デューン (小説)
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著者 | フランク・ハーバート |
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原題 | Dune |
訳者 | 矢野徹 |
国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
ジャンル | サイエンス・フィクション |
出版社 |
チルトン・ブックス 早川書房 |
出版日 | 1965年8月 - |
巻数 | 6巻 |
ウェブサイト |
www |
出版直後から幾度も映像化が構想されたが、その壮大なドラマの製作は困難を極め、『エル・トポ』で知られるアレハンドロ・ホドロフスキーを始め多くの人が挫折。ようやく1984年に初めて映画化を成功させたのはディノ・デ・ラウレンティスであったが、監督したデイヴィッド・リンチ自身が認めているように、作品世界全体を描くには充分な内容に仕上がっていたとは言い難い。
なおハーバートは、映画『スター・ウォーズ』には『デューン』から流用した設定等が数十個あると生前語っていた。実際、ジョージ・ルーカスが『スター・ウォーズ』の世界を検討している際に読み込んだ多くの本の中にも含まれていたという[1]。
2000年代初頭にはアメリカのSF専門ケーブルテレビ局Sci Fiチャンネルでテレビドラマシリーズ化され、『デューン/砂丘の子供たち』までが映像化された。その後2008年にパラマウント・ピクチャーズがピーター・バーグ(後にピエール・モレル)を監督にして映画化すると発表したが2011年に製作中止となった。
2013年、頓挫したホドロフスキー版の顛末が『ホドロフスキーのDUNE』としてドキュメンタリー映画化された。
土星の衛星タイタンの地形の多くがデューンに登場する地名にちなんで名付けられている(タイタンの地形一覧)』
2000年、著者の息子ブライアン・ハーバートが、『スター・ウォーズ』や『Xファイル』のノベライズ作品で知られるケヴィン・J・アンダースンとの共著で、『デューン』の背景とキャラクターを使った『デューンへの道』シリーズを発表した。『砂の惑星』に至るまでの過去譚が語られており、父の世界観をうまく引き継いだと評価も高い。『公家アトレイデ』『公家ハルコンネン』『公家コリノ』の「公家3部作」の続刊も刊行された。
- ^ ゲリー・ジェンキンス『ルーカス帝国の興亡』扶桑社 P.70
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