ジャパンアクションエンタープライズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 10:03 UTC 版)
種類 | 株式会社 |
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略称 | JAE |
本社所在地 |
日本 〒162-0067 東京都新宿区富久町16番8号 新宿ユニオンビル102号室 北緯35度41分29.3秒 東経139度42分47.5秒 / 北緯35.691472度 東経139.713194度座標: 北緯35度41分29.3秒 東経139度42分47.5秒 / 北緯35.691472度 東経139.713194度 |
設立 | 1996年10月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 2011101031559 |
事業内容 |
俳優のマネージメント スタントマン、アクションコーディネーター等の育成及びマネージメント 他 |
代表者 |
代表取締役社長 金田治 代表取締役副社長 西本良治郎 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 17人 |
関係する人物 | 千葉真一 |
外部リンク | https://japanactionenterprise.com/ |
千葉真一が、世界で通用するアクションスター・スタントマンを育成・輩出するために創設したジャパンアクションクラブを母体とする組織で、アクション俳優・スタントマンの育成・マネージメントのほか、映像・テレビ・演劇や各種イベントの企画・構成・演出を手がけている。
歴史
1970年4月、東京都中野区にジャパン・アクション・クラブ (JAC) が設立された[2]。1973年11月、東京都港区六本木に資本金150万円で法人化した。結成式には若山富三郎が駆けつけてお祝いをしていた[3]。指導者には千葉真一自身のほか、日本体育大学のOBがアクション・スタントの為のトレーニング[4]、石橋雅史が空手道をそれぞれ教えていた[5]。
初期は千葉真一主演の映画・テレビ映画に、春田純一・金田治・西本良治郎・大葉健二・山岡淳二の第一期生らが数人単位で出演していたが、徐々に業界で認知されていき、千葉が出演しない特撮ヒーロードラマ等への出演も増えた。大野剣友会が擬斗を担当する『仮面ライダー』や『超人バロム1』などでトランポリンやスタントなどを務めた後、1973年の『ロボット刑事』から単独で担当した[2][注釈 1]。1973年の千葉主演映画『ボディガード牙』以降、東映が千葉の格闘映画を次々と製作し始めると、これら作品にJACとして参加し、格闘・スタントシーンには欠かせない存在となっていく。志穂美悦子・真田広之・大葉健二・黒崎輝・渡洋史ら千葉以外の主演俳優や、助演俳優・スタントマン・スーツアクターやアクション監督などスタッフも育ち、1980年代に入ると千葉の念願の一つであるミュージカルを発表し[6]、多角的に活動していた。
千葉真一の親友である夏八木勲や[7][8]、桜木健一[9]、萩原佐代子など[10]、所属していない俳優も出演する作品で演ずるアクションに備え、練習に通っている[7][8][9][10]。
1991年7月に千葉真一は、JACを日光江戸村(大新東グループ)へ売却した。商号を「株式会社ジャングル」に変更し、日光江戸村の芸能部門と統合したことにより、映画・テレビドラマでの仕事に加え、日光江戸村関連の仕事も行うこととなった。
1996年10月、金田治・西本良治郎が中心となり、新たに別資本で有限会社ジャパン・アクション・クラブを設立。大新東グループより独立し再スタートする。2001年5月、資本金を1,000万円に増資して株式会社ジャパンアクションエンタープライズに社名変更。2004年2月に俳優部門の強化を目的にJAEプロモーションを設立し、併せて略称もJAEへ変更した。
所属タレント
あ
か
さ
た
な
は
ま
や
ら
わ
アクションディレクター
注釈
- ^ 大野剣友会が剣戟や舞台の殺陣を出自とすることから見得や決まり手を重視しているのに対し、JACはトランポリンの多用やカメラワークを意識した演出によりスピード感や迫力を重視した映画的なアクションと評される[2]。
- ^ a b c d e f g h 女性。
- ^ a b c d e 京都アクション部。
- ^ a b c d e f g h i j JAEプロモーション。
- ^ 業務提携。
- ^ 現・しいはしジャスタウェイ。
- ^ 提携
- ^ 『仮面ライダーBLACK』(1987年)よりメインで担当。
- ^ 『秘密戦隊ゴレンジャー』第67話から担当[2]。『バトルフィーバーJ』第1話から第6話まではビッグアクションが担当[2]。
出典
- ^ 『スーツアクター高岩成二 先人より継承し、共に創造す』株式会社イースト・プレス、8月16日 2023。
- ^ a b c d e f g h i 「特集企画 スーパー戦隊の神業 JACの初期スーパー戦隊アクション」『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀』《1981 太陽戦隊サンバルカン》講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2018年8月25日、30-31頁。ISBN 978-4-06-509606-2。
- ^ "銀幕にかける情熱 夢・ロマン そて挑戦". 本格報道 INsideOUT. 20 March 2013. 21:00 - 21:54 該当時間:. BS11。
- ^ 「厳しいコーチ」、14 - 15頁。
- ^ 「石橋雅史と出会う」、6 - 7頁。
- ^ 「千葉真一 対談 石崎勝久 (映画評論家)」(パンフレット)『酔いどれ公爵』、新宿コマ・スタジアム、1985年4月1日、27 - 31頁。
- ^ a b 春日太一 (2013年4月29日). “世界的アクションスター・千葉真一に劣らぬ夏八木勲の筋肉美”. 週刊ポスト. NEWSポストセブン. 2013年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月3日閲覧。
- ^ a b “夏八木勲「親友・千葉真一が明かした骨太“名脇役人生”」”. Asagei plus. アサ芸+. 徳間書店 (2013年5月29日). 2013年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月3日閲覧。
- ^ a b 「アクションをやるならJACへ来いよ!」『月刊平凡』第25巻第12号、平凡出版、1969年12月1日、106頁。
- ^ a b “1〜10位 頂点はあのグラマラスボディな2人が一騎打ち”. Asagei plus. 萌える!特撮ヒロイン総選挙 (3). 徳間書店 (2018年5月6日). 2018年5月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月9日閲覧。
- ^ “千葉真一さん死去に堤真一さん「尊敬と感謝」”. 産経ニュース (2021年8月21日). 2021年8月21日閲覧。
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