナとの関係を羨望していたことを聞いて自分と同じであったことに安堵。そして「2人とも変よ、もう親友じゃん!」と告げ、さらなる友情を深める(ありすと真琴の項目も参照)。
第10話で真琴がクラスメイトになったのを機に人間界の常識に疎い彼女のためマナとともに学校生活をサポートするが、想像を絶する惨劇(?)を目の当たりにし驚愕する(詳細は真琴の項目を参照)。
カエルが好きで、自室の調度品などもカエルをモチーフにした装飾物が多い。
家族に写真家である父の悠蔵と小児科医である母の亮子がいる。両親が多忙のために家では1人でいることが多く、近所の相田家で世話になっている。また泊まることもあるがその際もマナへの気苦労が絶えず、シャルルとラケルからも「六花が泊まるとマナのお世話や面倒で大忙し」と言われるほど。
前述の通りいつもマナの保護者的立場であるが彼女が絶望に陥った時は誰よりも身を案じており、第23話で彼女が一時戦意喪失してハートになれなかったが見事再起した時は嬉しさのあまり彼女に飛びつき、そして「マナ、よかった…」と安堵し目を潤ませている(詳細はマナの項目を参照)。
第26話で記憶喪失になったイーラを敵でありながら治療したあと、一時的に彼と意思疎通する。そのあとは再度敵対したイーラに悪事をやめるよう説得している。しかしその時は聞き入れてもらえなかったが、後日彼の心境に変化をもたらすきっかけとなる(詳細はイーラの項目を参照)。
ジコチューとの戦いが終わった後は、医学部への合格を目指して受験勉強に励んでいる。
名前の由来はダイヤモンドダストから連想する「雪の結晶」の意味がある「六花」から[20]。字幕の色は赤。
四葉 ありす(よつば ありす) / キュアロゼッタ
声 - 渕上舞[16]
「四葉財閥」の令嬢で、シニヨンを二つにまとめた茶色の髪が特徴の少女。ひだまりポカポカのプリキュア「キュアロゼッタ」に変身する。5月28日生まれのふたご座[注 2][19]。誰にでも敬語で話し、語尾に「ですわ」とつける。
マナ、六花、亜久里を「ちゃん」付け、真琴を「真琴さん」と呼んでいる。
私服は黄色のドレスを着用し、黄緑色の四葉のクローバーのエンブレムがついた濃い空色の首飾りを付け、黄色のタイツに靴を履いているほか、日傘を携帯することもある。夏期には半袖の黄色いドレスを着用し、オレンジ色の首飾りを付けている。
現在は名門の私立七ツ橋学園に通うが、小学生の頃はマナや六花と同じ小学校に通っていた。またほとんど私服で登場しており、制服で登場したのは最終回(第49話)のみである[注 14]
マナと六花とは6歳のころに知り合った幼なじみであり、現在も学校は違えど仲がいい。2人と出会う前は病弱であったが、共に遊ぶにつれ次第に健康体になっていった。
心やさしくおっとりした性格で基本的には争いごとを好まないが、友人をバカにされると激昂する一面もある(後述)。また、庶民感覚とかけ離れた発言をすることが多い。
四葉財閥の経営方針を任されている地位にあり「東京クローバータワー」のオーナーも務めている。
前述の通りマナと六花とは幼なじみであるが同じ学校に通っていつも側にいる2人を羨望しており、そのため第10話でマナと真琴が一緒にいるようになって元気がなかった六花を見て「2人にヤキモチやいている」と見抜く。そして彼女が悟った際「わたしもマナちゃんと六花ちゃんの仲が羨ましかった」と吐露し、その後自身と同じ考えであった真琴とともにマナにも打ち明ける。そして六花から「何言ってるの、もう親友じゃん!」と言われたことで胸のつかえがおり、3人とさらなる友情を深める(六花と真琴の項目も参照)。
祖父・一郎の影響で幼少時から様々な習いごとをしているが、武術の稽古だけはやめている。その理由は小学生時代にいじめっ子兄弟(声 - 森谷里美神田みか)から自分をかばったマナが侮辱されたことの怒りで、自らの意思に反してその兄弟のみならず彼らの兄の中学生(声 - 大林洋平)までもたたき伏せたことがトラウマとなってしまったため。しかし、第25話でマナと真琴が自らを高めたのを見て奮起し武術の稽古を再開する。また、飛行機の操縦も可能[注 15]
第4話でクローバータワーの防犯カメラに収められていたマナがハートに初変身した映像を偶然見つけ、また街で保護したランスから事情を聞きだしたことで独自にプリキュアの正体とジコチューの存在を知る。当初は上述の過去の出来事によるトラウマから、裏方のサポートに徹する姿勢を見せていたが、紆余曲折を経てプリキュアに覚醒する。
ロゼッタ覚醒後は四葉財閥の財力と情報網を存分に駆使し、プリキュアとジコチューに関する情報を集めるようになる。手始めに第5話で真琴とソードが同一人物でないかと疑い科学捜査班を出動させている[注 16]。また、プリキュアの存在が世の中に周知されぬようセバスチャンに命じてあらゆる根回しを行っている。
ジコチューとの戦いが終わったあとは、人間界と繋がった「トランプ共和国」相手に積極的な経済的交流を行っている。
名前の由来はトランプモチーフということで『不思議の国のアリス』から[20]
剣崎 真琴(けんざき まこと) / キュアソード
声 - 宮本佳那子[16][注 17]
青紫色のショートヘアが特徴のトランプ王国出身の少女。勇気の刃のプリキュア「キュアソード」に変身する。人間界での愛称は「まこぴー」。11月4日生まれのさそり座[注 2]
本名は「マコト」であるが、人間界へやって来たのを機に「剣崎真琴」と名乗るようになる(詳細は後述)。
当初マナ、六花、ありすを「あなた」と二人称で呼んでいたが、親友になったのを機に呼び捨てで呼ぶようになり、亜久里を「亜久里ちゃん」と呼んでいる。
私服はネクタイを付けた紫色のベストとショートズボンを着用し、黒色の靴下に白色のショートブーツを履いている。夏期には白地の私服に茶色のベストを着用し、薄紫色のロングソックスを履いている。
クールかつしっかり者で相手に強気な態度をしている。一方でかわいいものに執着する一面もあり第8話でアイちゃんを抱きたいと思っていたが、前述のプライドが邪魔し素直になれなかった。しかし、同話終盤で彼女に子守歌を歌った際に抱いたので無事成就する。また当初自分の考えをうまく言えない寡黙な性格であったゆえダビィに本心を代弁されては揶揄されていた(詳細は後述)[注 18]が、第10話終盤でついにしびれを切らし「わたしの思いを先に言わないで!」と咎める。これを機に自ら意見を述べるようになる。人間界の常識には疎い。
人間界ではアイドル歌手として活動しており、その人気ぶりは6万枚のチケットが3分で完売[注 19]、デビュー曲がミリオンヒット[注 20]。「歌を真剣に歌ってでみんなを笑顔にする」という信念を持っており、厳しいスケジュールも難なくこなすプロ意識の持ち主。コンサートなどでは「ラブリーインカム」(ヘッドセット)を装着して歌う[注 21]
ところが第24話で亜久里に「歌に迷いがある」と指摘されたのを機に引退を示唆するようになり、マナたちの説得も聞かず引退を決心する。しかしアンジュから「自分のために歌ってください」との言葉を貰って感涙、自分を応援してくれる皆のために歌うことを決意し引退を撤回する。
トランプ王国ではマリー・アンジュに仕える歌姫であり、彼女の笑顔を見るため歌ったりと敬愛している。また彼女からは妹のように扱われており、2人きりのときには「『アン』と呼んで」と促されていた。しかし、自身は呼びすてにすることを「馴れ馴れしい」と感じ遠慮していた。
孤独な戦いに慣れてきた経緯から当初はマナたちを拒絶していたが、第5話でマナの誠実な態度を見たことで考えをあらため続く第6話で正体を明かし、さらに第7話でマナたちの仲間になる。
第10話で大貝第一中学校に編入し、マナと六花のクラスメイトになる。その理由を「王女さまと人間界の情報を得るため」と述べているが、それは建前でダビィに「マナたちと共にいたいから」と本音を暴露され赤面する。何はともあれいざ学校生活を始めるが名前をアイドルのサインで書いたり、書道ではに直接墨汁をかけたり、家庭科ではテーブルクロスまで縫いつけたりと破天荒な行動を起こしてしまいマナと六花をてんやわんやにさせる。またバケツを倒しをこぼした時は右腕を上げ指を動かす不可解な行動を見せ、自身曰く「これはクリーナーを呼ぶサイン」とのこと(水の拭き取りは六花がおこなった)。さらにアイドルゆえ記者たちに下校をパパラッチされそうになるが、六花の機転でマナと逃げて事なきを得る。その事をマナに「六花はいい仲間ね」と問いかけ彼女から「だって六花は親友だもん!」と返され立ち尽くす。その理由をマナに問われ「2人が羨ましい」とまたもダビィに代弁されてしまい悔しがる。この事が2人を羨望するきっかけとなり「2人が羨ましかった。わたしも親友になりたい!」と今度は自分の口で打ち明け、それを聞いていたありすも賛同する。その後六花から「何言ってるの、もう親友じゃん!」と返されたことで3人とさらなる友情を深める(六花とありすの項目も参照)。
幼少時に両親を事故で亡くしており、本人曰く「顔も覚えていない」。しかし、幼少を過ごした孤児院らしき施設に時折アン王女が訪問に来ており、彼女のお陰で寂しくなかったことを述べている。
ジコチューの侵略を受け壊滅したトランプ王国を見て、王国を守れなかったことをと悔いる。しかし、めげずに「王女さまを捜しだし、そして王国を復興させる」と心に決め人間界へやってくる。その後ジョナサン(ジョー)がアンジュの婚約者であることを知ってから彼を否定する態度をしていたが、自分と同じように祖国を守れなかったことを悔やむ彼を見て理解するようになる。
キングジコチューの娘であるレジーナに対し敵視していたがマナの彼女への気持ちは理解しており、そのため次第に自身も彼女の素顔を知り態度を軟化させていく。そして第40話で自分たちの思いを伝えるべく「こころをこめて」をつくり彼女に披露する。しかし彼女の改心には至らず自身の才能に落胆していたが、亜久里の「レジーナがこの曲に震えていた。きっと愛する心がある」との言葉を聞いて安堵する。
第15話では、映画『スノーホワイト』(白雪姫)で主役の「白雪姫」を演じる[注 22]
第35話で虫歯になり歯医者に行くも怖くて逃げてしまうが、亜久里に「それではアイちゃんに示しがつきませんわ!」と諭され我に返る。そして「アイちゃんのためにも歯を治す!」と決意し、紆余曲折あったが無事虫歯を完治させる。
プロトジコチューを撃破後、幻影のアンジュとの別れを受け入れられず泣き崩れたが彼女から「あなたの歌声を世界中の人々に届けてください」と励まされたことで悲しみを乗り越え、再度アイドルとして歌うことを決意する(マリー・アンジュの項目も参照)。同時にトランプ王国出身であることを公表する。
劇中では明らかにされなかったが、放送終了後にシリーズ構成の山口亮太が「真琴の本名は『マコト』であり、『剣崎真琴』という名前は人間界に来て名乗り始めた」という見解を示している[21]。また、本人は劇中で「『キュアソード』はアンジュ王女からもらった名前」と語っている。さらに劇場版における過去の思い出でも、アンジュ王女に「これからはプリキュアとして『キュアソード』を名乗るように」と言われている。
名前の由来は音楽に関係のある「」から[20]。字幕の色は紫。
円 亜久里(まどか あぐり) / キュアエース
声 - 釘宮理恵[注 23]
茶髪のロングヘアが特徴の小学4年生の少女。普段は前髪を後ろで結んでいるが、下ろした髪はレジーナと瓜二つである[注 24]。愛の切り札のプリキュア「キュアエース」に変身する。
メンバーでは最年少であるが4人を呼び捨てで呼んでいる[注 25]
夏服は赤のワンピースであるが、冬服は赤の長袖にスカートを着ている。
第22話でキュアエースとして登場し、続く第23話で亜久里でも登場。
誰にでも丁寧語で話す。物腰は大人びているため厳しい言動も多いが、優れた能力がある者に対しては素直に称賛する一面もある。また自らの苦手を克服するため努力もしており、当初ニンジンが嫌いであったが紆余曲折を経て克服している(詳細は後述)。しかし年相応な茶目っ気さもあり、また時折ツンデレも垣間見せる。
お菓子が好物。そのエピソードとして第24話ではセバスチャンかつくったロールケーキを食べて膨大な感想を述べたり、第27話では野点で出した和菓子を欲しがったり、第37話ではお菓子の家のジコチューを見て「敵ながらブラボーですわ」とよだれを垂らしながら称賛している、などがある。普段の性格とギャップがあるため六花から「お菓子がからむとかわいいのに…」と評されている。
一方でニンジンが苦手で「ニオイとなんとも言えない甘さがイヤ」と短所を述べていたら、それを聞いたアイちゃんも嫌いになりかける。その一部始終を見ていた真琴から「わたしたちがアイちゃんの手本にならないと」と注意されて我に返り、克服を決意しマナの後押し(?)と六花の食育を受けるが克服できず「我ながら情けない…」と弱音を吐く。しかしお菓子の家のジコチューにアイちゃんと幽閉されたときみんなのニンジン愛がよぎり「ニンジンは敵ではなく愛する友」と考えを改める。そしてついに食して克服しジコチューも打破、見事食べられるようになる(マナと六花の項目も参照)。ちなみに、アイちゃんも食べられるようになった。
第40話で真琴の曲を聴いていることが判明し、お気に入りは(クラスで流行っていると前置きしつつ)「〜SONGBIRD〜」。
正体はアンジュのプシュケーの善の片割れ(悪はレジーナ・後述)である。のちにアイちゃんと出会いエースとなり、その後の「ジコチューに敗れてプリキュアの力を失った」という記憶は自身の思い込みで、記憶のほとんどがマリー・アンジュの記憶[注 26]から構成されている。
誕生した後は人間界に不時着し、茉里によって赤子の姿で発見された直後肉体が約10年分急成長する。その後円家の養子となった。戸籍上は親子にあたると思われるが、茉里とは祖母と孫娘の関係で通しており、彼女を「おばあさま」と呼ぶ。これらの経緯のため誕生日がない。
プリキュアとして覚醒する先に「不思議な力」に導かれて孤島にいたメランに出会い「水晶の鏡」を手に入れようとするが、断られる過去をもつ。
ハートたちよりも戦闘能力は格上であるが、5分しか変身できない弱点が判明する。そのため、この欠点が発覚する以前はハートたちが敵を倒せていないときでも突然別れを告げてその場から立ち去ることが多かった。のちにこの弱点はなくなる[注 27]
マナたちに「プリキュア5つの誓い」を伝え厳しい姿勢で新たなステージへと導く役目をもち、時には冷酷な選択肢で4人の真意を試そうとする[注 28]が、それでもいつも自分を対等な立場で接する4人を見て自身も次第に素直な感情を見せるようになる。
当初はプリキュアの力を高めることを最優先と考え戦闘に巻き込むのを避けるために友人を作ろうとしなかったが、マナたちの諭しやクラスメイトのエルと親友になったことで友人の大切さを学ぶ。
ジコチューとの戦いが終わったあとはアンジュに向かって「あなたの意思は、わたくしが受け継ぐ」と誓い、学校でもエル以外の親友ができた模様。字幕の色はオレンジ。
名前の由来はレジーナ(REGINA)のアナグラムで「EN AGRI」から[20]

トランプ王国

真琴(マコト)、ジョー(ジョナサン)と妖精たちの出身地であり、地球とは別の世界にある王国。家事を自動で行う機械の存在や、虫歯が存在しないといった地球とは異なる要素が語られている。

元々は美しい景色と多くの城や宮殿を持つ平和な王国であったが、「ジコチュー」の侵略で国民たちは全員ジコチューに変えられており、国土は焦土と化した。

物語の開始前よりプリキュアが存在していたが、ジコチューの侵略の際、キュアソード以外のプリキュアたちは敵の幹部であるルスト、ゴーマと刺し違えた[22][注 29]

ジコチューとの戦いが終えたあとは王制を全廃して共和制に移行し、「トランプ共和国」と改めて人間界と国交を結ぶようになる。

マリー・アンジュ
声 - 今井由香[26]
トランプ王国の王女。桃色のロングヘアが特徴。ジョナサン・クロンダイクなど親しい人物からは「アン」と呼ばれている。
温和でおっとりとした雰囲気であるが、おてんばかつ好奇心旺盛な性格。一人称は「わたし」もしくは「わたくし」。
異世界の文化に興味をもっており、競技かるたをはじめ多くの趣味をもつ[27]。また、国民のことを優先して考えるなど責任感が強い。
三種の神器の1つ「光の槍(ミラクルドラゴングレイブ)」を所持しており、侵略された際はその力でジコチューを一撃で浄化している。
キュアソード(マコト→真琴)を妹のようにかわいがり、王女と家来の間柄を越えた深い信頼関係を築いている。そのため彼女に「『アン』と呼んで」と促しているが「わたしにはおこがましい」と遠慮されている。また、ジョナサンは婚約者で互いに将来を誓いあう関係。
母親である王妃は出産直後に亡くなっており、父であるトランプ王国の王とともに生活していた。
ある日、トランプ王国に封印されていた闇の「ジコチューの種」が入り込んだことで病に罹り「黄金の冠(エターナルゴールデンクラウン)」の力を得た父の功績で完治する。しかし、直後に父が「キングジコチュー」と化して国を攻めたために親子で戦うが[注 30]、父親への愛情から倒すことができず、キングジコチューの身体を石化して封印することになり、代償に自身の力も失う。
王国が陥落する直前、生まれたばかりのシャルル、ラケル、ランスを地球へと逃がし、自身もソードとともに「魔法の鏡」で逃亡するがベールの追撃から自ら盾となって彼女のみを逃がす。
実はベールに追いつかれており、彼に「国より肉親を優先させた」「最悪で最高の自己中だ」と指摘されたことでジコチューにされかけるが、直前に半分闇に染まった自身の「プシュケー」を2つに割ってほかの世界に放流し、自身は卵となって後述のアイちゃんに転生する。その後2つに割かれたプシュケーは亜久里とレジーナになっている(詳細は当該記事を参照)。
自身を捜索するジコチューを欺くため、氷漬けになった自身のダミーを地球に放置した。これは非常に頑強なものであるが、第45話で亜久里が「黄金の冠」をかぶり彼女が真実を知った際に一撃で破壊される。
最終回(第49話)で戦いを終えたマナたち、ジョナサン、国王の前に幻影として現れ「わたくしは元には戻れません」と謝罪する。続けて「亜久里とレジーナはみなさんからたくさんの愛をもらいました」と感謝を述べ、それを聞いた2人から「あなたの分も頑張る」と返され微笑む。またジョナサンにも「愛をありがとう」と述べ感謝する。最後に自身の消滅に解せない真琴を「あなたに涙は似合わない、歌で世界を明るくしてください」と励まし、続けて「わたくしはアイちゃんとしてあなたのそばにいるわ」と笑顔で述べながら消滅した。
アイちゃん
声 - 今井由香
第8話から登場。人間の女の子の赤ちゃんに天使の羽が生えたような姿をしている。最初は後述の「ソリティア」で生活していたが第22話以降はマナたちにお世話されるようになり、続く第23話からは自身がかけた魔法で「マナの妹」として暮らすようになる[注 31]
明確な言葉を話すことができず「アイ」「きゅぴ」といった言葉で感情を表現するが、次第に片言の言葉を話せるようになる[注 32]
背中に生えた羽で自由に飛行するほか、「きゅぴらっぱ〜!」と叫びながら涎掛けについているアップリケのハートマークを発光させることで超能力を発揮する。哺乳瓶が出現する「キュアラビーズ」を所持しているほか、プリキュアたちの感情に応じてキュアラビーズを作り出すことが可能。
泣き虫であるがイタズラ好きで、いつもシャルルたちを困らせたり、ランスの耳をよく噛んでいる[注 33]。この他、ジコチュートリオまでも困らせていた[注 34]
正体はベールによって「プシュケー」を失ったマリー・アンジュが、妖精として生まれ変わった存在。その直後に、卵化して人間界の河原に不時着したところをジョナサン(ジョー)が偶然回収して「ソリティア」で保管され、第8話でマナたちが初めて店を訪問した際に復活する[注 35]
「妖精としてプリキュアに力を与える」「闇の力に対するシールドとしての役割をはたす」ことを使命とする。そのため、ジコチューの力の源となる「ジャネジー」を減衰させることが可能[注 36]
第25話で亜久里のパートナー妖精と判明し、彼女が変身する際は涎掛けのアップリケから「ラブアイズパレット」が出現する。
第34話以降は「イヤイヤ期」に突入した[注 37]が、プリキュアたちにワガママにならない子に育てられたことで無事にイヤイヤ期を脱した。
ジョー岡田(おかだ) / ジョナサン・クロンダイク[注 38]
声 - 櫻井孝宏
チューリップハットをかぶっている金髪の青年で、マナたちに「キュアラビーズ」を渡した人物。
一人称は「ボク」。マナたちからは「お兄さん」もしくは「ジョーさん」と呼ばれている。
屋台で骨董品アクセサリーを販売していたが、のちにマナたちの住む街で「ソリティア」というアンティークショップを開く[注 39]
掴み所のない性格で行動も唐突ながらもタイミングが良すぎる違和感などから六花からは不審に思われている。当初からプリキュアの秘密やアンジュの行方について知っているのではと疑惑をもたれていたが、六花や真琴から追及を受けてもはぐらかし何も語ろうとしなかった。
正体はトランプ王国の戦士「ジョナサン・クロンダイク」であり、マリー・アンジュの婚約者。トランプ王国がジコチューに襲撃され、アンジュとキュアソードが地球に脱出したあとに人間界へ来ていた。
ソードがアンジュに仕える以前に遠方の警備で城を離れていたため、真琴やダビィとは対面するまで面識がなかった。その経緯もあってか、真琴からは信用されていなかったが、祖国を守れなかったことを悔やんでいることを真琴に知られて以降は和解している。
トランプ王国の戦士ということもあり身体能力や戦闘能力は常人よりも優れているが、プリキュアに比べて体力が劣るため行動についていけないことがある。
氷漬けになったアンジュをジコチューたちから奪還したあとは、彼女を追っ手から匿うために姿をくらませていたが第44話にて復帰する。しかし、そのアンジュがダミーであることまでは知らなかった模様。
最終回においては、ジコチューとの終戦後に髪型もスタイルも一新して「トランプ共和国」の初代大統領に就任する。
名前の由来は「ジョーカー」から[28]
マコト / キュアソード
声 - 宮本佳那子
マリー・アンジュに仕えていたプリキュアかつ歌姫。第1話のアバンタイトルで襲来したジコチューを打倒すべく応戦するが、力及ばずに侵略され焦土化してしまった。変わり果てた国を見て「王国を守れなかった…」と悔やんでいたところアンジュの機転により人間界へ転送され、そこでアンジュと王国の手がかりを探るべくアイドル歌手「剣崎真琴」として活動を始める。
人間界での詳細は剣崎真琴を参照。

妖精

「ラブリーコミューン」への変身能力をもつ妖精で、それぞれの動物をモチーフとしており、空中を浮遊するほか人間に変身することが可能。全員呼び捨てで呼んでいる。マナたちに対しても呼び捨てで呼ぶが、真琴を「まこぴー」と呼ぶこともある。ありすからは全員「ちゃん」付けで呼ばれ、他の4人からは呼び捨てで呼ばれている。また、各々頭の飾りと同色の形が異なる襟飾りをつけている。シャルル、ラケル、ランスは三姉弟[29] の関係で、生まれてすぐマリー・アンジュによって地球へ送られたためトランプ王国のことを知らなかった。その後第7話にて荒廃した王国でダビィと初対面し、彼女から王国が滅亡した経緯の説明を受ける。ジコチューの闇の鼓動を感じ取ることでその出現を把握することができる。

当初ダビィだけが人間の姿(DB)に変身していたが、第29話からは三姉弟も変身できるようになる。その際DBから「人間に変身している間は空を飛んだり、闇の鼓動を感知したり、仲間と通信を行うといった妖精時の能力が使えなくなる」とデメリットを忠告される。また、三姉弟は人間時の名前を持っていないので妖精時の名前で呼ばれている。

彼らの名前はトランプの絵札のモデルになった人物の名前に由来している[30]

シャルル
声 - 西原久美子
マナのパートナー妖精。一人称は「わたし」か「あたし」、もしくは「シャルル」で、語尾は「シャル」。
ピンク色のウサギに似た姿で、丸い尻尾とマゼンタ色のハートの模様がついた長い耳をもち、頭に銀色のハートの描かれた丸いブローチがついた濃いピンク色のリボンと首にはそのリボンと同色の襟飾りをつけている。目の色はマゼンタ色。
三姉弟の長女[29][注 40]。熱心かつがんばり屋であるが、マナの軽率な行動を制止できないなど空回りすることもある。また小さいことを理由に過小評価されるのを嫌っており、自分の存在を強くアピールする節がある。
アイちゃんのお世話用の「ラビーズ」を使用するときは「シャルルンルン!」と言う。
名前の由来は、ハートのキングのモデルである「シャルルマーニュ(カール大帝)」から[30]
人間態
第29話でDBから変身方法を教わるが、最初は思いが足らずやかんになってしまった。その後見事人間へ変身を果たし、その容姿は頭頂部を妖精時のリボンで少し結ったピンク色のセミロングが特徴の中学1年生くらいの少女。マナ曰く「臨時の助っ人」[注 41]。容姿がマナに酷似しているため、副会長の十条から「まるで姉妹ですね」と言われている。
一人称や性格、声色は妖精時とほとんど変わっていない。また、一般人に怪しまれないよう語尾をつけないよう努めている。
事の発端は同話のアバンタイトルで多忙なマナを見て「シャルルもマナを手伝いたい!」との願いから。そして生徒会の仕事を難なくこなし願いを成就させるが、DBが忠告していたジコチューの鼓動を察知できず対応に遅れてしまった。その後マナと合流しハートに変身させて事なきを得る。戦闘後マナたちに謝罪するが、その最中自身が道中で助けた人々がお礼を言いにたずねてくる。そしてそれを聞いたマナに「シャルルは最高の仲間だよ!」と褒められ抱擁される。第36話でも助っ人をおこなっている。
ジコチューとの戦いが終わったあとはマナの家族にも正体を明かしており、人間の姿で「ぶたのしっぽ亭」の仕事を手伝っている。
ラケル
声 - 寺崎裕香
六花のパートナー妖精。一人称は「ボク」で、語尾は「ケル」。
水色子犬のような姿で、フサフサした尻尾と色のダイヤの模様がついた垂れ下がった長い耳をもち、頭に銀色のハートの描かれた丸いブローチがついた濃い空色のリボンと首にはそのリボンと同色の襟飾りをつけている。目の色は青色。
よく六花からその長い耳を触られている[注 42]
三姉弟の長男[29][注 43]。ランスの軽率な行為を諌めるしっかり者であるが、泣き虫でもある。また格好つけた言動をすることもあり、第9話でダビィから聞いた情報をあたかも自分が知っていたかのような口ぶりでマナたちに説明したが、その後ランスに真実をバラされあたふたした、などがある。六花からは「真面目で思い詰めるタイプ」と分析されている[注 44]
アイちゃんのお世話用のラビーズを使用するときは「ヨー、チェケラケ!」と言う。
第26話で記憶喪失になっていたイーラを六花が看病するのを見て複雑な感情(ヤキモチ)を抱く。
名前の由来は、ダイヤのクイーンのモデルである「ラケル」から[30]
人間態
第29話でシャルルの人間への変身懇願に便乗しDBから変身方法を教わるが、最初は思いが足らず椅子になってしまった。その後見事人間へ変身を果たし、その容姿は青色の短髪をしたマナたちより年下の小柄な小学生くらいの少年。この容姿を見て「ボク長男なのに、何でシャルルよりちびっこなの?」と悔しがる[注 45]
一人称や性格などは妖精時と変わらないが、声色が少し低くなり落ち着きさも出ている。また、シャルル同様一般人の前では語尾をつけないよう努めている。
人間へ変身した理由は「六花と勉強や運動をしたいから」[注 46]。いざ宿題と晩ごはんを手伝おうとした矢先、六花に「もう済ませちゃったわ」と言われ空回りに終わる。そのため「ボクって役立たず?」と悲観するが、彼女から「一緒にいるだけで嬉しいわ」と慰められる。第36話ではシャルルとともに生徒会の仕事を手伝おうとしたが、六花に「小学生が中学校にいるのはちょっと…」と言われ落胆する。
第36話でマナたちのクラスメイトである八嶋に恋心を抱き意を決して彼女をデートに誘い至福のひとときを過ごしたが、彼女にはすでにボーイフレンドがいたため失恋してしまう。そのためショックを受けるが、六花が慰めてくれた事ですぐ立ち直る。ちなみにマナは「ラケルが一番好きなのは六花」との見解を示しており、即ちこの恋が成就しないことを予言していた。前述の通り「やっぱり六花が一番!」と自身が立ち直ったのを見た六花に苦笑いされる。それ以降、八嶋とは一切関わる事はなく六花に好意を抱き続けている模様[注 47]
ランス
声 - 大橋彩香
ありすのパートナー妖精。一人称は「ボク」もしくは「ランス」で、語尾は「でランス」。驚いた時は「ス〜」と言う。舌足らずな口調をしている。
黄色子熊のような姿で、丸い尻尾とオレンジ色のクローバーの模様がついた丸い耳をもち、頭に銀色のハートの描かれた丸いブローチがついた濃いオレンジ色のらしき花を4個つけた飾りと首にはオレンジ色の襟飾りをつけている。目の色は濃いオレンジ色。
第3話で居眠りしていてマナたちに学校の理科室に置いてけぼりにされ、深夜の町中をさ迷っていたところを偶然ありすとセバスチャンに拾われ、2人にプリキュアとジコチューの秘密を教えたことを第4話で明かしている。
三姉弟の次男にして末っ子[29]。甘えん坊でマイペースな性格であるが、プリキュアへの変身を躊躇うありすを説得する芯の強いところもある。ありすがプリキュアに覚醒後は彼女の手や頭などにくっついていることが多い。
ほかの妖精に比べて未熟なところがあり、よくドジを踏んで災難にあうことが多い。その例としてアイちゃんによく耳を噛まれており、失神することもしばしば[注 48]
アイちゃんのお世話用のラビーズを使用するときは「ランスッス〜」と言う。
第48話において、巨大化したキングジコチューへの対抗策としてロゼッタバルーンで召喚された巨大な分身が闊歩するという姿をみせる。
名前の由来は、クラブのジャックのモデルである「ランスロット」から[30]
人間態
第29話でシャルルの人間への変身懇願に便乗しDBから変身方法を教わるが、最初は思いが足らず長靴になってしまった。その後見事人間へ変身を果たし、その容姿は橙色の天然パーマが特徴の小柄な男の子。
一人称や性格などは妖精時と変わらないが、声色が微妙に低くなる。また、この形態でも語尾をつけて喋る。
人間へ変身した理由は「ありすに子守歌を歌うため」。実際に行うが自身が先に眠ってしまい、ありすとセバスチャンに介抱されてしまう。それを見たありすに「可愛いですわ、小さな弟ができたみたいで」と喜ばれる。
ダビィ
声 - 内山夕実
真琴のパートナー妖精。一人称は「わたし」もしくは「ダビィ」で、語尾は「ビィ」「だビィ」。
薄紫色のネコに似た姿で、長い尻尾と明るい紫色のスペードの模様がついた短く尖った耳をもち、頭に銀色のハートの描かれた丸いブローチがついた色のリボンと首には明るい紫色の襟飾りを付けている。目の色は紫色。
沈着冷静な性格であるが、真琴に対しては心配したりからかったりと態度がコロコロ変わる(詳細は後述)。また後輩であるシャルルたちのサポートやアドバイスを行うしっかり者であるが、その反面やや早とちりな一面もある。その例として第14話では六花が百人一首に関心を持って成績が下がったときに「六花が非行に走った」と早とちりしたり、続く第15話では真琴の演技を成長させるつもりで練習の間、常日頃厳しい言葉を投げかけていた女優・おおとり環の真意を理解できず「白雪姫の女王よりいじわる」と述べては真琴にいじわるをしていると誤解していた、などが挙げられる。
当初は仲間を作ろうとせずに一人で戦おうとする真琴の身を案じ、彼女とマナたちの間を取りもつ役目を率先して行っていた。また、自分の本音を言うことが苦手であった彼女に「思ったことは素直に言うこと」とアドバイスしていたが、それでも言えなかった時は代弁し揶揄していた。
トランプ王国時代からキュアソードをサポートしていたので三姉弟より王国の事情に精通しているが知らないこともある[注 49]
同性のシャルルと意見が合うことも多い[注 50]が、第36話でラケルが八嶋に恋心を抱いた時は妖精と人間が恋愛関係を持つことに否定的な考えであったため、肯定派のシャルルと真っ向から対立し激しい口論かつ取っ組み合いのケンカとなる。
アイちゃんのお世話用のラビーズを使用するときは「ダビデダビデダビィ〜!」と言う。
名前の由来は、スペードのキングのモデルである「ダビデ王」から[30]
第24話のあらすじでは「ダヴィ」と誤表記されていた[31]
DB(ディー・ビー)
人間界で生活するため、ダビィが人間の成人女性に変身した姿。濃い青紫色のショートヘアで眼鏡をかけている。
外見は紺色のレディーススーツを着用し、紫色のスペード型のピアスを付けている。
この姿の時は真琴のマネージャーとして活動している。また真琴の移動時には運転手を務めており、スカイダイビングや格闘術も見せるなど高い身体能力をもつ。
この状態では語尾の「ビィ」「だビィ」は付けず、口調や声、性格も穏やかで大人びたものに変わる。しかし、この状態でも真琴の身を案じる性格は変わっていない。
この状態から直接コミューンに変身ができ、その逆もできる。

ジコチュー

本作品におけるプリキュアの敵対勢力。ジコチューの王であるキングジコチューが率いる闇の勢力であるが、実態はキングジコチューの本体であるプロトジコチューが操っている。「gogo!jikochu」という廃墟と化したボウリング場を本拠地にしているが、第39話からは支配下に置いている「トランプ王国」の王宮[注 51]を新拠点にしている。

自分たちの勢力を拡大することを目的に掲げており、人間の利己心のエネルギーであり自分たちの力の源でもある「ジャネジー」を得るため、人間の「プシュケー」から「ジコチュー」という怪物を生みだし、そのジコチューが破壊活動を行うことで発生するジャネジーの回収を目論む。

勢力拡大の一環としてトランプ王国に侵攻し、トランプ王国の民をジコチューに変えることで侵略に成功するが、キングジコチューはマリー・アンジュとの激闘の末に封印され、配下たちはトランプ王国最後のプリキュアであるキュアソードを追跡して人間界に侵攻する。同時に、封印されたキングジコチューを復活させるためにジャネジーの回収に奮闘することになるほか、活動の阻害となるマリー・アンジュの捜索[注 52]およびプリキュアの打倒も兼務している。

黒幕

プロトジコチュー
声 - 岩崎征実
ジコチューたちを裏から操る黒幕で、1万年前の宇宙を支配していた闇の存在。人間が「自己中」かつ「ワガママ」であるかぎり、生まれ続ける存在でもある。一人称は「わたし」。
翼の生えた紫色の悪魔のような姿をしており、頭部には3本の角を生やし、6本の腕をもつほか、胴体には巨大な口がある。また、封印されていた間は黒い液状の姿をしていた。
他人の対話に一切応じず、暴力でねじ伏せる独善的な性格であるほか、ずる賢くて狡猾な一面も見せている。
すべての命を消し去ろうと目論み、最終的には自分だけで宇宙を支配することが目的であるが、その目的をキュアハートからは「ひとりだけになったら自己中もできない」と指摘されている。
強大な戦闘能力を保有しており、プリキュアたちの「プリキュア・ロイヤルラブリーストレートフラッシュ」も通用しない強さを持ち、拳の風圧だけで地面を抉ることができるほか、特殊な能力で無数の高層ビルを持ち上げて攻撃することができる。また、胴体にある口からは強力な「ジャネジー」を放出して攻撃することもできる。
1万年前の人間界にも出現していたが、当時のプリキュアであるキュアエンプレス、キュアマジシャン、キュアプリーステスによって撃退され、「エターナルゴールデンクラウン」の力でトランプ王国の地下に封印されていた。
封印されていた間も残された力でマリー・アンジュを病に陥らせ、さらにはトランプ王国の王を利用して自身の封印を解かせることに成功し、国を犠牲にして娘を救出したトランプ王国の王を「究極のジコチュー」と判断して取りこむ。
トランプ王国の王を取り込んでいた間は「キングジコチュー」と名乗っていたため、配下たちからはその名で呼ばれている。
第49話ではベールを吸収して完全復活を果たし、宇宙を再度支配しようと行動に移り、その強大な力でプリキュアたちを圧倒するほか、キュアハートの「プシュケー」を無理矢理闇に染めて追いつめるが、彼女のつよい精神力によって失敗に終わる。そして、最終的には他の4人のプリキュアの力と「3種の神器」の力でパルテノンモードになったキュアハートに圧倒され、最期は彼女の必殺技である「マイ・スイートハート」を受けたことで浄化され、大量のプシュケーとなって消滅した。
のちの『映画 プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』では、ソルシエールの魔法で生み出した幻が登場している。

王族

キングジコチュー
声 - 大塚芳忠
ジコチューたちの王として君臨する男性怪人。巨大な漆黒の悪魔のような姿で、頭部の2本の角が特徴。一人称は「わたし」。
非常に短気かつ傲慢な暴君として振る舞っており、その絶対的な威圧感で配下のジコチューたちからは恐怖の対象として恐れられ、娘のレジーナに対しても容赦なく制裁を加えるなど、冷徹かつ非常な存在として徹底している。しかし、時には娘への愛情を見せつけることもある。
比類なき「ジャネジー」を保有しているために戦闘能力も非常に強く、強力なを発生させて攻撃したり、自身の幻を出してレジーナを洗脳したりするほか、強力な破壊光線を放つこともできる。
その正体はトランプ王国の王であるが、後述のようにプロトジコチューの器にされて現在の「キングジコチュー」の姿へと変貌した経緯をもつ。それ以降は「愛があるから心が苦しくなる」と考えるようになり、自身と娘のだけの世界を築くことを目的にトランプ王国を滅ぼしたが、「ミラクルドラゴングレイブ」を持つマリー・アンジュによってその力を封印され、トランプ王国で石化した状態で身体が残されて現在に至る。
封印されたあとも、ジコチューたちが生みだすジャネジーを蓄えながら復活のときを待ち続け、第21話では言葉を話せるほどに回復する。
第46話にて完全復活を果たし、人間界に侵攻してプリキュアたちと対決することになり、続く第47話ではレジーナに改心するよう説得されたことで気持ちが揺らぎだして苦悩し、第48話では娘の分身でもあるキュアエース、レジーナ、アイちゃんによってキングジコチューの身体の中からトランプ王国の王が救出され、同時にキングジコチューの身体は消滅した。
トランプ王国の王(トランプおうこくのおう)
声 - 大塚芳忠
トランプ王国の王を務めていた初老の男性で、マリー・アンジュの父親でもある。茶色の髪とヒゲが特徴。一人称は「わたし」。
国や国民を大事にする性格であると同時に、最愛の妻が出産により死亡したため、娘のマリー・アンジュを妻の分まで愛して育てるという家族愛ももち合わせる。
ある日、マリー・アンジュが原因不明の病にかかり、その病を治す知識を得るために禁忌とされる「エターナルゴールデンクラウン」の封印をといて結果的に娘の病は完治するが、エターナルゴールデンクラウンに封印されていたプロトジコチューに取りこまれたことで「キングジコチュー」にされ、自身はキングジコチューの「プシュケー」に封印される。
キングジコチューの体内から救出されたあとはトランプ王国の王を退き、人間界に残ってマナの祖父である宗吉と将棋を指したりして隠居している。その際は和服を着用していた。
ジコチュー細胞(ジコチューさいぼう)
声 - 岩崎征実
キングジコチューの体内にいる細胞たち。個々がキングジコチューそのものであるが、トランプ王国の王とは完全に別人格(プロトジコチュー)である[32]
液体状の姿をしており、紫色の等身大型から緑色の巨大型までいる。複数体いるが、合体するとさらに巨大になる。
国民より家族を優先させたトランプ王国の王をジコチューと責めるが、直後にプリキュアたちによって否定される。それでもなお、トランプ王国の王の所行を国民が赦すはずがないと反論するが、その国民の1人であるキュアソードに「愛に罪はない。悪いのはそれを利用したあなたたち」と切り捨てられて倒される。
レジーナ
声 - 渡辺久美子
キングジコチューの娘と称するジコチューの少女。金髪のロングヘアーと水色の瞳が特徴。一人称は「あたし」。
頭部には大きな赤いリボンを身につけ、黒と赤が基調のゴシックロリータのドレスを身にまとい、コウモリ柄のタイツを履いている。
おてんばで自分勝手かつワガママな人物として振る舞っており、善悪の区別が乏しく何事にも遊び感覚でいるため、他人の迷惑を考慮せずに行動することが多い。しかし、父親にあたるキングジコチューに対しては通常の少女として振る舞うなど、年相応の少女らしく純粋な一面もある。また、タコが苦手である。
高い戦闘能力をもち、コウモリ型の光線を放つ攻撃をするほか、指を鳴らすことで超能力を駆使することもできる。
その正体は、マリー・アンジュの闇に染まった半分の「プシュケー」(父への愛)から生まれた存在で、誕生した直後にキングジコチューのもとに不時着し、彼に娘として育てられた経緯をもつ。そのため、父にあたるキングジコチューへの愛情はとても深い。また、マリー・アンジュの心の分身であるため、「ロイヤルクリスタル」を異常に欲したり、アイちゃんやキュアエースを見て反応したり[注 53]、後述の「ミラクルドラゴングレイブ」の力を使ったりすることができる。
第12話から初登場し、組織内では「キングジコチューの娘」という肩書きを利用して権力を振りかざし、「ジコチュートリオ」を強引に自分の指揮下に置いてこき使っている。
プリキュアには比較的に敵意がなく、当初はマナにのみ興味を持っていたが、第17話ではマナ以外の者とも「友達になりたい」という思いを告白し、第20話ではマナと「トランプ王国とキングジコチューの架け橋になろう」と約束したことで、レジーナ本来の悪意が揺らぐようになる。
第21話にて、マナとの愛情が深まったことでキングジコチューと決別するが、続く第22話でキングジコチューの「ジャネジー」を受けたことで本来の悪意をとり戻し、容赦なくプリキュアを瀕死の状態まで追い込む。しかし、続く第23話ではキュアエースの「エースショット」をうけて心身ともに重傷を負い、キングジコチューによって深い眠りにつく。
第38話にて完全復活を果たし、続く第39話ではトランプ王国の城で発見した「ミラクルドラゴングレイブ」を武器として使用するようになり、以前敗れたキュアエースに対しても第41話では圧倒し、その後も互角に渡り合う。以降は、父の敵であるプリキュアたちが「嫌い」と言い続け、特にマナを敵対視する行動をとる。
第46話にて、「エターナルゴールデンクラウン」に触れたことで自身の正体と、父が国を犠牲にしてまでも自身を守ろうとしたことを知る。それによって父への愛が強固となり、キングジコチューに尽くすことを決意する。続く第47話ではマナからの博愛に加え、キングジコチューも救うというマナの意思を感じて「愛」を取り戻し、第48話ではキングジコチューから父を救出させたマナに感謝する。
最終回にて、プリキュアとともにプロトジコチューと戦ったあとはマナたちと共同生活することを決意し、私生活ではプリキュアと共に人助けなどをしている。また、「大貝第一中学校」にも入学するが、校則違反を指摘されても気にしないなどの自由奔放な性格やワガママ振りは相変わらず[注 54]
なお、改心した悪役少女キャラクターでは『ふたりはプリキュア Splash Star』の霧生満と霧生薫に引き続いてプリキュアとしての部類はされず、クロスオーバー映画ではサブキャラクターかつモブキャラクターとして登場している[注 55]
また、『高橋晃 東映アニメーション プリキュアワークス』でレジーナ自身の私服が公開されているが、クロスオーバー映画も含めた映像作品には登場していない。
アニメディア2014年2月号の読者が選ぶアニメキャラ大賞で前述のワガママな性格が影響し、「わがままだったで賞」を受賞している[33]
名前の由来は英語イタリア語ラテン語などにおいて女王を意味する「regina」から。
強化形態
第22話以降から第46話までの姿。キングジコチューのジャネジーによって瞳が赤く変化し、衣服の色が紫基調になる。また、髪や肌の色は薄くなっている。
戦闘能力が格段に高くなっており、竜巻や破壊光線を出すことも可能になる。

幹部

昔からプロトジコチューに仕えている存在であり、プロトジコチューが「キングジコチュー」として現代に現れたことで活動を開始する。いずれの者も肌が白く、銀髪と金色の瞳を持ち、耳の後ろから小さい悪魔の羽を生やした姿をしている。なお、幹部たちの名前は「七つの大罪」に由来している[22][34]

幹部は全員「ジャネジー」で構成された存在であり、ジャネジーを蓄えれば蓄えれるほど自身を強化することもできるが、自分が蓄えているジャネジーを全て消耗させると自分自身も消滅する身体構成になっている。しかし、たとえ身体が消滅しても世界中にジャネジーが存在する限りは復活することもできる。

下記のほかにも第46話の回想シーンにてシルエットで登場した、傲慢がモチーフの「ゴーマ」と色欲がモチーフの「ルスト」という2人の幹部がいたが、トランプ王国侵攻時にキュアソードの先輩にあたるプリキュアたちと刺し違えていた[22][注 29]

ジコチュートリオ

キングジコチューに仕えている3人組の幹部。それぞれが自己中心的な性格であるがゆえにケンカすることが多く、仲間意識や連携力が低い[注 56]。また、3人ともボウリングが特技である。

いずれも黒い「プシュケー」を飲み込むことで、「ビーストモード」というジコチューと一体化できる変身能力を持つほか、他人への変身能力も持つ。

登場当初では、トランプ王国最後のプリキュアであるキュアソードを追跡して人間界へと侵攻していたが、キュアハート、キュアダイヤモンド、キュアロゼッタといった新しいプリキュアが続々誕生したことで余裕がなくなり、第11話からはビーストモードも使用するようになる。

第13話から第22話では、キングジコチューの娘と称するレジーナの登場により彼女の指揮下に置かれ、レジーナの傲慢な命令にも渋々従うことになる。また、成果を挙げられていないことからレジーナに解雇をほのめかされるなど、立場自体も危うくなる。

第23話から第31話では、度重なる失敗によって新幹部のリーヴァとグーラにプリキュア打倒の任務を奪われたあげく、任務もマリー・アンジュの捜索に降格され、遂にはアジトからも追い出される。

第32話から第38話では、リーヴァとグーラが消滅させたベールが強引にリーダーになる形で現場復帰し、ベールの傘下になったイーラとマーモは「ブラッドリング」を装着して強化する。第34話からは、アイちゃんが泣きだすと「ジャネジー」が強化される現象を把握し、その現象を利用して「マジカルラブリーパッド」で強化したプリキュアたち相手に奮闘するまでに強化する。

第39話から第46話では、レジーナが復帰したことを受け、再び彼女の指揮下に置かれるほか、プリキュアたちも「スーパープリキュア・エンジェルモード」へと強化していたため、プリキュアに挑んでも圧倒されるという状況が続くことになる。

第47話でキングジコチューが復活して人間界への侵攻を開始した際は、キングジコチューの直接の指揮下に入り、プリキュアたちと決戦することになるが、彼女たちの足止めにしかならず、最終話ではプロトジコチューを倒したプリキュアたちに勝てないことを悟り、力を蓄える理由で1万年の眠りにつくことを決意し、消滅や改心をすることもなく退却した[注 57]

イーラ
声 - 田中真弓
ジコチュートリオの一員を務めている少年。小柄な体格に水色のショートヘアが特徴。一人称は「ボク」あるいは「オレ」。
紫色のジャンパーと赤色のシャツを着用し、黒色のハーフパンツとショートブーツを履いている。
基本的には陰湿かつ残酷な性格で、よく人間を見下しては嘲笑うが、本人はイタズラ感覚で作戦を行うことが多いため、仲間からは逆にからかわれることも多く、マーモにいたっては自分が実行に移した作戦を酷評されている。また、仲間への対抗意識が強く、マーモの卑怯な面、レジーナのワガママな面、リーヴァとグーラの自分を見下す面、ベールの命令してくる面などには特に反発している。
プリキュアに対して強固な敵対心をもち、邪魔されるたびにボウリングをして鬱憤をはらし、当初はほとんどガーターとなってストレスをためていたが、回数を重ねていく内に上達するようになる。
戦闘面では素早い動きを駆使した戦法を得意とし、投げナイフを使用した攻撃も用いる。
第26話にて、落雷を受けた影響で一時的に記憶喪失になるが、そこに偶然居合わせた六花によって救出されて彼女の世話になった影響で、記憶が回復したあとも悪態をつきつつも六花を想うようになる。
第47話・第48話にて、キングジコチューのところへ向かうキュアダイヤモンドに立ちふさがるが、友だちを想う彼女の説得と行動に反抗できず、結果としてキュアダイヤモンドたちの進行を許す。そして、最終話のプロトジコチュー敗北後は、六花を遠くから見て穏やかな表情をしながら立ち去った。
名前のモチーフは、七つの大罪の「憤怒」のラテン語読み。
マーモ
声 - 田中敦子
ジコチュートリオの一員を務めているグラマラスな美女。薄緑がかかった水色のロングヘアが特徴。口紅をつけている。一人称は「わたし」。
ロシア帽[注 58]を被り、赤と白が基調の右半分がダウンジャケットで左半分がノースリーブになっている上着を着用し、赤色のロングブーツを履いている。
基本的に余裕のある態度を崩さないが、顔にひとつ吹き出物ができただけでショックを受けたり、レジーナに「オバサン」呼ばわりされると憤慨して冷静さを失う傾向にある。また、目的のためならば手段を選ぶことはなく、仲間をも出し抜こうとするため、イーラからは悪態をつかれている。
私生活ではジュース菓子を好きなだけ飲食したり、美容に気を遣うなど、自由奔放な日々を送っている。また、「野菜炒め」を得意料理としている。
戦闘の際には足を使った攻撃を駆使しているほか、ムチを武器として使用したり、強風を生みだす攻撃も用いる。
当初はマリー・アンジュの捜索を重視していたが、プリキュアが4人に増えた危機感から、第5話でプリキュアの打倒に乗りだす。
第25話にて、手違いからセバスチャンが開発した人工コミューンで「キューティーマダム[注 59]に変身したが、最終的には人工コミューンをプリキュアたちに破壊される。
名前のモチーフは、七つの大罪の「強欲」を司るマモン
ベール
声 - 山路和弘
ジコチュートリオのリーダー格にあたる男性。ショートロングの白髪にヒゲを蓄えた姿が特徴。一人称は基本的に「オレ」。
黒と緑を基調としたコートに黒と紫を基調とした上着を着用しており、サングラスをかけている。また、時々棒付きキャンディ[注 60]をなめている。
表向きは怠惰な性格であるが、冷静に戦局を見極める戦略家でもある。しかし、想定外の事態には冷静さを失う傾向にある。また、リーヴァに「ちゃん」づけで呼ばれることを嫌ったり、ニンジンが苦手な一面もある。
出世欲の強い野心家で、キングジコチューへの忠誠心はなく、仲間のことは出世のための道具としか考えていないため、プリキュアに加担したレジーナを始末することで組織のNo.2になろうとしたり[注 61]、戦闘で衰弱したリーヴァとグーラの「ジャネジー」をすべて奪って消滅させたりする。
実はキングジコチューの正体とマリー・アンジュの末路を知っており[注 62]、レジーナと亜久里の誕生の遠因でもある。
総合的な戦闘能力は高く、最初は4人のプリキュアを圧倒しており、キュアハートの浄化技である「マイ・スイートハート」を受けても耐えている。また、格闘技や電撃攻撃を得意とする。
当初は上層部からの命令を受け、イーラとマーモを視察にきていた。そのため、プリキュアの打倒は2人に任せていたが、キングジコチューの怒りを知り、第7話からプリキュアの打倒に乗りだす。
第32話にて、ジコチューのNo.2になったと宣言し、「ブラッドリング」をイーラとマーモに装着させて強制的に従わせる。第38話では自身がブラッドリングを装着して後述の「スーパーベール」と称する強化形態となってプリキュアたちに挑むが、結果的に敗れたことでブラッドリングが消滅し、レジーナも復活したことで組織のNo.2の座を追われる。
第49話にて、キングジコチューの欠片(プロトジコチュー)を飲みこんでジコチューのNo.1になろうとしたが、逆にプロトジコチューに取りこまれる。最終的にはネズミのような姿に退化して生還し、1万年の眠りで力を蓄えようと目論んでいる[注 63]
名前のモチーフは、七つの大罪の「怠惰」を司どるベルフェゴール
スーパーベール
第38話にて、イーラとマーモの「ブラッドリング」を装備して強化した姿。巨体な筋肉質の体格に変貌し、服が破けている。
戦闘能力は格段に上がり、プリキュアたちの「プリキュア・ロイヤルストレートアタック」に数秒間耐えることもできる。
新幹部

第23話から登場したジコチューの幹部の2人組。失敗続きのジコチュートリオに替わり、キングジコチューからプリキュアの打倒を任される。

人間界の担当になる以前は3つの世界を滅ぼした功績があるため、2人ともジコチュートリオを見下す節がある。また、抜群のコンビネーションを発揮するが、後述の「合体ジコチュー」を使い始めてからは去り際に口論することも多くなる。

2人同時に生みだす「合体ジコチュー」は、後述にあるように強力である。また、リーヴァとグーラが直接合体して怪物になることも可能である。

第31話にて度重なる失敗の名誉回復のため、決死の覚悟で最後の作戦を決行し、秘策の「ジコチュー植物」を使用して大貝町の人々数十万人を眠らせて、一斉にジコチュー化しようと目論む。プリキュアたちとの決戦では合体して最終形態へと変貌し、プリキュアたちを圧倒して「水晶の鏡」を破壊する。しかし、プリキュアたちの強化した必殺技である「プリキュア・ラブリーストレートフラッシュ」をうけて敗北。間一髪生き延びて逃げ帰るが、隙をついたベールにすべてのジャネジーを吸い取られ、2人とも消滅した。

リーヴァ
声 - 飛田展男
ジコチューの幹部を務めている細身のオカマ。薄い紫色の髪に濃い青ヒゲと口紅が特徴。一人称は「わたし」で、オネエ言葉で話す。
シルクハットをかぶったマジシャンのような容姿をしており、黄緑色の上着と赤色のシャツを着用している。
一見すると紳士的かつ礼儀正しく振る舞っているが、その本性は非常に慇懃無礼であり、ジコチュートリオを「まぬけトリオ」呼ばわりし、彼らを邪魔者扱いするなど、横暴な一面をもつ。また、キュアエースの美貌に嫉妬する傾向にある。
洞察力が高く、知略を活かした作戦を練るが、失敗すると相方のグーラに八つ当たりすることもある。しかし、グーラのワイルドな所は気に入っている。また、シルクハットのつばに仕込んだカッターで対象を切り裂く戦法を得意としている。
キュアエースの強さを危険視していたが、第27話で彼女の「変身時間が5分間」という弱点を知って以降はこれを意識した戦い方をし、キュアエースを度々追い詰めている。逆にキュアエース以外のプリキュアのことは軽視している。
ベールへの対抗意識は非常に強く、常に彼をだし抜こうと考えていただけに、そのベールの不意打ちによって消滅させられる際には怒りを見せ、彼の名前を絶叫していた。
名前のモチーフは、七つの大罪の「嫉妬」を司るリヴァイアサン
グーラ
声 - 天田益男
ジコチューの幹部を務めている肥満体格の巨漢。とがった髪型とサメのような鋭い歯が特徴。一人称は「オレ」。
緑色の半そで型をした上着に紫色のシャツを着用し、腰部には銀色の大きいベルトをつけている。また、手首と足首には突起がついたブレスレットをつけている。
凶暴かつ好戦的な性格で、口調も荒々しいが、機知に富んだ発言をしたり、リーヴァに褒められると照れる一面もある。
食べることが生きがいと豪語するほどの食欲旺盛であり、食べ物に限らず何でも飲食し、食べものの匂いにも敏感である。好物はかき氷。第27話では、プリキュアをあと1歩まで追い詰めながら、食べ物の匂いにつられて戦闘を放棄してしまうほどである。
戦闘能力が非常に高く、外見に反して素早い戦闘を行う。太い腕から繰り出すパンチやラリアットが得意技で、「プリキュア・ロゼッタリフレクション」を噛み砕くほどの鋭い歯を使った攻撃や、口から放つ強力な破壊光線なども駆使する。また、プリキュアの技を食べることが可能で、口をあけて技を食べていれば技のダメージや浄化の効果は受けない[注 64]。リーヴァと合体すると、プリキュアの技を自分のパワーに転換することができる。
名前のモチーフは、七つの大罪の「暴食」のラテン語読み。
最終形態
声 - 飛田展男(リーヴァ)、天田益男(グーラ)
第31話にて、リーヴァとグーラが「本気」と称して合体した姿。リーヴァとグーラ二つの人格をもつ。
緑と紫と黒を基調とした怪物へと変貌し、頭部はリーヴァの顔、胴体はグーラの顔で構成され、太い2本の腕のほか、背中には4本の悪魔の翼を生やしている。
戦闘能力が格段に高くなり、プリキュアのほとんどの技が通用しなくなるほか、プリキュアの技を取りこんで強化することもできる。また、両手から紫色のエネルギーを放出して攻撃することもできる。

怪物

ジコチュー
声 - 岩崎征実
ジコチューの幹部が使役する怪物。黒く染まった「プシュケー」を人間から抜き取り、幹部の「暴れろ! おまえのこころの闇をとき放て!」というかけ声とともに誕生する。
基本的に「ジコチュ〜!」という鳴き声を発するが、言葉を話すことも可能で、元となった人間の負の感情を吐露しつつ、それに基づいた行動をとる。その際、プシュケーを抜き取られた人間は意識を失い、肌の色が薄黒くなるほか、胸にハート型の黒い穴があいている[注 65]
対象の欲望に関連する生物や物体、それらを組み合わせたものなど、様々な風貌をもつ者が多い。従来のシリーズに登場する怪物と異なり、誕生の過程で無機物や生物など、とりつく媒体を必要としない。
召喚主の命令を無視して負の感情に固執することもあり、結果として生みだした幹部が攻撃に巻き込まれることもある。また、強さは人間の欲望に左右され、欲望が小さいと行動パターンが単純かつ弱いジコチューしか生まれない。
プリキュアによって浄化されると「ラブ、ラブ、ラ〜ブ!」と叫んで消滅し、元に戻ったプシュケーはすぐに持ち主の体内へと戻る[注 66]
誕生して暴れている間は「ジャネジー」という邪悪なエネルギーを発生している。
アイちゃんが洗脳された時にはそのジャネジーでイーラ達をパワーアップさせた。最終話でプロトジコチューの攻撃を喰らったハートはプシュケーを真っ黒に汚されかけたが、自分の愛で自然治癒し助かっている。
ジコチュートリオのジコチュー
第1話から第10話、第20話に登場。イーラ、マーモ、ベールが生みだす通常のジコチュー。
プリキュアたちの初期の技である「マイ・スイートハート」などで浄化される程度の強さをもつ。
ビーストモード
ジコチュートリオがジコチューと一体化した姿。第11話から第14話まで登場。
プシュケーに闇を加えて圧縮し、ジコチュートリオの「おまえの闇をわれにささげよ!」のかけ声とともに、プシュケーを飲むことで誕生する。
プリキュアの浄化技である「プリキュア・ハートシュート」などでしか浄化ができなくなるほど戦闘能力が向上するが、外見はいいものとは限らず、プリキュアのみならずジコチュー幹部も戸惑うことがある。また、プシュケーの持ち主が、同化したジコチュー幹部の意に反する行動を取ることもある。
ジコチューが浄化された際に、飲みこんだ幹部自身が消滅することはないが、ダメージは受ける。
ブラッドリングのジコチュー
第32話から第37話まで登場。イーラとマーモが「ブラッドリング」を装着した状態で生みだす強化版のジコチュー。目が赤く染まり、プシュケーのデザインも変更されている。
スピードが5倍、パワーは10倍、態度は100倍になる。大半の個体はプリキュアの「マジカルラブリーパッド」による浄化技でしか通用しないほどの強さをほこるが、「プリキュア・ラブリーストレートフラッシュ」を受けると浄化される。
レジーナのジコチュー
第15話から第18話、第40話から第44話まで登場。
生みだすときは専用のバンクシーンが入り、レジーナが飛び跳ねながら踊ったあとに「あなたをステキなジコチューにしてあげる!」と言いながら指先からジャネジーを発射、プシュケーを闇に染める。
自己中心的な欲望を抱いていない人間からでも生みだすことができる。また、プリキュアを石化させたり浄化技である「プリキュア・ラブリーフォースアロー」しか効かないほどの強さをもつ。なお、第40話から登場する個体はいずれも強化されている。
リーヴァとグーラのジコチュー
第23話から第26話まで登場。リーヴァとグーラが生みだす通常のジコチュー。
ジコチュートリオの「ビーストモード」と同等の強さをもつ。
合体ジコチュー(がったいジコチュー)
第27話から第29話まで登場。リーヴァとグーラがふたり同時に生みだす強力なジコチュー。
リーヴァの「あなたの望み、」、グーラの「倍にしてかなえてやる!」のかけ声で人間からプシュケーを抜きだし、ふたりで手をつないで顔を合わせながら2人分のジャネジーを注入して誕生させる。
サイズが2倍、力は5倍、ジコチュー度は10倍になる。キュアエースの「エースショット」も効かなくなり、長期戦に持ち込んでエースを変身解除寸前まで追い詰めるが「プリキュア5つの誓い」でパワーアップしたプリキュアたちの技を受けると浄化される。
トランプ王国内のジコチュー(トランプおうこくないのジコチュー)
すでに滅び去ったトランプ王国内で暴れているジコチューたち。触手で攻撃するイカ型、パワー攻撃が得意なゴリラ型、翼爆弾が武器のハゲタカ型で構成され、ほかにもカエル型やヒツジ型やクモ型もいる。
その正体はトランプ王国の国民たちで、ジコチューの襲撃によって混乱した者の「プシュケー」が闇に染まり、ジコチューとなった経緯をもつ。
第47話より、キングジコチューらとともに人間界にも現れる。

1万年前の関係者

「三種の神器」を持った3人のプリキュアの名前の由来はタロットカードからきている。

キュアエンプレス
声 - 飯塚雅弓
第30話でメランによって存在が語られた、1万年前の地球で活躍したプリキュアの1人。現代ではすでに故人。
桃色の瞳と緑色の髪が特徴。コスチュームは白地に桃色の装飾という組み合わせ。変身前の姿や本名については言及されていない。
水晶の鏡(マジカルラブリーパッド)」を武器としていた。
1万年前に、宇宙を支配していたプロトジコチューと戦った。どんなに絶望的な状況でも決して諦めず、何度でも立ち上がる性格であった。また最終決戦に登場したプロトジコチューよりも遥かに強大な力を持つ、1万年前のプロトジコチューにも勝利するなど、高い戦闘能力も併せ持っていた。
名前の由来はタロットカードの『女帝』。
キュアマジシャン
光の槍(ミラクルドラゴングレイブ)」を使役する、赤色のプリキュア[22]
作中ではシルエットのみ登場で、その詳細については言及されていない。
名前の由来はタロットカードの『魔術師』。
キュアプリーステス
黄金の冠(エターナルゴールデンクラウン)」を扱う、水色のプリキュア[22]
作中での扱いはキュアマジシャンと同様。
名前の由来はタロットカードの『女教皇』。
メラン
声 - 松岡洋子
第30話のゲスト。1万年前の地球で、キュアエンプレスのパートナーをしていた妖精。
「三種の神器」の1つである「水晶の鏡」を、孤島の洞窟で守り続けていた。
普段は亀の甲を背負った老婆のような姿をしているが、変身するとドラゴンのような姿になり、戦闘力もプリキュアたちを圧倒するほど強力になる。「プリキュア・ラブリーフォースアロー」と「エースショット」の同時攻撃でも破れないバリアを展開することも可能。
気難しい性格で、当初はまだ未熟であったマナたちを信頼していなかったが、プリキュアたちとの戦いを通じてキュアハートにキュアエンプレスの面影を感じたことで、次第に彼女たちを認め、結果として水晶の鏡を託した。
マナに協力を頼まれるが、「新しい時代は、おまえたちで切り開いてこそ価値がある」と語り、現代のプリキュアたちとの同行は断った。
1話限りの登場であるものの、のちの『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』では台詞無しのモブキャラクターとして登場している[注 67]

大貝町の人々

相田家

単独映画ではマナの母方の祖母である坂東いすずと飼い犬のマシュマロがいたが、いずれも物語の始まる4年前に亡くなっている。

相田 健太郎(あいだ けんたろう)
声 - 金光宣明
マナの父親。マナの髪色は父譲り。
「ぶたのしっぽ亭」のコックで、客を笑顔にするような料理を作る。
自慢料理はオムライスで、宗吉とは料理のことでよく口論になる。また、感動泣きもよくする。
作るのは洋食のみならず、第27話では茉里が野点で使う和菓子をこしらえている。
相田 あゆみ(あいだ あゆみ)
声 - 上田晴美
マナの母親。娘のことをいつも優しく見守っており、夫の健太郎と父の宗吉をいつも簡単に諌める。
茉里に茶道を教わっている。
坂東 宗吉(ばんどう そうきち)
声 - 石住昭彦
マナの母方の祖父で、故・いすずの夫。料理に対してはとても厳しく、それが理由で健太郎とはしばしば口論することも多い。
第6話で料理ができなかった真琴にダメ出しをしたが、本当は優しい性格であり、マナたちの手伝いもあって上達した真琴の料理の味を最終的に認めた。
第2話のエンディングクレジットでは「相田 宗吉」と表記されている。

菱川家

菱川 悠蔵(ひしかわ ゆうぞう)
声 - 前田剛
六花の父親。プロの写真家で自宅をあけることが多い。
六花を溺愛しており、その性格は彼女が第3話で「手紙を返さないとすねる」と言われるほど。
六花にも写真家を目指してほしいと誘うが、彼女から「ママみたいなお医者さんになる!」と言われ落胆する。しかし、めげずに第14話の終盤で帰国した際もう一度誘う。
骨董品に目がなく、目ぼしい物を見つけては六花に送っている。しかし、彼女からは「写真家なんだから、現地の写真送ればいいのに」とつっこまれている。
菱川 亮子(ひしかわ りょうこ)
声 - 湯屋敦子
六花の母親。眼鏡をかけている。六花の髪色は母譲り。
小児科で女医を勤めている。
医師という多忙な仕事ではあるが、第10話で六花に「医師として働いて、家に帰ってくればかわいい娘と一緒に食事しながら話ができるのだもの。幸せよ」と喜びを噛みしめながら語っている。

四葉財閥

四葉 星児(よつば せいじ)
声 - 中村秀利
ありすの父親で、四葉財閥総帥。家族以外の人物を「くん」付けで呼ぶなど、やや余裕ある性格。現在は海外に住んでいる。
第33話において一時帰国。その後、すぐにスイスへ出発しようとするが、パイロットがマーモにプシュケーを奪われ、乗っていたヘリコプターが操縦不能に陥る。墜落寸前にキュアロゼッタに救出され、事件解決後はありすにロゼッタへの伝言を伝え、スイスへと出発した。
ありすがキュアロゼッタであることを見抜いている。
第48話では、大声を出してプリキュアを応援する。
四葉 祥子(よつば しょうこ)[注 68]
ありすの母親。第33話ではオペラ歌手として世界中を飛び回っていることが星児の口から明らかにされた。
第47話より登場したが、劇中でありすと直接対面した描写はなかった。
四葉 一郎(よつば いちろう)
声 - 麦人
ありすの祖父。第4話に登場。
幼少時、いじめっ子兄弟とその兄を我を忘れて叩きのめしたことに悩むありすに「力は己の愛する者を守るためのもの。それを忘れなければ2度と力に飲まれることはない」と教え、恐れずに己を磨き心を高めるように励ました。すでに故人であるとされる。
セバスチャン
声 - 及川いぞう
四葉家筆頭執事であり、ありすの右腕。右目に片眼鏡をかけており、白髪のオールバックで長いカイゼル髭と左右に伸びる長いあご髭が特徴の老人。いつもありすの傍について、その指示を忠実にこなす。ありすを幼少の頃から支えており、それゆえ彼女からの信頼も厚くプリキュアの正体も聞かされている。
その仕事は四葉財閥だけでなく、プリキュアのサポートにも渡り、ジコチューからの避難誘導やプリキュアの秘密を守る役目も担うほか、戦いが激化していくありすの身を案じ、人工コミューンを製造して自身が人工プリキュア「キュアセバスチャン」[35] に変身したこともある[注 69]
前述の仕事のみならず、第24話では手作りのロールケーキでマナたちをもてなし、亜久里には「パティシエ顔負けの腕前」と評されるほど。

円家

円 茉里(まどか まり)
声 - 唐沢潤
亜久里の養母。茶道の家元。優しい性格であるが、悪事を働く者に立ち向かうという勇気をもっている。
第27話では、茶席を荒らそうとしたグーラに注意するが、逆に食べられそうになったところをキュアハートたちに救われる。
亜久里と出会った経緯から亜久里がキュアエースであることは最初から知っており、亜久里とは血の繋がりこそないものの祖母と孫同然の絆で結ばれている。
他の家族の存在などは触れられていない。

大貝第一中学校

マナたちが通う木造校舎の中学校。最終回(第49話)でレジーナも編入する。

制服は男子が薄いグレーの詰襟、女子が紫色のセーラー服風の襟を持つジャンパースカートに黄色のリボンをつけ、紫色のハイソックスを履いている。夏服は男子が半袖のジャケットに水色のスラックス、女子が薄紫色のジャンパースカート(リボンは同じ)に白のハイソックスを履いている。靴は黒のローファー学生鞄は藍色のショルダーバッグ

第29話で大貝第二中学校(鉄筋校舎)が登場。

教師
城戸(きど)
声 - 前田一世
大貝第一中学校の男性教師で、マナたちの担任。豪快奔放な人物であるが、生徒思いの一面もある。
名前と容姿のモデルは、映画『太陽を盗んだ男』の登場人物である城戸誠(演:沢田研二[36]
生徒
二階堂(にかいどう)
声 - 佐藤拓也
大貝第一中学校の2年生で、やさぐれている男子生徒。マナと六花とは小学校からの付き合いであり、マナに密かに想いを寄せている[注 70]
第1話では東京クローバータワーを見学中に他校の男子生徒たちとケンカしたり、行列の割り込みを考えたりしたこともあった。第12話でも同級生とケンカしており、いずれもマナに制止されていた。
第32話では学園祭中に男子生徒がふざけて崩したキャンプファイヤー用の櫓を真っ先に組み立て直し、後にジコチューに襲撃されそうになったところをハートたちに救われ、ジコチューに翻弄されるハートたちを心配していた。
第48話では、ハートとマナの姿を思い重ね、真っ先にプリキュアを応援した。
テレビシリーズでプシュケーを抜かれる描写はなかった。『プリキュア まんがえほん』ではお化け屋敷に百田やマナたちと一緒に入った際、マナが全く怖がらないことで退屈していたところ、リーヴァにプシュケーを抜かれてしまったが、キュアハートたちと『Yes!プリキュア5 / Yes!プリキュア5GoGo!』のキュアドリーム(夢原のぞみ)、キュアミント(秋元こまち)、キュアアクア(水無月かれん)に救われる。
百田(ももた)
声 - 桜井翼
大貝第一中学校の2年生の男子生徒。二階堂の取り巻きで、二階堂には常に敬語で話す。マナと六花とは小学校からの付き合い。一人称は「おいら」。二階堂を「アニキ」と呼ぶ。
第32話では、倒壊したキャンプファイヤー用の櫓を二階堂たちと組み立て直した。後にジコチューに襲撃されるが、キュアハートたちに救われ、「強い」と評しながらも驚いていた。
『プリキュア まんがえほん』では、お化け屋敷で二階堂の心から誕生したジコチューに驚いて気絶し、二階堂と同時に意識を取り戻した。
八嶋(やしま)
声 - 一木千洋
大貝第一中学校の2年生で、マナたちのクラスメート。三つ編みお下げで黄色いカチューシャを付けた女子生徒。おっとりとした性格。マナと六花とは小学校からのつき合い。
第1話でバス酔いしていたところをマナに介抱された。第9話ではアイちゃんのイタズラで図書室で本が舞っているのを目撃し、笑っているシャルルたちと遭遇した。
第32話では疲労で倒れたマナの代わりに十条たちと学園祭を仕切っていた。そのあと、ジコチューに翻弄されるキュアハートたちを心配していた。
第36話では人間に変身したラケルに想いを寄せられ、大好きであった公園の池が「おまるジコチュー」によって汚されていく光景を目のあたりにして心を痛めるが、同時にジコチューに立ち向かうキュアハートたちを目撃する。その後、ボーイフレンドである原田をラケルに紹介し、ラケルは失恋に終わる[注 71][注 72]
第47話では学校で飼われていたウサギたちを避難させようとしていた[注 73]
十条 博士(じゅうじょう ひろし)
声 - 白川周作
大貝第一中学校の2年生で、生徒会副会長。眼鏡をかけている男子生徒。敬語で話す。
第9話では、生徒会室の掃除道具が宙に浮かびあがる光景(実はロッカーに隠れたシャルル達)に遭遇した。
第10話では転校してきた真琴と席が隣同士なのを、二階堂たちに自慢していた。
第14話の中間テストでは、六花が百人一首に夢中になって成績を落としたため、彼が学年トップになっていた[37]
第29話ではマナと人間に変身したシャルルを「まるで姉妹みたい」と指摘し、マナの代役で多数の仕事を引き受けたシャルルがミス一つなく仕事をやり遂げたのを驚いていた。
第32話では疲労で倒れたマナの代わりに六花と学園祭を仕切っていたが、トラブルの連続で頭を抱えていたところを「人に頼るまえに自分でなんとかしなさいよ」と亜久里に諭され、のちに倒壊したキャンプファイヤー用の櫓を二階堂たちと組み立て直した。そのあとにジコチューと戦うキュアハートたちを応援し、解決後は六花とフォークダンスを踊っていた。
三村(みむら)
声 - 大林洋平
大貝第一中学の2年生で、マナたちのクラスメート。
第1話では、東京クローバータワーを見学中に財布を落として落ち込んでいたり、第12話では、購買の焼きそばパンが売り切れるかもしれないと心配していたこともあったが、いずれもマナに救われている。
第12話では、購買の行列に押されて弾き飛ばされた純に「大丈夫か」と声をかけていた。
六花を「菱川さん」と呼んでいる。
京田(きょうだ)
声 - 藤村歩
大貝第一中学校の1年生で、ソフトボール部に所属している。部内では「将来のエース候補」と称されている。
ベールの策謀により、試合出場を果たせなかったマナの代わりに自薦して先発。1点リード最終回に2死満塁フルカウントのピンチを迎えるが、空振り三振を奪い7回3失点完投勝利を果たした。
第32話では倒壊した学園祭のキャンプファイヤー用の櫓を組み立て直す手助けをして、のちにジコチューに襲撃されそうになったところをキュアハートたちに救われる。
第47話では、千葉や郷田たちと避難していた。
千葉(ちば)
声 - 森谷里美
第11話のゲスト。大貝第一中学校の3年生であり、ソフトボール部のキャプテン。
腕を負傷したため、マナに助っ人を頼みに来ていた。しかし、ベールの脅迫により試合に参加出来なかったマナに困っていたが京田たちの説得によりマナたちを代わりに起用し、試合に勝利した。
第47話では、京田や郷田たちと避難していた。
早乙女 純(さおとめ じゅん)
声 - 鈴木千尋
第12話のゲスト。大貝第一中学校の1年生で、背が低い男子生徒。趣味園芸
マナに助けられたことがきっかけで、マナの弟子になりたいと志願して来た。マナのようになりたいと強く思っているところ、イーラにプシュケーを抜かれる。しかし、ビーストモードにされている最中にソードたちの説得を聞いて自分が思い違いをしていることを悟った。そのあと、自分の得意な花の手入れをしてマナたちに褒められた。
第31・32話にもセリフはないが、1カットのみ登場している。
第47話ではキングジコチューから避難しようとして負傷した子供を助けようとしていた。
最終回ではマナの後任として生徒会長になった。また、同話でレジーナにリボンが校則違反だと指摘している。

その他

美智子(みちこ)
声 - 森谷里美
第1話のゲスト。東京クローバータワーを見学中、母親(声 - 慶長佑香)とはぐれた少女。マナと出会い、母親と再会した。のちに展望台で母親と共にジコチューに襲われるが、マナに救われた。
第47話で再登場し、母親と共に角野秋に助けられた。最終回では、大貝町に落下する人工衛星を食い止めようと出撃するプリキュアたちを見上げている。
森 ハルナ(もり ハルナ)
声 - 寺崎裕香[38](ノンクレジット)
第5話のゲスト。真琴と同じ芸能事務所「ヨツバミュージック」に所属するアイドル歌手。分厚い唇が特徴。
真琴とともに歌番組に出演するが、歌も踊りも真琴には敵わないことを自覚しており、ディレクターやカメラマンが自分の歌よりも真琴の歌に聞き惚れていたことに嫉妬。その心をマーモに突かれ、プシュケーを抜かれた。
第40話では真琴に対してぶっきらぼうながらも気遣う言葉をかけ、真琴が新曲を発表するきっかけを作った。自身のファンレターはすべて返信している。
第47話では、環とともに避難する人々を誘導している。
郷田(ごうだ)
声 - 松本忍
第10話のゲスト。真琴の応援団の団長。真琴のプライベートを弁えており、取材しようとした記者たちを六花とともに追い返した。しかし、自分だけでも真琴と仲良くしたいと考えたため、マーモにプシュケーを抜かれる。
第47話で再登場し、京田たちとともにかるたクイーンを救出する。
五星 麗奈(いつつぼし れいな)
声 - 氷青
第13話のゲスト。五星財閥の令嬢で、「五星ローズガーデン」のオーナー。ありすの昔馴染みであるが、ありすを一方的にライバル視している。常に3人の取り巻きを従えている。
マナたちを「サル」呼ばわりし、自身が主催する「ローズレディコンテスト」において数々の嫌がらせを行う。しかし、それにも屈しなかったありすとのテニス勝負で敗北した際に自分の取り巻きたちに悪態をつき、友達のいない劣等感から「友達なんて、いなくなればいい」と言ったため、マーモにプシュケーを抜かれる。結局、この時点ではありすやマナたちと和解するどころか改心すらしなかった。
第41話で取り巻きの3人とともに再登場する。当初は前回の登場通り嫌味にふる舞っていたが、ジコチューに花を枯らされて泣いていたところを、ありすに助けられる。これがきっかけで「ありすと友だちになりたかった」という自分の本音をあかし、すでにありすが自分を友だちだと思ってくれていたことに涙を流す。
最終的にありすがキュアロゼッタであることを知り、ありすをサポートした。また、その際には成層圏まで進出できる双発機を駆使して助太刀した。
第47話では自家用ヘリで病院から避難できる患者を避難させようと協力した。最終回では、ありすの自家用車に乗り、二人仲良く話をしながら通学している。
かるたクイーン
声 - 鈴木真仁
第14話のゲスト。競技かるたの日本一となった女流名人。
結婚願望が強い名人であるが、高い理想を求めたが故に自己中心的な考えをしたところをイーラにプシュケーを抜かれる。その後は六花と対戦。この一戦のあと、自身がお気に入りの百人一首の札を六花にプレゼントして練習するように言って去っていく。
第47話で再登場し、郷田たちに助けだされていた。
おおとり 環(おおとり たまき)
声 - 山像かおり
第15話のゲスト。真琴と映画で共演した女優。巷では「映画界の若きクイーン」と言われている。
仕事に関しては非常に厳しく、アンジュ王女の件で仕事を疎かにする真琴を「やる気がないなら帰って」と叱っていたが、真琴の演技には一目置いていた。撮影中に突如としてレジーナに無理矢理プシュケーを奪われる。そのあとは、一生の思い出として真琴と映画の台本を交換する。
第47話で再登場し、ハルナとともに避難する人々を誘導している。
人見(ひとみ)
声 - 原康義
第17話のゲスト。彫刻家
自身が制作した彫刻を壊したマナたち(実際にはレジーナ)を注意していた美術館の館長(声 - 高橋英則)を宥め、マナたちを許した。本人によるとこの彫刻を自分の作品ではないような気がしており、ものすごいイマジネーションを掻き立てられ、まるで誰かに操られたかのように制作したという。
そのあと、破片の整理をしていたマナたちを見に来た際に、レジーナの赤い瞳を横顔から見るなり「創作意欲が湧いてきた」と喜ぶが、直後にプシュケーを奪われる。
森本 エル(もりもと エル)
声 ‐ 森谷里美
第28話で初登場。亜久里のクラスメートの女子児童。
自分の癖毛を男子児童にからかわれていたところを亜久里に助けられて以来、亜久里に親愛感を感じるようになる。後にマナの提案で亜久里と一緒に夏祭りに行ったことがきっかけで親友となる。
第31話ではセリフはないが1カットのみ登場している。また、第43話でもセリフはないが母親とともに登場しており、ほかの友人と笑いながら会話していた。また、亜久里の隣の席であることも判明している。
第45話では亜久里から「大切な友だち」と似顔絵をプレゼントされるが、「いつもの亜久里とようすが違う」と思い、マナたちを訪ねた。
第47話では茉里とともに避難を開始し、第48話ではプリキュアたちを応援した。
原田(はらだ)
声 - 金本涼輔
第36話のゲスト。八嶋のボーイフレンドで、彼女とはボランティア活動で知り合った。
角野 秋(かどの あき)
声 - 菊本平
第37話のゲスト。「ぶたのしっぽ亭」で仕入れているニンジン農家のオーナーで、熱い性格。宗吉は「なかなか面白い男」と評している。
ニンジンをこよなく愛しており、それぞれ「ジョセフィーヌ」「マリアンナ」「エカテリーナ」「レイチェル」という名を付けている。
ニンジンを一本手にジコチューに立ち向かうが、恐怖のあまり立ったまま気絶した。そのあと、ニンジン嫌いを克服した亜久里に涙を流しながら喜ぶ。
第47話で再登場し、美智子とその母とともに避難を開始する。

注釈・参照話数

  1. ^ 同作品より商標がサバン・ブランドから東映アニメーションへと移動している。
  2. ^ a b c d マナ、六花、ありす、真琴の誕生日は、それぞれの担当声優の誕生日(生天目、寿、渕上、宮本)と同日である。
  3. ^ 第2話。
  4. ^ 映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』以降のクロスオーバー作品でもやはり軽率な行動は相変わらずで、六花から注意されることも健在。また『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』で音痴な歌を歌おうとするも六花に止められている。
  5. ^ ただし、キャラクターソング等ではまともに歌っている。『プリキュアまんがえほん 映画版デラックス』では真琴、前々作『スイートプリキュア♪』の北条響(キュアメロディ)・黒川エレン(キュアビート)・妖精のハミィの特訓を受け、カラオケで81点を獲得するまで上達した。
  6. ^ その後、男性はマーモに利用され「ヒツジジコチュー」の素にされる。
  7. ^ 亜久里のそばにいたシャルルとアイちゃんもげんなりしている。他の3人と妖精たちは遠くへ避難している。
  8. ^ クロスオーバー作品(現時点では『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』のみ)においても音痴は克服されていないままで(同時に音痴の無自覚も健在)、他作品のプリキュアたちも不評とされている。
  9. ^ その一部始終を見ていたシャルルは「ラケルとランスに怒られる」と困惑していた。
  10. ^ この時はまだ名前を知らなかった。
  11. ^ 第10話。
  12. ^ 母・亮子からは「大きな声や物音が聞こえたり、呪文のような寝言を呟いていた」と心配されていた。また、シャルルとダビィからは「六花がグレた」と誤解された。
  13. ^ 第1話。
  14. ^ a b デザインは漫画版のものとほぼ同じで、アニメではトップスのみ描かれた。この他に雑誌や関連商品でも制服姿が見られるが、色はいずれも異なっている。
  15. ^ 実際に宇宙空間近くまで飛びだしている。
  16. ^ 真琴とマネージャーのDBはクローバータワーから出た形跡がなかったため。
  17. ^ 真琴としては、第6話でキュアソードの正体と判明するまでクレジットなし。
  18. ^ 第8話、第10話。
  19. ^ 第3話。
  20. ^ 第5話。
  21. ^ トランプ王国では装着していなかった。
  22. ^ なお、2014年6月に発売された「プリキュアオールスターズ 名作えほん 2」(講談社ISBN 9784063445947)に掲載された「しらゆきひめ」では、亜久里が白雪姫役となったため、真琴はマナ・六花・ありす、そして次作『ハピネスチャージプリキュア!』の愛乃めぐみ(キュアラブリー)・白雪ひめ(キュアプリンセス)・大森ゆうこ(キュアハニー)と共に小人役で登場している。また、ジョー(ジョナサン)は王子役、イーラは狩人役、そしてマーモは魔女役として登場している。
  23. ^ 亜久里としては、第23話でキュアエースの正体と判明するまでクレジットなし。ただし、実際にクレジットされたのは第24話から。
  24. ^ 最終回で判明。
  25. ^ ただし、第32話ではありすを「さん」付けしていた。
  26. ^ キングジコチューに敗れたところなど。
  27. ^ 第45話。
  28. ^ これはジコチューに敗北した記憶のトラウマから「自分よりも強くあってほしい」という想いがあるためであるが、後に思い込みであることが判明。
  29. ^ a b インタビューに答えた山口は、後に「プリキュアのパワーで封印した」と訂正し[23]、プリキュアたちは復活したと述べている[24][25]
  30. ^ ジコチューによるトランプ王国襲撃の際には自ら先陣を切って戦う勇猛果敢さも見せた。
  31. ^ のちの『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』や『ハピネスチャージプリキュア! かわルン☆コレクション』(マナの台詞のみ)でも、引き続きマナの家に暮らしている。
  32. ^ ベールからは後述の話声から「きゅぴらっぱ」と呼ばれている。また『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』では、悪夢獣軍団との決戦時に夢の世界の穴に落とされそうになったプリキュアを超能力で救出した時は、グレル(坂上あゆみ(キュアエコー)のパートナー妖精)に「ナイス、きゅぴらっぱ」と言われた。
  33. ^ 映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』でもやはりランスの耳を噛むのは相変わらずで、さらにはラケルの耳までも噛んでいた。
  34. ^ 第38話で誘拐された時。
  35. ^ 「アイちゃん」という名前はこの時にありすが命名したものであるが、その時点でまだ出会っていなかった亜久里もこの呼称を使っている。
  36. ^ 仮にこのシールドがなくなった場合、ジコチューたちは何倍にも強化される。
  37. ^ 第35話から歯が生え離乳食を食べられるようになるが、一時的にニンジンが嫌いであった。
  38. ^ 各エピソードのクレジットではすべて「ジョー岡田」と表記されている。
  39. ^ 第2話。
  40. ^ ミュージカルのパンフレットでは、3兄弟の中で一番上と書かれている。
  41. ^ この時、ウソをつく際に出てしまう「髪をいじる癖」を出しながら十条に紹介した。
  42. ^ 後の『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』では、アイちゃんに自身の耳を噛まれていた。
  43. ^ ミュージカルのパンフレットでは、3兄弟の真ん中と書かれている。
  44. ^ 第36話。
  45. ^ なお、漫画版ではマナたちと同じような少年の姿になっていたが、最終回ではテレビシリーズと同様の描写がなされている。
  46. ^ それを聞いたマナに「青春だね」と応援される。
  47. ^ なお、漫画版では八嶋が登場せず彼女に想いを寄せる場面は描かれていないが、代わりに六花に想いを寄せる場面が描かれている。
  48. ^ のちの『映画 プリキュアオールスターズNewStage3 永遠のともだち』以降のクロスオーバー作品においても、やはりアイちゃんに耳を噛まれるのは相変わらずであった。
  49. ^ 第14話のロイヤルクリスタルなど。
  50. ^ 第14話、第15話、第36話の終盤など。
  51. ^ レジーナはマリー・アンジュの私室を改装して自分の物にしている。
  52. ^ マリーを探して、トランプ王国の地下に刺さっていた「ミラクルドラゴングレイブ」を抜こうとしていた。
  53. ^ なお、この性格の変化に対する自覚はない。
  54. ^ のちの『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』のマナたちの回想シーンにおいても、自由奔放な性格やワガママ振りは健在のままで、六花・真琴・亜久里からは呆れられていた。
  55. ^ 同時にマナたちとは別行動を取っているが、『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』で引き続き大貝町に暮らしている事がマナによって言明されている。また、データーカードダスシリーズではカード内でキュアエースと一緒に登場している。
  56. ^ もっとも第38話でベールがプリキュアに破れると、イーラとマーモは自分たちを散々扱き使ったのにもかかわらず、敗れたベールを見捨てたりせずに抱えて引き揚げたことから、多少の仲間意識は存在する。
  57. ^ 結局3人は倒されたり浄化されなかったものの、シリーズでは初めて、改心してプリキュアと和解せず、密かに撤退した敵となった。なお、のちのクロスオーバー作品ではレジーナや他作品の敵キャラクターとともにモブ出演している。
  58. ^ 第25話のみ、鍔の広い夏向けの帽子をかぶっている。
  59. ^ コスチュームの色や形状、黒タイツの着用など『フレッシュプリキュア!』の4人目のプリキュアに酷似している。
  60. ^ このキャンディは相手のジャネジーを奪うアイテムでもある。
  61. ^ レジーナが洗脳されてジコチューに戻ったあとは、ふたたび仕えるようになる。
  62. ^ 2つのプシュケーが亜久里とレジーナに、身体がアイちゃんになったことまでは知らなかった模様。
  63. ^ なお、『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』では元の姿に戻っているが、これはあくまでマナたちの回想シーンである。
  64. ^ ただし、食べた攻撃技の影響は少なからずうけており、ダイヤモンドシャワーを食べ過ぎてアイスクリーム頭痛を起こしたこともある。
  65. ^ プシュケーを抜き取られた人間は着ていた衣服や、帽子などの被り物、手に持っていた物までも薄く変色している。
  66. ^ ジコチューにされた事や幹部達が現れた事についての記憶は残されていない。
  67. ^ 『春のカーニバル♪』作中においては、マナたちを含む歴代プリキュアの回想シーン(挿入歌「39フェリアーズ」の映像シーン)で他作品の歴代プリキュアの協力者たちと『映画 ドキドキ!』のベベル(いすず)を含む歴代映画のキャラクターたちとともに1カットのみ登場した。
  68. ^ テレビシリーズでは名前が出ることは無かったが、『ドキドキ!プリキュア オフィシャルコンプリートブック』にて明かされた。
  69. ^ 男性がそのままの身体でプリキュアに変身したのはシリーズ初であるが、正式なプリキュアになったわけではない。
  70. ^ 百田・八嶋と共に映画で判明。
  71. ^ なお、マナと六花は原田の事を知っており、八嶋がボーイフレンドが出来た事も知っていた模様。
  72. ^ 漫画版では登場せず、ラケルから想いを寄られる場面は描かれていない。
  73. ^ なお、この時点でラケルと関わっておらず、続く第48話でマナたちがプリキュアとして正体を現した後も彼と関わる事はなかった。また、原田も終盤で再登場する事はなかった。
  74. ^ ベールによれば、トランプ王国侵攻時にも早い時期に滅ぼされたという。
  75. ^ 口上を述べた回数は一番多い。
  76. ^ この時の技は、合体したシルバークロックとパープルバギーの動きを抑える為に凍らせた必殺技である。
  77. ^ 第7話・第42話の回想では剣崎真琴としての姿は描かれておらず、「キュアソード」と「剣崎真琴」のどちらが本来の姿であるかについて、作中では言及されていない。また、第42話の回想で描かれた幼少期の髪の毛の色は変身後のような薄紫色であった。
  78. ^ 第27話で判明。それまでは、戦闘終了後すぐにハートたちの前から撤退していた。
  79. ^ 時間切れによる変身解除から再変身までにどの程度の時間を要するかの言及はないが、第31話では生まれ変わったマジカルラブリーパッドの力により再変身を行っている。
  80. ^ 第34話、第38話。
  81. ^ 同話で「クローバータワーでもらった」と述べている。
  82. ^ 第20話より。
  83. ^ セバスチャンが述べている。
  84. ^ 青山充によって再編集された、テレビシリーズ第6話の映像を使用。
  85. ^ なお、マナたちはプリキュアになったばかりのため、プリキュアパーティの招待状が間に合わなかった(その真相に関しては本項を参照)。
  86. ^ ただし、『NewStage2』では未登場であった亜久里とアイちゃんとは初対面。
  87. ^ 第48話ではその病院のスタッフらしい看護師ドクターヘリが登場している。
  88. ^ 第3話でマナが述べたチケットの枚数より。
  89. ^ 第5話で六花が述べている。
  90. ^ 最終回(第49話)より。
  91. ^ 2005年『ふたりはプリキュアMax Heart』から約8年ぶりに復帰した。
  92. ^ その際、オドレンとウタエン(いずれも『春のカーニバル♪』の悪役)はフラフラ状態で目を回し、ハルモニアの観客たちは目を回しながら拍手をした。マナ自身には当然その自覚はない。
  93. ^ スイートプリキュア♪』のプリキュア4人はマナが歌い出すと、耳を塞いで苦悶した表情を浮かべ(この際、響は「これって音楽なの?!」とマナの音痴ぶりに驚愕している)、『Go!プリンセスプリキュア』のプリキュア3名は、マナが歌い終えると、憔悴しきった様子でため息をついていた。
  94. ^ 第6話・第28話・第41話・第47話の映像を使用、編集は青山充による。
  95. ^ その他のテレビ朝日をはじめとする同系列フルネット23局では、本来の放送日時に制作局からの裏送りで先行ネットしていた。
  96. ^ 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』と『映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち』を連続して放送。
  97. ^ テレビ朝日では『芸能人格付けチェックこれぞ真の一流品だ!お正月スペシャル 〜2013 特別編〜』(8時 - 11時45分)を放送[57]
  98. ^ 特記のない限り、いずれもテレビ朝日系列フルネット全24局での本放送日。複数記載されている場合、上段:制作局(朝日放送)、下段:制作局を除くテレビ朝日系列フルネット23局。
  99. ^ 朝日放送の公式サイトでは読みは修正されていない。
  100. ^ 10時00分 - 10時30分に放送。
  101. ^ 10時30分 - 11時00分に放送。
  102. ^ 山梨県富山県福井県鳥取県島根県徳島県高知県佐賀県宮崎県を除く。
  103. ^ 悪役であるソルシエールの魔法で生み出された幻という扱いであるが、クロスオーバー映画では初登場。
  104. ^ 本作以降発売されたWii用新作ソフトはいずれも他機種とのマルチプラットフォームであった。
  105. ^ ラケル、ランス、ダビィ、アイちゃんは声なし。
  106. ^ ただし、プリキュア変身前の姿では未登場。また、『スマイル』のオリジナルキャストによる声付きはない。
  107. ^ プリキュア公式アカウントのメッセージはマナが担当。放送終了後、アカウントは次作の主人公に引き継がれる。
  108. ^ 本作品のメンバーたちは、それぞれのパートナー妖精の着ぐるみを着て登場している。

出典

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