ティワナク 編年

ティワナク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 14:44 UTC 版)

編年

編年に関しては、研究者の間で異論があるものの、おおむねティワナク1期から5期に分けられている[3]。遺構、土器、放射性炭素年代測定などを用いて作成されている。ただし、現在では以下のように、7時期ほどになっている[4]。ただし、下記の表にも書かれている形成期に関しては、最近になって再び疑問視されており[5]、再調査の必要に迫られている。また、現在のボリビア考古学においては、この形成期に焦点を当てた研究・調査が盛んになってきている。

形成期およびティワナク期の編年

紀元前800-200年 形成期中期あるいはチリパ後期
紀元前200-紀元後300年 形成期後期1(前半がティワナク1期あるいは形成期1A、後半がティワナク2期あるいは形成期1B)
300-500年 形成期後期2あるいはティワナク3期
500-600年 ティワナク4期前半
600-800年 ティワナク4期後半
800-1000年 ティワナク5期前半
1000-1150年前後 ティワナク5期後半

※Kolata,A. ed.2003[6]による。

最盛期

最盛期は、ティワナク4期から5期前半である。 ティワナク社会は、アンデスの先スペイン期社会においても最も長く続いた社会・文化の一つであり、現在のペルー領アヤクーチョ市を中心にティワナクと同時期に栄えたワリ文化とも関係があったとされている。ティワナクとワリは、「正面を向いた神」や「鳥人」と呼ばれるモチーフの図像がある。ティワナクとワリで利用されているこれらのモチーフは非常によく似ている。また、これらの図像のモチーフ、特に正面を向いた神やネコ科動物などは、プカラという紀元前200年から紀元後200年頃にチチカカ湖北部を中心に栄えた文化と関連があるとされている。ただし、詳細にはわかっていない。




  1. ^ 例えば、Albarracin-JordanやClaudia Riveraなど
  2. ^ かつてはPonce Sanginesなどのボリビア人研究者が唱えていた。
  3. ^ Benett, Ponce, Kolataなどがこの立場をとった。
  4. ^ Kolata; Janusekなど
  5. ^ 複数のボリヴィア人考古学者からの主執筆者への私信による
  6. ^ "Tiwanaku and its :Hinterland" Vol.2. Smithsonian Institution Press, Washington and London.A.Kolata ed.2003
  7. ^ Ponce Sanginés 1976(1972):62
  8. ^ Kolata&Mathews 1988 cited in Janusek 1994:64
  9. ^ アメリカ人考古学者Alan Kolata 1991:1996 などの立場
  10. ^ アメリカ人考古学者C.Ericksonやカナダ人考古学者D.Grafamなどの立場
  11. ^ ボリビア人考古学者 Albarracin-Jordan1996
  12. ^ 英語レイズドフィールドスペイン語でカメリョーネス
  13. ^ Kolata 1986
  14. ^ Kolata 1991
  15. ^ Kolata 1993; 1996
  16. ^ ibids.
  17. ^ Erickson 1988
  18. ^ Erickson 1993
  19. ^ Albarracin-Jordan1996
  20. ^ Kolata 1991; 1996
  21. ^ Erickson 1999
  22. ^ Magiligan and Goldstein 2001
  23. ^ Swartley 2000;Bandy 2004
  24. ^ Kolata 1991; 1996
  25. ^ Erickson 1993
  26. ^ 園田 他 1999:17(科学研究費補助金研究成果報告書 所収)
  27. ^ 宝来 他1999:29,前掲書 所収
  28. ^ Rothammer et al. 2003
  29. ^ Nakajima 2004
  30. ^ Nakajima 2004
  31. ^ Nakajima 2004
  32. ^ Bandy 2004;Nakajima 2004
  33. ^ Bandy 2004;Nakajima 2004
  34. ^ Bandy 2004;Nakajima 2004
  35. ^ Nakajima 2004
  36. ^ ibids.
  37. ^ PIWA 1992:55
  38. ^ ただし、あくまで計算上の数値(Swartley 2000,Nakajima 2004)
  39. ^ Swartley 2000; Bandy 2004; Nakajima 2004
  40. ^ Nakajima 2004
  41. ^ ibids.






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