デスティニーガンダム ハイネ専用デスティニーガンダム

デスティニーガンダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/13 06:00 UTC 版)

ハイネ専用デスティニーガンダム

諸元
ハイネ専用デスティニーガンダム
DESTINY GUNDAM HEINE WESTTENFLSS CUSTOM[20]
型式番号 ZGMF-X42S-REVOLUTION[20]
所属 ザフト
全高 18.08m[20]
重量 79.44t[20]
武装 MMI-GAU26 17.5mmCIWS×2
MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル
アンチビームシールド[10]
MX2351 ソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置×2
MMI-X340 パルマフィオキーナ掌部ビーム砲×2
RQM60F フラッシュエッジ2 ビームブーメラン×2
MMI-714 アロンダイト ビームソード
M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲

ガンプラ30周年を記念して発売されたT.M.Revolutionとのコラボレーションアルバム「X42S-REVOLUTION初回生産限定盤 Type A」における付属キット、「HG 1/144 ハイネ専用デスティニーガンダム」のプラモデルとして登場した[45]

このキットは、T.M.Revolutionの西川貴教が『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』作中において声を演じた、ハイネ・ヴェステンフルスのパーソナルカラーであるオレンジ色を基調として、デスティニーのカラーリングを一部変更したものである。

設定解説
地球連合との戦争末期にザフトが投入した最強のMS・デスティニーは、長らくシンが搭乗した一機のみだと思われてきた。しかし、他にも同型機が存在することが近年公開された資料によって明らかになった。最強のMSとパイロットを組み合わせた部隊で地球連合の戦力を一蹴し、戦意を阻喪させることを企てていたザフトは、各戦線から戦績優秀なエースパイロットを集め、デスティニーを主力MSとして効果的に運用するための特殊部隊「コンクルーダーズ」の構想を抱いていたのである[20]
ハイネ・ヴェステンフルスもコンクルーダーズの一角に選ばれ、専用に調整されたデスティニーの製造も行われていた。しかし、彼は機体の完成直前に戦死し、部隊も編成されることはなかった。その後、同機はザフトの兵器保管庫に保存されている[20]



注釈

  1. ^ バンダイより2005年8月に発売されたゲームソフト『機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.』においてはデスティニーガンダムの攻撃方法の一つとして、掌からビーム砲撃を行うものもみられた。
  2. ^ 過剰ともいえる武装を搭載したデスティニーシルエットは、コアスプレンダーを備えたインパルスの複雑かつ精密な機体構造に大きな負荷を与え、さらに消費する電力の膨大さから到底実戦での運用には耐えられるものではなかった。この運用データから、最強の万能機を創り出すには、まったく新しい機体をゼロから設計した方が効率的だと判断され、結果としてデスティニーシルエットの製造は4機で中断され、デスティニーガンダムの開発へと移って行った[11]
  3. ^ a b 一方で、デスティニーガンダムは地球連合との戦いに終止符を打つべく開発が進められた機体であり、秘められたその力にコーディネイターの未来の礎を託さんとシン・アスカに与えられた。その機体開発にギルバート・デュランダルが関与したとする資料もみられる[13]
  4. ^ フォトストーリー作品『機動戦士ガンダムSEED DESTINY MSV戦記』作中においては、デスティニーガンダムの前駆型となるデスティニーインパルスがメサイア本部を中心としたリアルタイムの敵・味方分布データや、未来予測を含めたAIによる補助を受ける描写がある。また、同作においてデスティニーインパルスは機能が増えた分に複雑化したシステムの管理に対応するため、アビオニクス/ベトロニクスの強化によってパイロットが機体の細かなコントロールに煩わされることなく戦闘を遂行可能とした説明もみられる[16]
  5. ^ 引き渡しの直前にシンの各種戦闘データを基に大掛かりな再調整や微改造も行ったとする資料もみられる[12]
  6. ^ 機体は開発当初よりシン・アスカの専用機と目されている[19]。一方で、後続の媒体では「ハイネ専用デスティニーガンダム」のように、シン・アスカ以外の搭乗機であるデスティニーガンダムが設定されたものもみられる[20]
  7. ^ a b アニメーション『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第36話作中においては、ジブラルタル基地に搬送されたデスティニーガンダムが、ギルバート・デュランダルの手からシン・アスカへと引き渡されている。また、作中ではデュランダルの口頭から、デスティニーとは火力・機動力・防御力・信頼性、そのすべてでインパルスを凌駕する最強のMSであり、最新のインパルスの戦闘データからシン・アスカ専用の調整が施されていると説明される。
  8. ^ サンライズ公式サイトの説明では、(登場時点においては)レジェンドと並ぶ最強のMSであった事は間違いないと説明されている。[22]
  9. ^ ストライクフリーダムやインフィニットジャスティスとの戦力比較においては、機体コンセプトの違いから混戦ではストライクフリーダムが勝るものの単機での戦闘ではデスティニーが勝るとされる[25]
  10. ^ 機体の性能を発揮するシン・アスカが搭乗したことで、史上最強の機体となったとする資料もみられる[1][5]
  11. ^ デスティニーガンダムは核エンジンやミラージュコロイドの搭載によってユニウス条約に違反した機体となったが、これをすでに条約が形骸化していた事の現れとした資料もみられる[1][5]。また、当時すでにユニウス条約は形骸化し核エンジンの搭載は問題視されなかったとする資料もみられる[15]
  12. ^ 純粋に性能で判断するならばサードステージかそれ以上のハイステージにも値する機体とした資料もみられる[12]
  13. ^ a b デスティニーガンダムに搭載されたハイパーデュートリオンエンジンは「核エンジンとデュートリオンシステムの相互補完によってパワーダウンは有り得ない」という設定であるが、テレビアニメ第42話においてコンデンサーの残量がレッドゾーンに突入した描写が有る。これに際し、「PEAFECT ARCHIVE SERIES 5 機動戦士ガンダムSEED DESTINY」に記載された森田繁の発言では「デュートリオンのチャージが間に合わなかった…ということしておいてください(笑)」との返答がなされている[28]。その一方で、サンライズ公式サイトでは「いまだ実戦でのデータを取り調整をかけている段階であったが、急激に最大ポテンシャルを発揮したことによって機関部に何らかのエラーを起こし、どちらかのチャージが間に合わなくなってしまったのが原因だろうと思われる」と記載されている[22]
  14. ^ 「核・デュートリオン統合先進機動システム」の意[30]
  15. ^ 小説作品『機動戦士ガンダムSEED DESTINY B』においては、このミラージュコロイドの効果を使用したアストレイノワールDが視覚的な残像とレーダーへの効果の双方でブルーフレームを攪乱する場面もみられる[37]
  16. ^ ソリドゥス・フルゴールとはラテン語堅固な輝きの意。
  17. ^ パルマフィオキーナ (palma fiocina) とはイタリア語掌の銛の意。
  18. ^ 2005年に発売されたゲームソフト「機動戦士ガンダムSEED DESTINY GENERATION of C.E.」においてはビームライフルのように遠距離の敵に対しビームを発砲する描写が存在するが、アニメーションのデスティニーが同様の攻撃を可能としているかは定かではない。アニメーション「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」第45話においてはデストロイガンダムのコクピットを粉砕し、その背面までビームが貫通する威力を見せた。
  19. ^ 威力はそこそこだが、並のMSならば一撃で破壊可能とした資料もみられる[7]
  20. ^ 名称の由来は、円卓の騎士の長サー・ランスロットの愛剣アロンダイトから。
  21. ^ アニメーション『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第42話ではストライクフリーダムに実体刃部分を真剣白刃取りされたほか、第43話ではインフィニットジャスティスのビームサーベルによって両腕を破壊されたため使用不可能となった。また、第50話においてはインフィニットジャスティスのビームサーベルによって刀身を切断されている。
  22. ^ デスティニーガンダムはデスティニープランを守る象徴として[18] レジェンドと共に戦い続け、メサイア攻防戦においてアスラン・ザラが駆るインフィニットジャスティスと一騎打ちを行う。序盤は互角の戦闘を行っていたが、最終的には戦いの最中にシンが混乱した結果[43]、ビームサーベルを受け止めた発砲寸前のパルマフィオキーナ 掌部ビーム砲を持つ右腕を破壊され[43]、さらに脚部ブレイドで右脚部を切断され破壊されてしまう。しかし、この結果は性能差によるものではなくパイロットの能力及び戦闘時の精神的な安定の度合いを含めた成り行きであり[15]、最強と評されるデスティニーガンダムの性能的優秀さが否定されるものではない[44]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q HGデスティニーガンダム 2005- 組立説明書
  2. ^ ガンダムエース2005年5月号 2005, p. 12-13.
  3. ^ ザ・テレビジョン35号 2005, p. 36-37.
  4. ^ SEED DESTINY 誓いの宇宙 2005, p. 89.
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 1/100デスティニーガンダム 2005- 組立説明書
  6. ^ オールガンダム大全集21世紀篇 2011, p. 66.
  7. ^ a b c d e f g h SEED DESTINY オフィシャルファイル メカ 03 2005, p. 4-5.
  8. ^ EXモデル・ミネルバ 2005- 商品パッケージ
  9. ^ a b PERFECT ARCHIVE SERIES 5 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 2006, p. 32-33.
  10. ^ a b c d e f g パーフェクト・ファイル 第61号 2012, p. [要ページ番号].
  11. ^ a b SEED DESTINYモデルVol.2 DESTINY MSV編 2006, p. 103- 森田繁「ZGMF-X56Sθ 統合兵装システム試験運用モビルスーツ デスティニーインパルス」
  12. ^ a b c d MGデスティニーガンダム 2007, p. 2- 組立説明書
  13. ^ 1/144デスティニーガンダム 2005- 商品パッケージ
  14. ^ a b c d e f g h SEED DESTINY MSエンサイクロペディア 2008, p. 38-43.
  15. ^ a b c SEED DESTINYモデルVol.1 2006, p. [要ページ番号].
  16. ^ SEED DESTINYモデルVol.2 DESTINY MSV編 2006, p. 197-198.
  17. ^ a b MGデスティニーガンダム 2007, p. 6- 組立説明書
  18. ^ a b ロマンアルバム 機動戦士ガンダムSEED DESTINY [デスティニー編] 2006, p. [要ページ番号].
  19. ^ SEED DESTINYモデルVol.1 2006, p. 11-12.
  20. ^ a b c d e f g HGハイネ専用デスティニーガンダム 2010- 商品パッケージ
  21. ^ SEED&SEED DESTINY MOBILE SUIT FILE 2005, p. [要ページ番号].
  22. ^ a b サンライズ公式サイト「GUNDAM SEED DESTINY PHASE_42『自由と正義と』」を参照。
  23. ^ 1/100インフィニットジャスティスガンダム 2006- 組立説明書
  24. ^ HGインフィニットジャスティスガンダム 2005- 組立説明書
  25. ^ グレートメカニック17 2005, p. 70-71.
  26. ^ DESTINY ASTRAY 下巻 絆を求める者 2006, p. 174-175.
  27. ^ a b MIAデスティニーガンダム 2005- 付属データカード
  28. ^ a b PERFECT ARCHIVE SERIES 5 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 2006, p. 168-170.
  29. ^ HGレジェンドガンダム 2005- 組立説明書
  30. ^ SEED DESTINY MSエンサイクロペディア 2008, p. 138.
  31. ^ a b c d ファクト・ファイル 第147号 2007, p. 2-6.
  32. ^ a b c MGデスティニーガンダム 2007, p. 9- 組立説明書
  33. ^ MGデスティニーガンダム・エクストリームブラストモード 2007, p. 6- 組立説明書
  34. ^ データコレクションSEED DESTINY 下巻 2007, p. 10-13.
  35. ^ パーフェクト・ファイル 第64号 2012, p. 25-26.
  36. ^ MGデスティニーガンダム・エクストリームブラストモード 2007, p. 13- 組立説明書
  37. ^ DESTINY ASTRAY B 下巻 2014, p. 181-182.
  38. ^ パーフェクト・ファイル 第25号 2012, p. [要ページ番号].
  39. ^ a b ファクト・ファイル 第127号 2007, p. 32.
  40. ^ a b MGデスティニーガンダム 2007, p. 19- 組立説明書
  41. ^ 小説版SEED DESTINY 4巻 2005, p. 256.
  42. ^ RGデスティニーガンダム 2013, p. 13- 組立説明書
  43. ^ a b 小説版SEED DESTINY 5巻 2006, p. 347-350.
  44. ^ 株式会社デアゴスティーニ・ジャパン「週刊ガンダム・ファクトファイル」新ガンダム用語辞典「デスティニーガンダム」の項目を参照[要文献特定詳細情報]
  45. ^ gundam.info 2010年3月8日「T.M.Revolution新アルバム「X42S - REVOLUTION」通常盤と初回生産限定盤A・Bの3種仕様で3月24日発売!」を参照。


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