ジュール 倍量・分量単位

ジュール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 07:19 UTC 版)

倍量・分量単位

ジュール (J) の倍量・分量単位
分量 倍量
記号 名称 記号 名称
10−1 J dJ デシジュール 101 J daJ デカジュール
10−2 J cJ センチジュール 102 J hJ ヘクトジュール
10−3 J mJ ミリジュール 103 J kJ キロジュール
10−6 J µJ マイクロジュール 106 J MJ メガジュール
10−9 J nJ ナノジュール 109 J GJ ギガジュール
10−12 J pJ ピコジュール 1012 J TJ テラジュール
10−15 J fJ フェムトジュール 1015 J PJ ペタジュール
10−18 J aJ アトジュール 1018 J EJ エクサジュール
10−21 J zJ ゼプトジュール 1021 J ZJ ゼタジュール
10−24 J yJ ヨクトジュール 1024 J YJ ヨタジュール
10−27 J rJ ロントジュール 1027 J RJ ロナジュール
10−30 J qJ クエクトジュール 1030 J QJ クエタジュール
よく使われる単位を太字で示す

キロジュール

キロジュール(記号:kJ)は、ジュールの 103 = 1000 倍である。

  • 1 kJ の仕事は、仕事率 1 kWの装置が 1 秒間にする仕事である。
  • 1 kJ の熱量で、0 °C水(固体)を 3 g 溶かすことができる。
  • 1 kJ の熱量で、0 °C、5 g の(液体)の温度を 50 °C 上げることができる[注釈 2]
  • 地球上で 100 kg の物体を 1 m(または 1 kg の物体を 100 m)鉛直方向に持ち上げたときに生じる仕事は 100 kgw·m、約 1 kJ である。
  • 1 kJ は、10/36 W·h(約 0.28 W·h)に等しい。

メガジュール

メガジュール(記号:MJ)は、ジュールの 106 = 1000000 倍である。

  • 1 MJ の仕事は、仕事率 1 kW で動作する装置が 1000 s(16 分 40 秒間)にする仕事である。
  • 1 MJ の熱量で、0 °Cを 3 kg 溶かすことができる。
  • 1 MJ は、10/36 kW·h(約 0.28 kW·h)に等しい。

ペタジュール

ペタジュール(記号:PJ)は、ジュールの1015 = 一千兆倍である。エネルギー統計でよく使われる単位で、原油25,800kLの熱量に相当する[10]


注釈

  1. ^ カロリーは非 SI 単位。
  2. ^ 温度上昇によって水の熱容量が変化しない場合。
  3. ^ "The unit of heat has hitherto been taken variously as the heat required to raise a pound of water at the freezing-point through 1° Fahrenheit or Centigrade, or, again, the heat necessary to raise a kilogramme of water 1° Centigrade. The inconvenience of a unit so entirely arbitrary is sufficiently apparent to justify the introduction of one based on the electro-magnetic system, viz. the heat generated in one second by the current of an Ampère flowing through the resistance of an Ohm. In absolute measure its value is 107 C.G.S. units, and, assuming Joule's equivalent as 42,000,000, it is the heat necessary to raise 0.238 grammes of water 1° Centigrade, or, approximately, the 11000th part of the arbitrary unit of a pound of water raised 1° Fahrenheit and the 14000th of the kilogramme of water raised 1° Centigrade. Such a heat unit, if found acceptable, might with great propriety, I think, be called the Joule, after the man who has done so much to develop the dynamical theory of heat."Carl Wilhelm Siemens, Report of the Fifty-Second Meeting of the British Association for the Advancement of Science. S. 6 f.
  4. ^ 「ニュートン」のことだが、当時はまだ固有の名称がなかった。

出典

  1. ^ 計量単位令(平成四年十一月十八日政令第三百五十七号) 、別表第一 二十六:仕事
  2. ^ 計量単位令(平成四年十一月十八日政令第三百五十七号) 別表第1 項番26 「仕事」の欄
  3. ^ 国際文書 国際単位系 (SI) 第 8 版日本語版 (2006) p. 56 CIPM1946年 ジュールは,1 MKS 単位の力[ニュートン]の作用点がその力の方向に 1 メートルに等しい距離だけ移動するときになされる仕事である
  4. ^ 国際文書 国際単位系 (SI) 第 8 版日本語版 (2006) p.29 表3
  5. ^ 計量単位令(平成四年十一月十八日政令第三百五十七号) 別表第1 項番21、「力のモーメント」の欄、計量単位:ニュートンメートル、定義:ある定点から一メートル隔たった点にその定点に向かって直角方向に一ニュートンの力を加えたときのその定点のまわりの力のモーメント
  6. ^ 国際文書 国際単位系 (SI) 第 8 版日本語版 (2006) p. 30–31。ジュールは,形式的にニュートンメートル又はキログラムメートル 2 乗毎秒毎秒と表せる.しかし (中略) 実際には,ある量に対して,固有の単位名をつかうか,単位名の組み合わせを使うかの選択は,同じ次元を持つ異なる量を区別しやすいように,どちらかを優先することとなる
  7. ^ 『数学と理科の法則・定理集』48頁
  8. ^ 計量単位令(平成四年十一月十八日政令第三百五十七号) 、別表第一 二十六:仕事、三十:熱量、四十八:電力量。(計量単位の定義)第二条 法第三条に規定する計量単位の定義は、別表第一のとおりとする
  9. ^ 計量単位令(平成四年十一月十八日政令第三百五十七号) 、別表第六(第五条関係)十三。 カロリー : ジュール又はワット秒の四・一八四倍
  10. ^ エネルギーの安定供給の確保」『原子力総合パンフレット』日本原子力文化財団、2021年https://www.jaero.or.jp/sogo/detail/cat-01-05.html 
  11. ^ Pat Naughtin: A chronological history of the modern metric system, metricationmatters.com, 2009.
  12. ^ Proceedings of the International Electrical Congress. New York: American Institute of Electrical Engineers. (1894). https://archive.org/details/proceedingsinte01chicgoog 
  13. ^ CIPM, 1946, Resolution 2, Definitions of electric units. bipm.org.
  14. ^ 9th CGPM, Resolution 3: Triple point of water; thermodynamic scale with a single fixed point; unit of quantity of heat (joule)., bipm.org.


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