ジャガー・XJ X300系

ジャガー・XJ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/21 18:31 UTC 版)

X300系

ジャガー・XJ X300系
X300(4.0ソブリン)
X308(ヴァンデン・プラ)
ボディタイプ 4ドア・セダン
エンジン 直列6気筒DOHC3,239 cc[注釈 8](XJ6 3.2/XJ6 3.2セレクト)[3]
直列6気筒DOHC3,980 cc(XJ6 4.0/XJ6 4.0セレクト/ソブリン4.0)[3]/直列6気筒DOHC3,980 ccスーパーチャージャー付き(XJR4.0スーパーチャージド)[3]
駆動方式 FR
変速機 4速AT[4]
全長 5,025 mm[4][3]
全幅 1,800 mm[4][3]
全高 1,360 mm[3]
ホイールベース 2,870 mm[3]
車両重量 1,710 kg(XJ6 3.2/XJ6 3.2セレクト)[4]/1,730 kg(XJ6 4.0/XJ6 4.0セレクト/ソブリン4.0)[4]/1,820 kg(XJR4.0スーパーチャージド)[4]
先代 ジャガー・XJ 40系
後継 ジャガー・XJ X350系
-自動車のスペック表-
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1994年-1997年(6気筒/12気筒)

1994年[4]ボディパネルの大幅な変更を伴う大規模なマイナーチェンジ[4]を受けて「X300」系になった[注釈 9]。「XJ40」で不評であった角型ヘッドライトが廃止され、全て丸型ヘッドライトとなった。

直列6気筒エンジンは、排気量こそ変わらないものの「AJ6」から「AJ16」エンジンに変更を受け、ジャガー史上初となる過給エンジンも登場した。3.2リットルモデルは内径φ91 mm×行程83 mm[3]で3,239 cc[注釈 10]、215 PS/5,100 rpm、32.1 kgm/4,500 rpm[3]

4.0リットルモデルと「ソブリン」は内径φ91 mm×行程102 mmで3,980 cc[3]、245 PS/4,800 rpm、39.9 kgm/4,000 rpm[3]。「XJR4.0スーパーチャージド」[4]は内径φ91 mm×行程102 mmで3,980 cc[3]イートンスーパーチャージャーが付いて325 PS[4][3]/5,000 rpm[3]、52.2 kgm[4][3]/3,050 rpm[3]

また更なる信頼性向上のために電装系が日本電装(現デンソー)製になったほか、アウターパネルのプレスマシンが日本製となったため、ボディパネルの品質も向上した。グレードも見直され、日本ではデイムラーを含め6本、本国では9本のラインナップが用意された。セレクトはコノリーレザーシートなど装備を充実させた日本専用モデル[4]である。

1995年には、初期型には付いていなかったグローブボックスが設置される小変更が行われた。また、1996年にマイナーチェンジを行った。

1998年-2003年(8気筒)

1998年に「X308」系にマイナーチェンジを行った。伝統の直列6気筒/V型12気筒を捨ててV型8気筒AJ-V8エンジンとなった[注釈 11]。なおこれにより「XJ6」の名称は廃止された。

排気量は3.2リットルおよび4.0リットル。トランスミッションは5速AT[注釈 12]に変更された。外装/内装ともに変更を受けより洗練されたスタイルとなるも、かなりのコストダウンが図られた。

2001年マイナーチェンジ。トランスミッション形式が若干変更になる。その他、ウインドウサッシュが「XJR」および後述の「3.2スポーツ」を除くすべてのモデルにおいてメッキになったり、足回りのセッティングが見直されたりと細かい変更を受けた。

またこの年より、日本市場において新たなグレードとして、足回りを強化し外観を「XJR」に近いイメージにした「3.2スポーツ」が追加された[注釈 13]

その後、ジャガーの創始者のウィリアム・ライオンズの生誕100周年を記念した「XJR100」が世界限定500台で発売された。2003年を持って新しい「X350」系に引き継がれた。




  1. ^ 3.14159×(8.3/2)×(8.3/2)×8.6×6=2791.87134279。
  2. ^ 3.14159×(9.21/2)×(9.21/2)×10.6×6=4237.07245467。
  3. ^ 3.14159×(9/2)×(9/2)×7×12=5,343.84459。
  4. ^ 3.14159×(8.3/2)×(8.3/2)×10.6×6=3,441.14374809
  5. ^ High Efficiency、高効率の意。
  6. ^ 3.14159×(9.1/2)×(9.1/2)×8.3×6=3,238.93059535。
  7. ^ 3.14159×(9/2)×(9/2)×7.85×12=5,992.7400045。
  8. ^ 3.14159×(9.1/2)×(9.1/2)×8.3×6=3,238.93059535。
  9. ^ 同時にデイムラー・ダブルシックスも「X300」系ボディの「X305」となった。
  10. ^ 3.14159×(9.1/2)×(9.1/2)×8.3×6=3,238.93059535。
  11. ^ デイムラーも過給器付きV型8気筒を搭載したスーパーV8となった。
  12. ^ NAモデルはZF製、スーパーチャージャーモデルはメルセデス・ベンツ製。
  13. ^ 本国及びアメリカでは「X300」系発売当初から設定があったグレードである
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj bk bl bm bn bo 『ワールド・カー・ガイド12ジャガー』pp.97-112「近年のジャガー」。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 『ワールド・カー・ガイド12ジャガー』pp.165-185「プロダクション・モデルのスペック」。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v 『輸入車ガイドブック1997』p.222。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『輸入車ガイドブック1997』p.93。
  5. ^ 80年代輸入車のすべて- 魅惑の先鋭 輸入車の大攻勢時代. 三栄書房. (2013). pp. 52. ISBN 9784779617232. 
  6. ^ a b c d 『輸入車ガイドブック1993』p.222。
  7. ^ a b c d e f 『輸入車ガイドブック1994』p.222。
  8. ^ a b c 『輸入車ガイドブック1994』p.86。





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