デビルマン 関連作品

デビルマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 02:35 UTC 版)

関連作品

永井豪作品

おいら女蛮(1974年、週刊少年サンデー
主人公・女蛮子は最初、牧村家の隣に住んでおり、美樹にことあるごとにちょっかいを出していた。そのたびに美樹はまんざらでもない態度を見せ、一緒にいる明をやきもきさせていた。ちなみに明の目には隈取りがついているが、まだデーモンとは合体していない様子である。
あばしり一家(1969年 - 1973年、少年チャンピオン)
セルフパロディとして「ゴーモン族の巻」が描かれている。江戸時代に南極に流刑になり、その後も続く激しい拷問の末に怪物と化した「ゴーモン族」が人間を滅ぼす作戦を実行する。それを知った少年・不遇明がビビルマンとなって立ち向かうも呆気なくやられ、あばしり一家がその代わりに彼らを退治するという一幕。
鉄の処女(アイアンバージン)JUN(1983年、ビッグコミックスピリッツ
主人公である大財閥明日香家の一人娘・明日香じゅんとその執事として派遣された大波倉太が、じゅんの母親から逃げる際、高田馬場ディスコで不動明と飛鳥了が登場する。ちなみに飛鳥了はじゅんの祖母に財産を奪い取られた飛鳥家の養子、不動明はその友人として、大魔王サタンでもデビルマンでもない普通の人間(ただし、明は超人レベルの肉体を持つじゅんを倒すほどの強者)として登場している。
マジン・サーガ(1990年 - 1992年、週刊ヤングジャンプ
1997年発売の扶桑社版のための書き下ろしページに、サイコジェニーがバイオマシンビーストとして登場する。また、永井豪は扶桑社版のあとがきで「不動明を悪のマジンガーとして登場させる」という構想を明かしており、これは2012年発売の講談社版のための書き下ろしで実現した。
激マン!(2010年 - 、週刊漫画ゴラク
永井豪をモデルとした漫画家が主人公の自伝的漫画。「デビルマンの章」にて主人公「ながい激」がデビルマンを連載するまでの経緯と、連載時の舞台裏が描かれている。劇中で漫画版『デビルマン』の連載が開始されてからは、ながいが描いた『デビルマン』本編のページを作中に挿入し、その演出意図や制作秘話などが並行して語られている。本作品の『デビルマン』は再録ではなく新規描き下ろしであり、この章に関しては漫画版『デビルマン』のリメイク版的な側面も含まれる。

その他の関連作品

デビルタカマン
とんねるずのバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげです』内のコント。本作品のテレビアニメ版のパロディ作品だが、オープニングやエンディングも再現しており、シレーヌをモデルとする「妖鳥ノリーヌ」を出すなど、かなり本格的なパロディになっている。なお、デビルマン役は石橋のほか、顔が似ている[74]という理由から小野みゆきも起用された。『仮面ノリダー』と異なり東映・永井側の事前承認を得ていたとみられ、第1話では「映像協力・東映株式会社」のクレジットが表示された。
ダイナミックヒーローズ
東映まんがまつりにおける永井豪原作アニメの競演を下敷きにした作品。テレビアニメ版のデビルマンやデーモンが登場している。
マジンガーエンジェル
永井豪作品のキャラクターが共演する作品。不動明や牧村ミキも登場。他に妖鳥シレーヌをモチーフとしたロボットも登場。
マジンガーZシリーズ
テレビアニメ版の放送時期が重なったため、テレビアニメ版と漫画版への影響が見られるほか、劇場版アニメにて共演。
12人の入りたい奴ら
G2プロデュースによる舞台。作中で佐々木蔵之介演じる弁護士が他の登場人物に団結するよう説得するため、数分にわたってデビルマンを独演する場面がある。孔子によって封じられたデーモンを中国軍が軍事利用し、被験体とされた不動明がデビルマンとなって立ち向かうというストーリー。ジンメンをモデルとした「カメマン」、シレーヌをモデルとした「鳥マン」が登場する他、変身シーンも表現するなど、かなり力を入れている。
バトルドッジボールII
1993年にスーパーファミコンで発売されたスポーツゲーム。ダイナミックプロのチームである「ダイナミックウォーズ」のメンバーとしてデビルマンとシレーヌが登場。
サンデー&マガジン WHITE COMIC
2009年にニンテンドーDSで発売されたゲーム。本作品のキャラクターが一部登場している。
サンデーVSマガジン 集結!頂上大決戦
2009年にPlayStation Portableで発売された対戦アクションゲーム。デビルマンがプレイアブルキャラクターとして登場。
スーパーロボット大戦DD
2019年配信のiOS / Android用アプリゲーム。「デビルマン(原作漫画版)」名義で、本作品のキャラクターが登場している[75]
キャスト

注釈

  1. ^ このあたりの事情については永井の自伝漫画である『激マン!』にて詳しく描かれている。
  2. ^ ただし「愛が成就した明と了を、天使が祝福にきたのですね」という、永井の全く意図しない内容のファンレターが送られてきたこともあったという。
  3. ^ 学園で蜘蛛のデーモンとして明に挑戦するシーンがあったが悪魔ラズパに変更、サタンの意志を部下に伝えるシーンで登場していたが、その後の加筆にともなうページ削除によって姿を消されている。
  4. ^ 2016年10月29日現在、東映アニメーションのHPでは「美樹」ではなく「ミキ」。
  5. ^ ララはおバカキャラとして描かれており作中で「馬鹿は死ななきゃ治らない。」と言われていた。
  6. ^ CDでは「デビルマンのうた」。
  7. ^ CDでは「今日もどこかでデビルマン」。
  8. ^ 第9話の脚本は「デビルマン BOX [DVD]」の解説書によれば高久進。
  9. ^ セリフでは「ウッドドゥ」
  10. ^ NET及び一部ネット局では再放送で初放送。ローカル局では通常に放送されていた。
  11. ^ 遅れネットながら26分版で放送。
  12. ^ 読売テレビでは「制作:NET・東映」の部分をブルーバックで「制作:東映」に差し替えていた。一方毎日放送(ネットチェンジ前後とも)や朝日放送(ネットチェンジ後)ではそのまま表示していた。
  13. ^ サウンドトラックのアナログ盤のみ未収録。

出典

  1. ^ 『激マン! デビルマンの章』第1話(単行本第1巻収録)
  2. ^ 永井豪氏の原作漫画『デビルマン』アニメ化 湯浅政明監督が結末まで描き切る”. ORICON NEWS (2017年3月16日). 2021年10月17日閲覧。
  3. ^ 『スキゾ・エヴァンゲリオン』(ISBN 4-87233-315-2
  4. ^ “来年は永井豪祭?今度は「デビルマン」が映画化!”. 映画.com (株式会社エイガ・ドット・コム). (2003年11月4日). https://eiga.com/news/20031104/11/ 2019年9月23日閲覧。 
  5. ^ 『デビルマン』2点(100点満点中)”. 超映画批評. 2019年9月23日閲覧。
  6. ^ 『改訂版デビルマン 1』(2012年4月6日第1刷発行、講談社)P326-327
  7. ^ “岡田斗司夫が完全復刻版『デビルマン』を語る――「申し訳ないんですけど、新作カットはいらない」”. ニコニコニュース オリジナル (ドワンゴ). (2017年3月27日). https://originalnews.nico/16306 2022年3月12日閲覧。 
  8. ^ デビルマン 1”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  9. ^ デビルマン 2”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  10. ^ デビルマン 3”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  11. ^ デビルマン 4”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  12. ^ デビルマン 5”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  13. ^ 完全復刻版デビルマン 1”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  14. ^ 完全復刻版デビルマン 2”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  15. ^ 完全復刻版デビルマン 3”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  16. ^ 完全復刻版デビルマン 4”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  17. ^ 完全復刻版デビルマン 5”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  18. ^ a b デビルマン-THE FIRST- 1”. 小学館. 2022年11月22日閲覧。
  19. ^ デビルマン-THE FIRST- 2”. 小学館. 2022年11月22日閲覧。
  20. ^ デビルマン-THE FIRST- 3”. 小学館. 2022年11月22日閲覧。
  21. ^ 新デビルマン”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  22. ^ 新デビルマン”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  23. ^ 豪華愛蔵版デビルマン 1”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  24. ^ 豪華愛蔵版デビルマン 2”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  25. ^ 豪華愛蔵版デビルマン 3”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  26. ^ 豪華愛蔵版デビルマン 4”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  27. ^ 豪華愛蔵版デビルマン 5”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  28. ^ デビルマン 1(文庫版 / 再構成・加筆修正版)”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  29. ^ デビルマン 2(文庫版 / 再構成・加筆修正版)”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  30. ^ デビルマン 3(文庫版 / 再構成・加筆修正版)”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  31. ^ デビルマン 4(文庫版 / 再構成・加筆修正版)”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  32. ^ デビルマン 5(文庫版 / 再構成・加筆修正版)”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  33. ^ 新装版 デビルマン 1”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  34. ^ 新装版 デビルマン 2”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  35. ^ 新装版 デビルマン 3”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  36. ^ 新装版 デビルマン 4”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  37. ^ 改訂版デビルマン 1”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  38. ^ 改訂版デビルマン 2”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  39. ^ 改訂版デビルマン 3”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  40. ^ 改訂版デビルマン 4”. 講談社. 2022年11月22日閲覧。
  41. ^ “永井豪の画業50周年、BCに“ダイナミック”なイラストやお祝いコメント掲載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年10月10日). https://natalie.mu/comic/news/252120 2017年11月22日閲覧。 
  42. ^ 画業50周年愛蔵版 デビルマン 1”. 小学館. 2022年11月22日閲覧。
  43. ^ 画業50周年愛蔵版 デビルマン 2”. 小学館. 2022年11月22日閲覧。
  44. ^ 画業50周年愛蔵版 デビルマン 3”. 小学館. 2022年11月22日閲覧。
  45. ^ 画業50周年愛蔵版 デビルマン 4”. 小学館. 2022年11月22日閲覧。
  46. ^ 画業50周年愛蔵版 デビルマン 5”. 小学館. 2022年11月22日閲覧。
  47. ^ 赤星政尚・たるかす・早川優・山本元樹・原口正宏「第1章 あの名作は実はこうして始まった 5|『デビルマン』に漂う三つの毒気とは?」『懐かしのTVアニメベストエピソード99〈東映動画編〉』二見書房、1995年10月25日、ISBN 4-576-95158-0、27-29頁。
  48. ^ 尾形英夫 編「妖気にせまられながら」『ロマンアルバム(4) テレビランド増刊号 デビルマン』徳間書店、1978年2月25日、72頁。 
  49. ^ 『河北新報』1972年7月8日 - 1973年3月31日付朝刊、テレビ欄。
  50. ^ 『河北新報』1972年10月5日 - 1973年6月21日付朝刊、テレビ欄。
  51. ^ 『河北新報』1973年2月15日 - 8月29日付朝刊、テレビ欄。
  52. ^ 『河北新報』1972年8月15日 - 1973年5月1日付朝刊、テレビ欄。
  53. ^ 『河北新報』1972年8月5日 - 1973年4月7日付朝刊、テレビ欄。
  54. ^ 『福島民報』1974年7月1日 - 1974年8月25日付朝刊、テレビ欄。最終回は8月26日放送であるが、26日は新聞休刊日。
  55. ^ 『富山新聞』1973年6月6日付、テレビ欄。
  56. ^ 『北國新聞』1973年5月14日 - 5月17日付朝刊、テレビ欄。
  57. ^ 『北國新聞』1976年9月7日付朝刊、テレビ欄。
  58. ^ 信濃毎日新聞』1973年9月9日付朝刊、テレビ欄。
  59. ^ 信濃毎日新聞』1973年7月テレビ欄。
  60. ^ 朝日新聞名古屋本社夕刊 テレビ欄
  61. ^ 1973年3月31日 読売新聞大阪本社 岡山版朝刊 テレビ欄
  62. ^ 1976年11月16日、読売新聞大阪本社朝刊 テレビ欄。この時点では平日8:00 - 8:30に放送
  63. ^ 島根新聞』1973年2月テレビ欄。
  64. ^ a b 山陽新聞』1973年2月テレビ欄。
  65. ^ a b 1972年7月8日 朝日新聞西部本社夕刊 テレビ欄
  66. ^ 中国新聞 1973年2月各日夕刊テレビ欄。
  67. ^ 熊本日日新聞』1973年2月テレビ欄。
  68. ^ 大分合同新聞』1973年2月テレビ欄。
  69. ^ 沖縄タイムス』1973年2月テレビ欄。
  70. ^ 「永井豪インタビュー」『B-CLUB』Vol.143、1997年、p.19
  71. ^ “湯浅政明監督の手で『デビルマン』がアニメ化! 今まで一度も実現していなかった原作漫画の結末までをアニメーションで描く!”. アニメイトタイムズ (アニメイト). (2017年3月16日). https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1489572609 2017年3月16日閲覧。 
  72. ^ a b c “永井豪「デビルマン」誕生50周年記念、細野不二彦が新たに描くデビルマンの物語”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年1月23日). https://natalie.mu/comic/news/509947 2023年1月23日閲覧。 
  73. ^ 「デビルマン外伝 -人間戦記- 最終話 岩」『月刊ヤングマガジン』2023年7号、講談社、2023年6月20日、367頁、ASIN B0C6R71SFC 
  74. ^ 主題歌「今日もど何処かでデビルタカ」にて明かされている。
  75. ^ 『スーパーロボット大戦DD』がスマートフォン向けに2019年に配信決定! オリジナルのロボットやパイロットも登場”. ファミ通.com (2018年11月19日). 2018年11月19日閲覧。






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