ギルバート・デュランダル ゲームメディアでの出演

ギルバート・デュランダル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 05:50 UTC 版)

ゲームメディアでの出演

ゲーム『スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd』では、機動戦士Ζガンダムパプテマス・シロッコと盟友となっており、人類間戦争をデスティニープランで消滅させた後、彼のクローンによるニュータイプ部隊を結成し、異星人の侵略から地球圏を守護する計画を進めていたが、クローン技術を嫌悪するレイに聞かれてしまい、彼に撃たれる。

スーパーロボット大戦L』ではミネルバ隊が当初から味方などかなり好意的で、ラビッドシンドロームの治療のために奔走したり、ロゴスの糾弾放送の際、ジブリールに先手を打ってマクロス・フロンティア船団が平行世界から来た存在であることを明かしたり、キラに関しても侵略者に少しでも対抗するために敢えて見逃したりしているなど、主人公部隊であるLOTUSの支援をしていたため所属者からも強い信頼を得ていた[注 5]。また、本作のデスティニープランはセントラルを始めとした侵略者に対抗するためにSEEDゼントラ化因子等を持つ者を発見し防衛力を強化する、などその内容に具体性と整合性が持たされていた。しかし、タリアはFAITHとしてデスティニープランを断固拒否する事を決断し、ミネルバ隊メンバーと共々ザフトを離反。同じくデスティニープランに反対の立場を取ったLOTUSもデュランダルと袂を分かつことになり、唯一自身の下へ戻ってきたレイと共に戦うことになるが、敗北後にメサイアの中にやってきたLOTUSのパイロット達との会話の末、彼らの覚悟を見、タリアに諭された結果、世界の行く末を彼らに任せて身を引く事を決意する。その後は崩壊するメサイアに残って運命を共にしたと思われていたが、月面にてLOTUSがクトゥルフムーンWILLの連合軍と戦闘している時、要塞のバリアに攻めあぐねていたLOTUSを援護すべくメサイアと共に現れ、メサイアそのものによる体当たりを決行し、壮絶な最期を遂げた。


注釈

  1. ^ コミック版では世界を滅ぼそうとしたクルーゼと正反対の考えを持っていた。
  2. ^ このテロの援助はデュランダルも察知していたが、黙認していた[10]
  3. ^ オーブ連合首長国首脳部はこれについて「ロゴスという魔女狩り」と述べている。
  4. ^ 「スペシャルエディション2 それぞれの剣」では、デュランダルがシンのSEEDの力を予め把握していたことを示唆した場面が存在する。
  5. ^ 事実、本作と前作である『K』の2作で共演している『神魂合体ゴーダンナー!!』の猿渡ゴオは、『K』ではデュランダルに対し嫌悪感を抱いているが、本作ではラビッドシンドロームを治療してもらったこともあってか強い信頼を持っている。一方で、タリアとアスランはその手回しの良さとラクス暗殺未遂などの事件により、表立っては批判しないもののデュランダルの行動に疑念を抱いていた。

出典

  1. ^ a b c d e 『公式ガイドブック3 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 誓いの宇宙』角川書店、2005年12月、22頁。(ISBN 978-4048539272)
  2. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY オフィシャルファイル フェイズ02』講談社、2005年11月、44-45頁。(ISBN 978-4063671612)
  3. ^ 機動戦士ガンダムSEED DESTINY公式 キャラクター紹介 2020年9月アーカイブ
  4. ^ アニメディア誌2005年11月号 9頁 特殊設定・森田繁が語るところによる。
  5. ^ 機動戦士ガンダムSEED DESTINY SUIT CD Vol.6 シン・アスカ×デスティニー」ビクターエンタテインメント 2005年6月発売
  6. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第5話
  7. ^ a b 『データコレクション機動戦士ガンダムSEED Destiny 下巻』メディアワークス 2007年11月15日 72頁。(ISBN 978-4840240871)
  8. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第1話
  9. ^ 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』第3話
  10. ^ a b メディアワークス「電撃データコレクション 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 上巻」(ISBN 978-4-8402-4058-1) 68頁参照


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