トランスフォーマー アニメイテッド 製作

トランスフォーマー アニメイテッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/16 03:18 UTC 版)

製作

トランスフォーマーのTVシリーズとしては日米共に『TRANSFORMERS CYBERTRON(ギャラクシーフォース)』の次に放映されたTVアニメシリーズ。企画自体は2005年に立ち上がっており[注 2]当初の仮題は『TRANSFORMERS HEROES』[注 3]だったが、その後の実写映画版のヒットを受け今のタイトルになった。

製作はアメリカのカートゥーン ネットワーク・スタジオアニメーション制作は日本のアニメスタジオが担当しており、その作風は思い切った構図や動きを重視したアメリカのアニメと止め絵や見栄切りといったメリハリを重視する日本のアニメの特徴を織り交ぜたものであるとも評され[4]、アメリカのカートゥーン・アニメーション風のデフォルメを施したキャラクターデザインは、トランスフォーマーシリーズの中では異質なデザインとなっている[4]

放映開始当初は第4シーズン(シーズン4)までの放映が予定されていたが、2009年初頭に第3シーズン(シーズン3)での終了が発表された。

日本での展開

日本での放送においては、実写映画版『トランスフォーマー』からの新規視聴者を意識して[5]、タイトルロゴは英語版の赤・青・白を基調とした独自デザインのものではなく、英語版実写映画版風になり[5]、従来のシリーズまで使われていたコンボイの名前は英語名を仮名転写したオプティマスプライム(コンボイ)のままになり[5]、主要キャラクターの一人であるバルクヘッドの名前を、実写映画版に登場したアイアンハイドに変更した。また、この作品から視聴し始めた新規ファン向けに日本版独自の情報コーナーとして本編終了後にドラマコーナーも設けられている。

アニメ本編は単なる吹き替え放送に留まらず、『マイリトルポニー〜トモダチは魔法〜』とは違い、英語版にあったシナリオやシーンのカット、放送順の変更などの再構成も行われているが、ストーリーの基本的な流れ自体は変わっていない。日本語版のキャスティングは事前にオーディション等は行われておらず[6]、意図的にこれまでの作品に出演した声優が選ばれている[7][8]。映像は原語版での4:3画面にサイドパネルを付加したハイビジョン放送となっている[9]。なお、英語版DVDで『Transformers Animated: Season 3』と『Transformers Animated: The Complete Series』が発売された際、元々16:9画面として製作されていた本作は、カットされていた両端が復活し、ついに完全版となっている。

ドラマコーナー以外の日本語版で独自に追加された要素としては、場面が転換する際のエンブレムターンや、主に番組冒頭のテレビ視聴時の注意喚起の際に挿入されるトランスフォームの新規アニメーション(第19話(第18話)から追加、それ以前は音仏一家だった)が挙げられる。また、本編でのコメディタッチな脚色に追随して各話の次回予告でも本筋とは関係ないトークを展開しており、予告はテレビ放映版とウェブ版の2種類がある。




注釈

  1. ^ 放映開始当初は全55話。
  2. ^ 玩具の開発は実写版映画版より先に始まっており、当時のコンセプトアートにはガルバトロンやホットロッド(ホットショット)、ライノックスなど今とは違うキャラクターが描かれている[2]
  3. ^ 『フィギュア王』 No.144ではHERO[2]、後に出版された『トランスフォーマージェネレーション2010』ではHEROES[3]と表記されている。
  4. ^ このため、余剰パーツを背中側に集めるような手法は意図的に避けられている[12]
  5. ^ そのため、日本市場でしか販売されていない商品も存在する。
  6. ^ この中にはダイノボットやサウンドウェーブといったトランスフォーマーも含まれる。
  7. ^ デトロイトに関しても自動車産業で繁栄した都市とされており、都市の名称は特に明かされていない
  8. ^ 「JAM Project」についてはグループとしては初であるが、過去に主題歌を担当していたメンバーもいる。
  9. ^ 2010年12月30日9時55分 - 11時20分に第37話 - 第39話を連続放送。アニメディア誌2011年2月号の放送予定表では、1月末まで通常通り放送される事になっていた。
  10. ^ 2010年4月19日 - 9月27日までは16時31分 - 17時00分。

出典

  1. ^ 放映開始当初は全55話までの放映が予定されていた。
  2. ^ a b c d e フィギュア王 No.144、21頁。
  3. ^ トランスフォーマージェネレーション2010、90頁。
  4. ^ a b c フィギュア王 No.144、12頁。
  5. ^ a b c d フィギュア王 No.144、29頁。
  6. ^ 井上喜久子 魅惑のおしゃべりメロン』第112回参考
  7. ^ ハイパーホビー2010年6月号掲載の岩浪ディレクターへのインタビューで語られている。
  8. ^ a b トランスフォーマージェネレーション2010、95頁。
  9. ^ サイドパネルはDVDでも追加されており、本放送と同じ16:9画面となっている。
  10. ^ a b c d e f 川上朋宏、蓮井章悟「ロボットアニメ最前線 「トランスフォーマー アニメイテッド」における変形ロボット玩具の醍醐味」『ロボコンマガジン』通巻69号、オーム社、2010年5月、 82-83頁、 雑誌 09761-05。
  11. ^ トランスフォーマージェネレーション2010、91頁。
  12. ^ a b c d e フィギュア王 No.144、20頁。
  13. ^ a b トランスフォーマージェネレーション2010、93頁。
  14. ^ ハイパーホビー2010年11月号100頁参考
  15. ^ a b フィギュア王 No.144、28頁。
  16. ^ トランスフォーマージェネレーション2010、54頁。
  17. ^ フィギュア王 No.144、14頁。
  18. ^ a b フィギュア王 No.144、13頁。
  19. ^ トランスフォーマー アニメイテッドバンダイチャンネル公式ホームページ
  20. ^ GAME Watchセガ、AC「トランスフォーマー アニメイテッド」海外で放送されたアニメをカードゲーム化2010年夏の稼動開始に向けて開発決定より





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