トランスフォーマー (2007年の映画) 登場人物

トランスフォーマー (2007年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/18 14:29 UTC 版)

登場人物

主な登場人物

サミュエル・ジェームズ・“サム”・ウィトウィッキー(Sam Witwicky
演 - シャイア・ラブーフ、吹き替え - 小松史法
本作の人間側の主人公。三枚目でそそっかしい普通の高校生。チワワのモージョを飼っている。父・ロンとの約束(2000ドルの貯金と3つの成績A)を果たし、中古車屋で錆付いたシボレー・カマロの74年型を手に入れた。このことで図らずもトランスフォーマーの抗争に巻き込まれ、戦いの中で徐々に成長していく。「ebay」のユーザーネームは「プレイボーイ217」。アメフト部の入部テストを受けたことがある。ミカエラとは小学校からの同級生だが、転校生と間違えられるほど存在感が薄かった。
ウィトウィッキーという姓はアニメ版に登場するスパイクのファミリーネームから引用したもの。
ミカエラ・ベインズ(Mikaela Banes
演 - ミーガン・フォックス、吹き替え - 東條加那子
本作のヒロインで、クールで行動的なサムのクラスメート。車泥棒の父親の稼業を見様見真似で覚えたが、ある日身代わりに逮捕された。当初はサムのことを気にも留めていなかったが、サムと戦いに巻き込まれて行くうちに次第に想いを寄せていく。愛車はベスパ・LX150。車好きである。
オプティマス・プライムOptimus Prime
声 - ピーター・カレン / 吹き替え - 玄田哲章
IDナンバー - MA-01
オートボットの総司令官。ファイアーパターン入りのピータービルト・379トレーラートラックに変形[注 2]。エナジーブレード等が武装で指示だけでなく戦う事も出来るリーダー。「自由はすべての生き物が持つ権利(Freedom is the right of all sentient beings.)」をモットーに、自らを犠牲にしてまでも人類を守ろうとする。
本作でのオプティマス・プライムは、俳優リーアム・ニーソンのイメージをモデルとし、より哲学的な思想を語る人物として描かれている。
バンブルビーBumblebee
声 - マーク・ライアン / 吹き替え - 加藤亮夫
IDナンバー - MA-03
オートボットの斥候で、トランスフォーマー側の主人公。サムを保護する為一足先に送られてきた。イエローのシボレー・カマロに変形。武器は腕のプラズマキャノン。当初は2代目カマロに変身していたが、中盤で新型カマロを再スキャンする。地球に来る前の戦いで音声機能が損傷しており、サムと出会った時はラジオを使ってコミュニケーションを取っていた。メンバーの中で最も若く、コミカルで表情豊かな面がよく見られ、先述の再スキャンもミカエラに「オンボロカマロ」と言われたことが原因である。旧カマロの時の車内にはミラーボールや蜂のマスコットがついていた。
物語序盤でバンブルビーが中古車店に駐車した際、黄色いフォルクスワーゲン・ビートルが隣に置かれているが、これは初代アニメでバンブルビー(バンブル)が同車両に変形していたことに対して敬意を払い登場させたものである[7]。キャラクター性はマイケル・J・フォックスがモデルとなっており、キャスティング候補にはフォックス本人があがっていた。また、ビークルモードとなる新型カマロはゼネラルモーターズ社のトップシークレット車両であり、撮影時には細心の注意が払われた。
メガトロンMegatron
声 - ヒューゴ・ウィーヴィング / 吹き替え - 中村浩太郎
IDナンバー - MD-07
ディセプティコンのリーダーで、1作目のメインヴィラン。玩具CMでは「ディセプティコン破壊大帝」と紹介される。エイリアンジェットに変形。キューブを追って古代の地球に飛来したが重力に引かれて北極海に墜落し、そのまま凍結していた。時を経てアーチボルト・ウィットウィッキーによって発見され、NBE-1 (Non Biological Extra-Terrestrial-1=非生物型地球外生命体1号)と命名されて冷凍状態のままセクター7に保管されていた。その身体構造を解析して人類の科学技術の発展に利用されていた。
市街地戦ではジャズを殺害し、オプティマスとの一騎討ちでも彼を圧倒するが、空軍の戦闘機F-22の攻撃で致命傷を受け、最後はオールスパークをサムによって胸に押し込まれて倒された。
武器は右手のチェーンメイスと、両手を組み合わせて変形させるフュージョンカノン砲。

人類

民間人

ロン・ウィトウィッキー(Ron Witwicky)
演 - ケヴィン・ダン、吹き替え - 後藤哲夫
サムの父親で、アーチボルトの曾孫。陽気でおっちょこちょいだが肝の据わった性格。自分の若い頃と重ねているのか、息子には少々甘い様子。園芸が趣味で、自宅の庭の芝に立ち入られることを非常に嫌がる。愛車はオースチン・ヒーレー100
ジュディ・ウィトウィッキー(Julie Witwicky)
演 - ジュリー・ホワイト、吹き替え - 野沢由香里
サムの母親。夫とは違い少々厳しいが、能天気でおしゃべりな面では同じ。アルコールが入るとさらに饒舌になり、劇中では下ネタを飛ばしてサムとロンを唖然とさせた。
アーチボルト・ウィトウィッキー(Archibald Witwicky
演 - ウィリアム・モーガン・シェパード、吹き替え - 藤本譲
サムの高祖父で探検家。
1897年に北極を調査中、崩落した氷の下で未知の物体(氷漬けのメガトロン)を発見。この発見は裏で「人類最大の大発見」と称されている。彼の遺品である眼鏡をネットオークションに出品した事が原因で、サムはディセプティコンに追われる事になってしまう。
彼のモットーである「No sacrifice, No victory.(犠牲無くして、勝利無し)」という言葉は、ウィトウィッキー家の家訓として語り継がれている。
ボビー・ボリビア(Bobby Bolivia)
演 - バーニー・マック、吹き替え - 岩崎ひろし
中古車店のディーラー。利益次第で態度を変える現金な性格。ニャンドゥーというボリビア産の鳥を飼っている。
マイルズ・ランカスター(Miles Lancaster)
演 - ジョン・ロビンソン、吹き替え - 細谷佳正
サムの友達。女の子に興味を持つ年頃だが、女子の気を引くためにという理由で木にぶら下がったりするなど、若干ズレたセンスの持ち主。大型犬を飼っている。姓は小説版より[8]
トレント・デマーコ(Trent DeMarco)
演 - トラヴィス・ヴァン・ウィンクル
サム、ミカエラのクラスメート。筋骨隆々とした体格で典型的ないじめっ子気質。ミカエラのボーイフレンドだったが、些細なケンカが原因で、ミカエラとは序盤であっさり別れてしまう。姓は小説版より[9]

政府・軍人側

ウィリアム・レノックス(William Lennox)
演 - ジョシュ・デュアメル、吹き替え - 矢崎文也
アメリカ陸軍大尉。カタール基地襲撃事件の生存者。帰国の後、トランスフォーマーとの実戦経験が承認され部隊の指揮を任される。現場では勇猛果敢な兵士だが、家族の前では1人の父親であり、生まれたばかりの娘とテレビ電話で対面した際には溺愛振りを見せていた。最終決戦時には、路上に乗り捨てられていたアプリリア・RSV1000Rを駆りブラックアウトを撃破するなど、部隊を率いて戦果を挙げた。
G.I.ジョー』シリーズに登場するワイルド・ビルがモデルとされている(小説版では「通称ワイルド・ビル」との記述がある[10])。
ロバート・エップス(Robert Epps)
演 - タイリース・ギブソン、吹き替え - 山野井仁
アメリカ空軍技術軍曹で、レノックスの部下。カタール基地襲撃事件の生存者の1人。以後は戦闘機を要請・誘導するなど随所で活躍する。
シーモア・シモンズ(Seymour Simmons)
演 - ジョン・タトゥーロ、吹き替え - チョー
トランスフォーマーの存在を調査するセクター7捜査官。規則は絶対遵守、『スーパーマン』のロゴをパロディしたセクター7のランニングシャツを着ているなど、組織に忠実だが、それ故に融通が効かない頑迷な性格で、ケラーからも「変わった奴」と評される。
セクター7本部でのフレンジー襲撃時、ケラーと共に火炎放射器やショットガンで応戦する姿を見せる。
製作段階ではシモンズ役はロバート・デニーロジェームズ・ウッズ等が候補に挙がっていた。
ジョン・ケラー(John Keller)
演 - ジョン・ヴォイト、吹き替え - 平野稔
アメリカ合衆国国防長官。ブラックアウトのカタール基地襲撃を国家の危機と判断し、国家防衛の為に奔走する。当初はマギーの意見を一蹴していた。フレンジーの襲撃に対しては自ら銃を取って戦った。
マギー・マドセン(Maggie Madsen)
演 - レイチェル・テイラー、吹き替え - 林真里花
カタール基地でのハッキング信号を解析する為に民間から結成されたハッカーチームの一人で、フレンジーのエアフォースワンからのハッキングに真っ先に気付く。終盤では国防長官のアドバイザーとしてセクター7本部に赴くことになる。
グレン、ケラー、シモンズと共に空軍との連絡が取れるように作業するが、途中でフレンジーの襲撃に遭う。また、本編ではケラーからショットガンを受け渡されるシーンだけだが、メイキング映像で扉越しにいるフレンジーに向かって罵声を浴びせながらショットガンを撃つ場面がある。
また、作中15cmのハイヒールを履いており、国防省に召集要請される前のオフィスで両手に資料を抱えながらエレベーターのボタンをヒールで押すという未公開映像がメイキングで収録されている。
グレン・ホイットマン(Glen Whitmann)
演 - アンソニー・アンダーソン、吹き替え - 高木渉
マギーの友人の黒人男性で、肥満体の天才ハッカー。少々ふてぶてしい性格。口うるさい祖母や自分を上回る巨体の従兄弟と同居している。マギーが無断で持ち出したエイリアンの信号を解析した。終盤ではマギーと共にセクター7に向かう。
マギー、ケラー、シモンズと共に空軍との連絡が取れるように作業するが、途中でフレンジーの襲撃に遭うも、パソコンで作った即席のモールス信号機で空軍との連絡を取れる事に成功し、F-22部隊の出撃要請に成功する。
ホルヘ・フィゲロア(Jorge Figueroa)
演 - アマウリー・ノラスコ、吹き替え - 志村知幸
レノックスの部下。愛称はフィグ。南米出身で、相手に通じなくともお構い無しにスペイン語を話し、その度にどやされる。カタール基地から脱出するが、スコルポノックとの交戦中に爆風を浴びて負傷する。
小説版ではレノックスとともに輸送機で帰国の途に就く途中の機内で、スコルポノックの攻撃で受けた傷が原因でレノックスに見守られながら息絶えてしまう。
パトリック・ドネリー(Patrick Donnelly)
演 - ザック・ウォード、吹き替え - 佐藤せつじ
レノックスの部下。黒縁の眼鏡が特徴。レノックス達と共にカタール基地から脱出するが、追跡してきたスコルポノックに背後から体を貫かれ、地中に引きずり込まれて絶命した。
トム・バナチェック(Tom Banachek)
演 - マイケル・オニール、吹き替え - 原康義
セクター7のエージェントの一人。彼がケラーに火星探査機ビーグル2号の事故の真実を報告したことで、一連の攻撃が地球外からのものによることを確証させた。

トランスフォーマー

オールスパークを求めて惑星サイバトロンからやってきた地球外生命体。魂とも呼ぶべきスパークを内蔵し、金属から構成されたボディを持った金属生命体(超ロボット生命体)である。降り立った惑星の環境に適応するためにトランススキャンと呼ばれる能力を持ち、質量がほぼ一致する様々な物体の姿に外見から内部構造、機能にいたるまで擬態することができる。トランススキャン能力は自由に変更が可能であり、新たな対象をスキャンして取り込むことも、過去のデータを任意に引き出して使用することもできる。また偽装用として、車内や機内に3次元映像の乗員を投影することも可能である。

オートボット(Autobots)

オールスパークを求めて地球にやってきた正義のトランスフォーマー軍団で、惑星サイバトロン復興の為オールスパーク捜索に尽力。軍団名は「自律型ロボット生命体(Autonomous Robotic Organisms)」が由来。

ラチェットRatchet
声 - ロバート・フォックスワース / 吹き替え - 浦山迅
IDナンバー - MA-02
軍医科学者。黄緑がメインのハマー・H2レスキュー車に変形。手術用のハンマーや回転カッターなどを巧みに使ってディセプティコンと戦った。ややデリカシーに欠ける一面も持っている。
ラチェットが変形するレスキュー車は実在するものではなく、映画スタッフが改造した架空のレスキュー車である[11]
ジャズJazz
声 - ダリウス・マッカリー / 吹き替え - 楠大典
IDナンバー - MA-04
副司令官。[注 3]シルバーのポンティアック・ソルスティスGXPに変形。全員インターネットから人間言語を学習したが彼はスラング混じりのそれを学習した。メンバーの中では最も小柄だが、臆せず敵に挑む。バンブルビーがセクター7に捕まった際にもバンブルビーのことを心配する等仲間想いな一面も見せる。その性格ゆえ、復活を遂げたメガトロンにも体術で挑みかかる。
アイアンハイドIronhide
声 - ジェス・ハーネル / 吹き替え - 北川勝博
IDナンバー - MA-09
武器担当技術兵。黒のGMC・トップキック C4500に変形。オプティマスとは長い付き合いだが、人間の存在を快く思っていなかった。両腕のキャノン等重火器を使いこなす戦闘のプロフェッショナル。
「You feeling lucky, punk?(今日はツイてるかい、兄ちゃん?)」の台詞は、クリント・イーストウッド演じる『ダーティハリー』の台詞である「Do I feel lucky? Well do ya, punk!(今日はツイてるか?どうなんだクソ野郎!)」のパロディである。

ディセプティコン(Decepticons)

軍団名の「ディセプティコン」は「欺瞞の民」「反逆者」の意味を持つ。オールスパークを狙って地球に侵入した悪のトランスフォーマー軍団であり、オールスパークを悪用して他の惑星の機械を操り支配しようと企む。

スタースクリームStarscream
声 - チャーリー・アドラー / 吹き替え - 宮澤正
IDナンバー - MD-08
メガトロン不在の間、指揮を務めていたNo.2。ロッキード・マーティンF-22 ラプターステルス戦闘機)に変形。NASAの極秘映像に撮影された火星探査機を破壊する謎の生命体の正体はこのスタースクリームとされており、劇中でもプロトフォーム状態の彼が映されている。オールスパーク発見の報告を合図にディセプティコンを招集する。
旧シリーズとのデザインの違いが最も顕著なキャラクターであるが、胸部に機首が来る、両腕に火器を装備している、背中に翼があるなど細部の意匠は受け継いだものになっている。本作に登場するディセプティコンで唯一生還した。
ブラックアウトBlackout
IDナンバー - MD-01
シコルスキーMH-53 ペイブロウ(軍用ヘリコプター)に変形。本作に登場するトランスフォーマーでは一番大柄。多彩な武器を持ち、特にプラズマキャノンは放射線状に拡散して広範囲を薙ぎ払う強力な武器である。他にも胸部に格納されたキャノン砲や、格闘戦の際に展開される手首のローターブレードがある。カタール基地を襲撃した際、赤外線カメラでエップスに撮影される。
空軍の戦闘機F-22の攻撃を受けた直後、弱点である胸の下をレノックスに撃ち抜かれて死亡した。
なお、最初の変形シーンではG1シリーズと同じ効果音が使用されている。機体番号の4500Xは、マイケル・ベイの自家用機の番号でもある。
バリケードBarricade
声 - ジェス・ハーネル / 吹き替え:北川勝博
IDナンバー - MD-02A
パトカー候補車となったサリーン・S281に変形。フレンジーとともにサムを襲い、オールスパークの所在が刻印された彼の祖父のメガネを狙うが、バンブルビーの妨害に遭い交戦する。
ディセプティコンの基準でも気難しく、働き者。ビークルモード時に後部側面に書かれている「To punish and enslave(〈罪人を〉罰し服従させよ)」という一文は、アメリカの警察車両に書かれている標語である「To protect and serve(〈市民を〉保護し奉仕しよう)」をもじったものである。
劇中では途中から姿を見せなくなり、その後の扱いについては各媒体で差異がある。小説版ではボーンクラッシャーがオプティマス・プライムに倒された直後にオプティマスに挑み、腰をねじ切られて死亡したとされ[12]、アメコミではアイアンハイドに跳ね飛ばされ行動不能になっていたところをスタースクリームに助けられて元の諜報活動に戻っている。その後の実写版三作目においては同名同型のディセプティコンが登場しているが担当声優が変わっており、一作目に登場したバリケードと同一人物なのかは不明。
フレンジーFrenzy
声 - レノ・ウィルソン
IDナンバー - MD-02B
メンバーの中で最も小さい(人間の子供程度)、諜報活動を行うディセプティコン。GPXCDプレイヤーに変形。エアフォースワンに侵入して国防総省のコンピュータにハッキング。バリケードとともにサムを襲う。体が破壊された際、一時的にミカエラのスマートフォンに偽装した。武器は胴体から射出される手裏剣状のカッターと両腕の小型マシンガン。メガトロンを解放し、セクター7でマギーらを襲うが、自分で投げた手裏剣が自分の頭に命中し、死亡した。
フレンジーが発している早口のサイバトロン語は「ツタンカーメン」という単語をデジタル加工して作られたもの。ただし要所ではきちんとキーワードを交えた会話をしている。
基本的にディセプティコンの目の色は赤だが、フレンジーの目の色は青である(玩具ではフレンジーの目も赤)。
元々このキャラクターはサウンドウェーブとしての登場であったが、ストーリー上の事情で従来のサウンドウェーブの存在感を引き出せないため、マイケル・ベイがサウンドウェーブの代わりになる存在として新しいオリジナルのディセプティコンを考案したのがフレンジーである[13]
映画第二作目において意外な形で登場している。
ブロウル(デバステーター)Brawl
IDナンバー - MD-03
戦車をスキャンした際ブロウルの方が質量が大きかった為、M1エイブラムスを基にしたオリジナル戦車に変形[注 4]
市街地でレノックス達と激闘を繰り広げるが、ミカエラとバンブルビーの連携プレーにより倒される。
当初の名前はコンバットロンのブロウルだったが[注 5]、映画会社と玩具メーカーの通達ミスで映画ではデバステーター、玩具はブロウルという名称になっている。
スコルポノックScorponok
IDナンバー - MD-04
ブラックアウトの背中から射出されるサソリ型ディセプティコン。尻尾を除く胴体部の長さが2.6m(ソニーマガジンズから発行されたムック本のデータより)と小型で、動物程度の知能しか持たないが主人の命令には忠実に従う。ブラックアウトの命令でエップスを追跡する。ロボットモードは玩具でのみ存在する。武器は尻尾のスピアと前足のスピニングピンサー。
劇中では砂漠でレノックス達と交戦し、逃亡した後行方不明となり、市街地での最終決戦にも召集されなかった。
ボーンクラッシャーBonecrusher
声 - ジミー・ウッド
IDナンバー - MD-09
フォースプロテクション・バッファロー(地雷除去車)に変形。脚部のタイヤをローラースケートの様に利用して走り、背中の巨大な爪と長い腕を武器にオプティマスに戦いを挑むが、首を切断され死亡した。
変形車種であるバッファローは、カタログに掲載されていた写真の地雷処理用クローの迫力を見込まれての起用だったが、実際に実物を確認してみるとその大きさは36cm程度しかなかったため、急遽大型のクローが増設された[17]



注釈

  1. ^ 「Their War, Our World...(彼らの戦場、選ばれたのは地球)」のキャッチコピーは、本来は04年に公開された『エイリアンVSプレデター』で使われるはずだった。
  2. ^ 玩具関係の資料では、ケンワースW900トレーラートラックであるとされることが多い[3][4][5]。撮影に用いた車両は古い型の中古車両で、外装を大幅に改造した上で用いられている[6]
  3. ^ 本編でオプティマスには「My first lieutenant(私の副官)」と紹介されているが、字幕では将軍、吹き替え版では将校と意訳されている。
  4. ^ 本作には実物のM1エイブラムスも登場している(カタール基地の襲撃シーン他)が、ブロウルの変形する戦車として撮影で使用されたものはM1エイブラムスを元にデザインされたオリジナル車両で、大型トラックや建設機械のシャーシと走行装置を用いて製作されたプロップ車両であり、実在していない[14]
    なお、この車両は2005年公開(日本では劇場未公開)の『トリプルX_ネクスト・レベル(xXx: State of the Union)』に登場する「ステルス戦車(Stealth Tank)」として製作されたプロップに改造を加えたものである[15]
  5. ^ タカラトミーの玩具開発スタッフによれば、デバステーター→ブロウル→デバステーターと二転三転したという[16]
  6. ^ ただし、玩具化が予定されつつも映像作品のデザインが先行した作品としては『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』などの前例がある。

出典

  1. ^ a b c Transformers (2007)”. Box Office Mojo. 2009年10月10日閲覧。
  2. ^ 日本映画産業統計 過去興行収入上位作品 (興収10億円以上番組) 2007年(1月~12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2010年4月9日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 「トランスフォーマーでわかったタカラトミーの技術力」『モノ・マガジン』第26巻第12号(通巻564号)、ワールドフォトプレス、2007年7月、 190-191頁、 雑誌 28751-7/2、EAN/JAN 4910287510771-00590。
  4. ^ a b 電撃ホビーマガジン2007年9月号、260頁。
  5. ^ ULTIMATE GUIDE、6頁。
  6. ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§オートボット 出動、該当時間8分20秒-9分31秒。
  7. ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§オートボット出動、該当時間1分54秒-2分32秒。
  8. ^ フォスター & 中原 2007, p. 100
  9. ^ フォスター & 中原 2007, p. 104
  10. ^ フォスター & 中原 2007, p. 20
  11. ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§オートボット 出動、該当時間6分7秒-7分3秒。
  12. ^ フォスター & 中原 2007, p. 349
  13. ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§ディセプティコン 襲来、該当時間11分16秒-11分37秒。
  14. ^ Internet Movie Firearms Database>Transformers_(2007)>Talk:Transformers(2007)>2.8Devastator/Brawl
  15. ^ Internet Movie Firearms Database>XXX: State of the Union>6 Other>6.7 Stealth Tank
  16. ^ a b c d ULTIMATE GUIDE、16頁。
  17. ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§ディセプティコン 襲来、該当時間9分31秒-10分28秒。
  18. ^ “マイケル・ベイ監督、本当は「トランスフォーマー」を撮りたくなかった!?”. 映画ニュース (映画.com). (2007年7月24日). https://eiga.com/news/20070724/1/ 2010年12月9日閲覧。 
  19. ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§物語の始まり、該当時間1分57秒-3分4秒。
  20. ^ スペシャル・コレクターズ・エディション、Disc2、§ロボットの起源、該当時間4分32秒-5分16秒。
  21. ^ 電撃ホビーマガジン2007年9月号、256頁。
  22. ^ 世界で活躍するクリエイターに訊く、日本のコンテンツの真価”. Variety Japan (2007年11月12日). 2008年1月28日閲覧。
  23. ^ 河森正治 (2007). “『トランスフォーマー』特別仕様!”. ぴあ (2007年8月16日号): 15頁. 
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  26. ^ 大坂直樹 (2007). “次はガンダムか? ハリウッド映画化へ動き出す日本アニメ”. 週刊東洋経済 (2007年9月8日号): 106-108頁. 
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  33. ^ a b 電撃ホビーマガジン2007年9月号、265頁。
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  35. ^ 電撃ホビーマガジン2007年9月号、261頁。
  36. ^ 電撃ホビーマガジン2007年9月号、264頁。
  37. ^ a b 政宗一成 (2009年6月8日) (SWF). トランスフォーマー ナレーター 政宗一成氏のコメント. (インタビュー). Yahoo!動画 タカラトミーチャンネル.. オリジナルの2009-06-09時点におけるアーカイブ。. https://b.hatena.ne.jp/entry/ch.yahoo.co.jp/takaratomy/index.php?itemid=10 2010年6月8日閲覧。 
  38. ^ “2008年3月期中間決算説明会” (PDF) (プレスリリース), タカラトミー, (2007年11月20日), p. 13頁, https://www.takaratomy.co.jp/company/financial/pdf/setsumeikai/08_setsumei_chukan.pdf 2010年6月8日閲覧。 
  39. ^ a b 「特集 トランスフォーマー2010」『フィギュア王』No.144通巻804号、ワールドフォトプレス、2010年2月、 28頁、 ISBN 978-4-8465-2804-1
  40. ^ 『トランスフォーマージェネレーション2010』ミリオン出版、2010年11月24日、93頁。ISBN 978-4-8130-2130-8
  41. ^ 書籍詳細 トランスフォーマー ゴースト・オブ・イエスタデイ”. ハヤカワ・オンライン. 早川書房. 2010年6月15日閲覧。
  42. ^ 書籍詳細 トランスフォーマー”. ハヤカワ・オンライン. 早川書房. 2010年6月15日閲覧。




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