シュートボクシング 勝敗

シュートボクシング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 06:14 UTC 版)

勝敗

アマチュア・シュートボクシング

プロ・シュートボクシング

採点方法

以下、シュートボクシング公式サイトより抜粋

  • パンチ・キック・膝蹴り等の打撃や、背負い投げ・スープレックス等の投げ、アームロック・チョークスリーパー等の立ち関節の有効技により、的確かつ有効な攻撃が認められ、相応のダメージを与えたかどうかを判定する。
  • 採点の優先順位は、1.ダウン数・シュートポイント・キャッチポイント、2.相手に与えたダメージの度合い、3.クリーンヒットの数、4.アグレッシブ度(攻勢点)の順とし、優勢の方の選手を常に10点として劣勢の選手から減点していく採点方法を取る。ただし、ポイント差の最大幅は10対6の4ポイントまでとし、これ以上のシュートまたは、キャッチポイントによるポイント差はつかないものとする。
  • 採点基準は以下に準ずる
    • 後方への投げ技によるダウン 4P
    • 前方への投げ技によるダウン 3P
    • 打撃によるダウン・レフェリーより「シュート」コールのあった、背面への投技 2P
    • ラウンドの優勢点・レフェリーより「シュート」コールのあった、前面への投技 1P
    • ラウンドの優勢点・レフェリーより「キャッチ」コールのあった、立ち関節技 1P
    • 反則による減点
  • シュートポイントとは、投げられる側の両足が完全にマットから離れ、投手の腰よりも高い位置を通過して背面からマットに着く、前・後方への投技に対しレフェリーが「シュート」コールをした場合に与えられるポイントをいう。ただしタックルからの投技に関しては、一旦、投げ手が投げられる側の腰を自分の胸よりも上部に位置するまで抱え上げ、その状態から相手の背面がマットにつくように落とす、前・後方への投技に対し、レフェリーが「シュート」コールをした場合のみをポイントとする。
  • キャッチポイントとは、両選手の腕または膝など、両足の裏以外の部分がマットについていない状態での関節技に対し、レフェリーが完全に極まった状態にあると判断し「キャッチ」コールをした場合に与えられるポイントをいう。
  • 本戦5ラウンドで決着がつかず、延長ラウンドを行った場合、その採点方法は全ラウンドを通しての合計点ではなく、延長の各ラウンド毎の採点によって行う。

反則

試合においては以下の技を反則とし、反則には注意、警告または減点が与えられる。最初のみ注意2回で警告とし減点1となるが、以後は即警告が与えられる。警告1で減点1とし、1ラウンド中に減点が3になると失格となる。ただし、反則に関して、審判員が不可抗力であると判断した場合は、この限りではない。

  • 頭突きによる攻撃
  • 下腹部(金的)への攻撃はローブローとして反則を取る
  • サミング及び相手に噛み付くこと
  • 倒れた相手、起き上がろうとしている相手に攻撃すること
  • 主審のブレイクが、かかったにもかかわらず相手を攻撃すること
  • 攻撃であれ、防御であれ、ロープを掴むこと
  • 相手、または主審に対する、侮辱的、あるいは攻撃的言動
  • 故意による後頭部(頭の真後ろの部分、耳の周りは後頭部とはみなさない)への攻撃
  • 技を防御する際に、座り込む等、故意にマットに手や膝をつく等の行為。
  • 故意に相手をリング外へ転落させようとする等の行為
  • その他ルールによって認められていない行為






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