グラミー賞 受賞者

グラミー賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/16 08:01 UTC 版)

受賞者

最多受賞者

ゲオルク・ショルティが史上最多の31回受賞者である[12]。女性ではアリソン・クラウスが27回受賞で最多[13]。グループでは22回受賞のU2が最多である。


日本人受賞者

日本人のグラミー賞受賞者

批判

グラミー賞はミュージシャン音楽評論家から批判を受けることがある。

1991年、シネイド・オコナーは4部門でノミネート(1部門受賞)されたものの、商業的な祭典であることを理由に授賞式への参加を拒否した。これはグラミー賞史上初めての出来事となった[14]。1996年、パール・ジャム最優秀ハードロック・パフォーマンス賞を受賞した際には、リードボーカルエディ・ヴェダーが「この賞に何の意味があるのか分からない。全く意味がないと思う」とスピーチし、物議を醸した[15]

同年、6部門にノミネートされていたマライア・キャリーが何も受賞できなかったことに論争が巻き起こった。彼女のアルバム『デイドリーム』は全米で1,000万枚以上を売り上げ、ボーイズIIメンと歌ったシングル『ワン・スウィート・デイ』が当時のビルボード Hot 100で史上最長となる16週連続1位を記録するなど、評論家たちは彼女の受賞は間違いないものと予想していた[16]。受賞を完全に逃した瞬間の彼女の落胆した表情がテレビ画面に映し出され、話題となった。

2021年にドレイクがグラミー賞にノミネートされるも、ドレイクはこれを拒否し取り下げを要求した[17]。また、en:Rap-A-Lot RecordsのCEOen:James Princeは、2022年のグラミー賞授賞式と同日にヒップホップのイベントを開催するよう呼び掛けるなど、ヒップホップカルチャーでグラミー賞ボイコットの動きが見られている[18]

秘密委員会問題

秘密委員会は1989年に設置され、1995年から主要4部門の最終選考に関与していた。2019年にグラミー会長となったデボラ・ドゥーガンはノミネートの選考過程の見直しを唱えたところ、他の上層部からの猛反発を受け、2020年にグラミー協会から追放された[19]

2020年にザ・ウィークエンドブラインディング・ライツが世界的に大ヒット。グラミー賞主要部門を独占すると予想されていた[20]が、1部門もノミネートすらされなかったという事件が発生。これは、ザ・ウィークエンドが2021年スーパーボウルハーフタイムショーに出演することが原因とも言われている[21]。これを受けて、ザ・ウィークエンドはグラミー協会を猛批判し、今後のグラミー賞ボイコットを発表した。世論はザ・ウィークエンドを支持し、これを受けてグラミー協会は2021年以降の秘密委員会の廃止を決定した[22]

日本での放送

テレビ中継

1989年の授賞式まではテレビ朝日系で放送され、翌1990年の授賞式からはテレビ東京系に移る。その後、1990年代後半よりWOWOWで放送されている。生中継は同時通訳を介して放送され、再放送は字幕スーパーによる放送となる。

2017年の放送
  • WOWOWで生中継
案内役:ジョン・カビラホラン千秋

ラジオ中継

1980年に、FM大阪が日本国内での独占放送権を獲得し、JFN系全国ネットで放送された。なお、一時期阪急グループがラジオ中継の冠スポンサーに付き、同グループと関係が深い高島忠夫がメインパーソナリティを担当したことがある。その後、InterFM、2008年はミュージックバードが生中継した。親会社のTOKYO FMでもその一部を放送した。2014年は新たにcross fmが時報、コマーシャル無しでの生中継を実施。

2007年の放送
  • InterFMが生中継。
2008年の放送
  • MUSIC BIRD
パーソナリティ:萩原健太、荒ヶ田貴美
  • TOKYO FM
パーソナリティ:西任白鵠(第1部)、Filiz(第2部)
  • FM NORTH WAVE
パーソナリティ:タック・ハーシー
2009年以降の放送
  • InterFMが生中継。
2014年以降の放送
  • InterFM
パーソナリティ:アリ・モリズミ、南美布 / 現地リポーター:大友博
  • cross fm
パーソナリティ:立山律子

  1. ^ “Hollywood Walk of Fame History”. Los Angeles Times. http://projects.latimes.com/hollywood/star-walk/about/ 2011年5月21日閲覧。 
  2. ^ Hollywood Walk of Fame History”. Hollywood Walk of Fame. 2011年5月21日閲覧。
  3. ^ Thomas, Bob (1959年4月8日). “Record Academy Plans TV Spectacular Of Its Own”. Ocala Star-Banner. https://news.google.com/newspapers?id=NnRPAAAAIBAJ&sjid=5wQEAAAAIBAJ&pg=1440,1446700&dq=paul+weston&hl=en 2011年1月29日閲覧。 
  4. ^ “Recording Stars Plan Eddie To Join Oscar And Emmy”. The Deseret News. (1957年8月9日). https://news.google.com/newspapers?id=ca9NAAAAIBAJ&sjid=cEgDAAAAIBAJ&pg=7065,1739274&dq=paul+weston&hl=en 2011年2月2日閲覧。 
  5. ^ “Bronze Stars Begot Grammy”. The Robesonian. (1976年2月22日). https://news.google.com/newspapers?id=aSBAAAAAIBAJ&sjid=Z1gMAAAAIBAJ&pg=3612,4838071&dq=paul+weston+grammy&hl=en 2011年5月2日閲覧。 
  6. ^ FYI/TMI: 55th Annual GRAMMY Awards Draws High Ratings And Record Social Media Comments Grammy.com February 13, 2013. 2013年2月14日閲覧。
  7. ^ グラミー・アワーズ・ノミネート、UKアーティストが大健闘
  8. ^ Contact Information and Directions - Billings Artworks
  9. ^ Making the Grammy”. Billingsartworks.com (2006年). 2010年8月28日閲覧。
  10. ^ About Billings Artworks”. Billingsartworks.com (2006年). 2010年8月28日閲覧。
  11. ^ Recording Academy Awards Category Restructuring”. Grammy.org (2011年4月6日). 2011年8月5日閲覧。
  12. ^ Tommasini, Anthony (2003年2月23日). “Music: the Grammys/Classical; Fewer Records, More Attention”. The New York Times. http://www.nytimes.com/2003/02/23/arts/music-the-grammys-classical-fewer-records-more-attention.html 2010年8月28日閲覧。 
  13. ^ By Todd Leopold CNN (2009年2月9日). “Plant, Krauss rise with 'Raising Sand' at Grammys”. CNN. http://www.cnn.com/2009/SHOWBIZ/Music/02/08/grammy.night/index.html 2010年8月28日閲覧。 
  14. ^ “O'Connor Pulls Out of Grammys”. Los Angeles Times. (1991年2月2日). https://www.latimes.com/archives/la-xpm-1991-02-02-ca-227-story.html 2020年1月28日閲覧。 
  15. ^ “グラミー賞授賞式 過去最悪の珍スピーチの内容はコレだ!”. Techinsight. (2017年2月10日). https://japan.techinsight.jp/excerpt?id=350457 2020年1月28日閲覧。 
  16. ^ “FIVE OF THE BIGGEST SNUBS IN THE HISTORY OF GRAMMY AWARDS”. DTLR VILLA. (2019年12月10日). https://blog.dtlr.com/2019/12/five-of-the-biggest-snubs-in-the-history-of-grammy-awards/?__cf_chl_captcha_tk__=410a370166298c9888716dd05cd0540767578c59-1616581154-0-AYo6SYNyLI0iNp5TVBOfFnLRWK44cXOt5sGPnDFUL_nsgi7T9ILKsTMAk1Cmqe1_SfBPPmE3R8ALBntsw-rgAiOGQEOJNfLJvvkm6CxmykJGSJQxO1TpW5bQGTjuM1ds_C0hmQj1L3ORY1D9FTenAg7FVYW729RHKNFjPZYMEK9kOph4ekxWubPK5h_TceJvObe0ifdkOu__HYijWp-lcDZaW-Z92XFx_OcQfGQ6HVvJJ5aHvpei0opw4rzJZsrrmMEmZU1mTiD3fPGxpZJ_z8kGWa9huWJTeT-1Os_LSHkjDrkIhIBc8aJw0SJfZIJ-ZHUFuYeZFAEsvJN0JBSVfpSG2UPUbOGVFrdf7m10xY-XU_HghK1SzCSkjy0YdXHBxpIBbVl-zX94e03nKWeEK38QvzEtgsmWbm6czGlWKX9DGO1Lmh9Ad_moUCiEig2vnWJQbSUO0M3RH5sE0uwEHmTBkpm9tijM_OzqZCui6QGmt-Ybb71SqcX_y3Ri8R5mPpLUcr_KtSO3EScffCnUPlN5Xb5vFsk3TJzPVsI3QRNAd7yHld9gpo0KN7YWr3TCN_rGoYo31E5U2QdzCc3YRBF698tE7mLLTZWoXXXq6Rk7mtFoLQEbCZSdIMGkh0uwbw 2020年1月28日閲覧。 
  17. ^ Drake(ドレイク)、2022年度のグラミー賞「ベスト・ラップアルバム賞」「ラップ・パフォーマンス賞」にノミネートされるも拒否、取り下げ要求”. 2022年8月19日閲覧。
  18. ^ 「グラミーに代わるアワードを」ヒップホップ文化の威信をかけ『グラミー賞』ボイコットの動きが”. 2022年8月19日閲覧。
  19. ^ グラミー賞2022”. 2022年8月19日閲覧。
  20. ^ ザ・ウィークエンド『After Hours』は、いかにして「コロナ時代のサウンドトラック」となったか?”. 2022年8月19日閲覧。
  21. ^ ザ・ウィークエンド、グラミー賞から『完全無視』で波紋&本人も苦言「グラミー賞は腐ったまま」”. 2022年8月19日閲覧。
  22. ^ ザ・ウィークエンドのグラミー賞ノミネーションがゼロだった原因とされる「秘密委員会」が廃止、という衝撃の発表。ザ・ウィークエンドがそれを受けて、グラミー賞は「それでも腐敗している」とコメント”. 2022年8月19日閲覧。





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