ジョン・ロールズ 著書

ジョン・ロールズ

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著書

  • A Theory of Justice (Harvard University Press, 1971, revised ed., 1999).
  • The Liberal Theory of Justice: A Critical Examination of the Principal Doctrines in a Theory of Justice (Clarendon Press, 1973).
  • Political Liberalism (Columbia University Press, 1993).
  • The Law of Peoples: with "the Idea of Public Reason Revisited" (Harvard University Press, 1999).
  • Collected Papers, edited by Samuel Freeman (Harvard University Press, 1999).
    • 田中成明編訳『公正としての正義』木鐸社、1979年。上掲論文集の前半に所収されている論文8本を編訳。ISBN 4833200643
  • Lectures on the History of Moral Philosophy, edited by Barbara Herman (Harvard University Press, 2000).
  • Justice as Fairness: A Restatement, edited by Erin Kelly (Harvard University Press, 2001).
  • Lectures on the history of political philosophy, edited by Samuel Freeman, Belknap Press of Harvard University Press, 2007.
    • 『ロールズ政治哲学史講義(Ⅰ・Ⅱ)』サミュエル・フリーマン編、齋藤純一ほか5名訳、岩波書店、2011年。ISBN 4000258184ISBN 4000258192/岩波現代文庫、2020年

  1. ^ http://esdiscovery.jp/vision/history002/military/politics001.html
  2. ^ a b ジョン・ロールズ 川本隆史、福間聡、神島裕子訳 (2010年11月24日). 正義論. 紀伊國屋書店. p. 84 
  3. ^ 邦訳は 川本隆史訳『世界』岩波書店619号 (1996年2月号) pp.103-114.川本隆史『ロールズ』講談社、1997年
  4. ^ 同書p.9-10。「近代初期ヨーロッパの国民国家群における王朝間戦争は、「君主や王族たちの戦争」であり、「生来,他の国家に対して侵略的で敵対的な形に築かれていた」。しかしそれとは異なり、民主的社会は、自衛や、人権を守るために不正な社会へ介入することなどの危機的ケースを除けば,自ら進んで戦争を開始することはない。こうして「立憲民主制社会はお互いに安全が保障されており,それらのあいだでは,平和があまねく行き渡る」とされる
  5. ^ p.66「リベラルな諸国の民衆が戦争をするとすれば,それは,満足していない社会,つまり無法国家との戦争以外にはあり得ない」
  6. ^ p.66-67
  7. ^ 「(リベラルな諸国の)民衆は,断じて,無法国家を寛容に受け入れることはない。無法国家に対する寛容を拒絶することは,リベラリズム,ならびに,良識あるということの当然の帰結である。」
  8. ^ 「無法国家は好戦的で,危険な存在である。このような国家群がそうしたやり方を改めれば――ないしは,無理矢理にでも改めさせられれば――あらゆる国の民衆はますます安全に,かつ安心して暮らせるようになるだろう。」p.117
  9. ^ 「無法国家が存在する限り,無法国家を寄せつけず,無法国家が核兵器を手に入れて,リベラルな民衆の諸国や良識ある民衆の諸国を相手にすることがないよう,ある程度の核兵器は保持する必要がある。」(p.12)
  10. ^ イギリス軍が「民間人の厳格な地位を一時停止」とし、ハンブルクやベルリンに爆撃したことに関しては「適切」として、「それは,こうした爆撃により何かとても大きな成果が得られる場合に限っての話である。イギリスが孤立した状態にあり,ドイツの圧倒的な力をうち負かすためにそれ以外の手立てが見当たらなかったような段階なら,ドイツ諸都市への爆撃も,おそらくは正当化可能であった」p.144
  11. ^ 上記セクション「原爆投下について」
  12. ^ a b ロールズ 2007, p. 578-9.
  13. ^ a b c ロールズ 2007, p. 573-6.
  14. ^ ロールズ 2007, p. 667-8.
  15. ^ ロールズ 2007, p. 672-3.






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