ジオブリーダーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/04 05:04 UTC 版)
登場するメカニック
神楽総合警備
- 出張くん一号
- 1.5BOXタイプの自動車。シボレー・アストロに酷似している。
- 出張くん二号
- クルーザー。船名は「りあべ丸」。出張くん五号、六号を搭載していて、更にラハティ L-39 対戦車銃も装備している。
- 出張くん三号
- 1BOXタイプの自動車。かつてスバルが販売していたサンバークラシックと思われる。番外編では田波が友人から預かったフィアットパンダが代理とされる。
- 出張くん四号
- ホンダ・バモス。1970年-1973年にかけて本田技研工業が生産・販売したオープンカー型軽トラック。
- 姫萩夕がプライベートでも使用している。
- 出張くん五号、六号
- 出張くん二号に搭載してある水上オートバイ。
- 出張くん七号
- 詳細は不明。七号の存在を示唆するセリフがあるのみで七号自体はまだ登場していない。
- 仮出張くん
- 電動キックボード。本体に「K-1(仮)」と書いてある。サドルが付いているタイプ。
- 波動砲
- 神楽総合警備の地下にあるメインコンピューターの俗称。電力を大量に消費するため、使用時にエアコンをつけるとブレーカーが落ちる。
- 封印のお札
- 後述の封印プログラムを起動する為のデバイス。半径1.2m(新型は3m)で四方を囲み繋いだPCのプログラムを起動する事で化け猫をバックアップした上で消去(デリート)する。
- 作動させると四方に配置した場合の円周圏内、一枚だとお札の直近の物質を分解ないし吹き飛ばす効果があり、爆薬代わりに使用される事も多い。お札自体にもプログラムがインストールされており、初期化やインストールには神楽社内のスパコン・通称「波動砲」を使用する必要がある。
- 封印のプログラム
- 誰が組んだか不明とされる化け猫封印プログラム。封印の際には閉鎖空間で四方をお札で囲いその中に封印対象がいる間に「消去(デリート)」と掛け声を叫びつつプログラムを実行することで、お札に接続されたPCで封印することになっている。掛け声に関しては神楽の社員は全員それに準じている(姫萩夕だけはPCに疎いため「でりとっ!」と発音)。ちなみに掛け声をわざわざ叫ぶのは、これが神楽の必殺技であるからとのこと。なおハウンドの封印プログラムはグレネードのような武器でお札を使わずに封印可能。そこから更にシステムを磨き上げ、手持ちのHDDに封印するSWEEP GUNも開発された。
- 消去(デリート)と言っているのにも関わらず封印後はディスクが排出されその中に封印を行っている。なお神楽は3.5インチフロッピーディスクに、ハウンドはMOに封印を行っている。
- 封印されたディスクの中身は定期的に神楽社内の波動砲に移されていたが、データは外部リモート等により定期的に厚生省に転送されていたため、桜木高見が波動砲の中を調べた際は移していたはずのデータは存在していなかった。転送された封印データは、各種研究に利用する他、適宜解放して社会に放たれていた。
- 化け猫は封印される度に記憶や人格その物を含めた内面的な欠落が増え、衝動的・短絡的な行動をとる様になる。神楽の波動砲HDD内に残留していた化け猫は電脳空間でも姿を現わせないほどに「擦り切れて」いた。
ハウンド
- MH-1 バラクーダ
- 神宮寺重工製のティルトローター方式の垂直離着陸機。ロボットアーム式の20mmバルカン砲とDAX-1を装備した機体。「漢のロマン」と言われつつも周囲からは「非常識な機体」ととられている。
- IRDA TACTICAL WAPON
- 対化け猫用電子兵装。弾倉に相当するMOにある種のコンピュータウイルスが数十種類装填されていて赤外線レーザーに変換して「磁気情報集合体」とも言える化け猫を一定時間麻痺状態にする。しかし数十分で無力化されてしまい、一度解除されたウイルスは通用しなくなるデメリットも存在する為、後述のスウィープガンとの併用は必須である。
- パソコンに引き金が付いた様な物で落とせば壊れる様な精密機械。導入してからもシステムを根本的に理解していない隊員によってトラブルが続出した[27]。ユニットを交換する事でサブマシンガン型や狙撃銃型に仕様を変更できる。
- SWEEP GUN
- TACウェポンシステムとセットで開発された封印兵器。二本の有線式射出弾頭を持ち、一回の発射で確実に一体の化け猫を封印する。7本のハンディタイプ捕獲機を接続して使用可能なターミナルボックスには厳重にプロテクトを掛けられた5台のHDDを備える。
- 大量の化け猫を同時に封印できる他、TACウェポンシステムのウイルスプログラム補充の機能も持つ。
- DAX-1 磁界防御装置
- 広域磁気遮蔽システム。特殊な電磁場を展開する事で化け猫の磁気情報化を始めとした能力を封じるシステム。作動中は変身や損傷部の再構成も出来なくなるが、「旧軍の殺人光線並」と言われる電力消費が欠点。
- 銃器
- 拳銃:SIG SAUER P228、グロック17(矢島)
- 短機関銃:ベレッタ M12S
- アサルトライフル:SIG SG551、SIG SG552
- 散弾銃:フランキ・スパス12
- 狙撃銃:H&K PSG-1
- 榴弾銃:ワルサー カンプピストル
その他
- PROWLER(プラウラ)
- 米国ロボット・ディフェンズ・システムズ(RDS)社製の自律型ロボット哨戒車両。Programmable Robot Obsever With Logical Enemy Responseの略であり、PROWLER自体が「うろつく者」という意味の英単語でもある。実在する。化け猫が取り憑いて暴走していたが、神楽とハウンドの共同戦線によって撃破された。
- ^ なお、『サンデーGX』(小学館)2009年9月号にて、作者の長期治療と、それに伴い別作品ではあるが連載の長期休載が発表されている。
- ^ コミックス帯より。
- ^ 電撃ビーマガジン 創刊号. メディアワークス. (1998年5月1日). p. 33
- ^ 血縁関係についての詳細は第14巻の段階では不明。
- ^ 元ネタは『俺たちは天使だ!』の麻生探偵事務所の名物料理。
- ^ ちなみに、ばらすだけなら15秒。
- ^ 銃器密売をしている知り合い曰く、ハズかしい恰好。
- ^ ハウンドではなく入江直属。
- ^ 雄麻配下の厚生省もしくは黒猫から離反した化け猫組織。
- ^ 全身ずぶ濡れで拷問に掛けられていたのかすでに廃人同様の状態だった。
- ^ 流派などは不明。
- ^ この時、甥っ子も殺害された。
- ^ 船舶も可。
- ^ ただし、必要な場面では切らしていることが多い。
- ^ 7人兄姉もすべて殺された。
- ^ これしか作れなかったため、一時はカルボナーラばかり作り続け、田波と菊島はそれを毎日食べるはめになり閉口していた。
- ^ 現に神楽広行とも特別な契約を結んでいた。
- ^ 成沢との会話で「100人救えるなら、99人までは見捨てるor犠牲を容認する」と例えている。
- ^ 昭和51年の入江は自ら偽名と言っている。
- ^ ただし、本格的なものでなく落書きが上手い程度。
- ^ 1990年代頃までのアメリカのSWAT部隊がイメージされている。
- ^ 血の繋がりがあるかは不明。
- ^ この攻撃に菊島雄麻の協力があった模様。
- ^ 雄佳と血の繋がりがあるかは不明
- ^ 生死は不明。
- ^ 損壊してもすぐに修復する。
- ^ 作動中のスプリンクラー越しに射撃をしようとした事、三回。銃器と同じ感覚で扱い、本体を損壊した事、二回。
- ^ DVDでは1本の長編形式に編集された
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- 2 ジオブリーダーズの概要
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- 4 OVA
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