ジャガイモ 生産

ジャガイモ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 01:00 UTC 版)

生産

国際連合食糧農業機関 (FAO) の統計資料 (FAOSTAT)[53] によると、2014年の全世界におけるジャガイモの生産量は3億8168万トン、主食となるイモ類では生産量は最大。生産地域は大陸別ではアジアとヨーロッパが4割ずつを占め、インドを除くといずれも中緯度から高緯度北部に分布。上位5カ国で全生産量の57%を占める。日本の生産量は245万トン(世界シェア0.64%)。

  1.  中国 9557万トン (25.0%)
  2. インド 4640万トン (12.2%)
  3. ロシア 3150万トン (8.3%)
  4.  ウクライナ 2369万トン (6.2%)
  5. アメリカ合衆国 2005万トン (5.3%)
  6. ドイツ 1160万トン (3.0%)
  7. バングラデシュ 895万トン (2.3%)
  8. フランス 809万トン (2.1%)
  9. ポーランド 769万トン (2.0%)
  10. オランダ 710万トン (1.9%)

農林水産省の統計資料[54] による平成28年度の都道府県別収穫量では、全国約216万トン中で北海道が約170万トンと全国の8割を占める。

  1. 北海道 171.5万トン (77.5%)
  2. 長崎県 6.8万トン (4.6%)
  3. 鹿児島県 6.01万トン (3.6%)
  4. 茨城県 4.74万トン (2.2%)
  5. 千葉県 2.87万トン (0.9%)

利用法

塊茎(イモ)は主に食用にされ、味にクセがなく、野菜としても、また穀類としての両面を持ち合わせている[49]。主成分がデンプンであることから、コメトウモロコシと並んで、国によっては主食にもしている[55][49]。またビタミンCに富み、副菜の材料としても使われる[49]。一年中出回っているが食材としての(北半球)は、一般に秋から冬(10 - 2月)、新ジャガイモでは初夏(5 - 6月)とされる[56]。凸凹が少なくて、皮の表面にシワがなくなめらかで、芽が出てなく、緑色に変色していないものが良品とされる[29][56]。ジャガイモの芽、茎、葉、花、果実、緑色になったイモには、中毒を引き起こすソラニンというアルカロイド成分を含むため、食用や薬用に用いることは避けるべきである[28]

ジャガイモの利用形態は、生食(青果)、加工デンプン原料の3種類に大別される。加工用としては、ポテトサラダスナック菓子ポテトチップスなど)、フライドポテト冷凍食品惣菜コロッケなど)がある。デンプンは、いわゆる片栗粉として流通している粉末の原料であり、インスタント麺などの原料にもなる。

栄養価

じゃがいも 塊茎 生[57]
100 gあたりの栄養価
エネルギー 318 kJ (76 kcal)
17.6 g
デンプン 正確性注意 16.9 g
食物繊維 1.3 g
0.1 g
飽和脂肪酸 0.01 g
多価不飽和 0.02 g
1.6 g
ビタミン
チアミン (B1)
(8%)
0.09 mg
リボフラビン (B2)
(3%)
0.03 mg
ナイアシン (B3)
(9%)
1.3 mg
パントテン酸 (B5)
(9%)
0.47 mg
ビタミンB6
(14%)
0.18 mg
葉酸 (B9)
(5%)
21 µg
ビタミンC
(42%)
35 mg
ミネラル
ナトリウム
(0%)
1 mg
カリウム
(9%)
410 mg
カルシウム
(0%)
3 mg
マグネシウム
(6%)
20 mg
リン
(6%)
40 mg
鉄分
(3%)
0.4 mg
亜鉛
(2%)
0.2 mg
(5%)
0.10 mg
マンガン
(5%)
0.11 mg
他の成分
水分 79.8 g
水溶性食物繊維 0.6 g
不溶性食物繊維 0.7 g
ビオチン (B7) 0.4 μg
有機酸 0.5 g

別名:ばれいしょ(馬鈴薯)。廃棄部位:表層
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDIの割合。

ジャガイモの塊茎(イモ)にはデンプンを13 - 20%、たんぱく質を1.5 - 2.6%含み、ビタミンAカロテン)以外のビタミンB1B2Cなどのビタミン類やカリウムも豊富に含んでいる[58][29]。デンプン質を多く含む割には、低カロリーな食品でもあり[58]、エネルギー量は炊いた米飯の約半分である[59]。ジャガイモには約80%の水分が含まれ、残りは炭水化物がほとんどであり、炭水化物の90%がデンプン質である[49]。少量であるが、炭水化物の中に蔗糖果糖も含んでおり、特有のおいしさを形成している[49]

芋類の中でも特にビタミンCが豊富に含まれ、フランスでは「大地(畑)のリンゴpomme de terre:ポム・ド・テール)」と呼ばれ[29]ドイツ語や上述のオランダ語でも同様の表現が存在する。ビタミンCは熱に弱い性質を持つが、ジャガイモの場合では主成分のデンプン質に包まれているため、加熱調理をしても失われにくい利点や、長期保存をしてもほとんど損失しないという特徴がある[29][55][49]。ジャガイモは動物性たんぱく質を減らす効果があるとされ、間接的に尿酸値の増加を抑える効果が期待できる[58]

ジャガイモには可食部100グラム中、食物繊維1.3グラムと豊富に含まれており、便秘解消や大腸癌予防効果が知られている[49]。かつて、がん)予防をめざすデザイナーフーズ計画のピラミッドで3群に属しており、3群の中でも、ローズマリーセージ大麦ベリーと共に3群の最下位に属するが、癌予防効果のある食材であると位置づけられていた[60]

様々な栄養素に富む食品であるジャガイモではあるが、アメリカなどではフライドポテトやポテトチップスとして、大量に消費しているため、健康的な消費の仕方とは言いがたい[49]。煮たり、蒸したり、焼いたりといった日本食的な食材を活かした調理方法であれば、健康的によい食品だといわれている[49]

料理

ジャガイモは各地域で様々な料理に用いられる。形状・加熱の具合や水分量によって多種多様な食感になり、様々な調味料や油脂、乳製品などとの相性が良い。

日本では一般家庭料理の範疇に属するものとして、肉じゃが粉吹芋ポテトサラダいももちなど、じゃがいもを主な食材とする料理がある他、カレーシチューグラタンおでん味噌汁などの具にも広く用いられる。じゃがバターもポピュラーである。

フライドポテトマッシュポテトベイクドポテトヴィシソワーズスープコロッケなど、欧米ではジャガイモを主体とした料理が多くあり、そのまま蒸かして主食する食べ方もある。他にジャガイモ料理としてアイリッシュシチュートルティージャなどが挙げられる。

中国では、千切りしたジャガイモの炒め物も一般的である。また、日本以外では、パンの材料に用いられる。他にパスタニョッキ)にも使われる。

調理上の特性

ジャガイモに含まれるチロシン酸素に触れるとメラニンを生じ褐変を起こすため、皮を剥くなどした切断面を水にさらす方法などで褐変を防ぐ[61]。ただし、30分以上水にさらしてしまうと、細胞膜内のペクチンと水に含まれる無機質が反応して細胞膜が強くなり火が通りにくくなる[61]

品種によって特性が異なるので、料理によって使い分けをする[13]。比較的粘りが少ない粉質の芋(男爵薯など)は、コロッケや粉吹き芋に向いており[13]、皮付きのまま芋を茹でるようにすると、デンプン質が水に流れ出るのを防いで水っぽくならず、ほっくり感がある食感を残して茹で上げることができる[62][13]。粘りがある粘質の芋(メークインなど)は、煮込み料理向きで、サラダにしてもよい[13]

春先に出回る早採りしたジャガイモは「新しゃがいも」「新じゃが」として親しまれ、皮が薄くて水分が多いため、小ぶりのものは皮を剥かずにまるごと調理して、蒸し芋、煮ころがし、揚げ物に向いている[62][56]

保存食

ジャガイモは、古くから凍結乾燥させるという方法で保存性を高め、保存食として利用されてきた。先コロンブス時代、中央アンデス地域において、冷凍したジャガイモを踏みつけることを繰り返すことで水分と毒を抜く方法が発明され、長期にわたる保存・備蓄が可能になった。この凍結乾燥したジャガイモのことを「チューニョ」と呼ぶ。現在でもボリビアペルーの高地(アルティプラーノ)ではチューニョが利用されている。乾燥したチューニョはまるで小石のように見える。塩味のスープに入れて長時間煮込んで食べるが、質の悪いチューニョはアンモニアのような臭いがすることがある。また、若干作り方が異なり、イモの種類も異なるが、原理的にはチューニョと同じ凍結乾燥ジャガイモに「トゥンタ」と呼ばれるものがある。これもペルー南部やボリビアなどで広く食べられている。

日本でも、山梨県の鳴沢村や長野県の一部地域では、ジャガイモを寒冷期の外気温で冷凍させ、踏みつけることを繰り返して、重量と体積を減らし、保存性を高める方法が存在する。「しみいも」「ちぢみいも」などと呼ぶ。

北海道のアイヌ民族も、秋に収穫し切れなかったジャガイモや傷のあるジャガイモを畑に放置し、雪に埋もれて凍るに任せる。放置されたイモは凍結と解凍を繰り返し、干からびて体積が減る。この工程を経て作られた保存食を「ポッチェイモ」「ペネコショイモ」などと呼び、食べる際は水で戻して丸め、団子にして脂を引いた平鍋で焼く。

こうした保存食とは異なるが、現代の北海道では、低温で一年半ほど保管して熟成させ、デンプンを糖化させて甘くしたジャガイモが商品化されている[63][64]

加工食品

スナック菓子としてポテトチップスが広く食べられている。ただし、タンパク質の成分としてトリプトファンが多く、焦がした場合ニトロソアミンに変化することがあるので注意が必要である。なお、ポテトチップス用の品種も存在し、そのような品種は揚げても焦げにくい(無論、焦げないわけではない)という特徴を持つ。2014年のジャガイモ収穫量は245万トン、うちポテトチップ用は37万トンである[65]

デンプン採取

ジャガイモは、そのものが調理に使われるだけでなく、豊富に含まれるデンプンを抽出したものが片栗粉として販売されている(片栗粉は本来はカタクリのデンプンを粉にしたものであるが、現在市場に出回っている片栗粉のほとんどはジャガイモのデンプンである)。

酒造

豊富なデンプンを持つジャガイモは、ウォッカジンアクアビット焼酎ソジュ(韓国焼酎)など蒸留酒の原料にも用いられる。

日本においても、近年、北海道では特産のジャガイモを使ったジャガイモ焼酎(しょうちゅう乙類)の生産が広く行われるようになっている。また、長崎県でも特産品としてジャガイモ焼酎を製造している酒蔵がある。1979年4月に、北海道斜里郡清里町の清里町焼酎醸造事業所が、日本で最初のジャガイモ焼酎となる清里焼酎を製造販売した。以後、北海道の多くの焼酎メーカーがジャガイモ焼酎に参入している。ジャガイモ焼酎は、サツマイモで作る芋焼酎と比べると癖が少なく飲みやすいものとなる。

薬用

ジャガイモを薬用で使うときは、塊茎(イモ)が薬用部位となり、洋芋(ようう)と称する場合がある[15]。イモはすべて皮をむき、芽を完全に取り除いてから用いる[58]。使用にあたっては、あまり体質を問わない薬草でもある[15]。体内のナトリウムを排出する作用があるカリウムを多く含むことから、高血圧予防にも役立つといわれている[29][49]

民間療法で、湿疹かぶれ打ち身くじきやけどには、生のジャガイモをすりおろして、小麦粉と酢を混ぜてガーゼなどに延ばして患部に冷湿布すると、痛みが和らぎ、早期治療に役立つといわれている[58][15]。通風には、日常の食事にジャガイモを取り入れるとともに、前述の冷湿布を併用すれば効果的とされている[58]

胃潰瘍十二指腸潰瘍には、ジャガイモをすり下ろして土鍋に入れ、水分を飛ばして黒くなったものを1日1回2グラムほど服用する[15]

主要品種

栽培特性(耐病性、収量)、加工特性、流通・保存特性、食味など様々な観点から品種改良が行われている[5]

ジャガイモは、品種によって芋の皮の色や肉色、粉質・粘質と性質にも違いがあり、花色にも白色から紫色まである[66]。粉質の品種はホクホクした食感が特徴で、粘質の品種は肉質がきめ細かく、煮崩れしにくい[13]。日本では男爵薯とメークインが2大品種で作付面積の半分以上を占め、その他の農林1号、デジマ、ワセシロなど合わせて99品種が品種登録されている[67]。現在では公的機関ばかりでなく、農家により突然変異を基にした新種育成もまれに行われている[68]。原産地では、皮や肉質に色素がある系統の様々な品種が栽培されていて、近年の日本国内においても、皮色や肉色に色素がある品種も生産されるようになっている[13]。なお、以下の説明における「生食用」は家庭や飲食店での調理素材であることを意味し、非加熱で食用とする意味ではない。

男爵薯(だんしゃくいも)
男爵薯
生食用品種。球形に近く、肉色は白色で粉質[56]。英名は「アイリッシュ・コブラー(Irish Cobbler,「アイルランドの靴直し職人」)」といい、1876年頃にアメリカで赤い「アーリーローズ[69]」の白色変異種として発見され、発見者にちなみ命名されたと伝えられているが、近年の調査で「アーリーローズ」由来説は否定されており、何らかの雑種由来と考えられている[70]明治時代の1908年に川田龍吉男爵イギリスから持ち込んで日本に定着させた品種[66](品種の正体が「アイリッシュ・コブラー」であることは後に判明した)。デンプン含有量は約15%と多く、ホクホクした食感が得られるが、長時間煮ると煮くずれしやすいため、粉吹き芋マッシュポテトコロッケなど潰してから使う料理に適している[62][66]。芽の部分が大きく窪んでおり、でこぼこした形状なので皮をむきにくい。主に、東日本で主流の品種である。花は薄い紫色、雄性不稔のため父親とはならないが、直接の母として「キタアカリ」「農林一号」などがあり、交配によらないものとしてプロトクローンから「ホワイトバロン」が選抜された。
メークイン
メークイン
生食用品種。英名は “May Queen” で、春においしくなることから名付けられたとされる[71]。イギリスで民間に栽培されていたのが1900年に登録され、大正時代に日本に持ち込まれた品種[72]。北海道厚沢部町の道立試験場で初めて栽培されたことから、同町はメークイン国内発祥の地として自認しており、毎年、夏祭りで世界最大のコロッケを揚げてPRしている[73]
粘質で、煮くずれしにくいため、カレーやシチューや肉じゃがなど、煮込み料理に適している[62][71]。花色は白斑入りの紫色で、芋は卵形か腎臓形の楕円形状で、皮が黄色く肉質は淡黄色[66]。凸凹も少なく、皮は剥きやすい[62]。主に西日本での消費が多い。世界的に見ても、特に日本で人気がある種(イギリスでも今日では忘れ去られている)。「メイクイーン」と呼ばれることも多いが、品種名としてはメークインが正しい名前である。花は紫色で雄性不稔。長年派生種は存在しなかった[74] が、21世紀に入って俵正彦により突然変異から「タワラ小判」「タワラ長右衛門宇内」が選抜された。
キタアカリ
キタアカリ
生食用品種。北海道の品種で花色は赤紫、芋は偏球形で、皮が白黄色で肉色は黄色味を帯び、デンプン含有量17%で粉質[56][66]。男爵薯を母親として、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を付与させて農研機構(旧農林水産省北海道農業試験場)で育成したもので、1987年に品種登録された。カロテンやビタミンCの含有量が多い。男爵薯同様に煮崩れしやすく、粉吹き芋やマッシュポテト、ポテトサラダ、コロッケに向いている[66]。独特の甘味と、ほっくりした食感がある[62]
コナフブキ
でんぷん原料用品種(農林認定:ばれいしょ農林26号)。日本において男爵薯についで生産量の多い品種で、北海道のみで作付されている。ジャガイモの最大の害虫とされるジャガイモシストセンチュウに対する抵抗性を持たず、近年は生産量を減らしている[75]
とうや
とうや
生食用品種。品種名は北海道洞爺湖に由来し、皮と肉色から別名「黄爵」(こうしゃく)[注釈 6]ともよばれる[71]。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性およびウイルス病 (PVY) 耐性および大粒で早出しを目標として[76]、農研機構(旧北海道農業試験場)で育成され、1995年に品種登録された。花色は白色、芋は皮は褐色がかった黄色で、内部の肉色が黄色く、カロテンやビタミンCの含有量がやや多い[71][76]。デンプン含有量は15%でやや粘質、煮物に適しており、揚げ物には向いていない[76]
ワセシロ
生食(加工)用品種。北海道立根釧農業試験場で育成され、1974年に品種登録。新じゃがポテトチップの材料として使用される。
トヨシロ
トヨシロ
加工用品種。品種名は、収穫量が豊富で芋の肉質が白色であることから命名された[76]。北海19号とエニワの交配種で、1976年に品種登録。デンプン含有量は16.3%でやや粉質、油加工で変色しにくく、ポテトチップの材料として生産されている品種[76]。花色は白色で、芋は扁円形、皮は淡黄白色をしている[76]。風味は男爵薯に較べると劣るといわれるが、揚げると男爵に比べ色合いがよい。
ホッカイコガネ
生食用品種。「トヨシロ」を母、「北海51号」を父として交配された品種で、1981年に品種登録。花色は淡赤紫色、芋はメークイン似た長楕円形で、皮は淡褐色、肉質はやや黄色みを帯びている[76]。デンプン含有量は16%でやや粘質、煮崩れしがたく[76]、煮崩れに対する強さはメークインを上回る。また油加工でも変色しにくく、フレンチフライの主力品種になっている[76]。収穫時期がメークインより遅いので、その代替品として店舗に並ぶことも多く、「黄金メーク」「コスモメーク」等の別名でも呼ばれる。
インカのめざめ
インカのめざめ
2002年に日本で育成されて種苗登録された品種。花色は紫色で、芋は小粒で卵形、皮は黄褐色で肉色が黄色みの強い[66]。アンデス産の小粒で食味が良い種(S. tuberosum ではなく、2倍体の P. phureja)と、アメリカの品種 Katahdin の半数体を交配させ、日本の長日条件下で栽培できるように開発した2倍体の品種(2倍体のジャガイモの品種は日本初)[77]。デンプン含有量は18%で粉質と粘質の中間[66]。甘みが強く、サツマイモやに似た濃厚な味となめらかな口当たりを持つなど食味はよく[62]、製菓材料にも使われる[66]。収穫量は少なく、病虫害に弱いことから他の品種と比較して栽培が難しい。また発芽しやすく[66]、長期の保存には不向きである。生食用品種として人気が高まってきているが、生産量は少なくジャガイモの中では高価である。北海道十勝地方幕別町などが主産地である。長期冷蔵貯蔵によりさらに糖度の増加した物もあり、近年ではその風味を生かした本格焼酎の原料にもなっている。
デジマ
デジマ
長崎県総合農林試験場で交配・育成された暖地向け二期作用品種で[78]、1971年(昭和46年)に品種登録された。品種名は江戸時代に外国への窓口であった長崎の出島に因んだもの[55]。長崎県を中心に四国九州地域で多く栽培される[55]。花色は白色で、芋は扁円形、皮は淡黄色、肉色は黄白色[78]。デンプン含有量は春作が約11%、秋作は約13%で、秋作の方が粉質傾向がある[78]。煮物から揚げ物まで広範囲に利用され[78]、適度に煮崩れして美味だが、明るい所では緑化しやすい。
農林1号
日本で馬鈴薯として第1号登録された品種。花色は白色で、芋は扁楕円形、皮は黄白色で肉質は白い。やや粉質で、デンプン含有量は16.6%あり、粉ふき芋などに向く[76]
ニシユタカ
ニシユタカ
長崎県をはじめとした九州の赤土で作られる主要品種の一つ[55]。芽が浅くて窪みが少ない[55]。長崎県総合農林試験場で交配・育成され、1978年(昭和53年)に品種登録された。親は母がデジマ、父が長系65号。茎は短く直立、肥大性良、多収で栽培しやすい品種。やや粘質で、煮崩れしにくく甘味もある[55]
ラセット・バーバンク
ラセットバーバンク
英名は “Russet Burbank potato”。1875年にアメリカ合衆国の種苗家ルーサー・バーバンクが開発した『バーバンク』の突然変異により1910年頃に誕生。大きくなるためフライドポテトに向き、日本へも加工品が多く輸出されている。
日本では環境の違いから収量が得られず[79] 栽培されていないため、もっぱら加工品の輸入に頼っている。
“Russet” は、「ザラザラした」という意味で、芋の表面の特徴に因む。ラセット・バーバンク以外にもラセット・レンジャー、ラセット・ノーコタ、ノーキング・ラセット、シェポディーなどの品種があり、これらを総称して「ラセット種」「ラセットポテト」などと呼ぶ。これらラセット種は、アメリカで最もポピュラーな品種である[80]
シンシア
仏名は “Cynthia”。フランスのジャガイモ育種・販売会社であるジェルミコパ社により育成され、1996年に登録された品種。日本では2003年2月に品種登録された。他の品種と比べ卵形のシンプルな形状をしており、切り口は薄い黄色をしている[62]。粘質で貯蔵性に優れ、煮物にしたときの煮崩れが少ない[62]。生でスライスしてサラダにも使われる[71]
アンデス赤(アンデスレッド、レッドアンデス)
皮が濃い赤色をした小さめの扁卵形で、切り口は黄色く、ねっとりした食感と濃厚な甘味が特徴の品種[62]。1971年から1974年にかけて[注釈 7]川上幸治郎らがアーリーローズを母、アンデス原産の2倍体栽培種「S.phureja 253」を父として交配し「M72218」の名で選抜育成していた3倍体の種間雑種系統。芽が出やすい[78]。春作よりむしろ秋作に適し、岡山県牛窓町のばれいしょ採種農家が在来種として栽培を繰り返し維持してきた[注釈 8]。紅色は抗酸化作用があるアントシアニンを含む[78]。デンプン含有量は男爵いも並みで[78]、ホクホクした粉質で、フライ、ポテトサラダ、コロッケ、ポタージュに向く[71]。派生種として、麒麟麦酒が本種のプロトプラスト培養から選抜した「ジャガキッズ」、俵正彦が突然変異から選抜した「タワラマガタマ」「タワラヨーデル」がある。
シェリー
皮が赤色で、形がメークインに似た長楕円形が特徴の品種。粘質で煮崩れしにくく、シチューや煮物料理に向く。皮が薄いため、皮ごと食べられる[71]
紅丸(べにまる)
デンプン含有量が14.8%と多く、主にデンプン採取用に栽培される品種。花色は白色、芋は卵形で皮は淡紅色、肉質は白色であるが淡赤色の斑入りもある。食味は冬を越すと甘くなる[76]

注釈

  1. ^ あるいは「ジャガイモ」を転じた「ジャイモ」「ジャガライモ」「ジャガタイモ」「ジャガタロ」「ジャガタ」「ジャカタ」「ジャガトライモ」[10]
  2. ^ あるいは「馬鈴薯」を転じた「バレンショ」「バレーチョ」「バレージョ」[10]
  3. ^ トウモロコシは温暖な気候に適した作物であり、3500 mを超える高地での栽培跡が確認できていない一方、ジャガイモは4000 m級の場所でも栽培跡が確認されている。
  4. ^ インカ人の人骨に含まれるたんぱく質から生前の食生活を解析した結果、主要な食料源はイモ類、豆類であったことが判明した。
  5. ^ 観葉植物として楽しまれていたが、16世紀の後半にエリザベス1世がジャガイモの若芽を食べてしまい、それに含まれている有害物質のソラニン中毒になったことなどもあり、普及が遅れた。
  6. ^ JAたんの(現:JAきたみらい端野支所)による、独自ブランド名。
  7. ^ 系統名から1972に交配が行われた可能性が高い。
  8. ^ 育成者等は「ネオデリシャス」と呼んでいたが、原採種栽培での名称は「アンデス赤」となっており、一般には「アンデス赤」「レッドアンデス」、「アンデスレッド」「アンデス」等の名称で販売されている。

出典

  1. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Solanum tuberosum L.” (日本語). BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2020年7月4日閲覧。
  2. ^ http://www.nal.usda.gov/fnic/foodcomp/search/[リンク切れ]2011年12月28日閲覧。
  3. ^ 『タンパク質・アミノ酸の必要量 WHO/FAO/UNU合同専門協議会報告』日本アミノ酸学会監訳、医歯薬出版、2009年5月。ISBN 978-4-263-70568-1 邦訳元 Protein and amino acid requirements in human nutrition, Report of a Joint WHO/FAO/UNU Expert Consultation, 2007
  4. ^ a b c d e 吉町晃一「澱粉資源ジャガイモ」 (pdf) 『澱粉科学』第27巻第4号、1980年、 228-243頁、 doi:10.5458/jag1972.27.2282015年3月17日閲覧。
  5. ^ a b c d 森元幸「需要変化と多様な用途に応じたバレイショ新品種」『日本食生活学会誌』第15巻第3号、日本食生活学会、2004年12月、 150-154頁、 doi:10.2740/jisdh.15.150NAID 10014192001
  6. ^ 辻博之「生産履歴からみた加工用バレイショの栽培管理作業の現状」『日本作物学会講演会要旨集』第248回日本作物学会講演会、日本作物学会、2019年、 110-110頁、 doi:10.14829/jcsproc.248.0_110NAID 130007710489
  7. ^ 久保寺秀夫「バレイショのそうか病対策のための土壌酸性簡易診断手法」『植物防疫』第74巻第2号、日本植物防疫協会、2020年2月、 76-79頁、 NAID 40022151562
  8. ^ 石田光之, 吉田孝, 土屋實「組織培養及び挿し木によるジャガイモ種苗の急速増殖」『園芸学会雑誌. 別冊, 園芸学会大会研究発表』第73巻第2号、園芸学会、2004年9月、 400頁、 ISSN 09191917NAID 10024386691
  9. ^ 竹腰恵, 池永誠, 富濵毅, 野口勝憲, 境雅夫「焼酎蒸留残液によるジャガイモ種イモ浸漬処理が共存細菌群集およびそうか病菌に対する拮抗細菌に及ぼす影響」『土と微生物』第74巻第1号、日本土壌微生物学会、2020年、 32-41頁、 doi:10.18946/jssm.74.1_32NAID 130007837715
  10. ^ a b c d 徳川宗賢 1979, pp. [要ページ番号].
  11. ^ ジャガイモ 「どこからきたの?」”. 農林水産省. 2018年4月18日閲覧。
  12. ^ a b 伊藤章治 2008
  13. ^ a b c d e f g h i j k l 講談社編 2013, p. 177.
  14. ^ a b 『爪哇芋渡来三百五十年記念事業趣意書』(長崎県、1948年)
  15. ^ a b c d e f g 貝津好孝 1995, p. 39.
  16. ^ 大修館書店『スタンダード英語語源辞典』
  17. ^ 小学館『西和中辞典』初版4刷 p1413,p1437
  18. ^ 伊藤章治 2008, p. 44
  19. ^ 『南信州・上村 遠山谷の民俗』(長野県下伊那郡上村民俗誌刊行会編)
  20. ^ 佐久市志編纂委員会編纂『佐久市志 民俗編 下』佐久市志刊行会、1990年、1388ページ。
  21. ^ 『岐阜県史』[要文献特定詳細情報]
  22. ^ 美しい村をたずねて 「農具揃」飛騨蓑輪村”. 2019年2月15日閲覧。
  23. ^ 幸田善太夫墓”. 2019年2月15日閲覧。
  24. ^ 高槻泰郎 (2012年10月). “中井清太夫という男”. IEBニュースレター. 神戸大学経営研究所. 2017年9月28日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年4月6日閲覧。
  25. ^ “【食ナビ】山梨名物せいだのたまじ/小粒ジャガイモ甘辛く”. 日本経済新聞』夕刊. (2017年11月28日). https://www.nikkei.com/article/DGKKZO23936540X21C17A1NZ1P00/ 2017年12月6日閲覧。 (要登録)
  26. ^ 治助イモ”. 奥多摩町. 2018年4月23日閲覧。
  27. ^ 林喜茂『アイヌの農耕文化』1969年 慶友社 p84-85
  28. ^ a b c d 田中孝治 1995, p. 182.
  29. ^ a b c d e f g h i j 主婦の友社編 2011, p. 188.
  30. ^ 山本紀夫 2004 - 山本は「中央アンデス高地の市で売られている多種多様な品種のジャガイモはアンデスの人々が何千年もかけて改良した結果に他ならない」と述べている。
  31. ^ 山本紀夫 2004 - 山本は、同時にジャガイモの祖先種と見られる野生種の存在についても言及している。
  32. ^ 山本紀夫 2004.
  33. ^ アンデスの歴史や文化について書かれた資料『新しい記録と良き統治』において、ジャガイモの植え付けを行う人の様子が記録されている。
  34. ^ 石毛直道 『食文化探訪』 新人物往来社、1998年、[要ページ番号]頁。ISBN 4404026846 
  35. ^ ラリー・ザッカーマン『じゃがいもが世界を救った』
  36. ^ 伊藤章治 2008では、イギリスへの伝播についてはスペインの船がアイルランド沖で座礁し、積荷のジャガイモが知られるようになったとする説や、航海家ウォルター・ローリーによる説などが紹介されている
  37. ^ 神戸保「ジャガイモ」 (pdf) 『生活衛生』第29巻第3号、1985年、 177頁、 doi:10.11468/seikatsueisei1957.29.1772015年3月17日閲覧。
  38. ^ 宮澤富美恵「甲州のジャガイモ栽培」『甲州食べもの紀行』山梨県立博物館、2008年
  39. ^ アイヌ民族の「食」 (pdf)”. アイヌ民族博物館. 2013年5月2日閲覧。[リンク切れ]
  40. ^ 角田陽一『図解アイヌ』新紀元社、2018年、134頁。
  41. ^ a b c d e f g h i 講談社編 2013, p. 173.
  42. ^ a b c d e f g 主婦の友社編 2011, p. 193.
  43. ^ a b c d e 主婦の友社編 2011, p. 192.
  44. ^ 自然毒のリスクプロファイル:高等植物:ジャガイモ”. 厚生労働省. 2011年6月9日閲覧。
  45. ^ ソラニンやチャコニンによる健康影響”. 農林水産省. 2018年5月6日閲覧。
  46. ^ 下井俊子、牛山博文、観公子、斉藤和夫、鎌田国広、広門雅子「各種ジャガイモ中のグリコアルカロイド含有量調査」 (pdf) 『食品衛生学雑誌』第48巻第3号、公益社団法人 日本食品衛生学会、2007年6月25日、 77-82頁、 doi:10.3358/shokueishi.48.77NAID 100199743212012年5月15日閲覧。
  47. ^ a b 新藤哲也 et al. 2004.
  48. ^ a b 身近な食品中の植物性自然毒-ジャガイモ”. 東京都福祉保健局. 2008年1月19日閲覧。
  49. ^ a b c d e f g h i j k l m 講談社編 2013, p. 179.
  50. ^ a b c じゃがいも いも知識”. 東京都福祉保健局. 2008年1月19日閲覧。
  51. ^ 小机信行 & 水野進 1989.
  52. ^ ジャガイモの果実の毒性について”. 2008年2月14日閲覧。
  53. ^ FAOSTAT”. 2017年1月6日閲覧。
  54. ^ 作況調査(野菜)”. 2017年7月25日閲覧。
  55. ^ a b c d e f g 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 112.
  56. ^ a b c d e 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 110.
  57. ^ 日本食品標準成分表2015年版(七訂)”. 文部科学省. 2017年1月20日閲覧。
  58. ^ a b c d e f 田中孝治 1995, p. 183.
  59. ^ 講談社編 2018, p. 179.
  60. ^ 大澤俊彦「がん予防と食品」 (pdf) 『日本食生活学会誌』第20巻第1号、2009年、 11-16頁、 doi:10.2740/jisdh.20.112017年4月24日閲覧。
  61. ^ a b 第3章 調理室における衛生管理&調理技術マニュアル”. 文部科学省. 2020年6月5日閲覧。
  62. ^ a b c d e f g h i j k l 主婦の友社編 2011, p. 189.
  63. ^ 本間松蔵商店・俱知安五四〇”. 2018年4月18日閲覧。
  64. ^ “1年半寝かせた甘いジャガイモ 本間松蔵商店、本格販売”. 日経MJ: p. フード面. (2018年4月11日) 
  65. ^ 『ばれいしょの需要変化と品種の動向』独立行政法人農畜産業振興機構”. 2021年2月21日閲覧。
  66. ^ a b c d e f g h i j 講談社編 2013, p. 174.
  67. ^ 農林水産省品種登録ホームページ”. 農林水産省. 2020年3月9日閲覧。
  68. ^ 「農業技術の匠」: 俵(たわら) 正彦(まさひこ) さん(長崎県雲仙市) (pdf)”. 2017年6月1日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年1月22日閲覧。
  69. ^ アーリーローズ”. 日本いも類研究会. 2012年1月22日閲覧。
  70. ^ 男爵薯”. 日本いも類研究会. 2012年1月23日閲覧。
  71. ^ a b c d e f g 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 111.
  72. ^ メークイン”. 日本いも類研究会. 2012年1月23日閲覧。
  73. ^ 厚沢部、巨大コロッケ世界一奪還!”. 『函館新聞』 (2010年7月25日). 2018年8月4日閲覧。
  74. ^ ジャガイモ博物館、交配育種、父母”. 2019年3月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年1月3日閲覧。
  75. ^ コナフブキ”. 日本いも類研究会. 2017年5月11日閲覧。
  76. ^ a b c d e f g h i j k 講談社編 2013, p. 175.
  77. ^ 橙黄肉色を有する二倍体のバレイショ品種「インカのめざめ」 の育成 (PDF)”. 農林水産省農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター (2009年). 2018年8月4日閲覧。
  78. ^ a b c d e f g 講談社編 2013, p. 176.
  79. ^ 浅間和夫. “ラシットバーバンク(ラセット・バーバンク)”. ジャガイモ博物館. 2019年3月31日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年1月23日閲覧。
  80. ^ United States Potato Board - Table-Stock Potatoes”. 米国ポテト協会. 2013年6月7日閲覧。
  81. ^ りんごを貯蔵するのにCA貯蔵という方法がよく使われていると聞きましたが、これはどのような貯蔵方法ですか。”. 農林水産省. 2015年7月10日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年4月1日閲覧。
  82. ^ CA貯蔵とは”. フジプラント株式会社. 2014年4月1日閲覧。
  83. ^ よくねた野菜”. ホクレン. 2014年4月1日閲覧。
  84. ^ 江藤守総「20周年にあたって」 (pdf) 『日本農薬学会誌』第20巻第3号、1995年、 407-414頁、 doi:10.1584/jpestics.20.4072017年5月11日閲覧。
  85. ^ 貞包眞吾; 酒井智代; 林明子; 大川秀郎 (1998) (英語) (pdf). 除草剤クロルプロファムの免疫化学測定. 23. pp. 410-413. doi:10.1584/jpestics.23.410. 
  86. ^ 永美大志「バレイショ加工品中の発芽防止剤残留」 (pdf) 『日本農村医学会雑誌』第45巻第1号、1996年、 19-23頁、 doi:10.2185/jjrm.45.192017年5月11日閲覧。
  87. ^ 食品への放射線照射についての科学的知見に関する調査結果について 薬事・食品衛生審議会食品衛生分科会食品規格部会 (平成22年5月18日開催)配布資料”. 厚生労働省. 2014年7月14日閲覧。
  88. ^ “国内未確認のジャガイモ害虫、北海道でみつかる”. 朝日新聞デジタル. (2015年8月19日). https://www.asahi.com/articles/ASH8M5GKCH8MUTIL03C.html 2015年8月19日閲覧。 
  89. ^ 米国が生ジャガ解禁要請 検疫協議へ 国内産地は反発」『日本農業新聞』2020年8月22日(2020年10月21日閲覧)






ジャガイモと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジャガイモ」の関連用語

ジャガイモのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジャガイモのページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジャガイモ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2021 GRAS Group, Inc.RSS