ゲゲゲの鬼太郎 (テレビアニメ第4シリーズ) ゲゲゲの鬼太郎 (テレビアニメ第4シリーズ)の概要

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ゲゲゲの鬼太郎 (テレビアニメ第4シリーズ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/31 16:49 UTC 版)

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ゲゲゲの鬼太郎
ジャンル ホラー妖怪バトル少年向けアニメ
アニメ
原作 水木しげる
シリーズディレクター 西尾大介
脚本 武上純希橋本裕志
キャラクターデザイン 荒木伸吾姫野美智
音楽 和田薫
アニメーション制作 東映動画
製作 フジテレビ読売広告社
東映動画
放送局 フジテレビほか
放送期間 1996年1月7日 - 1998年3月29日
話数 全114話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

概要

ヒーロー番組ナイズな第3シリーズに対し、原点回帰を重点にクールな作風で原作イメージの忠実な映像化に努め、「怖い本来の鬼太郎が復活」として話題となる。鬼太郎の性格も、ほのかに陰気さを残したドライな個性が復活。ねずみ男の衣の色も初めて原作と同じ黄土色になり、ねこ娘のデザインも原作の雰囲気をベースに可愛い姿に生まれ変わった。主題歌には実力派ブルースバンド憂歌団」を起用。初期シリーズに近いアレンジへ戻し、エンディングも「カランコロンのうた」を使用した。前シリーズ同様に目玉おやじの田の中勇以外のレギュラー声優陣が一新されたが、第2シリーズで砂かけ婆役でレギュラーだった山本圭子と、同じくゲストとして閻魔大王役だった柴田秀勝の2人が、今作では同役にてレギュラーとして復帰を果たしている[注 1][注 2]

こうした初期シリーズへの回帰点が見られる一方で、原作エピソードの多くが大きく改変され、原型を留めないほどに手が加えられた物語も多い。物語は徐々に融和エピソードが増え、最終的には初期シリーズと第3シリーズとの中間点を落としどころにしたような持ち味になる[独自研究?]。感動的なストーリーへとアレンジされた物語がいくつも見られる一方で、第107話や第112話など、妖怪側に全く救いのないエピソードも存在する。脚本家にゲストを招き、第89話を小中千昭、第101話を京極夏彦が担当。双方異色作に仕上がった。また、鬼太郎が空手技を使って戦うなど、従来のシリーズにはなかったスタイリッシュなアクションシーンも盛り込まれている。

完全に全話登場は鬼太郎と目玉おやじの2人で、ねずみ男も近い扱われ方をされているが、例外的に第49話と第59話のみ未登場である。メインヒロインのねこ娘は毎回登場するわけではないが、出番や活躍頻度は前作より増えた。人間の知り合いには村上祐子ら小学生3人組を配し、前期エンディングでも妖怪たちに追いかけられる役でも登場。後に準レギュラー化されたが、次第に登場回数が減少し、2年目からは第74話と第101話しか登場しなかった。過去のシリーズ同様にほとんどの事件は各話毎に解決される無関係な単発の話が進行するが、中盤以降では、宿敵ぬらりひょんと朱の盆のコンビが再登場し、「妖怪王編」を筆頭に何度も鬼太郎と戦いを繰り広げた。

水木しげるが付けた注文は「宮崎アニメのように作って欲しい」で、第3シリーズのムック本で水木は『風の谷のナウシカ』のような色彩にして欲しいとコメントしていた。作画とデザインは、荒木伸吾姫野美智が担当。2年目の第64話から、仕上げ以降の作業はデジタル化され、大幅なコストダウンと省力化に成功した。使用したソフトはRETAS! Proで、解像度は144dpiだった。これが東映動画のデジタルアニメ第1作であり、東映動画としてはアナログ作法からデジタルに切り替わった作品である[1]。各作画監督の修正には個性があり、監督によって絵柄が異なっている。

和田薫による劇伴音楽は人気が高く特にオープニングのバトルアレンジ「戦いが始まる」や、「レクイエム〜魂のやすらぎ」は高評価であり、レクイエムは複数のアレンジが用意された。本作専用の「鬼太郎登場!」というメインテーマも作曲された。この曲は「鬼太郎が心情を持って戦うのを表現したかった」と語っている。また作風は過去作に比べ、和楽器と管弦楽が使用されており、妖怪的な雰囲気を演出している。この手法は後の第5シリーズのサブタイトルにも使用されている。

放送スケジュールが各局ばらばらで、キー局であるフジテレビ系では、日曜朝9時からの枠で放送された。前作と1話差の全114話の長期シリーズとなり、安定した人気を得た。前作は番外編7話分を含めて全115話であることから、レギュラーシーズンのみで114話は現在まで歴代最多の放送話数である。放送話数が多いシリーズであるが、レンタルビデオでは全話がリリースされ、全話を収録したDVD-BOX(完全予約限定生産)が2007年11月21日に発売した[2]

リマスター版[注 3]が製作されており、2016年、アニマックスで放送され字幕放送も実施。2019年6月からは東映チャンネルで2話ずつ放送[3]

次回予告は通常鬼太郎と目玉おやじの会話形式のナレーションで、時々ねこ娘も会話ナレーションに加わることがある。決め台詞は「君の後ろに黒い影」[注 4]

キャスト




注釈

  1. ^ 第3シリーズでも山本はシーサー役、柴田はベアード役でレギュラー出演であった。
  2. ^ 山本と柴田以外にも、第2シリーズ同様に北川米彦が見上げ入道役で第1話にゲスト出演している。
  3. ^ 実質的には63話まではフィルムのHDネガテレシネと映像修復を施したもので、64話以降のデジタル製作分に至ってはフルHDに解像化されている。
  4. ^ 時々違う台詞になることもある。
  5. ^ 第1・第2シリーズでねずみ男役だった事による特別キャスト[4]
  6. ^ ED全話クレジットで、唯一人特別出演者と同様に他のゲスト声優とは別格扱いで表記。
  7. ^ 自社制作番組『にちよう特捜!ほっかいどう N-SOKEN』を日曜8:55 - 9:25で放送することになった関係から日曜 9:25 - 9:55に遅れネット。
  8. ^ 『おばけナイター』でも同名の少年が登場し、容姿も瓜二つで声も日髙のり子が担当しているが、同一人物かどうかは明言されていない。

出典

  1. ^ 日本のアニメ全史
  2. ^ ゲゲゲの鬼太郎 : 東映アニメーション TOEI ANIMATION”. www.toei-anim.co.jp. 2020年3月28日閲覧。
  3. ^ 東映チャンネル | ゲゲゲの鬼太郎(第4期) 毎週(月)7:00~8:00” (日本語). 東映チャンネル. 2020年3月28日閲覧。
  4. ^ 「ゲゲゲの鬼太郎1996 DVD-BOX ゲゲゲBOX 90's『言霊の書』」、2007年11月21日発行、ポニーキャニオン、33頁、他。


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