タッチ・タイピング 具体的技術

タッチタイピング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 21:06 UTC 版)

タッチタイピング: Touch typing)とは、パソコンタイプライターなどのキーボード入力を行う際に、キーボードのキーを見ないで、指先の感覚だけを頼りにしてキーを正確に打つタイピング技法[1]ブラインドタッチタッチメソッドとも呼ばれる[2]ピアノの鍵盤を見ないで弾く場合に「ブラインドタッチ」の呼称が使われることもある[注 1]


注釈

  1. ^ 松井瞳『ピアノ・ブラインドタッチ入門』(ドレミ楽譜出版社、2010年)、角聖子『ブラインドタッチで弾ける おとなのための楽しいピアノスタディ(1)』(音楽之友社、2018年)など。
  2. ^ 古瀬幸広によれば、調べたものの和製英語なのかはわからず、英語のblind touchを日本人が輸入したものの、アメリカではblindが差別的な用語とされ使われなくなった可能性が高いとしている[12]
  3. ^ blind という単語が「見ないで何かを行う」という意味を含んでおり、計器着陸のことを blind landing と言ったりする。中国語では現在も「盲打」と呼ばれる。
  4. ^ 習字の練習と同じである。

出典

  1. ^ a b "タッチタイピング". 講談社「IT用語がわかる辞典」. コトバンクより2022年5月24日閲覧
  2. ^ "タッチタイピング". 小学館「デジタル大辞泉」. コトバンクより2022年5月24日閲覧
  3. ^ QWERTY People Archive”. www.kanji.zinbun.kyoto-u.ac.jp. 2022年11月13日閲覧。
  4. ^ 『学習指導要領』文部省、1980年、21頁。 
  5. ^ 音楽Ⅰ‐Ⅰ・音楽Ⅰ‐Ⅱ・音楽Ⅱ‐Ⅰ・音楽Ⅱ‐Ⅱの受講生(初心者)に対する教材、楽曲選定および楽曲解説、指導法の一考察”. 2022年11月13日閲覧。
  6. ^ タイプライタ教科書 : タツチメソード - 国立国会図書館デジタルコレクション、秋元正四『タイプライタ教科書 : タツチメソード』模範タイピスト養成所、1913年 コマ番号3
  7. ^ タイプライターの知識と練習 - 国立国会図書館デジタルコレクション、加茂正一『タイプライターの知識と練習』文友堂、1923年、p.33 コマ番号37(2021年8月16日閲覧)
  8. ^ 英文タイピスト要論. 第1巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション、『英文タイピスト要論. 第1巻』大阪タイピスト女学校同窓会、1940年、p.67 コマ番号41(2021年8月16日閲覧)
  9. ^ 欧文タイプライチング : 附・欧文クラインシユミツト鍵盤鑽孔術 - 国立国会図書館デジタルコレクション、『欧文タイプライチング : 附・欧文クラインシユミツト鍵盤鑽孔術』逓信省電務局、1927年、p.37 コマ番号26(2021年8月16日閲覧)
  10. ^ a b 冨樫 1989a.
  11. ^ 冨樫 1989b.
  12. ^ 古瀬幸広『考える道具 - ワープロの創造と挑戦』青葉出版、1990年、pp.179-180
  13. ^ Sore back? 7 tips to stop your hours of computer use becoming a pain in the neck” (英語). BT.com. 2020年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
  14. ^ 打鍵数と入力速度比較”. NICOLA 日本語入力コンソーシアム. 2017年5月22日閲覧。


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