ジパング 脚注

ジパング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 07:04 UTC 版)

ジパングは、中世近世ヨーロッパの地誌に現れていた東方の島国。現在の日本という説がある。


  1. ^ 愛宕松男訳註『東方見聞録 2』〈東洋文庫〉(平凡社、1971年), p. 133.
  2. ^ 大元朝時代後期に編纂された韻書中原音韻』(1324年)などから再現される大元朝時代前後の近古音を対応させると「日」は riət入声)、「本」は puən上声)、「国」は kuo入声)に比定される。一方、同じ大元朝時代にパスパ文字と漢字音を対応させた朱宗文 撰の韻書『蒙古字韻』(1308年)によると、「日」は ži入声、「本」は bun上声、「国」は guṷ入声にそれぞれ分類されている。
    現代ピンインの場合 /rì-běn-guó/ となり「ジーベングオ」と発音。
  3. ^ https://kotobaken.jp/qa/yokuaru/qa-58/
  4. ^ The book of Ser Marco Polo, the Venetian, concerning the kingdoms and marvels of the East; - first published in 1818
  5. ^ マルコ・ポーロ(愛宕松男訳注)『東方見聞録』東洋文庫158,183, 平凡社, 1970-71.2巻, pp. 139-140
  6. ^ The book of Ser Marco Polo, the Venetian, concerning the kingdoms and marvels of the East; - first published in 1818 P.286 "Concerning the Island of Java the Less. The Kingdoms of Ferlec and Basma."
  7. ^ 石原道博編訳『新訂 旧唐書倭国日本伝 他二篇』〈岩波文庫〉(岩波書店、1986年), pp. 44-72. なお、奝然の入宋は、実際はその前年の983年である。
  8. ^ 『集史』の校訂者の一人であるフランスの東洋学者ブロシュ E. Blochet は「جمنكوj-m-n-k-w」を「日本國」 Dji-pen-koué の音写であるとし、脚注においてマルコ・ポーロの "Sypangu" に対応したものだろうと論じている。Djami el-Tévarikh, Histoire générale du monde par Fadl Allah Rashid ed-Din, Tarikh-i Moubarek-i Ghazani, Histoire des Mongols, (Contenant l'histoire des empereurs mongols successeurs de Tchinkkiz Khaghan, tome II), éditée par E. Blochet, Leyden-London, 1911., p.498.参照。
  9. ^ 的場節子『ジパングと日本 日欧の遭遇』(吉川弘文館2007年






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