ギャン 上記以外のバリエーション

ギャン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/14 03:45 UTC 版)

上記以外のバリエーション

ギャン量産型 (B)

ツクダホビーのシミュレーションボードゲーム『ジークジオン』サプリメントセット第3弾『トワイライト オブ ジオン』(1991年)に登場(型式番号:MS-15B)。ゲルググの量産に伴い10機程度しか製造されなかったとされる。ゲルググ・タイプのビーム・ライフルを装備しており、遠距離戦闘にも対応している。

なお便宜上、先述の『ギレンの野望』版と区別するため、名称に型式番号末尾の (B) を付記している。

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ギャン・エーオース

諸元
ギャン・エーオース
GYAN EOS[46]
型式番号 YMS-15E
全高 18.2m[47]
重量 56.8t[47]
装甲材質 超硬スチール合金[46]
出力 1,360kW[46]
武装 ビーム・ベイオネット
ジャイアント・バズ
専用シールド

メカニックデザイン企画『MSV-R』に登場。 3機試作されたギャンのうちの2機を突撃機動軍が受領し、ツィマット社とジオニック社の協力を受けて改修した実戦配備機[47]高機動型ゲルググのランドセルに換装することで[48]空間機動性能が向上し、兵装の見直しもおこなわれている[47]。完成した2機は予備パーツとともに突撃機動軍の旗艦直衛部隊に配備されている[49]。改めて本機による量産化が上申され、再検討されるも結局実現していない[49]。塗装は赤と白を基調に、一部黒と黄色が配されている。

武装
ビーム・ベイオネット
銃剣型の試作兵装。先端部にビーム剣を、下部には小型のビーム・ガンを装備するが、ゲルググのビーム・ライフルに比べて威力は低く射程も短い[49]
専用シールド
武器発射機構を排し、白兵戦における防御力を強化しており、装甲材も変更されている[49]。原型機と同様に円形で、中央にはジオン公国章のレリーフが大きく配されている。
作中での活躍
漫画『機動戦士ガンダム MSV-R 宇宙世紀英雄伝説 虹霓のシン・マツナガ』では、デギン・ザビ公王のロイヤル・ガードとして2機が登場、宇宙世紀0079年末のサイド3宙域におけるシン・マツナガジョニー・ライデンの戦闘に介入、停戦を命じマツナガの身柄をズム・シティまで移送する。
漫画『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』では、宇宙世紀0090年にFSS所有の機体が登場。ザンジバル級機動巡洋艦「サングレ・アスル」捜索のために宇宙へ上がったアーガマ級強襲巡洋艦「ニカーヤ」に搭載され、ユーマ・ライトニングが搭乗する。標準塗装の赤が青に変更されており、シールドには公国章の代わりにFSSのマークが描かれている。コックピットは全天周囲モニター・リニアシートに換装されている。コンペイトウ宙域での演習の最中、乱入してきたヴァースキ大尉のジム・ナイトシーカーと交戦、その後に現れたシャア専用ディジェとも交戦する。

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ギャン[ジル・ジグラ機]

漫画「ザ・ブルー・ディスティニー」に登場(型式番号:YMS-15J)。

メカニックとして地球連邦軍に潜入中のジル・ジグラが、地上に保管されていたギャンの内部パーツ(マ・クベ機の予備パーツ)を入手し、連邦軍の技術とパーツによって稼働状態に仕上げた機体。予備パーツであるため、本機はギャンの生産数に含まれていない。塗装は薄紫とダーク・グレーを基調とする[50]

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ギャン ボス・ロレンツォ・カスタム

漫画『機動戦士ガンダム サンダーボルト 外伝』の「砂漠の掟」に登場(型式番号:YMS-15)。名称は模型雑誌『ホビージャパン』2019年11月号による[51]

『サンダーボルト』に登場するほかのMSと同様に独自のアレンジがほどこされており、頭頂部のアンテナには赤く細い旗をなびかせている。砂漠に落下したスペース・コロニーの残骸にできたオアシス「竜骨街」を根城とするロレンツォ・ファミーリアのボス・ロレンツォが搭乗する。本機を目にしたショーン・ミタデラは「ジオンのエリート士官専用のMS」と呼んでいる。武装は、ビーム・サーベルは原型機と同様だが、シールドにニードル・ミサイルは搭載されておらず、6つの発射口からハイド・ボンブではなく短いミサイルのようなものを発射している。

ドレイク・ハンターズから強奪し出品したビッグ・ガンのオークションを台無しにし(ただし、おかげで値段は釣り上がっている)、拠点であるダブデ陸戦艇を破壊したショーンのグフカスタムと交戦するが、加勢に入ったモニカ・エル・ビアンキのガンダム・バウンサーによって頭部を損傷する。直後に竜骨街の顔役であるイエン老師のアッザムの介入により停戦となる。

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ギャンEX

書籍『GUNDAM WEAPONS 2』掲載の近藤和久の漫画「OPERATION TITAN」(のちに単行本『新MS戦記 機動戦士ガンダム短編集』などに収録)に登場(型式番号:MS-15PLUS)。初掲載時には「MS-15S ギャン」という名称であった。

宇宙世紀0083年に木星圏でシャア・アズナブルが搭乗。ビーム・ライフルを携行している。

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ギャン改

ゲーム『SDガンダム GGENERATION(初作)』他に登場(型式番号:MS-15K)。アクシズで開発された機体で、運動性が高く、全体的な性能は同時期に開発されていたバウを上回っていたが、汎用性が低かったために量産化は見送られている。その後、騎士型MSとして開発が続けられ、R・ジャジャとなったとされる。

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注釈

  1. ^ テレビ版『機動戦士ガンダム』第37話でのマ・クベとウラガンの会話より。
  2. ^ モビルスーツバリエーション (MSV)』の設定では、すでにRXタイプMSの情報が入ってから、次期主力空間戦闘用MSの開発が決定したとされ、提出されたプランに当初から本機も含まれている[15]
  3. ^ 本機の空間戦闘能力はザクIIを多少上回るだけとされる[10]一方で、本機は宇宙戦闘を前提としているとする資料もある[16]
  4. ^ 大差を付けられたとする資料もある[4]
  5. ^ a b ゲーム『機動戦士ガンダム 戦士達の軌跡』内のムービー「MSグラフィックス」での解説による[18]
  6. ^ ただし、先行して登場したグフの斬撃武装をヒート・サーベルではなくビーム・サーベルとする資料もある[26]
  7. ^ 劇中では場面ごとに数が異なる。プラモデルでは、旧キット(1/144および1/100)では12箇所、HGUCマスターグレードでは10箇所となっている。
  8. ^ なお、本機の製造メーカーをツィマット社としたのも同書が最初である。それまでの資料でもゲルググの競作機とされていたが、メーカーについては明示されていなかった。
  9. ^ 攻略本などで、出典を『ギレンの野望』としている[42]

出典

  1. ^ a b 公式ウェブ 2019.
  2. ^ アイアンワークス 1989, p. 86.
  3. ^ a b c d ガンダムRPGアドバンスド 1998, p. 146.
  4. ^ a b c d センチュリー 1981, p. 40.
  5. ^ 宇宙世紀2大事典編 1998, p. 68.
  6. ^ a b c d e f g h i EB一年戦争編 1989, p. 52-53.
  7. ^ a b c d e f g h ロボット大全集 1981, p. 148-149.
  8. ^ a b c d MSVコレクションファイル宇宙編 1999.
  9. ^ 近藤和久画集 1998, p. 35.
  10. ^ a b c MSVジオン軍MS・MA編 1984, p. 104.
  11. ^ a b c d e f MGギャン 2006, p. 2.
  12. ^ a b c d MGギャン 2006, p. 5.
  13. ^ a b c MSVジオン軍MS・MA編 1984, p. 32.
  14. ^ a b c d e MGシャアゲルググ 1996, p. 3.
  15. ^ a b MSVジオン軍MS・MA編 1984, p. 72.
  16. ^ a b c ストーリーブック4 1981, p. 106.
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m HGUCギャン 1999.
  18. ^ 戦士達の軌跡 2004.
  19. ^ Ζを10倍楽しむ本 1985, p. 135.
  20. ^ ΖΖ公式サイト 2019.
  21. ^ a b MGギャン 2006, p. 9.
  22. ^ a b c ファクトファイル22 2005, p. 1-4.
  23. ^ a b c MGギャン 2006, p. 6.
  24. ^ a b 解体新書 2007, p. 96-99.
  25. ^ a b MGギャン 2006, p. 7.
  26. ^ 記録全集4 1980, p. 196.
  27. ^ a b c 記録全集5 1980, p. 154.
  28. ^ a b HGUCギャンRevive 2016.
  29. ^ ガンダム超百科 1980, p. 134.
  30. ^ a b c d ロマンアルバム 1980, p. 140.
  31. ^ a b 大事典上巻 1982, p. 54-56.
  32. ^ 僕たちの好きなガンダム 2004, p. 330.
  33. ^ a b c MGギャン 2006, p. 16.
  34. ^ MJ8905 1989, p. 43.
  35. ^ C.D.A.1 2002, p. 161.
  36. ^ a b 記録全集5 1980, p. 185-186.
  37. ^ EB一年戦争編 1989, p. 21.
  38. ^ MS大全集98 1998, p. 19,111.
  39. ^ MS大全集2003 2003, p. 14,117.
  40. ^ ガンプラジェネレーション 1999, p. 69.
  41. ^ ロボット大全集 1981, p. 51.
  42. ^ Gジェネ0ガイドブック 1999, p. 142.
  43. ^ バトラインギャン高機動型 2009.
  44. ^ a b 電撃ホビー0211 2002, p. 45.
  45. ^ a b 電撃ホビー0211 2002, p. 46.
  46. ^ a b c MSVスタンダード 2018, p. 103.
  47. ^ a b c d MSV-Rジオン編 2014, p. 24-25.
  48. ^ ガンダムエース1304 2013, p. 57.
  49. ^ a b c d MSV-Rジオン編 2014, p. 101.
  50. ^ ガンダムエース1909 2019, p. 353.
  51. ^ ホビージャパン1911 2019, p. 18-21.
  52. ^ a b GジェネF 2000.


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