サンダー・ホーク 技の解説

サンダー・ホーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/17 04:59 UTC 版)

技の解説

通常技

技名は『スパIV』時のもの。

操作 立ち(近距離) 立ち(遠距離) しゃがみ 垂直ジャンプ 斜めジャンプ
弱パンチ コンドルビーク ホークビーク アローショット アローシュート ホークネイル
中パンチ ジョークラッシュ タタンカホーン ホーリートーテム アングリートーテム コンドルネイル
強パンチ モンゴリアンチョップ アングリーチョップ ハンマーアクス アングリートマホーク アズテックチョップ
弱キック ストマックプレスキック ロンリーキック ロープレスキック ヘビーコンドルキック ビガーニーキック
中キック ボーンブレイクキック フェイスクラッシュキック ヒールスライドキック ヘビーホークキック デザートトゥーキック
強キック ヘビーリバースキック ヘビートラースキック デザートストームキック ダブルヒールキック アングリードロップキック

特殊技

スラストビーク
手刀を斜め下方向へ打ち下ろす、中段属性の技。横方向へのリーチは短いが、しゃがんだ相手にも当たる。『スパIV』では上段判定となっているが、リーチが長く攻撃判定も強い。『ストII』シリーズと『ストIV』シリーズで使用する。
ヘビーショルダー
ジャンプ中に肩口を下に向けて攻撃する。『ストII』シリーズと『ストIV』シリーズで使用する。
ヘビーボディープレス
ジャンプ中に体を広げた体当たりで下へ落ちていく。攻撃判定は見た目どおり大きく、「昇龍拳」のような無敵技でなければ潰されにくい。この技を出すことで、空中でのホークの高度が低くなる。『スパIIX』では判定が弱くなり、めくり(相手の裏側へ落ちる飛び込み攻撃。ガード方向を惑わせられる)に使えなくなった(一部のキャラクターを除く)。
ハンティングホーク
『ウルトラストリートファイターIV』(以下『ウルIV』)のオメガエディションで追加。小さく飛び上がり、頂点で両手のチョップを振り下ろす。発生は遅いが、しゃがみガード不能で2ヒットする。動作は『ZERO3』の「コンドルスパイア」に近い。

投げ技

メキシカンスルー
軽々と掴み上げた相手を前方へ投げ飛ばす。『ストII』シリーズと『ストIV』シリーズで使用する。
ネックハンギングツリー
掴み技。相手を両腕で持ち上げ、連続で首を締め上げる。『スパIV』では相手を締め上げた後、勢いよく地面に叩きつける。
エルボーストンピング
掴み技。掴んだ相手の顔に連続で肘打ちを叩き込む。『ストII』シリーズのみ使用する。
コンドルハンティング
空中投げ。『ZERO3』でのみ使用する。

必殺技

メキシカンタイフーン
「んんんん〜〜!」と声を上げながら、相手の頭を片手で掴んで振り回しつつ空中に跳び上がり、そのまま地面に叩きつける投げ技。威力が高くなるにつれて、跳び上がる高度も比例して高くなる。
ザンギエフの「スクリューパイルドライバー」と同様にレバー1回転コマンドで発動するが、有効範囲は「スクリューパイルドライバー」よりも若干狭いがいわゆる「吸い込み」に充分。『スパIIX』までは失敗時のいわゆるスカリモーションがなかった(その時に押したボタンの通常技が出た)が、『ZERO3』以降ではスカリモーションが出るようになった。『スパIV』の弱「メキシカンタイフーン」は跳び上がらずに相手を振り回し叩きつけるモーションになった。
サンダーバード
『ウルIV』のオメガエディションのEX版「メキシカンタイフーン」。「みなぎった!」の掛け声と同時に相手の首を掴みあげ「トマホークバスター」で上昇し、空中から「メキシカンタイフーン」で地面に叩きつける。EXゲージを2ブロック消費するが、掴み発生時にはアーマー属性が付き威力が高い。
トマホークバスター
地上で構えを取った後、気合の声と共に斜め上方へ跳ぶ体当たり攻撃。上昇すると両腕を翼のように広げる。
出掛かりに無敵時間があり、連続技や相手の攻めを切り返す用途に使えるが、空振りしたりガードされると隙が大きい。『スパIIX』では弱で出した時のみ無敵。
コンドルダイブ
ジャンプ中のみ出せる技。空中から地上に向かって一直線に滑空して体当たりする。
「波動拳」などの飛び道具の隙を狙ったり、「メキシカンタイフーン」を決めた後に素早く接近する手段としても使用できる。
EX版は『スパIV』ではEX版「トマホークバスター」のヒット後のみ発動でき、『スパIV AE』以降は空中で単発で発動できるようになった。
『ウルIV』のオメガエディションではコマンドがPPP同時押しではなく「波動拳」コマンドになり、強で短い距離を真横に、中と弱で地上に向かって突進する。強では真横に飛んだ後は通常技を出すことができ、「コンドルダイブ」を攻撃のみならずジャンプの飛距離を伸ばす役割としても利用できる。
『ウルIV』まではアーマーブレイク属性で当たると跳ね返る動きだったが、オメガエディションではアーマーブレイク属性が削除されて当たるとそのまま着地する動きになった。
コンドルスパイア
『ZERO3』で追加された技。小さく飛び上がり、頂点で両手のチョップを振り下ろす。中段技(しゃがみガード不能)。弱は垂直に飛び上がり、中→強となるに従いジャンプの距離が伸びる。X-ISMでは使用不可。
『スパIV』では小さく飛び上がった後「トマホークバスター」や「コンドルダイブ」と同様の体勢で水平に突進する。
移動距離は短いが打点の低い攻撃を避けながら攻撃したり、相手をかく乱するための移動手段として使ったりすることが可能。
『ウルIV』のオメガエディションでは飛び上がり時にも攻撃判定が付き、アーマーブレイク属性が付いている。
コンドルライズ
『ウルIV』のオメガエディションで追加。踏み込んで垂直に飛び上がる。飛び上がる高さは通常の垂直ジャンプと同じだが、真上に攻撃判定がある。その後は「コンドルダイブ」や空中攻撃ができる。
アースレイジ
『ウルIV』のオメガエディションで追加。地面に拳を撃ち落とし、衝撃波を吹き起こす。弱中強で衝撃波が起きる位置が変わり、EX版は弱中強の位置から流れるように衝撃波を起こす。
通常版は足元にしか攻撃判定が無いが、EX版は衝撃波によって舞い上がった煙の位置まで攻撃判定が付く。

スーパーコンボ / ウルトラコンボ

ダブルタイフーン
『スパIIX』から使用可能なスーパーコンボ。相手を掴むことに成功すると、2連発で「メキシカンタイフーン」を繰り出す。
『スパIIX』では成立確定時にのみ発動扱い(ゲージを消費)になるため、失敗モーションがなかった。
『ストIV』シリーズではスーパーコンボとして使用。相手を掴むことに成功すると「メキシカンタイフーン(弱)」で地面に叩きつけ、反動で浮いた相手を再び掴み「メキシカーンタイフーン(強)」へと連携して繰り出す。跳ばずに相手を振り回して叩きつけ、反動で空中に浮かんだところをジャンプで追跡し再び掴み、地面に叩きつける。
レイジングタイフーン
『ZERO3』でのスーパーコンボおよび『ストIV』シリーズでのウルトラコンボI。
『ZERO3』版
「メキシカンタイフーン」を連続で決めるスーパーコンボ。技自体は「ダブルタイフーン」と同様だが、Lv3で発動すると3連続になることから名称が変更されている。
有効間合いが非常に狭くなっているほか、発動時の画面が暗転する演出を見てからジャンプで避けられる。また、新たに失敗時のスカりモーションが追加されており、掴みの成否に関わらず発動した時点でゲージを消費するようになった。
『ストIV』シリーズ版
相手を掴むことに成功すると、「メキシカンタイフーン(強)」を繰り出し、相手を振り回しながら跳び上がった後、真下に向かって投げ飛ばす。その直後、自らも倒れた相手の背中に向かって落下し、勢いよくのしかかってダメージを与える。技後は相手の上に座ったまま自身の勝利ポーズと同モーションの動作を行う。
キャニオンスプリッター
『ZERO3』のZ-ISMでのみ使用するスーパーコンボ。「コンドルスパイア」から「トマホークバスター」へ繋げる連続攻撃。しゃがみガード不可だが、威力は「レイジングタイフーン」よりも低い。
レイジングスラッシュ
『ストIV』シリーズにおけるウルトラコンボII。「トマホークバスター」で飛び上がり、空中の相手を捕らえてパワーボムを決め、さらに片手で相手の足を掴み、左右交互に2回ずつ地面に叩きつけて頭上で振り回した後、投げるように地面に叩きつける。

注釈

  1. ^ 『スパIV』のアシスタントプロデューサーの一人である塩沢夏希は、『スパIV』公式ブログに寄せられたファンからの質問への回答の中で彼の格闘スタイルに関する公式設定はないとしている一方、しいて言えば「サンダーフット族に古くから伝わる格闘術」だと述べている[2]

出典

  1. ^ 『ストリートファイターIV/スーパーストリートファイターIV オフィシャルコンプリートワークス』カプコン、2010年6月25日、114頁。 
  2. ^ スーパーストリートファイターIV・オフィシャルブログ「質問に答えちゃうシリーズ(11)」 - ウェイバックマシン(2010年3月29日アーカイブ分) - 2010年03月26日、2022年12月3日閲覧。
  3. ^ 『ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション インターナショナル』のキャラクターデータベースより。
  4. ^ キャラ図鑑061:アロイオ・ホーク|キャラ図鑑|活動報告書|CAPCOM:シャドルー格闘家研究所
  5. ^ a b 『月刊ゲーメスト2月号増刊 スーパーストリートファイターII』新声社、1993年2月19日、129-130頁。 
  6. ^ a b ALL ABOUT カプコン対戦格闘ゲーム 1987-2000』電波新聞社、2000年9月15日、275頁。 



サンダーホーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/02/03 18:54 UTC 版)

サンダーホーク






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