コフィ・キングストン コフィ・キングストンの概要

コフィ・キングストン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/23 06:08 UTC 版)

コフィ・キングストン
プロフィール
リングネーム コフィ・キングストン
コフィ・ジャマイカ
本名 コフィ・ナハジェ・サーコーディエ=メンサー
身長 183cm
体重 96kg
誕生日 (1981-08-14) 1981年8月14日(41歳)
出身地 ガーナ
アシャンティ州クマシ
所属 WWE
デビュー 2005年
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本名、コフィ・サーコーディエ=メンサーKofi Nahaje Sarkodie-Mensah)、アメリカの団体であるWWEに所属。

WWEでは初のジャマイカ出身のプロレスラーという触れ込みで活動していたが、現在はガーナ(アシャンティ州クマシ)出身であることを公表している。

来歴

2006年WWEとディベロップメント契約を交わし下部組織であるDSWに所属。以降OVWFCWに所属し、数多くのマイナーイベントやダーク・マッチなどにも出場していた。

2007年12月にはWWEのブランドの一つECWに登場。2008年1月6日に正式なデビューを果たした。WWEでは初のジャマイカ人選手として注目を浴び、デビュー戦ではジョバー選手相手に勝利を収めている。その後も連勝を続けていたが、同じくECWに所属していたシェルトン・ベンジャミンに敗れ連勝がストップ。その後はベンジャミンとの抗争を展開した。

2008年

6月に行われた追加ドラフトの結果、RAWに移籍。同月に行われたナイト・オブ・チャンピオンズではクリス・ジェリコの保持するIC王座の挑戦者に抜擢され、ショーン・マイケルズの乱入もあり王座を獲得した。8月のサマースラムミッキー・ジェームスと組み、サンティーノ・マレラ&ベス・フェニックスと対戦するも敗退、ミッキーと共に王座を失った。

10月のサイバー・サンデー翌日のRAWにてCMパンクと組みコーディ・ローデス&テッド・デビアス・ジュニアの保持する世界タッグ王座に挑戦し、奪取に成功。その後12月のハウス・ショージョン・モリソン&ザ・ミズに王座を奪われた。

2009年 - 2011年

2009年にはノー・ウェイ・アウトで行われるエリミネーション・チェンバー・マッチ形式での世界ヘビー級王座戦への挑戦権を得るが、PPVの第1試合のWWE王座戦でWWE王座を失ったエッジに入場中に襲撃され、出場枠を奪われた。

6月1日のRAWMVPの保持するUS王座に挑戦し奪取に成功。その後はトリプルスレットマッチや6パック形式の王者に不利な王座戦を多く組まれるも、そのたびに防衛に成功している。しかし10月5日のRAWでの王座戦にてザ・ミズに敗れ、王座陥落。その後ブラッギング・ライツでのランディ・オートンジョン・シナのWWE王座戦に乱入したことや、レガシーテッド・デビアスコーディ・ローデスからプレゼントされた車を壊されたことがきっかけとなり、オートンと抗争を開始した。11月のサバイバー・シリーズではエリミネーション戦で自らチームを率いてオートン軍と闘い勝利したが、12月のTLCのシングル戦で敗北し抗争は終了した。

2010年4月26日のRAWで行われたドラフトによりスマックダウンへ移籍。

NXTシーズン2ではマイケル・マクギリカティを指導するプロとして登場していた。

スマックダウンでは空位だったIC王座のトーナメントを勝ち抜き新王者になるはずだったが、前王者のドリュー・マッキンタイアに返上することになり、抗争を展開。5月23日のオーバー・ザ・リミットでマッキンタイアに勝利してIC王座を獲得したが、8月2日にドルフ・ジグラーに敗れ、王座を失った。その後からジグラーと抗争し何度も王座戦に挑むが、ヴィッキー・ゲレロに邪魔をされ奪還できない時期が続いた。

11月に二年ぶりに開催されたキング・オブ・ザ・リングトーナメントでは予選でジャック・スワガーを破るが、1回戦でシェイマスに敗れた。

2011年1月7日のスマックダウンで行われたジグラーとのIC王座戦に勝利し、王座を奪還した(その後卑怯な手を使ったウェイド・バレットに奪われた)

4月末に行われた追加ドラフトでRAWに移籍した。

5月1日WWEエクストリーム・ルールズにてテーブルマッチでシェイマスを破ってUS王座を獲得した(こちらも、卑怯な手を使ったジグラーに奪われた)。

8月22日のRAWにてエヴァン・ボーンと組んでデビッド・オタンガマイケル・マクギリカティ組を破ってWWE・タッグチーム王座を獲得し、直後にタッグ名を、「エア・ブーン」とした(一般公募から選んだ)。 しばらくはタッグ王者として活動を続けるが、11月頃になるとボーンが欠場、シングルでの戦いやサバイバー・シリーズの伝統の5対5エリミネーションに自身のみ出場。さらに、ボーンが復帰してすぐ謹慎処分を受けたため、ハウスショーにてプリモ&エピコに王座を奪われるというストーリーが組まれた。

2012年

ロイヤルランブル2012において、敗退しかけるがリング外で逆立ちすることで脱落を免れた(両足がつかなければ敗退にならないルール)。 R・トゥルースとチームを組み、再びタッグ戦線で活動するようになる。レッスルマニア28では、12人タッグ戦にテディ・ロング軍として参加し、ジョン・ロウリネイティス軍と対峙するも敗退。4月30日のRAWにて、プリモ&エピコからタッグチーム王座を奪取した。しかし、9月16日のナイト・オブ・チャンピオンズにて、チーム・ヘル・ノーダニエル・ブライアン & ケイン)に敗れ、王座を奪われた。その後トゥルースとのタッグ解消がアナウンスされた。

10月10日、Main Eventにてザ・ミズとのIC王座戦に勝利し、IC王座を獲得。その後、ウェイド・バレットやダミアン・サンドウから王座を防衛し続けていたが、2012年最後のRAWでバレットに王座を奪われた。

2013年

ロイヤルランブル2013にて、脱落しかけるがすでに脱落していたテンサイにしがみついた後、実況席のイスを使ってリングに戻るという復活劇を見せた。

レッスルマニア周辺までは、強豪ヒールに対して手痛く負けることが多かったが、祭典終了2週後のRAWにてUS王者アントニオ・セザーロを倒し3度目のUS王者に輝いた。

しかし、エクストリーム・ルールズでザ・シールドディーン・アンブローズに敗れ王座陥落、さらにライバックとの試合後、追撃(テーブルを何度も貫通させられる)を受け、2か月ほど休場した。

2014年

WWE世界ヘビー級王座を持つオートンを相手に勝利を収める。

ロイヤルランブル2014ではロイヤルランブルマッチに出場。脱落しかけ、一度はすでに脱落していたアレクサンダー・ルセフに抱き留められたあと、彼の攻撃のために観客席近くの防護壁に乗せられたため脱落を免れ、その後防護壁上を走って跳ぶことで復帰、その後もロープに両足をひっかけることで復活。二度の復活劇を見せた。

11月よりエグゼビア・ウッズビッグ・Eゴスペルギミックであるニュー・デイなるユニットを結成してPVを開始し、28日のSmackDownにカーティス・アクセル & スレイター・ゲイター(ヒース・スレイター & タイタス・オニール)とトリオマッチを行い勝利した。

2015年

ニュー・デイの一員で活動している最中、ファンからの "New Day Sucks!!" のチャントに腹を立て、ニュー・デイはヒールターンする。これにより、コフィは初めてWWEでヒールターンした。

2015年4月26日、Extreme Rules 2015にてビッグ・Eと組んでWWEタッグ王座を保持するブラス・リング・クラブ(セザーロ & タイソン・キッド)に挑戦して勝利し、ベルトを奪取した[2]

2019年

2019年4月7日、WrestleMania 35WWE王者ダニエル・ブライアンに挑戦。試合途中にブライアンのセコンドであるローワンの介入に遭うもビッグEとウッズに助けられると、蹴り合いからトラブル・イン・パラダイスを決めて勝利。黒人初のWWE王座戴冠を果たした[3]

得意技

ブーン・ドロップ
ブーン・ドロップ
ドロップキック
ミッドナイト・アワー

フィニッシュ・ホールド

トラブル・イン・パラダイス
フィニッシャー。
自身は、全身で回転力を加えながら片足で飛び上がって相手の頭部を蹴り上げる変型ハイキック。カウンターでも使用する。
旧名、ジャマイカン・バズソー

その他得意技

ブーン・ドロップ
腹部へのレッグドロップ。両足を落とす。技を仕掛ける際、「ブーン!ブーン!(Boom! Boom!)」と見得を切ってから行う。
ザ・ロックのピープルズ・エルボー同様見せ技的要素が大きい。
ロシアンレッグスウィープ
この技からブーン・ドロップへと繋ぐ。
SOS
正面から相手の脇へ体を潜り込ませて、足を振りかぶって大外刈のように相手の足を刈りながら前方に回転して相手を背面から叩きつける。高速で行う雁之助クラッチ。だがこの技は、丸め込みというより投げ技の要素が大きい。
ダイビング・クロスボディ
ドロップキック
スナップ・DDT
ミッドナイト・アワー
ビッグ・Eとの合体技。コーナー上からのダイビング式DDTを繰り出すと同時に、ビッグ・Eがビッグ・エンディングを仕掛ける。

  1. ^ Kofi Kingston”. Online World of Wrestling. 2015年4月26日閲覧。
  2. ^ The New Day's Big E & Kofi Kingston def. Tyson Kidd & Cesaro to win the WWE Tag Team Championship”. WWE.com. 2015年4月26日閲覧。
  3. ^ WWE WrestleMania 35 results: Live updates, matches, 2019 card, grades, recap, start time, highlights”. CBSSports.com. 2018年4月7日閲覧。


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